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横顔と矯正治療|三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科

2018年3月8日

こんにちは、三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科(東京都世田谷区) 院長の内澤です。

 

ふと

鏡を見た時に、何をみますか?

歯並び?髪型?えがお?

そこに、横顔ははいりますか?

横顔の雰囲気、例えば下顎が出ていたり、口元が出ていたり、またはバランスのいい横顔

またはバランスのいい横顔ってなんでしょう?

 

横顔を評価する方法にE-LINE やS-LINEという基準


以前は、横顔の評価の一つに、鼻の上と顎とを結んだライン上に上唇と下唇の一番出ているところが一致すると綺麗に見える(E-LINE)といわれていました。しかし最近では基準も変わり、E-LINE よりもS-LINEが有用だと言われています。

S-LINEとはライン上に上唇と下唇の一番出ているところが一致せずに、やや内側に唇が位置する横顔が綺麗だといわれています。

一般的に日本人は頤が未発達で鼻が低い人が多いため、相対的に上下唇の位置が前に出たように見えます。そのため、日本人がE-LINE やS-LINEという基準を達成する方は少ないです。

 

横顔の評価を高めるには頤、唇、鼻の位置が重要となります。

矯正治療によって改善できる範囲は限られますが、矯正治療によって口元の位置関係を改善することもできます。

 

唇の位置


例えば、前歯が前に出ていれば、もちろん唇も前に出ますし、逆に前歯が後退すれば、唇も後退します。

つまり、前歯の位置関係が重要になります。

前歯が前に出ている状態には、出っ歯(上顎前突や上下顎前突)があります。

 

上顎前突

上顎の歯が相対的にした顎の歯よりも前にある状態を言います。

 

上下顎前突

上顎前突とは違い、上顎の歯と下顎の歯の両方が前方に出ている状態を言います。

 

顎の位置


顎の位置関係も横顔を評価するときに重要となります。

例えば、顎の位置が前方に突出すると、鼻の上と顎とを結んだラインよりも唇は大きく後退します。

また逆に顎の位置が後方に後退すると、鼻の上と顎とを結んだラインよりも唇は大きく突出します。

 

 

 

まとめ


横顔の評価には頤、唇、鼻の位置が重要となります。

この位置関係の改善方法には、美容整形外科での治療、歯に対する矯正治療、外科手術を併用した矯正治療等の方法があります。その中で、どのように治療を行うかは、ちゃんと検討したほうがいいと思います。

以前、出っ歯の改善方法やメリットとして以前ブログを書いていますので見ていただければと思います。

 

出っ歯の改善方法,プレオルソ,インビザ,裏側矯正

 

出っ歯の矯正治療

2018年2月20日

こんにちは三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科(東京都世田谷区)院長の内澤です。

 

矯正治療中の歯の動きを

本日は動画でのせたので見ていただければと思います。

 

 

 

大まかな矯正治療のながれ


基本的には、矯正治療の流れは、

①歯のでこぼこをとって

②歯を抜いたスペースを閉じる

③かみ合わせの調整、最終調整

④患者様にかみ合わせ、歯並びを確認してもらい

⑤問題なければ、また患者様に同意していただければ矯正装置を外して、綺麗な歯並びを維持するための装置へ変更します。

 

今回は、上記の流れを動画で表現しています。

 

ちなみに、動画の患者様は、出っ歯を改善したいということで来院いただきました。

 

治療開始前に


矯正治療にて、歯を動かす治療を行う前には

①相談

②精密検査

③診断

その後にやっと歯を動かす治療が始まります。

 

相談では…

ちなみに、相談では、今の歯並びでどこが気になっているのか、またどのようなことを重視して治療を考えていきたいか等を聞かせていただき。

また、一般的な矯正治療の流れや、現状の歯並びの状態をお伝えいたします。

 

精密検査では…

精密検査では、かみ合わせの状態、親知らずの有無、歯の根っこの状況、前歯の傾斜の程度、また歯の土台となっている骨の前後関係の位置関係の確認等を行ないます。

精密検査の結果から、どのように治療を行うのか、抜歯を行うのか、またどんなメカニクスでどの順番で歯を動かすかの検討をします。

今回は、骨格的にも、歯も両方ともに出っ歯の結果が出てきました

 

 

精密検査後に、精密検査の結果を含め、どの装置を使用するのか(舌側矯正、表側矯正、マウスピース型矯正装置等)、抜歯をするかどうか、治療開始のタイミングをいつにするかを患者様と相談しながら、理想的な治療方法をご提案し、最終的な治療方法を患者様と検討しました。

その結果、表向きの矯正装置にて上顎の歯を2本抜歯して治療を行う事となりました。治療期間はちょうど2年でした。

 

まとめ


矯正治療の方法は、患者様それぞれで違います。それは、患者様のお口の状況、また治療に対して優先することが患者様ごとそれぞれで違うために生じます。このため、矯正治療を行う上で、相談、検査、診断は重要となってきます。

ちなみに、当院では、相談、検査、診断が無料となっておりますので、一度ご相談いただければと思います。

https://www.sangenjaya-ortho.com

 

 

 

 

 

 

出っ歯の改善方法,プレオルソ,インビザ,裏側矯正

2018年1月27日

こんにちは、三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科(世田谷区三軒茶屋)の院長 内澤です。

本日は出っ歯の分類、使用する矯正装置の一例、出っ歯の改善にによるメリットについてまとめます。

出っ歯の分類


出っ歯にも色々な種類があります。

基本的には、歯は骨の中に埋まっていますので、骨の位置が前に出れば歯も前に出ます。

⒈骨が原因の場合

a)下顎の骨は前後的な位置関係が標準的でも、上顎の骨が前方に出ている状態

b)上顎の骨は前後的な位置関係が標準的でも、下顎の骨が後方に下がっている

状態

c)上顎の骨が前方に出ていて、さらに下顎の骨が後方に下がっている状態

つまり、相対的に上顎が下顎よりも前方に位置する状態を骨格性上顎前突、一般的に出っ歯といわれます。

2.歯に原因がある場合

歯は骨の中に埋まっていますが、骨の中で歯の前後的な位置が異なるとかみ合わせも変わってきます。たとえば、骨の前後的位置に問題がなくても、もし、上顎の歯が相対的に下顎の歯よりも前方にあると上顎前突、一般的に出っ歯ともいわれます。

 

3.その他

出っ歯には、上下前歯の前後的位置関係だけではなく、前歯の傾斜が強い場合にも出っ歯とも言われています。

 

治療に使用する矯正装置


出っ歯の改善には、子供の歯と大人の歯が混在する時期(混合歯列期)

と、全ての歯が大人の歯に生え変わった状態(永久歯列期)で治療法が異なります。

 

混合歯列期

出っ歯の改善方法としては、この時期は身長が伸びる時期なため、成長も含めて検討します。

この時期の治療方法としては、ヘットギアというものがあります。

ヘットギアは取り外しのできる矯正装置を在宅時に使用します。

原理としては、上顎の歯に後方への矯正力を加え、出っ歯の改善を行います。

また他の装置として、マウスピース型矯正装置(プレオルソ)があります。

この装置は、装置の使用により下顎の前方への成長を期待し、下顎の位置を前方でかむようにして、出っ歯の改善を行います。

この時期は、かみ合わせの治療を重視します。

 

永久歯列期

この時期に使用する装置としては、目立たない矯正装置である、マウスピース型矯正装置(インビザライン )や裏側矯正、一般的な表向きの矯正装置があります。

出っ歯の改善方法としては、上顎の歯に後方への矯正力を加えるか、抜歯によって、出っ歯の改善を行います。

抜歯するかどうかは、どれだけ前歯の位置の改善をするのか、また、歯の凸凹があるのかで検討します。

この時期は、かみ合わせと歯並びの治療を重視します。

 

出っ歯の改善により… 


唇の前後的な位置は、前歯の位置で決定されます。例えば、歯が前方にあれば、唇も前方に出ますし、反対に歯が後方にあれば、唇も後方に下がります。

出っ歯でも上顎の歯が前方に突出した出っ歯の場合、出っ歯の改善により上唇が後退するため、横顔のみえ方も改善されます。

 

出っ歯の治療前

出っ歯の治療前

 

出っ歯の治療後

出っ歯の治療後

 

まとめ


出っ歯の改善方法は、治療開始時期によって治療方法が大きく変わります。

また、お口の状態が一緒の方はいないため、一人一人治療方法が異なります。

一度、出っ歯のことで心配なことがあれば、ご相談ください。

 

 

 

 

 

かみ合わせの種類 歯の大きさと土台となる骨の大きさの不調和が原因

2018年1月24日

こんにちは、三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科(院長の)内澤です。

 

 

悪いかみ合わせや歯並びを構成している歯並びを分類すると、大きく3つに分類できます。

1つ目:歯の大きさと土台となる骨の大きさに不調和が生じた状態

 

2つ目:上顎と下顎とが前後的な不調和が生じた状態

 

3つ目:上顎と下顎とがす垂直的な不調和が生じた状態

 

(さらに…)

出っ歯と矯正

2018年1月15日

こんにちは、三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科(東京都世田谷区)院長の内澤です。

 

出っ歯とは

一般的に、出っ歯と言われると、「笑った時に上顎前歯が目立つ」とか、「上顎前歯が前方に出ている」とか、「上顎の前歯の傾斜が強い」と状態を出っ歯と思われています。

しかし、歯科学的には出っ歯は上顎前突といわれ、相対的に上顎の歯が下顎よりも前方にある状態のことを言います。

つまり、歯科に従事している人間と一般的か考えとの間でギャップがあります。

このため、出っ歯を治したいといわれた場合には、どのような状態を出っ歯と考えているのか、また、治療後によってどのように改善したいかを患者様からのヒヤリングを行い、患者様と医院との間の治療に対する考え方や、治療目標のギャップをゼロに近づけることが重要となってきます。

 

 

出っ歯になる理由とは

(さらに…)

口呼吸で、でっぱ??

2017年12月13日

こんにちは、三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科の歯科医師、内澤理恵です。

 

12月も半ばに差し掛かり、日に日に寒さが増してきましたね。
風邪引きさんが増える季節です。インフルエンザだけでなく、普通の風邪でもなかなかに厄介で、注意が必要ですよね。

ウチの子たちも数日前から鼻水が出ていて、息苦しそうにしています。お口でハァハァ呼吸して…

ところでこのハァハァ呼吸、お口や身体に悪い影響が出ることがあるって知ってましたか??

 

鼻毛の実力!


この呼吸は口呼吸(こうこきゅう)といいます。
正しい呼吸では鼻から空気を吸い込みます。空気が鼻の中を通る時に加湿され、鼻毛のフィルターで異物が除去されて身体にとって優しい状態になって気道に流れ込みます。
ところが口呼吸をしていると、乾いた冷たい空気が直接喉や気道に進入し、しかもウィルスも除去されていないので、鼻で呼吸している人より風邪やインフルエンザにかかりやすくなってしまうのです!
唇も、常に乾燥した風にさらされている状態なので、リップクリームなどでケアしてもガサガサに荒れてしまいます。

 

出っ歯になる!?


歯並びにとっても悪いことがあります。
本来歯は外側は唇や頬、内側は舌の両方から押されあってキレイな馬てい形(馬のヒズメのようなU字型)をしています。ところが、口呼吸によって唇が開きっぱなしになると唇に支えられていたはずの前歯は舌が押す力に負けて出っ歯になってきてしまうのです。
前歯の歯並びでお顔の印象はかなり変わってしまいます。
また、出っ歯になってしまうと前歯で海苔やラーメンや焼肉など、食べ物を噛み切ることができなくなってしまい、食べにくい、食事の時の魅力が半減、さらには消化不良など、多くの悪影響が出てきてしまいます。
さらに、口の中は唾液によって汚れを洗い流す作用があるのですが、口呼吸で前歯の部分の歯茎が乾燥すると唾液が行き渡らずに歯肉炎や前歯の虫歯も出来やすくなってしまいます。

矯正治療?それとも耳鼻科??


口呼吸の原因が鼻炎やアデノイド(のどの奥のリンパ組織)など、症状や場合によっては耳鼻科の先生と一緒に治療するケースもあります。
とは言え、患者さまそれぞれに状態は異なりますので、口呼吸で気になることがあったらお気軽にご相談くださいね。

 

三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科の内澤理恵でした。

 

 

 

出っ歯と鼻呼吸、口呼吸

2017年12月3日

こんにちは、三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科(東京都世田谷区)院長内澤です。

 

乾燥がだんだんと厳しくなる季節となってきました。

体調の管理はどうでしょうか?

手洗いとうがい、そして十分な休息は取れているでしょうか。

 

本日は、口呼吸が歯並び(『出っ歯』)に大きく関わっているお話をします。

 

人間は、呼吸する方法として、口から呼吸する方法と鼻から呼吸する方法がありますが、お鼻から呼吸しているでしょうか?

 

 

鼻呼吸に比べ口呼吸の方が、全身や歯に対してのデメリットがあります。

 

全身との関わりとしては、


 

風邪やウイルス感染しやすくなります。

 

理由としては、鼻呼吸の場合だと、吸った息が鼻の粘膜を通過することで、吸気した空気の湿度が高くなります。しかし口呼吸の場合、このメカニクスがなくなるため、のどや肺への刺激が強くなり、風邪をひきやすくなります。

また、ウイルスは湿度に弱いと言われています。

 

 

歯との関わりとしては、


 

前歯の歯茎が腫れる、虫歯や歯槽膿漏のリスクが高くなります。

 

理由としては、口呼吸をすることで、お口の中、特に前歯部の、虫歯や歯槽膿漏を予防する働きのある唾液が乾燥するためです。

乾燥により、歯槽膿漏、虫歯はお口の中にいる細菌が悪さをして、歯茎を腫らしたり、歯に穴を開けたりします。

また、口臭も出てきます。

 

 

では、歯並びは?


 

『出っ歯』になるリスクが上がります。

 

理由としては、歯は、お口の中で、バランスをとりながら並んでいます。

例えば、前歯の前後的位置関係は、①舌の舌側から唇側に向かって押す力と、②唇の唇側から舌側に向かって押す力、この2つの力のバランスによって並んでいます。極端な話、①の舌が押す力が強いと、前歯が前に出て『出っ歯』になりますし、②の唇の押す力が強いと前歯は舌側に倒れこみ、受け口となります。

 

ここでなぜ、口呼吸で『出っ歯』になるかというと、

鼻呼吸の場合だと、お口が閉じているために、頬、唇が歯を舌側に押し、舌が歯を唇側に押す力が生じます。

しかし、口呼吸になると、唇は開き、また、上顎前歯を押していた舌も下顎の方に下がります。

このため、鼻呼吸でバランスが取れていた力関係が崩れ、頬の頬側から舌側へ押す力が強くなることで奥歯が、全体的に舌側に押され、押された反動で前歯が前方に押され、『出っ歯』となります。

 

以上が口呼吸と『出っ歯』との関わりでした。

 

受け口(反対咬合)原因、種類、治療方法、値段

2017年11月20日

以前のブログで、

噛み合わせによって、将来の歯の残りやすさに大きな差が出ますよと書かせていただきましたが、今回は、

かみあわせの分類の一つ、下顎前突(受け口)についてまとめてみました。

 

 

下顎前突(受け口)とは?


下顎前突(受け口)とは、相対的に下顎が上顎より前に突き出ている状態のことです。

一般的な症状として、発音しづらい、食べづらい等がありますが、受け口の程度によって症状は様々です。

受け口の種類と原因は?


受け口にも3種類があります。

  • 骨の前後的位置が原因となるもの

顔の形と大きく関わります。つまり歯を支えている「骨」の前後的位置関係によるもので、相対的に下顎の骨が前にあると「受け口」ですし、逆に相対的に下顎が後方に下がると「でっぱ」となります。

 

  • 前歯の生える方向が原因となるもの

歯が大きく関わります。上顎の前歯が舌側に倒れこんで、下顎の歯が唇側に倒れこむと受け口になってしまうことがあります。

 

  • 癖が原因となるもの

乳歯のみの歯並びのときや、永久歯と子供のはが混在する歯並びのときに、下顎の歯を舌で押す癖や、かみあわせが安定せずに下顎を前方に突き出す癖等があると、受け口になってしまうこともあります。

 

治療のタイミング


歯並びかみあわせを改善する、ブラケット等を使用した矯正治療はすべての歯が大人の歯に生え変わってから開始することが多いですが、受け口、特に骨が原因の受け口の場合は注意が必要です

なぜなら、歯は骨を土台にして並んでいます。特に下顎の成長時期は体の成長時期と大きく関わります。身長が著しく伸びるときに、下顎も成長が著しくなります。つまり、成長途中で矯正治療を開始すると、治療途中にさらに下顎が前方に出てきて、かみあわせがずれてくる可能性があります。

そのため、お勧めするのは、成長終了し骨の位置関係が決定してからの治療をお勧めします。

 

 

受け口の治療方法


今回は、すべての歯が大人歯に生え変わってからの治療方法を説明します。

1.矯正治療単独での方法

ワイヤー矯正やマウスピース矯正などで治療を行います。

上下顎の位置関係の変化はないです。

 

2.矯正治療と手術を併用した治療

相対的な下顎の突出が大きい場合や、下顎が出ていることが気になる場合に手術を併用した矯正治療を行います。

 

 

受け口の治療費


矯正治療単独だと、基本的には自費診療となるため、医院それぞれの値段が適応されます。

もし、手術を併用した治療の場合だと、美容目的の治療だと自費診療になりますが、咬合改善のための場合、保険診療適応になる場合があります。

 

 

まとめ


受け口は、一般的に歯を残しにくく、日常生活にも支障をきたしますので、心配なことがあれば、矯正歯科専門医に一度ご相談ください。

 

 

 

三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科

 

 

 

 

かみあわせが良くないと歯の残せる確率が低い/三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科

2017年11月18日

こんにちは。三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科(東京都世田谷区)院長の内澤です。

 

矯正相談で、「私の歯並びは、矯正治療が必要か」と聞かれることが多いです。

矯正治療を受けるメリットとして、矯正治療でかみあわせの改善を行うことで、将来の自分の歯を残しやすいというメリットもあります。

そこで今回は、かみあわせによって、本当に将来の自分の歯を残しやすいかどうかを検討してみます。

 

 

咬み合わせにはいろんな種類があります


かみあわせの種類として、大きく分類すると

①歯全体がでこぼこ並んでいる叢生(でこぼこ)

②垂直的な分類として、上顎の歯が下顎の歯を覆いかぶさる量が多い過蓋咬合(かみあわせが深い)と、上顎と下顎の歯の間がかんでも間が空いている開口(オープンバイト)

③水平的な分類として、相対的に下顎の歯が前方に出ている下顎前突(受け口)、相対的に上顎の歯が出ている上顎前突(でっぱ)に分類することができます。

 

一般的に矯正治療を行うかみあわせは、上記の分類が混ざりあったものが多いです。

 

 

かみあわせで歯の残り方が違います


たとえば、1999年に日本歯科医師会雑誌に投稿された東京歯科大学の論文によると、

8020運動(日本歯科医師会と厚生省(当時)が1989年から推奨している運動です。

20本以上自身の歯があれば、食生活に不自由なく、大体のものが咬めるとされており、そのため80歳になっても20本以上の歯を残し、健康的な生活を送ろうという運動です。)達成者の咬み合わせを比較すると、

 

正常咬合者:56.%

過蓋咬合(かみあわせが深い):22.5%

上顎前突(でっぱ):17.6% 

反対咬合(受け口):0%

開講(オープンバイト):0%

という結果が出ています。

やはり。かみあわせで、歯の残りやすさに大きな違いが生じていました。

つまり、将来より多くの歯を残すためには、歯並び、特にかみあわせが重要になってくること、そして、歯が全体として、バランス良く機能することがそれぞれの歯の寿命につながるということでしょう。

 

 

三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科

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