かみ合わせの種類 歯の大きさと土台となる骨の大きさの不調和が原因
2018年1月24日
こんにちは、三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科(院長の)内澤です。
悪いかみ合わせや歯並びを構成している歯並びを分類すると、大きく3つに分類できます。
1つ目:歯の大きさと土台となる骨の大きさに不調和が生じた状態
2つ目:上顎と下顎とが前後的な不調和が生じた状態
3つ目:上顎と下顎とがす垂直的な不調和が生じた状態
それぞれを細く分類すると
歯の大きさと土台となる骨の大きさに不調和が生じた状態
⑴例えば、歯の大きさが骨の大きさよりも大きすぎる場合には、歯が並ぶスペースがないために歯はでこぼこになります。俗に「八重歯」とか「乱ぐい歯」と言われる状態です。
⑵逆に、歯の大きさが骨の大きさよりも小さすぎる場合には、歯が並ぶスペースがあまるために、歯と歯に隙間が生じます。俗に「すきっ歯」と言われる状態です。
上顎と下顎とが前後的な不調和が生じた状態
⑴例えば、上顎の歯が下顎の歯よりも相対的に前方に飛び出ると、俗に「出っ歯」と言われる状態となります。
⑵逆に、下顎の歯が上顎の歯よりも相対的に前方に飛び出ると、俗に「受け口」と言われる状態となります。
⑶中には、上下顎ともに前方に出た状態があり、その状態は、上下顎前突と言います
上顎と下顎とがす垂直的な不調和が生じた状態
一般的には、上顎の歯が数ミリ下顎の歯を覆いかぶさるのですが
⑴上顎の歯が下顎の歯をかぶさる量が大きい状態を「過蓋咬合」と言います。
⑵逆に上顎の歯が下顎の歯にかぶさっていなく、前歯が咬みあっていない、前歯が空いている状態を「開口」と言います。
つまり、悪いかみ合わせや歯並びの要素は上記の三つが複雑に混ざり合った状態になるため、お口の状態は人ぞれぞれで全く違う状態となっております。
そのため、矯正治療は、一人一人の特徴を把握して、その結果に対して的確な治療計画を検討後に立案し、治療を行うオーダーメード治療となります。
以下の図の、白い部分を綺麗な歯並びと考えると、色のついている場所に関しては、矯正治療が必要な部位となります。
まとめ
かみ合わせは、人それぞれ違います。
一度、かみ合わせ、歯並びで心配なことがあればご相談ください。