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この記事の監修者

三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科を運営する医療法人D.D.Orthoが監修しています。

矯正で抜歯した隙間はいつ閉じる?期間と治療の進み方を解説

2025年6月1日

矯正治療のために歯を抜いたあと、「この隙間、本当に閉じるの?」「見た目が気になる…」と不安になる方も多いのではないでしょうか。
特に前歯の近くを抜歯した場合、口元の印象が変わるため、治療途中で戸惑う方もいらっしゃいます。

本記事では、抜歯矯正でできた隙間が閉じるまでの期間や治療の進み方について、矯正専門の歯科医師がわかりやすく解説します。治療の不安を少しでも軽くできるよう、ぜひ参考にしてください。

 

 

なぜ矯正で歯を抜くの?その目的とメリット デメリット

抜歯の目的は「歯を並べるためのスペース確保」

叢生(ガタガタな歯並び)や出っ歯、口元の突出感があるケースでは、歯が並ぶためのスペースが不足していることが多く、抜歯によって適切なスペースを確保する必要があります。
とくに、上下左右の小臼歯(4番)を抜くことで、前歯を後ろに下げたり、全体の歯並びを整えることが可能になります。

 

 

抜歯しないと起こるリスク

  • 歯が正しく並ばない
  • 歯根が骨の外に飛び出してしまう(歯肉退縮)
  • 口元が出たままでフェイスラインが整わない

治療計画によっては非抜歯で対応できるケースもありますが、理想的な仕上がりや横顔の美しさを求める場合、抜歯が必要なことも多いのです。

 

抜歯した隙間はどのくらいで閉じる?

一般的な閉鎖期間の目安(約6〜12ヶ月)

抜歯でできたスペース(1本あたり約7〜8mm)は、ワイヤー矯正で6〜12ヶ月ほどかけて閉じていくのが一般的です。
ただし、治療内容や個人差によって期間は前後します。

  • 上顎の方がスペース閉鎖はやや早め
  • 下顎は骨が硬く、やや時間がかかる傾向
  • 年齢が若い方が歯の動きが早い

前歯を後方へ引っ張る動き(リトラクション)は、歯根のコントロールが重要になるため、慎重に進められます。

治療が早く進む人・ゆっくり進む人の違い

歯の動くスピードには以下のような影響因子があります。

要素 早く進む人 ゆっくり進む人
年齢 若年層(20〜30代) 高齢者(40代以降)
骨の質 軽め・柔らかめ 硬め
通院 毎月きちんと調整 間隔が空きがち
ケア ゴムかけ・ブラッシングが丁寧 指示が守れない

 

 

抜歯した隙間が目立つ時期の対処法

見た目が気になる場合の工夫

「矯正装置が目立って恥ずかしい」と感じる方は多く、以下のような工夫が有効です。

  • 透明なブラケット・ワイヤーで目立ちにくくする
  • 治療初期から裏側矯正(リンガル)を選ぶ
  • ワックスで見た目や口内炎を軽減する

必要であれば、カウンセリング時にご希望を伺いながら最適な方法をご提案しています。

日常生活への影響は?

  • 食事:大きなものや硬いものはカットして食べやすく
  • 会話:慣れるまで違和感があるが、1〜2週間で軽減
  • 口元の感覚:上唇の厚みが変わることも

抜歯スペースが閉じない?心配なときのチェックポイント

よくある原因と対策

「半年以上たっても閉じてこない…」そんな場合、以下のような原因が考えられます。

  • ワイヤーの調整がうまく行われていない
  • ゴムかけの不履行(患者協力が重要)
  • 舌癖・噛み癖がスペースの閉鎖を妨げている

医師に相談すべきサインとは

  • 治療経過が半年以上停滞している
  • 片側だけ閉じてこない
  • 明らかに予定と違う動きがある

こうした場合は、早めに担当医にご相談ください。当院でも、治療の進行状況は毎回丁寧に確認し、必要な修正を加えています。

 

 

症例で見る「抜歯した隙間の経過」


当院で行った実際の症例をご紹介します。

【症例①】20代男性/上下左右4本抜歯

  • 初診時:叢生と前歯の突出

20代男性 前歯の叢生(でこぼこ)の改善がしたく、当院の矯正相談に来院されました。

前歯を下げて口元の変化も求めたいとのことで、上下4番目の抜歯(小臼歯抜歯)にて治療を行いました。

知能の経過として、前歯にでこぼこが多いため、初めは抜歯後部分的に後方に矯正装置を装着し、犬歯の牽引

ある程度犬歯が牽引されて前歯の配列スペースができたら、前歯にもマルチブラケットの装着を行いました。

装着後は、ワイヤーを細いのから太いのへ徐々に交換し、最終的に太く、また硬いワイヤーに交換できた時点で

抜歯によってできたスペースを積極的に閉鎖していきます。

スペース閉鎖終了後に、噛み合わせと歯並びの微調整を行い、動的治療が終了しました。

動的治療終了後は、整った歯並びと咬合を維持するために、透明で目立ちにくいマウスピース型の保定装置を使用しています。また、取り外しができないワイヤーを歯の裏側に装着し、歯列の安定を図っています。

動的治療終了後の6ヶ月から12ヶ月間は、食事や歯磨きの時間を除いて保定装置を使用していただきます。その後、動的治療から1年半経過時点で就寝時のみの使用に切り替え、徐々に使用時間を減らしていく予定です。治療開始から2年経過後は、患者様の希望を確認しながら定期的な通院を続けていきます。

【リスクと副作用】
歯根吸収、歯肉退縮、後戻り、虫歯、痛み、歯肉炎、歯槽膿漏、歯周病などが挙げられます。

 

 

 

 

 

 

まとめ:

  • 抜歯矯正では、計画的に進めることでスペースは閉じることがほとんどです。
  • 歯の動きには個人差があるため、焦らずしっかりと治療を継続することが大切です
  • 不安がある場合は、必ず担当医に相談し、治療の進捗を確認してもらいましょう

八重歯の矯正相談のご予約・お問い合わせ


矯正治療を検討されている方 なら、ぜひ当院にご相談ください。初めての方でも安心して後悔しない治療を受けていただけるよう、丁寧な説明と親身な対応を心がけています。お問い合わせやご予約は、当院のホームページ(三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科)からお 気 軽にどうぞ。

当院では口腔内スキャナーのi-teroを利用した口腔内情報を再得して、3Dプリントされた歯列模型の模型を使用して裏側矯正の装置を作成します。

矯正治療を通じて、トラブル、失敗を避け美しい笑顔と健康な歯を手に入れるために、私たちと一緒に一歩を踏み出しましょう。お待ちしております。

矯正治療の選択肢にはそれぞれの特徴があり、患者様のニーズに応じた最適な方法を選ぶことが重要です。目立ちにくく取り外しのできるインビザラインやワイヤー矯正(内側に装置がつく裏側矯正、外側に装置がつく表側矯正)の違い、デメリットとメリットを理解することで、より納得のいく治療を受けることができます。当院では、子供から成人(大人)までの患者様のライフスタイルや歯並びの状態から、希望する治療結果に合わせた最適な治療方法をご提案いたしますので、ぜひご相談ください。多くの芸能人、YouTuberなどの目立たない矯正を希望される方々も当院に来院いただいております。利用できる矯正装置も目立たないマウスピース型矯正装置、ハーフリンガル、裏側矯正などのワイヤー矯正装置、部分矯正、子供の矯正(小児矯正)も可能です。症例も開咬、八重歯、出っ歯、受け口、すきっ歯など様々な症例も対応します。治療後は保定装置(リテイナー)で綺麗な歯並びを最小限の変化で維持します。 歯科矯正治療により口腔内の環境が変化します。歯科矯正治療中は日常生活での歯ブラシの習慣が重要になってきます。

歯並びのことで質問やお悩みや不安などがある場合には、是非当院まで気軽に無料カウンセリングのご予約ください

当院は三軒茶屋駅から徒歩2分に位置しアクセスも良好です。土曜日、日曜 も診療し、お仕事帰りの方でも通える時間の夜20:30まで診療しています。

診療日は月 水 木 金 土 日 の上

休診 休診日 は火と祝日です。

虫歯の保険診療やセラミックなどの被せ物やインプラント、ホワイトニングは、一般歯科での診療をお勧めしてます。親知らずの抜歯は口腔外科での受診をお勧めしております。

 

三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科(clinic)

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