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三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科を運営する医療法人D.D.Orthoが監修しています。

出っ歯(上顎前突)の矯正治療について治療法 徹底解説

2025年6月9日

出っ歯(上顎前突)とは? 原因 定義について


出っ歯というとどんな状態を想像しますか?

上の前歯が前方に傾斜してる状態?

または、下顎の歯よりも相対的に上の歯が前にでている状態?

もしくは、前歯が数本前に出ている状態を出っ歯と感じますか?

出っ歯とは属名なので、専門的には上顎前突、上顎前歯唇側傾斜などと表現します。

 

出っ歯の定義と特徴

「出っ歯」を、上の前歯が下の前歯より大きく前に突出している状態を指すとすると、歯科的には「上顎前突(じょうがくぜんとつ)」と呼ばれ、口元が閉じにくい、笑ったときに歯茎が目立つなどの見た目の問題だけでなく、咀嚼や発音にも影響を与えることがあります。

出っ歯の種類と分類

出っ歯は大きく分けて以下のように分類されます:

  • 歯性上顎前突:歯の傾きや位置による出っ歯
  • 骨格性上顎前突:上顎の骨が前方に発達しているタイプ
  • 混合型:歯と骨格の両方が関与しているタイプ

出っ歯の原因

遺伝的要因

出っ歯は遺伝的な要素が大きく関与します。親から受け継いだ骨格や歯の大きさ・顎の位置が原因となる場合があります。

生活習慣や環境要因

以下のような習慣も出っ歯を引き起こす可能性があります:

  • 指しゃぶりや舌を突き出す癖
  • 口呼吸
  • 長期間の哺乳瓶やおしゃぶりの使用

出っ歯と口呼吸は関わりが大きい 原因と治療方法を詳しく解説

出っ歯の矯正歯科治療について解説

出っ歯を治す歯列矯正治療方法とは?


ワイヤー矯正での歯列矯正の特徴

歯にブラケットを取り付けてワイヤーで引っ張ることで、力強くコントロール可能な方法です。複雑な出っ歯や骨格的な問題にも対応しやすい点が特徴です。

 

裏側矯正(ハーフリンガル)での治療の メリットとは?

 

マウスピース矯正での歯列矯正の利点

透明なマウスピースを使った「インビザライン」などの歯列矯正法は、見た目が気になりにくく、取り外しが可能な点が魅力です。軽度~中等度の出っ歯に適しています。

マウスピース矯正インビザライン矯正

 

 

外科的治療の選択肢

骨格性の出っ歯が重度の場合、顎の骨を手術で移動させる「外科矯正」が必要になるケースもあります。歯列矯正治療と外科手術を併用することで大きな改善が見込めます。

 

 

インビザライン矯正 VS ワイヤー矯正のどっち?のまとめ


 

歯列矯正を考える際に、ワイヤー矯正とマウスピース型矯正装置インビザライン矯正のどっちを選ぶか迷っている方は多いでしょう。一般的に、これらの矯正方法は異なるリスクとメリットを伴います。例えば、ワイヤー矯正は固定式であり、比較的強い力で歯を動かすため、短期間で結果が得られますが、食べ物の制限が多く、日常生活で管理が必要です。特にガムやキャラメルなどの食べ物は避けるべきです。

一方、インビザライン矯正はプラスチック製のアライナーを用いた矯正方法で、自己管理が重要です。アライナーは着脱が可能で、食事や歯磨きの際には自由に取り外せます。そのため、清潔さを保つことが比較的容易です。しかし、紛失のリスクや、1日20時間以上の装着が求められるため、計画的に進めることが大切です。

さらに、インビザライン矯正は幅広い歯列の状態に適応可能であり、特に軽度の叢生や出っ歯など、比較的短期間での歯列矯正が可能です。従来のワイヤー矯正と比較して、痛みが少ない点も人気の理由の一つです。

これらの違いを理解した上で、自分に合った歯列矯正方法を選ぶことが大切です。近年では、専門の歯科医師による診断と監修のもとで歯列矯正治療が行われることが一般的であり、仕上がりや治療全体の流れについても確認が必要です。

最終的な選択は、個々の骨格や歯並び、日常生活での制限度合いを考慮し、歯科医と相談しながら判断するとよいでしょう。今回のコラムでは、両者の比較をさらに深く掘り下げ、どっちが自分に最適かを見極めるための参考情報を提供しています。

 

 

矯正治療の詳細と注意点

インビザライン矯正では、1週間ごとに新しいアライナーに交換する必要があり、歯を少しずつ動かしていきます。この調整作業は、計画的に行われ、通常の生活に大きな負担をかけることなく、歯を動かしていくことができます。ただし、アライナーの効果を最大限に引き出すためには、1日24時間のうち20時間以上の装着が必要です。このため、装着時間が短くなると、治療期間が長引く可能性があります。

インビザライン矯正は、セラミック矯正やワイヤー矯正と異なり、周囲の目に付きにくい審美的なメリットがありますが、アタッチメントを歯に付ける場合もあります。このアタッチメントは、歯の動きを補助するためのもので、歯科医師が適切に配置し、治療を進めていきます。

一方、ワイヤー矯正では、歯に矯正装置を装着する為取り外しができない為、患者協力度に依存しない歯の移動が可能です。しかし、この方法は調整直後から1週間程度に違和感から痛みを伴うことがあり、特に初期段階では歯の痛みが強い場合があります。痛みの対処法としては、市販の痛み止めや、歯科医師による適切なケアが推奨されます。

また、両者の治療に伴う費用についても考慮が必要です。ワイヤー矯正は治療期間中にさまざまな調整が必要となるため、追加費用が発生することもあります。インビザライン矯正は審美的なメリットと日常生活への影響が少ない点で、多くの方に選ばれています。

これらを踏まえ、自分に最適な矯正方法を選ぶためには、まずはdental clinicでのカウンセリングを受け、専門医とともに詳細な治療計画を立てることが重要です。治療が終了した後のケアやメンテナンスも含め、長期的な視点で考えることで、理想の歯並びを手に入れることができます。

 

 

インビザライン VS ワイヤー矯正 どう違うの?どっちが どんな治療にあってる?

 

 

出っ歯を治した矯正治療の紹介


症例1

東京都渋谷区在住の20代女性出っ歯の改善がしたく当院の歯列矯正相談に来られました。

 

治療計画

出っ歯と前歯のでこぼこ(叢生)が認められ、また前歯の噛み合わせが深い状況でした。

計画としては非抜歯で、上顎の歯列を全体的にアンカースクリューで後方に送る治療となりました

矯正装置の選択に際し、マウスピース型矯正(インビザライン)と表側矯正のどちらにするか悩まれましたが、目立たない矯正をしたいけれど、値段は抑えたいとのことで、表側矯正の上顎をホワイトワイヤでの治療となりました。

治療の流れ

上顎全体にマルチブラケットを装着し、歯並びの改善を行なったあと、アンカースクリューを植立し、上顎の歯列全体を後方に移動させました、

その後下顎の歯に装置を装着し、本格的に歯を整え始めました。治療開始から約15ヶ月後には前歯のデコボコが改善し、歯列が整ってきました。

その後、かみ合わせの微調整を行うため、矯正装置は引き続き装着しながら治療を進めていきます。

動的治療終了後の保定期間

矯正治療後は、整った歯並びを維持するために透明で目立ちにくいマウスピース型の保定装置を使用。また、歯の裏側に固定式のワイヤーを装着し、後戻りを防止します。

  • 治療終了後6ヶ月~12ヶ月間は、食事や歯磨きの時間を除き終日保定装置を使用
  • 治療開始から1年半経過後には、就寝時のみの使用へ切り替え、徐々に装着時間を短縮
  • 治療開始から2年経過後は、患者様の希望を確認しながら、定期的なメンテナンスを実施

リスクと副作用

矯正治療には以下のリスク・副作用が考えられます。

  • 歯根吸収(歯の根が短くなる可能性)
  • 歯肉退縮(歯ぐきが下がる可能性)
  • 後戻り(保定装置の使用を怠ると歯が元の位置に戻ることがある)
  • 虫歯・歯肉炎・歯槽膿漏(矯正装置の影響で磨き残しが増えることがある)
  • 矯正による痛み(歯の移動に伴う圧迫感や痛みが生じる場合がある)

今回のケースでは、順調に治療が進行し、患者様の希望された前歯のデコボコも改善されました。

 

 

 

 

 

 

 

症例2


 

東京都世田谷区にお住まいの20代女性の方が、前歯のデコボコや前方への傾斜が気になるとのことで、当院へ矯正相談にいらっしゃいました。

診断の結果、上下顎前突および上下顎前歯の唇側傾斜が認められ、前歯の突出感を下げたいというご希望から、上下左右の小臼歯4本を抜歯してスペースを確保する方針となりました。

矯正装置の種類については、裏側矯正(リンガル)やハーフリンガル(上だけ裏側)といった目立ちにくい方法もご検討されましたが、費用面を重視され、最終的には表側矯正を選択されました。

治療期間は約22ヶ月で、前歯の突出感が解消され、全体的な歯並びも整いました。

動的治療終了後の保定期間

矯正治療後は、整った歯並びを維持するために透明で目立ちにくいマウスピース型の保定装置を使用。また、歯の裏側に固定式のワイヤーを装着し、後戻りを防止します。

  • 治療終了後6ヶ月~12ヶ月間は、食事や歯磨きの時間を除き終日保定装置を使用
  • 治療開始から1年半経過後には、就寝時のみの使用へ切り替え、徐々に装着時間を短縮
  • 治療開始から2年経過後は、患者様の希望を確認しながら、定期的なメンテナンスを実施

リスクと副作用

矯正治療には以下のリスク・副作用が考えられます。

  • 歯根吸収(歯の根が短くなる可能性)
  • 歯肉退縮(歯ぐきが下がる可能性)
  • 後戻り(保定装置の使用を怠ると歯が元の位置に戻ることがある)
  • 虫歯・歯肉炎・歯槽膿漏(矯正装置の影響で磨き残しが増えることがある)
  • 矯正による痛み(歯の移動に伴う圧迫感や痛みが生じる場合がある)
  • 歯髄壊死 歯髄充血

今回のケースでは、順調に治療が進行し、患者様の希望された前歯のデコボコも改善されました。

 

 

 

 

 

 

 

 

出っ歯治療の費用

治療費用の相場

  • ワイヤー矯正:約80〜140万円
  • マウスピース矯正:約80〜110万円

当院での出っ歯の矯正治療の費用(価格)とは?


東京都世田谷の三件茶屋にある当院の費用は一般的な費用よりも抑えて設定しておりますが、仕上がりにこだわった治療を提供しております。

インビザラインは治療費は定額制となっています。 費用についてご覧ください。

https://www.sangenjaya-ortho.com/price/(費用について)

費用についてご不明な点等がありましたらご連絡ください。

 

例えば上記の症例を治療したとしたら

当院での裏側矯正費用の値段は「上限明示システム」を提示しています。
治療前に裏側矯正費用の「下限費用」と「上限費用」の値段を提示します。
予定通り進めば矯正の治療費用を安くできます、治療期間が延びてしまっても、上限以上の値段の治療費用はかかりません

表側矯正の治療費用は77万円から開始し、6から8週 経過すると定期的な来院をしていただき、処置料として費用5,500円かかります

 

処置料の値段の合計費用には上限があるため、上限費用以上の治療費用はかかりません。

 

 

 

 

出っ歯治療のリスクと注意点とは?


治療中の痛みや不快感

矯正装置による痛みや違和感は避けられませんが、多くの場合、数日で慣れていきます。定期的な調整時にも一時的な痛みがあります。

後戻りの可能性

治療後にリテーナー(保定装置)を正しく使用しないと、歯が元の位置に戻る「後戻り」が起こることがあります。保定期間は非常に重要です。

出っ歯治療の成功事例

治療前後のビフォーアフター

写真で見ると一目瞭然。前歯の突出が治まり、横顔の印象も大きく変化します。口元が自然に閉じられるようになることで、見た目の自信にもつながります。

患者の体験談

「前歯の出っ張りがずっとコンプレックスでしたが、矯正してから人前で笑うことが楽しくなりました」など、多くの方がポジティブな変化を実感しています。

出っ歯治療に関するよくある質問

  1. 矯正治療は痛いですか?
  2. 装置をつけた直後や調整後に痛みを感じることがありますが、通常は数日で落ち着きます。
  3. 治療後のケアは必要ですか?
  4. はい。リテーナーの使用や定期検診が必要です。ケアを怠ると後戻りのリスクが高まります。

 

【矯正治療の動的治療終了後の歯並びの維持の仕方】

 動的治療終了後は、整った歯並びと咬合を維持するために、透明で目立ちにくいマウスピース型の保定装置を使用しています。また、取り外しができないワイヤーを歯の裏側に装着し、歯列の安定を図っています。

動的治療終了後の6ヶ月から12ヶ月間は、食事や歯磨きの時間を除いて保定装置を使用していただきます。その後、動的治療から1年半経過時点で就寝時のみの使用に切り替え、徐々に使用時間を減らしていく予定です。治療開始から2年経過後は、患者様の希望を確認しながら定期的な通院を続けていきます。

 

【矯正治療のリスクと副作用】

歯根吸収、歯肉退縮、後戻り、虫歯、痛み、歯肉炎、歯槽膿漏、歯周病などが挙げられます。

 

 

矯正治療は、症状の程度や年齢、咬み合わせのバランス、成長の状態などによって異なり、検査を通じて詳細な診断を行い、それぞれに合った器具を用いて歯を動かし、前に出た歯を引っ込めるなどの処置を行います。裏側矯正、表側矯正などのワイヤー矯正では、器具が見えるという特徴がありますが、条件が合えば効果は高く、管理もしやすく、比較的簡単に行えるため、多くの患者様におすすめしています。出っ歯などの症例では、口元のバランスや表面の形、生え方などが関係しており、同じように見えても治療法は別で、動かす範囲や使用する器具はごとに異なります。そのため、医師の知識に基づいた検査と判断がとても大切で、自分に合った治療を選ぶことが、後悔のない治療結果につながります。

 

 

 

出っ歯の矯正相談のご予約・お問い合わせ


矯正治療を検討されている方 なら、ぜひ当院にご相談ください。初めての方でも安心して後悔しない治療を受けていただけるよう、丁寧な説明と親身な対応を心がけています。お問い合わせやご予約は、当院のホームページ(三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科)からお 気 軽にどうぞ。

当院では口腔内スキャナーのi-teroを利用した口腔内情報を再得して、3Dプリントされた歯列模型の模型を使用して裏側矯正の装置を作成します。

矯正治療を通じて、トラブル、失敗を避け美しい笑顔と健康な歯を手に入れるために、私たちと一緒に一歩を踏み出しましょう。お待ちしております。

矯正治療の選択肢にはそれぞれの特徴があり、患者様のニーズに応じた最適な方法を選ぶことが重要です。目立ちにくく取り外しのできるインビザラインやワイヤー矯正(内側に装置がつく裏側矯正、外側に装置がつく表側矯正)の違い、デメリットとメリットを理解することで、より納得のいく治療を受けることができます。当院では、子供から成人(大人)までの患者様のライフスタイルや歯並びの状態から、希望する治療結果に合わせた最適な治療方法をご提案いたしますので、ぜひご相談ください。多くの芸能人、YouTuberなどの目立たない矯正を希望される方々も当院に来院いただいております。利用できる矯正装置も目立たないマウスピース型矯正装置、ハーフリンガル、裏側矯正などのワイヤー矯正装置、部分矯正、子供の矯正(小児矯正)も可能です。症例も開咬、八重歯、出っ歯、受け口、すきっ歯など様々な症例も対応します。治療後は保定装置(リテイナー)で綺麗な歯並びを最小限の変化で維持します。 歯科矯正治療により口腔内の環境が変化します。歯科矯正治療中は日常生活での歯ブラシの習慣が重要になってきます。

歯並びのことで質問やお悩みや不安などがある場合には、是非当院まで気軽に無料カウンセリングのご予約ください

当院は三軒茶屋駅から徒歩2分に位置しアクセスも良好です。土曜日、日曜 も診療し、お仕事帰りの方でも通える時間の夜20:30まで診療しています。

診療日は月 水 木 金 土 日 の上

休診 休診日 は火と祝日です。

虫歯の保険診療やセラミックなどの被せ物やインプラント、ホワイトニングは、一般歯科での診療をお勧めしてます。親知らずの抜歯は口腔外科での受診をお勧めしております。

 

三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科(clinic)

住所: 東京都世田谷区三軒茶屋1-32-14 園田ビル地下1階

医院の電話予約: 03-6805-5765

予約はこちら(ホーム ページ web) https://www.sangenjaya-ortho.com/contact/#link01

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歯科医師(ドクター)、衛生士、受付、院長含めスタッフや院内の雰囲 気がわかります。

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初診「個別」相談へのご案内

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ご興味がある方は下記からお問い合わせください。

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