インビザライン VS ワイヤー矯正 どう違うの?どっちが どんな治療にあってる?
2024年8月18日
こんにちは、東京都世田谷区の「三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科」です。
今回は、次の2 種類 の矯正治療「ワイヤー矯正(ラビアル矯正)」とマウスピース型矯正装置「インビザライン矯正」を比較していきます!
見た目・痛みの違いについて解説します。
■見た目
マウスピース型矯正装置インビザライン矯正は透明なマウスピースのため、パッと見ただけでは付けていることが分からない程です。 歯列矯正をしていることをあまり知られたくない人にはおすすめだと言えます。 芸能人の方でもインビザライン矯正を行っている方は多く、大人気のお笑いコンビ「EXIT」の兼近大樹(かねちかだいき)さんと相方のりんたろー。さん、お二人ともインビザライン矯正を行っていました!
一方でワイヤー矯正では歯に装置をつけるので、目立ってしまうことが多くなってしまいます。 しかし、現在は素材となる材料の進歩もあり以前よりも目立たないワイヤー矯正というものも増えています。 技術の進歩によってさらに目立たないワイヤー矯正も今後出てくるかもしれません。
■矯正中の痛み
歯列矯正というと治療中の痛みが気になる方も多いですよね。 歯列矯正は歯を動かす治療の為、どのような治療方法でも痛みは出ると言われています。 では、それぞれの治療法の痛みはどのようになっているのでしょうか。
インビザライン矯正では1回に動かす距離は 0.25 mm程度と移動量が少ない分、歯の痛みは少ないと言われています。
ワイヤー矯正の場合も同様に歯を動かすことによる、痛みがあります。 しかも、ワイヤー矯正だと歯列矯正装置が舌や口の内側に当たることによって傷が出来たり、口内炎が出来てしまうことがあります。
がしかしですよ、理論的には上記の考えになるのですが、臨床的には違ってきます。
というのも、基本的に痛みに関しては個人差な為、どんな矯正装置を使用しても痛みを感じる人もいます。
最近の矯正治療では、ワイヤー矯正の材料も良くなってきている為、違和感程度で痛みをあまり感じないで歯列矯正治療を終わることができた患者様が多くなっております。
インビザライン ワイヤー矯正それぞれのメリット デメリット
■表側矯正のメリットについて
表側矯正のメリットは、治療費を抑えられる点にあります。裏側矯正の治療費の相場は100~150万円ですが、表側矯正は60~100万円ほどです。100万円を超える症例はめったになく、半分程度で済む場合もあります。デンタルローンなどを使うとしても、金利を含めた総費用は裏側矯正よりも安価です。治療費を少しでも抑えたい方は、表側矯正が適しているでしょう。
また、ほとんどの症例に対応している点もメリットといえます。表側矯正は古くからある矯正治療の方法で、数え切れないほどの症例実績があります。軽度の不正咬合はもちろん、歯を抜く必要性がある重度の不正咬合まで、幅広く対応できます。他の方法では治療が難しい場合でも、表側矯正なら治療できることがあります。
発音への影響がない点も表側矯正の強みです。ブラケットやワイヤーを歯の表面に取り付けますので、装置が舌の動きを阻害する心配はありません。滑舌や発音は普段と変わらないため、装置装着後もこれまでと同じように会話できます。中には違和感を覚える方もいますが、すぐに慣れるケースがほとんどです。
■表側矯正のデメリットについて
一方、表側矯正のデメリットは装置が目立ってしまう点でしょう。歯の表面にブラケットやワイヤーを装着しますので、会話した際などに見えてしまうことがあります。特に金属製のブラケットとワイヤーを使う場合、遠目にも目立つので注意しましょう。
現在は真っ白いブラケットやワイヤーなど、目立ちにくい装置を利用した表側矯正も可能です。ただ、あくまで目立ちにくいだけですので、裏側矯正よりも目立ってしまう点に変わりありません。もし審美面が気になる方は、裏側矯正のほうが向いているでしょう。
食べかすが詰まりやすい点もデメリットです。表側矯正は。歯の表面にブラケットを装着しますが、ブラケットと歯の間に食べかすが詰まる場合があります。もし詰まってしまった場合、かなり目立ちますので、できるだけ早めに取り除くことが望ましいといえます。特に外食中は注意しておきましょう。
他にも、ブラケットが唇に引っかかって違和感を覚えたり、口内炎ができたりする場合もあります。ただ、違和感は時間とともになくなりますし、口内炎も歯科矯正用の粘膜保護剤を塗布すれば予防可能です。
■インビザライン矯正のメリット
マウスピース型矯正装置インビザライン矯正で矯正治療をするメリットは次の4つです。
○取り外しができる
ワイヤー治療のブラケットとは違い、マウスピースは取り外しが簡単にできます。
歯磨きなどの際もしっかりと磨けるため、セルフケアがしやすく、虫歯や歯周病ができにくいのが大きなメリットです。
○ワイヤー式と比べて目立ちにくい
インビザライン矯正のマウスピースは無色透明で目立ちにくいのが特徴です。
他の人の視線が気になる方や人前で話をする機会が多い方、そして結婚式などの大きなイベントを控えている方でも、気にすることなく矯正治療を行えるでしょう。
○診療回数が少なく、短時間で診療が終わる
ワイヤーを用いた矯正治療の場合は3週間から1ヶ月の頻度での通院が必要ですが、インビザライン矯正の場合は1〜2ヶ月に1回の頻度で通院するだけで済むことが多いです。
そのため、お仕事や子育てに忙しい方など、頻繁な通院が難しい方にとてもおすすめです。
○痛みや口内炎などの口腔内トラブルが少ない
ワイヤー矯正のブラケットは金属製で凹凸があるため、口の中の粘膜を傷つけてしまいがちです。傷ができてしまうことで口内炎の原因となってしまいます。インビザライン矯正ならシリコンのマウスピースのため、痛みや口内炎などのトラブルが少なく済むでしょう。
■インビザラインをする際の注意点
マウスピース型矯正装置インビザライン矯正にはたくさんのメリットがあると分かりましたが、いくつか注意点も存在します。
○治療できない症例もある
インビザライン矯正は、歯の位置を大きく動かすのが苦手な治療です。
そのため次のような症例の場合はインビザライン矯正のみでの治療ができない可能性があります。
- 元々の歯が少ない場合
- 歯並びがとても悪い場合(出っ歯や受け口を含む)
- インプラントが多数埋め込まれている場合
治療の方法にはいくつか選択肢あります。
担当医としっかり相談して決めていきましょう。
○食事中に外さなければならない
食事の際は装置を外す必要があります。
水はそのまま飲んでも問題ありませんが、砂糖を含む飲料や食事をする際は、虫歯や歯周病を予防するためにマウスピースを外しましょう。
○正しい装着方法と装着時間を守らないと効果を実感しにくい
マウスピース型矯正装置インビザライン矯正は、一日20時間ほどマウスピースを着用しなければなりません。
長時間、装着を忘れてしまうと、最悪の場合マウスピースがはまらなくなってしまうことも考えられます。
余計な治療費や治療期間を発生させないためにも、ルールをしっかりと守って装着していきましょう。
さらに、マウスピースを長時間装着することで虫歯ができやすい環境となりがちです。
毎日のセルフケアはもちろん、定期的なクリニックでのメンテナンスを行っていきましょう。
インビザライン矯正 VS ワイヤー矯正のまとめ
歯列矯正を考える際に、ワイヤー矯正とマウスピース型矯正装置インビザライン矯正のどちらを選ぶか迷っている方は多いでしょう。一般的に、これらの矯正方法は異なるリスクとメリットを伴います。例えば、ワイヤー矯正は固定式であり、比較的強い力で歯を動かすため、短期間で結果が得られますが、食べ物の制限が多く、日常生活で管理が必要です。特にガムやキャラメルなどの食べ物は避けるべきです。
一方、インビザライン矯正はプラスチック製のアライナーを用いた矯正方法で、自己管理が重要です。アライナーは着脱が可能で、食事や歯磨きの際には自由に取り外せます。そのため、清潔さを保つことが比較的容易です。しかし、紛失のリスクや、1日20時間以上の装着が求められるため、計画的に進めることが大切です。
さらに、インビザライン矯正は幅広い歯列の状態に適応可能であり、特に軽度の叢生や出っ歯など、比較的短期間での歯列矯正が可能です。従来のワイヤー矯正と比較して、痛みが少ない点も人気の理由の一つです。
これらの違いを理解した上で、自分に合った歯列矯正方法を選ぶことが大切です。近年では、専門の歯科医師による診断と監修のもとで歯列矯正治療が行われることが一般的であり、仕上がりや治療全体の流れについても確認が必要です。
最終的な選択は、個々の骨格や歯並び、日常生活での制限度合いを考慮し、歯科医と相談しながら判断するとよいでしょう。今回のコラムでは、両者の比較をさらに深く掘り下げ、どちらが自分に最適かを見極めるための参考情報を提供しています。
矯正治療の詳細と注意点
インビザライン矯正では、1週間ごとに新しいアライナーに交換する必要があり、歯を少しずつ動かしていきます。この調整作業は、計画的に行われ、通常の生活に大きな負担をかけることなく、歯を動かしていくことができます。ただし、アライナーの効果を最大限に引き出すためには、1日24時間のうち20時間以上の装着が必要です。このため、装着時間が短くなると、治療期間が長引く可能性があります。
インビザライン矯正は、セラミック矯正やワイヤー矯正と異なり、周囲の目に付きにくい審美的なメリットがありますが、アタッチメントを歯に付ける場合もあります。このアタッチメントは、歯の動きを補助するためのもので、歯科医師が適切に配置し、治療を進めていきます。
一方、ワイヤー矯正では、歯に矯正装置を装着する為取り外しができない為、患者協力度に依存しない歯の移動が可能です。しかし、この方法は調整直後から1週間程度に違和感から痛みを伴うことがあり、特に初期段階では歯の痛みが強い場合があります。痛みの対処法としては、市販の痛み止めや、歯科医師による適切なケアが推奨されます。
また、両者の治療に伴う費用についても考慮が必要です。ワイヤー矯正は治療期間中にさまざまな調整が必要となるため、追加費用が発生することもあります。インビザライン矯正は審美的なメリットと日常生活への影響が少ない点で、多くの方に選ばれています。
これらを踏まえ、自分に最適な矯正方法を選ぶためには、まずはdental clinicでのカウンセリングを受け、専門医とともに詳細な治療計画を立てることが重要です。治療が終了した後のケアやメンテナンスも含め、長期的な視点で考えることで、理想の歯並びを手に入れることができます。
よくある質問
矯正治療を行う上で、ワイヤー矯正とマウスピース型矯正装置インビザライン矯正どちらが良いか、またどちらが治療期間を短くできるかと聞かれます。
基本的にはケースバイケースになってしまうので、一概にどっちがいいとは言えないです。
しかし、一般論として、インビザライン矯正は傾斜移動が得意で、ワイヤー矯正は歯体移動が得意となります。
その為、出っ歯の改善で、親知らずを抜いて奥歯を後方に送る治療はインビザライン矯正が得意だったりします。
あとは、治療の主導権をどっちが握るかによっても話が変わります。
インビザライン矯正の場合、患者自身で気軽に装置を取り外しできる為、マウスピースを適切な時間適切な状態で装着されていないと歯が適切に動きません。つまりインビザライン矯正は、患者様の協力がかなり重要となります。逆にワイヤー矯正は取り外しができないので、歯科医師の関わる程度がほとんどとなります。以上より、抜歯などの歯が大きく動く複雑な治療の場合はワイヤー矯正がお勧めですが、インビザライン矯正でも治療が可能です。一度、当院のようなインビザライン矯正もワイヤー矯正の症例数がともに多い矯正専門医院にご相談ください。
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出っ歯、すきっ歯、でこぼこの歯列矯正治療を検討されている方なら、ぜひ当院にご相談ください。初めての方でも安心して後悔しない治療を受けていただけるよう、丁寧な説明と親身な対応を心がけています。お問い合わせやご予約は、当院のホームページ(三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科)からお気軽にどうぞ。
当院では、子供から成人(大人)までの患者様のライフスタイルや歯並びの状態から、希望する治療結果に合わせた最適な治療方法をご提案いたしますので、ぜひご相談ください。多くの芸能人、YouTuberなどの目立たない歯列矯正を希望される方々も当院に来院いただいております。利用できる歯列矯正装置も目立たないマウスピース型矯正装置、ハーフリンガル、裏側矯正などのワイヤー矯正装置、部分矯正、子供の矯正(小児矯正)も可能です。症例も開咬、八重歯、出っ歯、受け口、すきっ歯など様々な症例も対応します。
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