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この記事の監修者

三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科を運営する医療法人D.D.Orthoが監修しています。

口ゴボの矯正治療 抜歯が必要なケースと口元のライン治療とは?

2025年7月4日

口ゴボの定義と見た目の特徴

「口ゴボ」とは、上下の唇が前方に突き出して見える状態で、Eライン(鼻先と顎を結んだ線)より唇が大きくはみ出ることが特徴です。見た目に「もっこり」とした印象を与え、横顔にコンプレックスを持つ方も少なくありません。

横顔は鼻と顎と口唇のバランスなので、鼻が高ければ口元が出ていても気にならない場合もあります。

口ゴボの主な原因

・上下顎前突といった骨格的要因
・前歯の前方傾斜(歯列の突出)
・舌の癖や口呼吸などの生活習慣


口ゴボの治療法:抜歯矯正は必要なの?

抜歯矯正とは?

抜歯矯正とは、歯列内のスペース不足を解消するために、第一小臼歯などを抜歯し、前方に突出した歯を後方へ移動させる治療法です。口元の突出感を改善するには非常に有効です。

治療前後の変化

抜歯が必要なケースとその理由

・前歯の傾斜が強く、唇が突出している場合
・歯列にスペースが足りない場合
・骨格的に上下顎が前方にある場合


非抜歯での口ゴボ治療法

非抜歯矯正のメリットとデメリット

【メリット】
・歯を抜かずに済むため心理的負担が少ない
・治療後の咬合力が安定しやすい

【デメリット】
・口元の突出が十分に改善されないことがある
・前歯の位置がさらに前方に出る場合がある

非抜歯で治療できるケース

・口ゴボの程度が軽度の場合
・歯のサイズが小さく、スペースが確保できる場合
・歯列の拡大やIPR(歯の削合)による調整が可能な場合


口ゴボ治療における抜歯の影響

抜歯後の歯並びの変化

抜歯により確保したスペースへ前歯を移動させることで、歯並びが整い、口元が内側に引き締まった印象になります。

治療後の口元の見た目

唇の厚みや前突感が軽減され、Eラインも整います。ナチュラルでスッキリした横顔に変化するため、美容的な満足度も高い治療法です。


治療の進行状況と患者の選択

治療計画の立て方

精密検査(CT、口腔内スキャン、セファロ分析)を行い、骨格・歯の位置・咬合を総合的に評価した上で、抜歯・非抜歯の方針を決定します。

患者の希望に応じた治療法の選択

・できるだけ歯を抜きたくない
・横顔や口元の印象を改善したい
・治療期間や費用を重視したい
など、患者の希望を尊重しながら治療法を選択します。


口ゴボ治療に関するよくある質問

抜歯をすることが多いのはどの歯?

通常は、上下左右の第一小臼歯(4番目の歯)を抜歯することが一般的です。

治療期間はどれくらい?

抜歯矯正:おおよそ2〜3年
非抜歯矯正:1.5〜2年程度
※症例によって異なります


口ゴボ治療の事例

抜歯矯正による改善例

東京都在住の20代女性が、前歯の叢生(でこぼこ)と口唇の突出感の改善を希望し、当院に矯正相談で来院されました。

治療方法については、目立ちにくい装置をご希望されており、「インビザライン」と「フルリンガル(裏側矯正)」で検討された結果、最終的にハーフリンガル矯正(上顎:裏側矯正 下顎:表側矯正)を選択されました。

治療方針としては、ご本人が口唇の突出感の改善を強く希望されていたため、上下左右の第一小臼歯を1本ずつ抜歯する方針となりました。

動的治療は約2.5年間で終了し、現在はマウスピース型保定装置(リテーナー)にて保定を行っております。

動的治療終了後6〜12ヶ月間は、食事と歯磨きの時間を除き、常時装着をお願いしています。その後、1年半を目安に就寝時のみの使用へと移行し、段階的に使用時間を減らす予定です。2年経過後は、保定状況やご希望に応じて定期的な通院を継続いただいております。

【リスク・副作用について】
歯根吸収、歯肉退縮、後戻り、虫歯、痛み、歯肉炎、歯周病などの可能性があります。

【治療結果について】
抜歯により生じたスペースを利用して前歯を後退させた結果、口唇も後方に下がり、歯並びや横顔のプロファイルにおいてバランスの取れた仕上がりとなりました(動画をご参照ください)。

なお、口唇の変化量は一般的に歯の移動量の1/2〜1/3程度と言われておりますが、年齢や口唇の厚み・硬さなどの個人差により変動します。そのため、矯正治療において口唇の後退量を正確にコントロールすることは困難です。

 

 

 

 

抜歯をすれば前歯が下がって口ゴボの改善がするか?


では、抜歯をすれば前歯が下がって口ゴボの改善がするかというとそういうわけでもありません。

例えば下の症例のように、でこぼこが多く、抜歯したスペースを使用して八重歯などの改善を行なった症例では

前歯が大きく後退しないため、口唇が変わることが小さいです。

 

東京都世田谷区在住の20代男性が、八重歯を改善したいとのご希望で当院の歯列矯正相談にお越しいただきました。

歯列矯正装置はワイヤー矯正をご希望され、学生ということで治療費を抑えられる表側矯正を選択されました。

歯列のデコボコが目立ち八重歯になっていたため、上下左右1本ずつ計4本の抜歯を行いました。

治療期間は約22ヶ月で咬合および歯並びの改善が見られたため、動的治療を終了しました。

動的治療終了後は、整った歯並びと咬合を維持するために、透明で目立ちにくいマウスピース型の保定装置を使用しています。また、取り外しができないワイヤーを歯の裏側に装着し、歯列の安定を図っています。

動的治療終了後の6ヶ月から12ヶ月間は、食事や歯磨きの時間を除いて保定装置を使用していただきます。その後、動的治療から1年半経過時点で就寝時のみの使用に切り替え、徐々に使用時間を減らしていく予定です。治療開始から2年経過後は、患者様の希望を確認しながら定期的な通院を続けていきます。

【リスクと副作用】
歯根吸収、歯肉退縮、後戻り、虫歯、痛み、歯肉炎、歯槽膿漏、歯周病などが挙げられます。

 

 

矯正治療症例集のご紹介

 


まとめ:自分に合った治療法を選ぶために

専門医の意見を聞く重要性

口ゴボは見た目だけでなく、かみ合わせや骨格の問題も関わるため、専門医の診断が不可欠です。

治療法選択のポイント

・抜歯/非抜歯のメリット・デメリットを理解する
・自分の希望(見た目・治療期間・費用)を整理する
・無料相談などを活用して、納得のいく治療計画を立てましょう

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口ゴボの矯正相談のご予約・お問い合わせ


矯正治療を検討されている方 なら、ぜひ当院にご相談ください。初めての方でも安心して後悔しない治療を受けていただけるよう、丁寧な説明と親身な対応を心がけています。お問い合わせやご予約は、当院のホームページ(三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科)からお 気 軽にどうぞ。

当院では口腔内スキャナーのi-teroを利用した口腔内情報を再得して、3Dプリントされた歯列模型の模型を使用して裏側矯正の装置を作成します。

矯正治療を通じて、トラブル、失敗を避け美しい笑顔と健康な歯を手に入れるために、私たちと一緒に一歩を踏み出しましょう。お待ちしております。

矯正治療の選択肢にはそれぞれの特徴があり、患者様のニーズに応じた最適な方法を選ぶことが重要です。目立ちにくく取り外しのできるインビザラインやワイヤー矯正(内側に装置がつく裏側矯正、外側に装置がつく表側矯正)の違い、デメリットとメリットを理解することで、より納得のいく治療を受けることができます。当院では、子供から成人(大人)までの患者様のライフスタイルや歯並びの状態から、希望する治療結果に合わせた最適な治療方法をご提案いたしますので、ぜひご相談ください。多くの芸能人、YouTuberなどの目立たない矯正を希望される方々も当院に来院いただいております。利用できる矯正装置も目立たないマウスピース型矯正装置、ハーフリンガル、裏側矯正などのワイヤー矯正装置、部分矯正、子供の矯正(小児矯正)も可能です。症例も開咬、八重歯、出っ歯、受け口、すきっ歯など様々な症例も対応します。治療後は保定装置(リテイナー)で綺麗な歯並びを最小限の変化で維持します。 歯科矯正治療により口腔内の環境が変化します。歯科矯正治療中は日常生活での歯ブラシの習慣が重要になってきます。

歯並びのことで質問やお悩みや不安などがある場合には、是非当院まで気軽に無料カウンセリングのご予約ください

当院は三軒茶屋駅から徒歩2分に位置しアクセスも良好です。土曜日、日曜 も診療し、お仕事帰りの方でも通える時間の夜20:30まで診療しています。

診療日は月 水 木 金 土 日 の上

休診 休診日 は火と祝日です。

虫歯の保険診療やセラミックなどの被せ物やインプラント、ホワイトニングは、一般歯科での診療をお勧めしてます。親知らずの抜歯は口腔外科での受診をお勧めしております。

 

三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科(clinic)

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