後戻りと部分矯正
2018年1月22日
こんにちは、三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科（世田谷区三軒茶屋）院長の内澤です。
「矯正治療後のあと戻り」、避けられないことですが、最小限の止めることはできます。
あと戻りを最小限に防ぐ方法、その方法は、保定装置を使用することです。
矯正治療後にあと戻りでまたでこぼこが生じてしまう原因には、たくさんの理由があります。
あと戻りの理由
もちろんあと戻りの最大の理由として保定装置を適切な時間及び期間使用していなかったこと。
そのほかのあと戻りの理由の一つに、加齢変化によるもの、つまり年齢とともにでこぼこが出てきます。（もちろん矯正治療を受けていない人も、加齢とともにでこぼこは生じています。矯正治療後にはでこぼこのない歯並びになるために、あと戻りによって生じるちょっとしたでこぼこが目立ち、気になることがあります。）
なるべくでこぼこが出てこない、またあと戻りの生じない、矯正治療後の歯並びを維持するためには保定装置を長期間使用することをオススメしています。
保定装置
しかし、なんでもそうですが、長期間続けることは難しいため、保定装置も長年使用することは難しいです。
そこで、原因がなんであれ、あと戻りが生じてしまった歯並びに対して矯正治療を再度行うと、綺麗な歯並びに戻ります。
目立たない矯正装置でのあと戻りに対して再治療
しかし、再度治療をおこなうと思うと、また歯に装置をつけて治療を行うのは気がひけると思っている方も少なくないとは思います。
装置を使用しないと歯を動かすことができないこと、また、再治療では目立たない装置がいいという希望も多くあります。
そこで、オススメの方法として、舌側矯正、マウスピース型矯正があります。
もちろん、舌側矯正では、目立たない舌側に装置がつきますし、マウスピース型矯正装置は使用する装置自体が透明な装置を使用するため、目立ちづらいです。
しかし、部分だけでできる部分矯正治療は、前歯だけのでこぼこや、すきっ歯の改善がメインとなるため、部分矯正のみでは治療できない場合もあります。
もし部分矯正のみで矯正治療ができる場合には、治療費も抑えることができ、また治療期間も短くすることができます。
再治療の場合、初めての矯正治療と違い、矯正治療に対しての知識があるため、不安なことが少ないとお思いますが、その中で金銭面、そして装置をつけている期間の不安を解消する方法として、部分矯正治療があります。
まとめ
矯正治療後のあと戻りに対する再治療を考えた場合、治療費や治療期間等で不安なことがあると思いますので、一度軽い気持ちでご相談ください
