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新生活にひそむ危険!ストレスが歯に及ぼす悪影響

2024年4月4日

 

こんにちは。世田谷区にある三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科です。

 

新緑が美しく、
春の息吹を感じる季節となりましたね。
4月になり就職・進学など、
新たな生活のスタートを切る方も
多いのではないでしょうか。

 

こういった生活環境の変化は、
知らず識らずのうちに
心身のストレスとなり
負担となってしまうことがあります。

 

そして、このストレスは
時にお口の環境にも
影響を与えることがあるのです。

 

そこで今回は、
「ストレスが歯に及ぼす悪影響」について
お話しします。

 

 

ストレスによるお口への影響1
ドライマウス

 

皆さんは
「緊張した場面で口が渇く」
という経験を
したことはありませんか?

 

これは精神的な緊張や
ストレスにより、
一時的に「だ液の分泌量」が減ることで
生じる反応です。

 

このような緊張状態が長く続くと、
やがて慢性的に
だ液の分泌が不足してしまいます。

 

これが「ドライマウス(口腔乾燥症)」
と呼ばれる症状です。

 

ドライマウスにより
お口が渇いた状態が続くと、
だ液がお口の汚れを
清掃する効果が下がり、
プラークが付着しやすくなります。

 

その結果、
むし歯になるリスクが
上がってしまうのです。

 

 

ストレスによるお口への影響2
免疫力の低下

 

ストレスは
身体の免疫力を下げる
原因のひとつで、
さまざまな病気を
引き起こしやすくなります。

 

そして、お口も例外ではなく、
免疫力低下による悪影響
及ぶことがあります。

 

これにより引き起こされる
症状のひとつが
歯周病です。

 

免疫力の低下により
歯周病菌への抵抗力が
落ちることで、
症状の悪化を招きやすくなります。

 

 

歯周病は自覚症状が少なく、
気づかぬまま放置してしまうことも
珍しくありません。

 

そのまま放置すると症状が進行し、
最悪の場合、
歯が抜けてしまうこともあります。

 

 

ストレスによるお口への影響3
歯ぎしりが強くなる

 

寝ているときの歯ぎしりも
ストレスが原因によって
悪化することがあります。

 

そもそも歯ぎしりは
ストレスを和らげるための
生理的な運動として
起こるとされています。

 

しかし、お口の中においては
さまざまな病気や症状を
引き起こすリスクとなってしまいます。

 

 

歯ぎしりが強い状態が続くと
歯がすり減ったり、
折れたりすることがあります。

 

それだけでなく、
歯ぐきの損傷や顎関節症などを
引き起こす危険性もあるのです。

 

朝起きたときの顎の疲れや痛み、
歯のすり減りなどの
異変が見られたときは、
歯ぎしりが悪化している恐れがあり、
注意が必要です。

 

 

健康への第一歩は
身体の不調に耳を傾けることから!

 

忙しい日々においては、
心身の小さな不調を
見過ごしてしまうことも
あるかもしれません。

 

しかし、
小さな不調の積み重ねが
将来の大きな病気の
引き金になることもあります。

 

 

まずは日々のストレス解消に取り組み、
不調を予防することが大切です。

 

そして、お口周りで
気になる症状があれば、
早めに歯科への受診をおすすめします。

 

お口周りで心配なことがあれば
お気兼ねなく当院にご相談ください!

 

 

 

三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科
〒154-0024
東京都世田谷区三軒茶屋1-32-14
TEL:03-6805-5765
URL:https://www.sangenjaya-ortho.com/
Googleマップ:https://maps.app.goo.gl/7UG4wC7fUZMeXGPS9

こんなに違う!?歯科先進国「スウェーデン」の取り組み

2024年3月6日

 

こんにちは。世田谷区にある三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科です。

 

春は出会いと別れの季節。
3月に入り、惜しみながらも
級友や同僚との別れを
迎える方もいらっしゃるのでは
ないでしょうか。

 

環境の変化とともに
何かと忙しくなる時期ですが、
そんな時こそ
気に留めておきたいのが
いざという時の備え、
つまり「予防」です。

 

今回は
「むし歯にならないための予防」として、
デンタルケアの意識が高い
歯科先進国である
スウェーデンの取り組みをご紹介します。

 

あわや国家の危機に!?
むし歯大国だったスウェーデン

 

歯科先進国として
ご紹介したスウェーデンですが、
実は過去に多くの国民が
むし歯に悩まされていました。

その原因のひとつが
「甘いおやつ」です。

 

スウェーデンには
「フィーカ」と呼ばれる習慣があり、
仕事の合間であっても
午前と午後に1回ずつ、
甘いものとコーヒーを楽しむ時間を
設けています。

 

こういった習慣なども相まって、
やがて国民にむし歯が
まん延していったのです。

 

 

多くの国民が
むし歯治療を行うことで
国の保険料負担が増加し、
やがて国の財政が
苦しい状況になります。

そこで、スウェーデンは
国をあげて問題の解決に着手します。

 

まずイエテボリ大学教授で
著名なペール・アクセルソンと
ヤン・リンデが先導し、
長期間にわたる研究を行いました。

その結果、
「歯の健康を保つためには
予防が一番大切」
という結論に至ったのです。

 

この研究を経て
スウェーデンは国全体で
予防歯科に取り組むようになります。

 

その結果、2005年時点で
70歳以上の平均残存歯の数が
21本となりました。
当時の日本が16.5本だったのに対し、
大きく上回る数値です。

 

かつては国全体が
むし歯に悩まされるも、
予防歯科を推進したことで
ついには歯科先進国となったのです。

 

10%対80%!
日本とスウェーデンで決定的に違う「ある習慣」とは?

 

スウェーデンと日本の
大きな違いは
「保険で予防歯科を
カバーできる範囲」です。

この取り組みは、
言うなれば
「未来への投資」
とも言えます。

 

日本では
歯周病などの慢性疾患がない場合は
定期的なメインテナンスや
検診が原則として保険適用になりません。

 

一方、スウェーデンでは
1974年に歯科保健制度が導入されて以来、
定期検診にも保険が適用されているため、
「むし歯になる前に歯医者に行こう」
という考えが
幅広い世代に浸透しています。

その意識の高さを
裏付ける数字としてあげられるのが
「80%」という数字です。

 

 

この80%とは
「歯科の定期検診を受ける
スウェーデン国民の割合」です。

一方の日本は、なんと10%未満。
きれい好きのイメージがある日本人ですが、
予防歯科の中では
これだけ大きな開きがあります。

 

さらにスウェーデンでは
20歳ごろまで矯正や
インプラントを含む
歯科治療が全て無償です。

この取り組みの差が、
国民の意識に大きく影響を与えている、
と言えるでしょう。

 

ちなみに予防が定着した現在も、
甘いおやつを食べながら
コーヒーを飲む「フィーカ」は
続けられています。

 

健康なお口の第一歩は
日々のセルフケアから!

 

日本もスウェーデンのように
保険の適用範囲がもっと広がれば…
と思いますが、
こればかりは国の方針に
期待するしかありません。

 

しかし、こうしている間にも
皆さんのお口の中では
むし歯や歯周病が
日々進行しているかもしれません。

 

健康なお口を保つために
まずは基本となるセルフケアを
欠かさず丁寧に行いましょう!

 

そして、気になる症状や
違和感があれば、
早めの受診をおすすめします。

 

歯科先進国に負けないレベルで、
最新の医療を受けられるのが
日本の歯科医院です。

 

 

適切な処置やクリーニング、
さらにブラッシングなどの
指導を受けることで、
セルフケアとの相乗効果も
生まれます。

 

新生活を迎えるこの季節。
歯の予防に対する意識も
ぜひ一新してみては
いかがでしょうか!

 

三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科
〒154-0024
東京都世田谷区三軒茶屋1-32-14
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歯周病が「静かな殺し屋~サイレントキラー」と呼ばれる理由

2024年2月5日

 

こんにちは。世田谷区にある三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科です。

少しずつ冬から春への
変化を感じられるこの時期。

 

季節の変わり目に差しかかると
気候の変化で体調を
崩してしまうことも多いので、
気になる症状があれば
早めに対処していきましょう。

 

一方、お口の中では
これといった
自覚症状がないまま、
全身の健康を脅かすような
病気があるのを
ご存じでしょうか。
その正体は、歯周病です。

 

静かに進行しつつ、
さまざまな病気を引き起こし、
寿命にも影響を及ぼすことから
「サイレントキラー(静かな殺し屋)」とも
言われています。

 

今回は歯周病の
原因と対策をご紹介していきます。

 

 

サイレントキラーと呼ばれる歯周病の恐怖

「歯周病が命に関わるなんて」
と驚かれるかもしれません。
しかし、冒頭でもお話ししたように、
歯周病は時として、
以下のような「重篤な病気」を
引き起こすことがあるのです。

 

・心臓病(心筋梗塞や狭心症)
・気管支炎/肺炎
・糖尿病の悪化
・早産/低体重児出産のリスク増加

 

 

 

歯周病が進行すると
お口の中の歯周病菌が増殖し、
その一部が血管に侵入するようになります。
すると、血流に乗って
全身を巡った歯周病菌が、
さまざまな病気を引き起こす
原因となってしまうのです。

 

 

歯周病の進行を早める原因は?

歯周病から歯を守るためには、
歯周病菌が繁殖する原因を
把握しなければなりません。
主な原因は以下の通りです。

 

・歯周ポケット
歯周病菌は酸素を嫌うため、
歯周ポケットに静かに潜んでいます。
この歯周ポケット
深くなればなるほど、
知らない間に歯周病菌が
増殖してしまうのです。

 

・喫煙
タバコに含まれるニコチンには
血管を収縮させる作用があります。
これにより、
歯周病の症状としての出血が
抑えられることで
歯周病の発見が遅れ、
気づかぬ間に
進行してしまうことがあります。

 

・糖尿病
糖尿病になると、
歯周病のリスクが2倍以上に高まります。
知らず識らずのうちに
細菌への抵抗力や組織の修復力が低下し、
口腔内が乾燥します。
その結果、細菌が繁殖し、
歯周病が悪化するのです。

 

 

 

歯周病の進行から歯を守るには?

歯周病は
自覚症状が少ないにも関わらず、
全身に悪影響を与えうる
恐ろしい病気です。

 

歯周病の進行を食い止めるには、
お口の中の清潔を保ち、
歯周病菌を
減らすことが大切です。

 

 

 

まずは日々のブラッシングを丁寧に行い、
歯間ブラシやデンタルフロスも活用して、
隙間のプラークも
きれいに取り除きましょう。

 

また、食事の際には
よく噛んで食べると、
だ液の分泌が増えて
歯周病の予防効果が
期待できます。

 

そして、定期的に歯科を受診し、
クリーニングや
歯周病のチェックを習慣づけることで、
より効果的なプラークコントロールが
可能になります。

 

日々の口腔ケアと
歯科でのプロケアを徹底し、
お口を歯周病から守りましょう!

 

 

 

三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科
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ゴシゴシ磨くのはNG!?「汚れが落ちない」歯みがきとは

2024年1月15日

 

あけましておめでとうございます。
世田谷区にある三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科です。
1月はお餅を楽しみにしている方も
多いのではないでしょうか?

 

お餅といえば、
杵と臼を使ってつくのが
「餅つき」の昔ながらの方法ですね。

最初はもち米の粒がなくなるように
グイグイと潰しますが、
それ以降は
力を入れすぎないことがコツ
だそうです。

 

力いっぱい振り下ろして
いるように見えますが
適切な力加減がある
ということですね。

 

実は、
歯みがきも餅つきと同じで、
適切な力を意識することが大切です。

 

強すぎる歯みがきには
リスクも隠れています。

 

 

もったいない!
力を入れすぎると汚れが落ちない!?

歯をピカピカにしたくて
必要以上に力を入れて
磨いていませんか?

 

きれいにしたい!
という気持ちは素晴らしいのですが、
ゴシゴシと力強く磨けばいい、
というものではありません。

 

余計な力を入れて歯を磨くと、
歯ブラシの毛先が広がってしまいます。
すると、
効率よく汚れをかき出すことができず、
磨き残しが多くなってしまうのです。

 

 

 

こうして汚れが残った状態が続くと、
むし歯や歯周病のリスクも高くなります。

 

 

汚れが取れないだけじゃない!
誤ったブラッシングでむし歯リスクが余計に高まる!?

誤ったブラッシングのリスクは、
「汚れが落ちないこと」
だけではありません。

 

歯と歯ぐきの境目を磨くときに
力強く磨いてしまうと
歯ぐきにも
「力強いブラッシング」が
当たってしまいます。

 

このような磨き方をしてしまうと、
歯ぐきが下がってしまうことも。

 

そして、歯ぐきが下がると
敏感な歯の根っこが露出し
知覚過敏を引き起こしてしまうのです。

 

さらに、
歯の根っこはむし歯に弱く、
露出していると
5年後のむし歯リスクが
3倍も高くなる
と言われています。

 

 

正しいブラッシングで歯を守る!
力加減を覚えよう!

こうしたリスクを避けるためには、
正しいブラッシング
をすることが大切です。

 

適切なブラッシングの力加減は、
150g~200g程度
だと言われています。

 

この力加減はどれくらいなのか、
簡単に確認できる方法があります。

 

歯ブラシを用意し、
ご自身の爪に毛先を当ててみてください。

 

このときに、
「爪に当てても毛先が開かない程度」
が適切な力加減です。

 

 

 

歯ぐき下がりを防ぐ!
磨き方を見直そう!

残念ながら
下がってしまった歯ぐきを
元に戻すのは困難です。

 

そのため、
日ごろから正しい力加減を覚えて
歯みがきをするように
心がけることが大切です。

 

ポイントは、
毛先がきちんと
歯の面に当たるようにして、
優しく小刻みに動かすこと。

 

 

 

当院では、
歯みがきの方法や
道具の使い方指導も
おこなっています。

 

「最近歯の根元がしみるな」
「正しい歯みがき方法が気になる」
という方は
ぜひお気軽に当院までご相談ください。

 

 

 

三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科
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気になるインビザラインの「通院頻度」や「治療期間」の目安を解説!

2023年8月25日

 

こんにちは。世田谷区にある三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科です。

インビザライン治療は数ある歯列矯正方法の中でも注目度が高く、多くの患者様に選ばれています。しかし矯正は一度の治療で完了するものではなく、治療期間中は定期的に通院する必要があります。それをもし怠ると、理想の歯並びにならない・予想以上に完了までに時間がかかる、ということもあります。

今回は、インビザラインの通院頻度や大まかな治療期間について説明していきます。

 

目次

■歯列矯正は一度通って終了ではない
■インビザラインの通院頻度について
■インビザラインの治療期間の目安
■症例によって理療期間は異なる点も理解すべき
■無料カウンセリングで通院頻度や目安の治療期間を要チェック
■まとめ

■歯列矯正は一度通って終了ではない


医師と患者

医師と患者

ガタガタの歯並びや出っ歯、受け口など、さまざまな歯列に関する悩みがあります。それを効率的に治すのが歯列矯正です。歯は歯茎の上に置かれているだけではなく、しっかりと歯根部分が歯茎の中に入り込み、簡単に動かないようになっています。それを自分が思い描いた歯並びにするわけなので、ケースバイケースですがある程度の期間通院する必要があります。1度や2度通うだけで希望する歯並びを手に入れることができないため、あらかじめ中長期的なビジョンを持ち、臨みましょう。

 

歯並びが気になるからといってすぐさま治療開始できないこともあります。例えば虫歯や歯周病に罹患している際には、まずそちらの治療が優先され、その後歯列矯正をすることになります。これはインビザライン以外のマウスピース矯正やワイヤー矯正においても同様でしょう。

口の中の下準備がしっかりでき、そのうえで使用する矯正装置を作り、歯列矯正を開始します。

 

気になる通院期間や頻度については、専門の歯科医院に行けば大まかな範囲で教えてもらえるでしょう。当院では無料のカウンセリングをご用意しているため、その際に期間や頻度、その他にもいろいろなご質問をなさってください。

■インビザラインの通院頻度について


インビザライン治療の通院頻度は、およそ2ヶ月に1度となります。具体的に他の歯列矯正方法と比較すると、通院頻度の少なさを実感できるでしょう。
一般的なワイヤー矯正の場合は、基本的に1ヶ月に1度は通院し、歯の状態に合わせたワイヤー調整が必要です。ワイヤー矯正とインビザラインを比べると、インビザラインは半分の通院頻度なので、仕事などで忙しい患者様にも最適です。通院しにくい場所から通っておられる患者様にとっても頻度が少ないというのは理想的なことです。

 

実際に歯列矯正を行う際のデメリットのひとつに歯科医院に通う頻度が挙げられていましたが、インビザラインの登場のおかげで状況が変わりつつあります。インビザラインは通院頻度が少ないものの、あらかじめ現在装着しているマウスピースの他にその次に装着することになるマウスピースも渡されているため、時期や歯の動きを確認すれば、歯科医院に行かずとも使用するマウスピースの変更ができるというわけです。ワイヤー矯正であればそうはいかず、1ヶ月に1度は通院して調整をしてもらう必要があります。

 

さまざまな事柄も含め考えると、インビザラインが機能面以外にも優れていることが分かるでしょう。

■インビザラインの治療期間の目安


診察している手元や資料

診察している手元や資料

歯列矯正のインビザラインの治療期間は、大人の場合は「2年~2年半」が一般的です。年齢によって異なることも多く、例えば10代の場合はより短く、治療期間の目安が2年弱となっています。そして部分的な矯正なのか、全体的な矯正なのかによっても違いがあり例えば前歯の部分矯正であれば数ヶ月もあれば治療が終わるでしょう。

 

患者様によって歯列の状態は大きく異なりますし、一見するとそれほど酷くなさそうでも望む歯並びに近づけるためには想像以上の期間がかかるケースも見られます。

結局は人それぞれ…ということになりますので、専門医に相談してみるのがベストです。インビザラインは透明なマウスピースなので非常に目立ちにくく、仕事中やプライベートの外出中でも問題なく装着可能です。そのため治療期間がある程度長くなってもそれほど不都合はありませんが、できれば短い方が良いですよね。ちなみに、飲食の際にはインビザラインのマウスピースを取り外すことになるため、矯正中ということを忘れて飲食を楽しめます。

 

カウンセリングや検査の際に大まかな治療期間は分かりますが、歯の動きが想定よりも遅い、マウスピースの装着をさぼっていた、という場合には治療期間の例外も出てきます。治療期間をできるだけ短く、そして美しく歯列を仕上げるためには、決められた時間しっかりと装着することが重要です。

■症例によって治療期間は異なる点も理解すべき


精密検査を行いクリンチェックができ上がると、本格的なシミュレーションが可能になります。どのように現在の歯列が移動するのか知ることができ、3D画像で確認できますので、インビザライン治療を始める前から将来の歯並びを想像することが可能です。

 

こういった綿密な検査などにより、現状の歯並びが判明し、理想的な歯並びになるまでどういった順序をたどるのかが分かってきます。症例(現在の歯並び)によっては、平均的な治療期間とずれることも珍しくありません。他にも、実際に治療をはじめてみると思いのほか動きが悪く、はじめに聞いていた治療期間を超えるケースもあるためご了承ください。

自分自身では気づいていなかった歯並びの問題が判明することも意外と多いです。

当院にはインビザラインダイヤモンドドクターが在籍しており、ダイヤモンドプロバイダーに認定されています。そのためより正確度が高く、安心したインビザライン治療を受けていただけます。

■無料カウンセリングで通院頻度や目安の治療期間を要チェック


矯正治療は一般的な歯科治療に比べて高額になりやすく、比較的気軽に受けられるインビザラインであっても数十万円はかかります。そのため信頼できる歯科医院で目安の通院頻度や治療期間、自分自身の歯並びの状態、その他さまざまな事柄について聞いておきましょう。
当院は上記したようにダイヤモンドプロバイダーに認定されているため、患者様が知りたいと思っておられるインビザラインに関するさまざまな疑問に答えられます。

 

矯正歯科の中にはカウンセリングを行っていないところや有料のところもあります。そういった歯科医院は気軽に利用しにくいですし、患者様に対するサービス精神に欠けているとも言えるでしょう。しかし当院は無料でのカウンセリングを実施しており、実際に歯並びで悩んでいる多くの方が希望されています。

 

カウンセリングのみならず、具体的に下記についても無料対応しています。

 

・治療後の歯並び事前シミュレーション(希望者のみ)
・精密検査
・診断

 

悩んでいる患者様にとって、特に事前シミュレーションは非常に参考になります。そもそも治療をすべきなのか、もし治療をする場合にはどういった流れでどれくらいの期間がかかるのか…など、知りたいと思っておられる内容をきっちりとお伝えします。

想像されている以上にカウンセリングが持つ意味は大きく、それが無料か有料かという点もかなり大切になります。

■まとめ


今回はインビザライン治療を受ける際の通院の頻度や治療期間の長さなどを説明しました。頻度は一般的には2ヶ月に1度程度、期間は症例にもよりますが大人の場合は2年~2年半程度となります。

実際に契約をする前にカウンセリングで話をしっかりと聞き、歯科医院の善し悪しも含め、さまざまな事柄について判断してください。

当院のドクターは、高い技術力も有しているため、安心してインビザライン矯正をしていただけます。疑問などがある際には、お気軽にご相談ください。

メール相談;

インビザラインで大事な衛生管理。怠ってしまうとどうなる?

2023年8月18日

こんにちは。世田谷区にある三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科です。

 

マウスピースを利用して歯並びを矯正するインビザラインは、日頃のマウスピースの衛生管理が大切です。マウスピースのケアを怠った場合、口腔内の環境が悪化したり、虫歯や歯周病になったりするおそれがあります。ワイヤー矯正よりも衛生管理が重要ですので、マウスピースの洗浄を習慣化しておきましょう。

 

今回は、インビザラインの衛生管理について、わかりやすく説明します。

 

目次

■インビザラインは衛生管理が必須
■インビザラインで衛生管理が必要な理由
■衛生管理を怠るとどうなるの?
■インビザラインのケア方法について
■衛生管理など、インビザラインのルールは歯科医院で徹底確認
■問題があればすぐに歯科医院に連絡
■まとめ

 

■インビザラインは衛生管理が必須


矯正治療を始めた後、特別なケアや装置の管理は不要と考えている方も多いと思います。確かにワイヤー矯正の場合、歯磨きさえ注意すれば特段のケアは必要ありません。装置のケアは不要で、歯科医師の指示に従って治療を受ければ問題ないでしょう。

 

しかし、インビザラインはマウスピースの衛生管理が必要不可欠です。マウスピースは数週間に1回の頻度で交換しますが、毎日装着しますので、何度も使用するうちに汚れが蓄積していきます。日々のケアを怠ると、治療に悪影響が生じるおそれもあります。インビザラインで歯並びを矯正する方は、マウスピースの衛生管理を忘れないようにしましょう。

■インビザラインで衛生管理が必要な理由


インビザラインで衛生管理が求められる理由は、口腔内の環境をきれいに保つためです。インビザライン治療で用いるマウスピースは、数週間ほど同じものを利用します。そのため、使い続けているうちに汚れがたまってしまい、雑菌が繁殖するおそれがあるのです。たとえマウスピースの見た目はきれいだとしても、実際は雑菌が大量に付着している可能性もあります。

 

また、マウスピースの悪臭を予防するためにも、日々の衛生管理が欠かせません。マウスピースで雑菌が繁殖すると、次第に独特の悪臭を放つようになります。その結果、自分自身の口臭が悪化してしまうおそれもあります。

いずれにせよ、インビザライン治療を利用する場合、マウスピースのケアは必須と考えておきましょう。

■衛生管理を怠るとどうなるの?


もしインビザラインで衛生管理を怠った場合、先に触れたように口臭が強くなってしまうことがあります。マウスピースは1日20時間以上、同じものを数週間にわたって使い続けます。そのため、使い続けるうちに汚れが溜まり、マウスピースが黄ばんでいきます。汚れを除去せずに放置すると雑菌が繁殖しますので、結果として口臭が強くなるのです。

 

マウスピース本体にカビが繁殖してしまうリスクもあります。カビはアレルギーを引き起こすことも多く、健康にさまざまな悪影響を及ぼします。もしカビが生えてしまった場合、取り除くのは決して簡単ではありません。使用を止め、新たに作り直してもらう必要があります。

マウスピースを装着している間は、通常時と比べて唾液の分泌量も減少します。口臭が強くなるのはもちろん、虫歯や歯周病のリスクが高まる点に注意しましょう。さらに衛生管理を怠った場合、マウスピースに付着した雑菌が虫歯・歯周病の原因になる可能性があります。もし虫歯・歯周病になった時は矯正治療を中断し、虫歯などの治療をしなければいけません。

 

インビザラインのケアを怠ると、口臭を悪化させ、虫歯・歯周病を引き起こすことがあります。そうならないように、正しい方法を覚えてケアを徹底しましょう。

■インビザラインのケア方法について


インビザラインのマウスピース

インビザラインのマウスピース

インビザラインのケアは決して難しくありません。普段のケアであれば、マウスピース本体をしっかり水洗いするだけでも十分です。

水洗いは1日1~2回を目安に、マウスピースを流水に当てながら、指の腹で優しく汚れを洗い落としましょう。マウスピースは樹脂製なので、お湯を使うと変形してしまうおそれがあります。水洗いのタイミングは任意ですが、歯磨きに合わせて行うと習慣化させやすいです。

 

もし指で擦っても汚れが落ちない時は、歯ブラシを使って汚れを落としましょう。歯ブラシを使う際は毛先が柔らかめのものを利用し、マウスピースを優しく擦ってください。毛先が硬めの歯ブラシを使うと、マウスピースに細かい傷が付いてしまう可能性があります。

汚れが落ちにくいからといって歯磨き粉を使ってはいけません。研磨剤の有無に関わらず、マウスピースを傷付けてしまうので、利用は控えましょう。何も使わず、柔らかめの歯ブラシでそのまま擦ることが大切です。

 

ただ、水洗いや歯ブラシのみでは、マウスピースの汚れをしっかり落とせません。週に1~2回程度は、マウスピース専用の洗浄剤を利用して洗いましょう。洗浄剤は隅々まで浸透しますので、マウスピースの細かい部分までしっかり洗浄できます。

また、消臭・殺菌効果もあるため、口臭や虫歯・歯周病対策にも効果的です。一般的な洗浄剤は浸け置きタイプで、歯科医院や薬局、ドラッグストアなどで購入できます。

 

マウスピースを洗った後は、水分を拭き取って十分に乾燥させましょう。しっかり乾燥させないと雑菌が繁殖し、マウスピースが悪臭を放つおそれがあります。

 

マウスピースを乾燥させたら、出しっぱなしにしてはいけません。専用のケースに入れ、汚れやホコリが付かないようにしましょう。なお、使い終わったマウスピースと現在使っているマウスピースは、分けて保管することをおすすめします。

■衛生管理など、インビザラインのルールは歯科医院で徹底確認


インビザライン治療を受ける場合、衛生管理などのルールを徹底することが重要です。ただ、分かりにくい部分も多いと思いますので、不明点やルールは歯科医院で確認しましょう。

 

自己判断で衛生管理してしまう方も中にはいますが、基本的にNGと考えておくべきです。自己判断でマウスピースを管理・ケアすると、雑菌が繁殖したり、本体に傷が付いたりするおそれがあります。虫歯や歯周病のリスクも高まりますので、いかなる理由でも自己判断は避けましょう。

歯科医院で相談すれば、インビザラインの正しい衛生管理の方法や、マウスピースのケア方法についてアドバイスを受けられます。マウスピースの洗浄方法も詳しく聞けるほか、保管に関する注意点も聞くことが可能です。もし分からないことがあっても、丁寧に教えてもらえるでしょう。

インビザラインは治療期間が長く、症例によっては3年程度の時間が求められます。長期的な衛生管理が必要ですので、虫歯や歯周病のリスクを軽減するためにも、歯科医師の指示・アドバイスに従って対応しましょう。

■問題があればすぐに歯科医院に連絡


もしインビザラインの衛生管理やケアで問題が生じた時は、速やかに歯科医院へ連絡することをおすすめします。問題を放置した場合、インビザラインの治療計画に狂いが生じる可能性もあります。

 

例えば、洗浄中にマウスピースが破れてしまったら、新しく作り直さなくてはいけません。破れたマウスピースを使い続けると、歯並びが予期せぬ方向に動いてしまうおそれがあります。また、忙しくてマウスピースをケアできなかった場合、汚れたり黄ばんだりすることもあるでしょう。しかし、汚れたマウスピースを使い続けると、虫歯・歯周病になってしまうかもしれません。

このような問題が発生した時は、できるだけ早く歯科医院に連絡し、適切に対応してもらう必要があります。

■まとめ


インビザラインは痛みや違和感が少なく、目立たずに歯並びを矯正できるとから人気の治療方法です。しかし、マウスピースの衛生管理が求められるほか、適切な方法でケアする必要があります。毎日しっかりと水洗いし、週に1~2回は洗浄剤を使って洗うようにしましょう。

 

もし衛生管理の方法で分からないことがある場合、歯科医院に相談をおすすめします。自分で判断するのではなく、正しいケアの方法や衛生管理のルールを教えてもらいましょう。万が一問題が発生した際は、すぐに連絡することも大切です。
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見た目が気になる若い女性におすすめ!目立たない矯正治療について解説

2023年8月11日

 

こんにちは。世田谷区にある三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科です。

矯正治療したいけど目立つのは嫌…このように考えている方もいらっしゃると思います。確かに矯正治療は装置が目立ってしまう場合もあります。しかし、インビザラインのように、方法によっては目立たない矯正治療が可能です。矯正治療を検討中の方は、カウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか。

今回は、目立たない矯正治療について紹介します。

 

目次

■矯正をしたけど目立つのは嫌という女性も多い
■目立たない矯正治療にはどんなものがあるの?
■目立たない矯正治療のメリット
■目立つ矯正治療にはどんなものがあるの?
■インビザラインなら若い女性にもおすすめ
■まとめ

■矯正をしたけど目立つのは嫌という女性も多い


出っ歯や受け口、乱ぐい歯など歯並びの乱れを正すためには、歯科医院で矯正治療を受ける必要があります。ただ、矯正装置が目立つため、治療をためらっている方も少なくないでしょう。

 

確かに矯正装置が目立ってしまう治療方法も存在します。例えばワイヤーを利用する表側矯正は、歯の表面に装置を取り付けるため、笑った時や会話した時に装置が見えてしまうことがあります。審美的には決してよいものではないので、気になってしまう方は多いと思います。

 

しかし、装置が目立つ矯正治療の方法は表側矯正くらいです。歯列矯正においては、他にもさまざまな治療方法がありますが、そのほとんどは装置が目立ちません。例えば透明なマウスピースを使うことで、目立たずに治療できる方法もあります。また、装置の色が目立たない表側矯正もあるため、矯正治療=目立つ、と考えてはいけません。

■目立たない矯正治療にはどんなものがあるの?


裏側矯正

裏側矯正

矯正治療の方法は、大きくワイヤー矯正とマウスピース矯正に大別できます。このうち、ワイヤー矯正は表側矯正と裏側矯正に分けられますが、裏側矯正は目立たない治療方法として知られています。また、マウスピース矯正も基本的に目立ちませんので、目立つのが嫌な方は検討してみましょう。

 

裏側矯正は、歯の裏側に装置を取り付ける矯正治療の方法です。ブラケットという装置にワイヤーを組み合わせ、歯並びを矯正していきます。表側矯正とは違い、装置を歯の裏側に装着するため、装置が目立つ心配はありません。

一般的にはワイヤー矯正は、歯の表面に装置を取り付ける表側矯正が広まっています。古くからあるため、ほとんどの歯科医院で治療を受けることが可能です。しかし、表側矯正は装置が目立ってしまうので、目立たない矯正治療を望むなら裏側矯正を候補に入れましょう。

ただ、裏側矯正は費用が高く、100万円を超える症例も珍しくありません。少しでも費用を抑えたい場合、マウスピース矯正がよいかと思います。

マウスピース矯正は、歯並びに合わせたマウスピースを使い、少しずつ歯列を矯正する治療方法です。マウスピースは定期的に交換し、時間をかけて歯並びを移動させます。なお、マウスピース矯正もさまざまな種類がありますが、ポピュラーなものはインビザラインです。インビザラインは治療の精度が高く、裏側矯正と比較して治療費を抑えられます。

 

また、マウスピース矯正は装置を取り外せるため、飲食中や歯磨き時に装置を気にする必要がありません。しかし、裏側矯正と比較して治療期間が長くなる傾向があります。症例によって異なりますが、治療完了までに2~3年ほどかかると考えておきましょう。ただ、治療期間の長さを差し引いても、マウスピース矯正の費用の安さや装置を取り外せる柔軟性は代えがたいものがあります。

■目立たない矯正治療のメリット


笑顔の女性

笑顔の女性

裏側矯正やマウスピース矯正など、目立たない矯正治療のメリットは、周囲の目を気にせずに済む点です。表側矯正など装置が目立つ治療方法の場合、笑ったり会話をしたりすると相手に装置が見えてしまうことがあります。相手が気にしないとしても、自分自身は気になってしまうこともあるでしょう。特に接客業・サービス業のように、人と会話する機会が多い職場で働く方は、審美面が仕事に影響する可能性もあります。

一方、目立たない矯正治療は、会話時に装置が目立つ心配がありません。裏側矯正は歯の裏側に装置があるため、気付かれるケースはほぼ皆無といえます。また、マウスピースも基本的に無色透明なので、装着した状態でもほとんど目立ちません。

 

また、飲食への影響が少ないこともメリットといえます。表側矯正の場合、歯と装置の間に食べかすが詰まり、目立ってしまうおそれがあります。しかし、裏側矯正は歯の裏側に装置があるため、食べかすが詰まる可能性は低いです。もし詰まったとしても、裏側なので目立たずに済みます。マウスピース矯正にいたっては、飲食中に装置を取り外せるので、そもそも食べかすが詰まる心配がありません。

 

表側矯正と比較して、虫歯のリスクが低いのもメリットです。歯の裏側は常に唾液が循環しているので、歯の表面ほど汚れが溜まりません。また、マウスピース矯正は装置を取り外せます。もし食べかすや汚れが付着しても、歯磨きすればしっかり除去できます。

■目立つ矯正治療にはどんなものがあるの?


裏側矯正やマウスピース矯正は目立たない一方、少なからず目立ってしまうのが表側矯正です。表側矯正は、歯の表面にブラケットとワイヤーを装着するため、笑った時などに装置が見えてしまう場合があります。特に金属のブラケットとワイヤーを使う場合、遠目にも目立ってしまうので注意が必要です。

 

また、ハーフリンガル矯正も目立ってしまう可能性があります。ハーフリンガル矯正は、上の歯は裏側矯正を行う一方、下の歯は表側矯正とする治療方法です。通常の表側矯正と比較して目立ちにくいものの、下の歯はブラケットとワイヤーが見えるため、場合によっては目立ってしまいます。表側・裏側矯正のメリットを持つ反面、デメリットも備えている治療方法です。

先に触れたように、矯正装置が目立つ治療方法は仕事に影響する可能性もあります。人と触れ合う機会が多い方は、マウスピース矯正や裏側矯正のほうが向いているでしょう。

■インビザラインなら若い女性にもおすすめ


もし矯正治療の審美面が気になるなら、インビザラインを検討してみてはいかがでしょうか。インビザラインは透明なマウスピースを利用するため、若い女性におすすめの治療方法です。ほとんど目立ちませんので、他の治療方法と比較して審美性が優れています。

インビザラインの治療期間は症例によりますが、~3年程度の時間がかかります。また、マウスピースは1日20時間以上の装着が必要ですので、自己管理が求められる点に注意しましょう。

 

一方で治療費は安く、表側矯正とほぼ同じです。症例によっては、裏側矯正の半額程度で済む場合があります。経済的な負担を減らしたい方には、裏側矯正よりもインビザラインがおすすめです。対応している症例も幅広く、さまざまな不正咬合を治療できます。一般的なワイヤー矯正とは異なり、歯を抜く症例も少なめです。

 

マウスピースは自由に取り外せますので、飲食中に装着する必要がありません。食べかすが挟まる心配がないので、治療をしていない時と同じように飲食を楽しめます。ただし、飲食後は早めに歯磨きを行い、マウスピースを装着しましょう。

■まとめ


歯並びが悪いと、十分に咀嚼できなかったり、滑舌が悪くなったりと、日常生活にさまざまな影響を及ぼします。人によっては顔の輪郭が変わるなど、審美面にも影響が出てしまうこともあります。ただ、装置が目立つからと、矯正治療を躊躇している方も多いと思います。

 

しかし、現在は裏側矯正やマウスピース矯正など、目立たない矯正治療が主流です。中でもインビザラインは治療費が安く、装置が目立たないため若い女性に向いています。もし装置の見た目を気にしている方は、インビザラインを検討してみてはいかがでしょうか。

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裏側矯正と表側矯正を徹底比較!それぞれのメリットデメリットを解説

2023年8月4日

こんにちは。世田谷区にある三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科です。

 

ブラケットという装置にワイヤーを組み合わせるワイヤー矯正は、古くからあるポピュラーな矯正治療の方法です。大きく表側矯正と裏側矯正の2種類に分けられますが、それぞれメリットとデメリットがあります。表と裏、どちらがよいか迷った時は、違いをしっかり把握して判断しましょう。
今回は、裏側矯正と表側矯正をメリットとデメリットを紹介する形で比較していきます。

 

目次

■裏側矯正と表側矯正の違い
■裏側矯正のメリット
■裏側矯正のデメリット
■表側矯正のメリット
■表側矯正のデメリット
■自分に合った矯正治療法を見つけることが重要
■まとめ

■裏側矯正と表側矯正の違い


矯正装置

矯正装置

表側矯正と裏側矯正の主な違いは、矯正装置を取り付ける場所にあります。表側矯正は、歯の表面にブラケットを取り付け、ワイヤーで固定することで歯並びを移動させていきます。一方の裏側矯正は、ブラケット・ワイヤーを歯の裏側に取り付けて歯並びを矯正します。

 

表側矯正は、矯正装置を歯の表面に取り付けるので、どうしても装置が目立ってしまいます。しかし、裏側矯正は歯の裏側に装置があるため、ほとんど目立つことがありません。

虫歯や歯周病のリスクも違いが見られます。表側矯正は歯の表面に唾液が循環しづらく、虫歯になりやすいとされます。一方、歯の裏側は常に唾液が循環していますので、裏側矯正は虫歯や歯周病のリスクが低めです。ただし、歯磨きなどのオーラルケア次第で虫歯・歯周病のリスクは変わります。表側矯正であっても、適切にケアすれば虫歯や歯周病を予防できます。

他にも、飲食への影響や治療費など、いくつかの違いがあります。表側矯正と裏側矯正のどちらがよいかは個人によりますので、後述のメリット・デメリットを見て判断しましょう。

■裏側矯正のメリット


裏側矯正のメリットは、矯正装置が目立たない点にあります。ブラケットやワイヤーを歯の裏側に固定しますので、笑った時などに装置が見えてしまう心配がありません。一般的な表側矯正は、笑った際に装置が見えてしまうのが欠点です。一方の裏側矯正はほぼ目立たないため、接客業やサービス業のように、人と触れ合う機会が多い仕事に従事する方でも安心して治療を受けられます。

 

また、飲食への影響を抑えられる点もメリットといえます。表側矯正の場合、歯とブラケットの隙間に食べかすが詰まってしまうことがあります。飲食中に気になったり、歯磨き時に中々取れなかったりと、飲食やケアに影響が及びます。しかし、裏側矯正は食べかすが詰まりにくく、もし詰まっても気にせず飲食に集中できます。会話中に食べかすが見えてしまう心配もありません。

歯の裏側は唾液が常に循環しているため、虫歯・歯周病になる可能性も低いです。装置に汚れが付着しても、唾液である程度は洗浄されます。もちろん毎日の歯磨きは必要不可欠ですが、表側矯正と比較して、オーラルケアにかかる手間を省けるでしょう。

■裏側矯正のデメリット


一方、裏側矯正のデメリットは治療費です。治療を受ける歯科医院や症例によりますが、安価な場合でも100万円前後、高いと150万円近い治療費がかかります。矯正治療は基本的に自由診療なので、健康保険は適用されません。そのため、治療費は全額自己負担となります。少しでも治療費を抑えたい方は、表側矯正かマウスピース矯正を検討したほうがよいでしょう。

 

費用をまとめて支払うのが難しい場合、クレジットカードの分割払いかデンタルローンも候補に入ります。ただし、金利が発生するため、トータルの支払額は増えます。

また、矯正装置の取り付けに技術が問われる点もデメリットといえます。歯の裏側は確認が難しく、表側矯正よりもブラケットやワイヤーの取り付け難易度が高いです。歯科医師の技術に左右されますので、治療を成功させたい方は、症例実績や裏側矯正の経験豊富な歯科医院を選びましょう。

矯正装置を裏側に取り付けるため、発音・滑舌が悪くなる場合もあります。一時的な現象で、ほとんどの方は1ヶ月程度で元に戻りますが、仕事に影響が出ないよう注意が必要です。特に接客業の方は、歯科医師としっかり相談しましょう。

■表側矯正のメリット


表側矯正のメリットは、治療費を抑えられる点にあります。裏側矯正の治療費の相場は100~150万円ですが、表側矯正は60~100万円ほどです。100万円を超える症例はめったになく、半分程度で済む場合もあります。デンタルローンなどを使うとしても、金利を含めた総費用は裏側矯正よりも安価です。治療費を少しでも抑えたい方は、表側矯正が適しているでしょう。

また、ほとんどの症例に対応している点もメリットといえます。表側矯正は古くからある矯正治療の方法で、数え切れないほどの症例実績があります。軽度の不正咬合はもちろん、歯を抜く必要性がある重度の不正咬合まで、幅広く対応できます。他の方法では治療が難しい場合でも、表側矯正なら治療できることがあります。

 

発音への影響がない点も表側矯正の強みです。ブラケットやワイヤーを歯の表面に取り付けますので、装置が舌の動きを阻害する心配はありません。滑舌や発音は普段と変わらないため、装置装着後もこれまでと同じように会話できます。中には違和感を覚える方もいますが、すぐに慣れるケースがほとんどです。

■表側矯正のデメリット


一方、表側矯正のデメリットは装置が目立ってしまう点でしょう。歯の表面にブラケットやワイヤーを装着しますので、会話した際などに見えてしまうことがあります。特に金属製のブラケットとワイヤーを使う場合、遠目にも目立つので注意しましょう。

 

現在は真っ白いブラケットやワイヤーなど、目立ちにくい装置を利用した表側矯正も可能です。ただ、あくまで目立ちにくいだけですので、裏側矯正よりも目立ってしまう点に変わりありません。もし審美面が気になる方は、裏側矯正のほうが向いているでしょう。

食べかすが詰まりやすい点もデメリットです。表側矯正は。歯の表面にブラケットを装着しますが、ブラケットと歯の間に食べかすが詰まる場合があります。もし詰まってしまった場合、かなり目立ちますので、できるだけ早めに取り除くことが望ましいといえます。特に外食中は注意しておきましょう。

他にも、ブラケットが唇に引っかかって違和感を覚えたり、口内炎ができたりする場合もあります。ただ、違和感は時間とともになくなりますし、口内炎も歯科矯正用の粘膜保護剤を塗布すれば予防可能です。

■自分に合った矯正治療法を見つけることが重要


表側矯正と裏側矯正は、それぞれ異なるメリットとデメリットがあります。主に表側矯正は費用が安く、矯正装置が目立つ一方、裏側矯正は費用が高く、矯正装置は目立ちません。このような違いがありますので、自分に適した矯正治療の方法を見つけましょう。

 

例えば費用を抑えたい場合、表側矯正が適しています。反対に見た目を気にするのであれば、裏側矯正が適しているでしょう。

ただ、矯正治療は表側・裏側矯正以外にも、マウスピース矯正という手段があります。マウスピース矯正は費用が安価で、かつ装置が目立ちません。表側矯正と裏側矯正のよい部分を持ち合わせた治療方法です。

中でもインビザラインはポピュラーで、正確性の高い治療が可能です。部分矯正はもちろん、全体矯正も可能で、幅広い症例に対応しています。マウスピースも透明で目立たず、いつでも取り外せますので、飲食中に食べかすが詰まる心配もありません。ワイヤー矯正にこだわらないなら、インビザラインを検討してみるのもおすすめです。

■まとめ


ワイヤー矯正は表側矯正と裏側矯正に大別できますが、メリットとデメリットは異なります。表側矯正が向いている方もいれば、裏側矯正がよい方もいますので、治療方法は慎重に選びましょう。場合によっては、インビザラインなどマウスピース矯正も候補に入れるのがよいと思います。

治療方法で迷った場合、カウンセリングを受けてみるのもおすすめです。歯科医師へ相談し、ご自身に合った治療方法を提案してもらいましょう。

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インビザライン治療中の飲み物に制限はある?注意事項を解説!

2023年7月28日

こんにちは。世田谷区にある三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科です。

マウスピースを使ったインビザライン治療はとても便利ですが、「治療中に飲むことができる飲み物が制限されるのか」が気になる方も多いはずです。一部の飲み物はマウスピースを外すことなく飲めますが、その線引きが曖昧…という方も見られます。
この記事では、治療中の飲み物に関する制限の有無やその詳細を紹介していきます。

 

目次

■インビザライン治療中でもマウスピースを外せば好きな飲み物を飲んでいい?
■マウスピースを装着した状態でも飲める飲み物とは?
■マウスピース装着中に避けるべき具体的な飲み物
■装着した状態でNGな飲み物を飲んだ場合の対処方法
■マウスピースを着けたまま飲むことがNGな理由
■インビザライン生活に慣れるまでにかかる期間
■まとめ

■インビザライン治療中でもマウスピースを外せば好きな飲み物を飲んでいい?


インビザライン治療は、ワイヤーを使用した矯正とは違って、透明のマウスピースを装着して歯並びを良くする方法です。装着すべき時間はルール化されていますが、いつでも取り外すことができ、例えば飲食の際に気軽に外せる部分も人気の理由です。しかし何かを飲む際に注意すべき点もいくつかあります。

まず気になるのは、「マウスピースを外せば何でも飲んでいいか」という問題です。これは取り外してさえいれば何を飲んでも問題ありません。マウスピースを装着している状態で飲むと、飲み物に入っている糖分などが留まりやすくなり、口腔内の病気の原因となりますが、マウスピースを外すことでそういったリスクも排除できます。

 

とはいえ、砂糖の入ったジュースを飲んだ後に口の中を洗わずマウスピースを再装着してしまうと、やはり虫歯などのリスクは高まります。そのためマウスピースを外していたとしても、再度マウスピースを取り付ける際にはしっかりと口の中を洗ってください。そうすることでインビザライン治療中の虫歯などを未然に防げ、スムーズな治療の進行が期待できるでしょう。

インビザライン治療を考えている方の中には、取り外しても好きな飲み物を飲めない…と誤解されている方もいらっしゃいます。上記の事さえ守れば問題ないのでご安心ください。

■マウスピースを装着した状態でも飲める飲み物とは?


インビザライン治療目的のマウスピースを外せば飲み物に制限はありませんが、一部の飲み物についてはマウスピースを装着した状態でも飲むことができます。
「水・無糖の炭酸水」だけが唯一マウスピースを着けたまま飲めるため、非常に重宝されています。

 

水には砂糖も入っておらず、虫歯や歯周病などの口の中の病気の原因にもならず、そのうえマウスピースが着色する心配もありません。
特に暑い夏場は水分補給もとても大切ですから、健康維持のためにもきちんと摂取しましょう。マウスピースを外して飲むと、再装着することになるので時間もかかります。そういった煩わしさを感じる場合のために、水や無糖の炭酸水を用意しておきましょう。

 

残念ながら他の飲み物を飲む時には、面倒ですが一度マウスピースを取り外してから飲むようにしてください。少しの油断が虫歯などの原因になることもありますし、それがインビザライン治療を妨げることになりかねません。

■マウスピース装着中に避けるべき具体的な飲み物


コーヒーのイラスト

コーヒーのイラスト

水と無糖の炭酸水しか装着中には飲めませんが、ここでは日常的によく飲む飲み物がNGな理由も含め紹介します。
大別しますと、「砂糖が入っている」「色が濃い」「熱い」、これらの飲み物がNGということです。

 

「砂糖」
・ジュース
・スポーツドリンク
・砂糖入りの各種飲み物
・炭酸ドリンク

 

「色が濃い」
・コーヒー
・紅茶
・お茶

 

「熱い」
・お湯
・熱いお茶など、熱い飲み物

 

注意したいのは、水はOKだけれどお湯はダメ、無糖の炭酸水はOKだけれど炭酸ドリンクはダメという点です。
迷わないためにも、「水・無糖の炭酸水」以外はマウスピースを外して飲むこと、と覚えておきたいです。

■装着した状態でNGな飲み物を飲んだ場合の対処方法


特にインビザラインの治療をはじめたばかりの頃によくあるのが、知らず知らずのうちにマウスピースを着けた状態でNGな飲み物を飲んでしまった…というケースです。すごく喉が渇いている時もつい装着していることを忘れ、飲んでから気づくこともあるでしょう。

 

もしマウスピースを外さずにNGな飲み物を飲んでしまった場合は、早めにマウスピースを取り外し洗浄し、口の中もしっかりと水で洗い、そのうえで再度装着しましょう。

着色程度であれば問題ないでしょうが、熱い飲み物を飲み破損した場合は、すぐに歯科医院に連絡し指示を仰ぎましょう。自己判断で解決できるものではありませんし、破損しているとケガをするリスクや、本来とは違った形状に変化し歯並びが悪化してしまう恐れもあります。こういったことを防ぐために、水や無糖の炭酸水を常に持ち歩いておくとよいでしょう。

■マウスピースを着けたまま飲むことがNGな理由


水など以外はマウスピースを外してから飲む必要がありますが、上記したように虫歯や歯周病を防ぐためでもあります。
そしてマウスピースの精度を維持するためでもあります。

インビザラインで使用するマウスピースはしっかりと計測された後に、患者様用に作られます。少しの油断で精度が低くなる恐れもあるので、マウスピースを着けたままジュースやコーヒーなどを飲むことが禁じられています。

 

とはいえ、状況次第ではマウスピースを外すことなく飲むべき場合も出てくるでしょう。
そんな時にはストローを使ったり、できるだけ糖度の低い飲み物や着色への影響が少なそうな飲み物を選びましょう。そして時間ができるとすぐにマウスピースを取り外し、口内も綺麗にし、再装着しでください。

■インビザライン生活に慣れるまでにかかる期間


インビザラインは一般的な矯正治療に比べると敷居が低いと言われ、治療中の見た目が気になる方にもおすすめです。しかし今回紹介したような飲み物の問題もあるので、慣れるまでには一定期間がかかるでしょう。
しかしおよそ1週間もすれば、自分の口の中にはマウスピースが入っていると常に認識するようになるので、飲んではいけない飲み物を飲むリスクも下がるでしょう。
そういった意味では1週間程度というのが慣れるまでの期間となります。

 

もちろん装着や痛み、違和感などの問題も含めると、1~3週間程度かかることも珍しくはありません。懸念される痛みについても、従来のワイヤーに比べるとかなりやさしめなので、矯正治療に対して恐怖心がある方も安心です。

■まとめ


今回は、インビザラインの治療中に飲める飲み物について紹介しました。

「砂糖が入っている」「色が濃くて着色汚れに繋がりそう」「熱い」飲み物はNGとなり、基本的には水や無糖の炭酸水以外はマウスピースを装着した状態では飲むべきではありません。
特に熱い飲み物を飲むと変形する恐れもあるので要注意ですし、大抵の飲み物に入っている砂糖も虫歯のような病気に繋がるためマウスピースを外してから飲みましょう。その後はしっかりと口内を洗ってから再装着してください。

 

水や無糖の炭酸水がなく、マウスピースを取り外すこともできなくてNGな飲み物を飲まざるを得ないこともあるでしょう。その際には時間ができるといち早くマウスピースと口内を洗浄しましょう。

一見すると面倒な生活に感じるかもしれませんが、自分がマウスピースを着けているという意識が芽生え、そして装着や取り外しに慣れてくれば何の問題もなく生活を送れます。

当院はこれまでに数多くのインビザライン治療を施しており、飲み物や食べ物に関するルールにも熟知しております。不安なことなどがありましたら、無料カウンセリングの際に気兼ねなくご相談ください。

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人気のインビザラインとキレイラインを比較!2つの違いを解説

2023年7月21日

こんにちは。世田谷区にある三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科です。

インビザラインと似ていると言われている矯正がキレイラインです。マウスピース矯正の一つで、比較的短期間で治療できる特徴があります。一見インビザラインと似ていますが、基本的に異なる治療方法です。

この記事では、インビザラインとキレイラインの違いをわかりやすく比較して紹介しています。

 

目次

■キレイラインとは?
■インビザラインとキレイラインの違いって何?
■インビザラインとキレイラインの共通点は?
■マウスピース矯正が人気の理由
■インビザラインとキレイライン、それぞれどんな人がおすすめなの?
■まとめ

 

■キレイラインとは?


キレイラインは、無色透明なマウスピースを利用し、歯並びを矯正するマウスピース矯正の一種です。主に上下の前歯12本を対象とした部分矯正で、奥歯や全体の歯並びの矯正には対応していません。しかし治療可能な症例は幅広く、叢生や出っ歯、受け口やすきっ歯など、軽度の不正咬合の矯正治療に対応しています。

 

マウスピース矯正というと、多くの方はインビザラインを思い浮かべるかもしれません。インビザラインは歴史が長く、世界で数百万の症例実績があります。そのため、世界的な知名度を持っています。

一方のキレイラインは歴史が浅く、インビザラインほどの症例実績はありません。数万円程度から治療を始めることが可能ですので費用重視の場合や、部分矯正をご希望の方に比較的向いています。

 

また、治療期間も最短で5ヶ月程度と短いため、短期間で前歯の歯並びを改善したい方にも適しています。一般的なマウスピース矯正は時間がかかりますので、治療期間の短さはキレイラインの強みといえます。

ただ、前歯が乱ぐい歯になっているなど、歯を抜く症例には対応していません。キレイラインは、軽度かつ歯を抜かない症例にのみ適応しています。

■インビザラインとキレイラインの違いって何?


悩んでいる女性

悩んでいる女性

インビザラインとキレイラインは、いずれもマウスピースを使って歯並びを矯正します。ただし、異なる部分が多いため、人によって向き不向きがあります。

 

まず異なる点は対応可能な症例です。インビザラインは全体矯正が可能で、ほとんどの症例に対応することができます。一方のキレイラインは部分矯正のため、全体の歯並びを整えたり、奥歯を矯正したりすることはできません。全体矯正が必要な時は、インビザラインが候補に入ります。

マウスピースの交換頻度も異なります。インビザラインは、およそ1~2週間ごとにマウスピースを交換しますが、キレイラインは3週間ごとに交換します。また、キレイラインはハードタイプとソフトタイプがあり、それぞれ3週間ずつ装着し、次の段階へと進みます。マウスピースの装着時間は、いずれも最低20時間程度必要です。

 

治療にかかる期間も違いがあります。先に述べたとおり、キレイラインは最短で5ヶ月程度、長くても1年3ヶ月程度で治療が完了します。インビザラインは症例によって異なりますが、部分矯正なら1年未満で済みます。なお、全体矯正の治療期間は2~3年が目安です。

インビザラインとキレイラインは、交換頻度や治療期間など、さまざまな違いがあります。慎重に選ぶことが重要ですが、迷った時は歯科医院で相談し、適切な治療方法を提案してもらいましょう。当院でもインビザラインの治療が可能ですし、無料でのカウンセリングも行っています。キレイラインよりも対象となる症例が多いのでおすすめです。

■インビザラインとキレイラインの共通点は?


一方、インビザラインとキレイラインには共通点もあります。特に似ているのはマウスピースの見た目で、どちらも無色透明の樹脂で作られています。ワイヤー矯正とは違い、装置を装着しても目立つことがありません。ただ、キレイラインは拡大床を併用する症例もあるため、装置の金属部分が目立ってしまう場合があります。

 

マウスピースの装着時間も同じです。インビザラインは、マウスピースを1日20~22時間以上装着しなくてはいけませんが、キレイラインも1日20時間以上を目安としています。ほとんど違いがなく、マウスピースの自己管理が必要な点も同一です。しっかりと習慣化させ、装着時間を守れるようにしましょう。

 

マウスピースを自由に取り外せる点も変わりません。飲食中はマウスピースを取り外して料理を楽しめます。また、歯磨き時も取り外せますので、ブラッシングの難易度が変わることもありません。

痛みや違和感の有無もほぼ同じです。感じ方は人それぞれ異なりますが、ワイヤー矯正ほどの痛みや違和感を覚えることはないでしょう。

■マウスピース矯正が人気の理由


女性の笑顔

女性の笑顔

歯並びを矯正する方法は、大別してワイヤー矯正とマウスピース矯正があります。このうち、多くの方はマウスピース矯正を選択します。

マウスピース矯正が人気の理由は、装置をいつでも自由に取り外せるためです。ワイヤー矯正は、治療完了まで装置を外すことができません。飲食中や歯磨き時も付けっぱなしです。一方、マウスピースは任意に取り外せますので、飲食や歯磨きに専念することができます。

 

また、装置が目立たないことも人気の理由です。マウスピースは透明ですので、装着時にほとんど目立ちません。笑った時や歯が見えた時でも、ワイヤー矯正ほど目立つ心配がないため、接客業や人と触れ合う機会が多い方でも安心して治療を受けられます。

費用も安いため、矯正治療にお金をかけたくない方にも人気があります。キレイラインは20~40万円、インビザラインでも70~80万円で治療できるため、経済的な負担を抑えられます。

■インビザラインとキレイライン、それぞれどんな人がおすすめなの?


・インビザラインがおすすめな人
インビザラインは、部分矯正では対応できない症例はもちろん、奥歯や全体の歯並びを矯正したい方におすすめです。キレイラインと比べて対応できる症例が非常に多く、ほとんどの歯並びの矯正に対応しています。ワイヤー矯正のように、歯を抜く症例にも適応しますので、キレイラインよりも幅広く対応できるのがメリットといえます。

 

精度の高い治療をご希望の方にもインビザラインがおすすめです。インビザラインは、iTeroという3Dスキャナーを使って歯型を採取します。3Dスキャンによって細かな凹凸まで歯型を採れるため、従来のシリコンを使うよりも精度の高い治療が可能です。また、歯並びの変化のシミュレーションも可能なので、事前に治療前後の違いを把握できます。

 

・キレイラインがおすすめな人
キレイラインは、前歯の部分矯正を検討中の方におすすめです。上下の前歯12本を対象にしているため、前歯の歯並びが気になる方は検討してみるとよいでしょう。インビザラインより対応できる症例は少ないものの、その分治療費を抑えることが可能です。

症例によっては最短5ヶ月程度で矯正できるほか、長くとも1年3ヶ月程度で歯並びを改善可能です。他の治療方法ほど時間を取られる心配がありません。

■まとめ


インビザラインとキレイラインは似ている部分も多々ありますが、上記のように似て非なるものです。
マウスピース矯正はインビザラインが特に有名で、かなりの実績が世界中であるので、インビザラインがおすすめです。

キレイラインでは矯正が難しい症例であっても、インビザラインなら対応可能です。歯並びによってはインビザラインを検討したほうがよいでしょう。

 

当院では過去に数多くのインビザライン治療を行ってきており、手慣れた歯科医師が治療にあたります。マウスピース矯正ならではの利便性の高さを、ぜひ満喫してください。

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当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
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電話でのお問い合わせ

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