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「裏側矯正」はこんな人におすすめ。表側矯正との違いやメリットを解説

2023年9月1日

こんにちは。世田谷区にある三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科です。

歯の矯正方法は色々ありますが、中でもポピュラーなのがワイヤー矯正です。ワイヤー矯正は、さらに表側矯正と裏側矯正に大別できますが、目立たない矯正治療を希望する場合は、裏側矯正もよいでしょう。マウスピース矯正と比べても、装置がほとんど目立ちません。

今回は、裏側矯正の詳細やどんな人に向いているのかを紹介していきます。

 

 

 

 

 

目次

■裏側矯正に関して
■裏側矯正はこんな人におすすめ
■裏側矯正と表側矯正の違い
■裏側矯正のメリットについて
■裏側矯正で気を付けるべきことは?
■まとめ

■裏側矯正に関して


 

裏側矯正

模型に裏側矯正のブラケットが装着された状況 CLIPPY L使用

 

裏側矯正は、歯の裏側にブラケットという装置やワイヤーなどを取り付ける矯正治療の方法です。舌側矯正や、リンガルブラケット矯正とも呼ばれています。

歯列矯正というと、ほとんどの方は表側矯正を頭に浮かべると思います。表側矯正は歯の表面に装置を取り付ける方法で、数百年もの歴史があります。

一方、裏側矯正は1980年代に誕生し、日本とアメリカを中心に広まり,日本ではポピュラーな矯正治療の方法となっています。また、アジアやヨーロッパでも広まっており、症例数も増えているのが特徴です。

 

ただ、裏側矯正に対応している歯科医院は決して多いといえません。装置の取り付け・治療に技術が求められるため、表側矯正・マウスピース矯正に比べると治療を受けにくいのがネックといえます。

 

 

 

 

 

■裏側矯正はこんな人におすすめ


裏側矯正と他の矯正治療と、どちらにすべきか迷っている方も多いと思います。もし迷った時は、どの程度審美性を重視したいかを考えてみましょう。周囲にバレずに治療したい、できるだけ目立たない治療がよいと考えている方には、裏側矯正がおすすめです。

 

裏側矯正は、装置がほぼ見えませんので、周囲にバレることなく治療できるのが強みといえます。外からは装置が見えないので、目立ってしまう心配もありません。接客業やサービス業など、仕事の都合で目立たない矯正治療を希望している方にも適しています。

 

また、矯正装置の自己管理が難しい方や、手間をかけたくない方にも裏側矯正がおすすめです。裏側矯正は、治療が終わるまで装置を付けっぱなしの状態が続くため、装着の管理をする必要はありません。

治療期間を短くしたい方にも適しています。以前は表側矯正より時間がかかると言われていましたが、現在は装置や技術の改良が進み、ほとんど差がなくなっています。個々の症例によりますが、表側矯正とほぼ同じ期間で治療を終えられます。

 

 

 

■裏側矯正と表側矯正の違い


矯正装置

矯正装置

裏側矯正と表側矯正は、治療時にワイヤーとブラケットを利用する点は同じです。そのため、ワイヤー矯正とまとめて表現されることもあります。しかし、実際は違う部分が多いので、異なる治療方法と考えておきましょう。

 

特に大きな違いは装置を取り付ける場所です。表側矯正は、ブラケットなどを歯の表面に装着しますが、裏側矯正は歯の裏側(舌側)に装着します。表側矯正だと、歯の表面の装置に異物感や違和感を覚える方も多いですが、裏側矯正なら違和感に悩まされる心配はありません。

また、装置を装着する場所が異なるため、審美面も大きく異なります。表側矯正は装置が常に見える状態なので、会話をした時や笑った時に目立ってしまうことがあります。見た目が気になる方にとっては、大きなデメリットとなるでしょう。

 

一方、裏側矯正は歯の裏に装置を取り付けますので、会話時や笑った時に装置が見えてしまう心配がありません。数ある矯正治療方法の中でも、特に審美面が優れています。ただ、近年は表側矯正も装置の改良が進んでおり、目立ちにくいブラケット・ワイヤーも登場しています。しかし、歯の表面に装置を付ける点は同じなので裏側矯正よりは目立ってしまいます。

治療費にも違いがあります。表側矯正は治療費が比較的安価で、100万円以内に収まるのが一般的です。一方の裏側矯正は、治療に技術が求められることから、治療費は高くなる傾向があります。一概にいえませんが、100万円以上かかる場合も珍しくありません。裏側矯正を希望する方は、必ず治療費を確認しましょう。

■裏側矯正のメリットについて


裏側矯正には多くのメリットがありますが、中でも大きなメリットは装置が目立たない点です。先述のとおり、表側矯正は歯の表面に装置を取り付けますので、どうしても目立ってしまいます。しかし、裏側矯正は歯の裏側に装置を取り付けるため、口の中を覗き込まれない限り、外から見えることはありません。他人に治療を気付かれることもないでしょう。

表側矯正と比較して、虫歯になりにくい点もメリットといえます。その鍵を握っているのが唾液で、汚れを落としたり、殺菌したりする働きがあります。

歯の表面に装置を取り付けた場合、装置を取り付けた部分は唾液による作用が働きにくくなります。また、隙間に食べかすが詰まりやすいので、ブラッシングの仕方によっては歯垢が溜まり、虫歯菌が繁殖してしまう場合があります。

 

一方、歯の裏側は常に唾液が循環しているため、唾液の汚れを取る作用や殺菌作用が働きやすいです。唾液が循環することで、歯垢が蓄積しづらい点も強みといえます。ただし、虫歯を完全に防止できるわけではないため、裏側矯正であっても毎日のブラッシングは必須です。

このほか、装置と歯の隙間に食べかすが詰まりにくい点もメリットといえます。表側矯正と比較して、ケアに手間をかけずに済むでしょう。

 

 

 

 

■裏側矯正で気を付けるべきことは?


裏側矯正を検討している方もいらっしゃると思いますが、治療を受ける際は費用に注意しましょう。他の矯正治療と比べ、裏側矯正は費用が高くなってしまう可能性があります。

表側矯正やマウスピース矯正は、治療費が60~100万円ほどの症例も珍しくありません。相場は70~80万円ほどで、100万円を超えるケースは限られています。歯科医院によって実際の治療費は変わりますが、相場とほぼ同等の水準に収まるでしょう。

 

一方、裏側矯正の治療費は表側矯正・マウスピース矯正と比較して高くなります。

これは表側矯正と違い、裏側矯正ではブラケット以外にブラケットを歯に装着するための矯正装置(セットアップの作成)の作成が必要なるため、その作成分の費用が追加となるため表側矯正よりも値段が高くなります。

 

また、滑舌に影響が出やすい点も気を付けましょう。一時的な現象で終わる方が多いですが、舌の位置に装置が当たるので、違和感を覚えて発音

や滑舌が悪くなる可能性があります。特に接客・サービス業の方は、仕事に影響が出ないよう注意が必要です。

結果として数日から数ヶ月で装置になれ滑舌は改善します。

 

 

 

 

 

■まとめ


歯列矯正の方法は色々ありますが、目立たない治療を希望する方は、裏側矯正を検討してみてはいかがでしょうか。歯の裏側に装置を取り付けるので、表側矯正のように目立つ心配がありません。違和感も少なめで、虫歯のリスクも低いなどのメリットがあります。

審美面を重視するのであれば、裏側矯正を検討する価値があります。

 

当院では、マウスピース矯正のほかに、裏側矯正にも対応していますので、お気軽にご相談ください。
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