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歯並びや嚙み合わせの悪さが引き起こす体への影響とは

2022年4月29日

こんにちは。世田谷区にある三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科です。

 

日本人の中でも、生まれつきの歯並びや噛み合わせの悪さがコンプレックスだという方は、意外と多いようです。
特に、歯並びが悪いと、口を大きく開けたり、笑ったりしたときに思わず手で口元を隠してしまう…という方も少なくありません。

歯並びや噛み合わせが悪いと、そういった見た目の問題だけではなく、体のいろいろな部分に良くない影響を与えてしまいます。

そこで今回は、歯並びや噛み合わせの悪さが引き起こす体への影響や改善する矯正治療方法などを詳しくご紹介いたします。
歯並びのコンプレックスを改善して前向きになりたいという方は、ぜひ参考にしてください。

目次

■悪い歯並びや噛み合わせが引き起こす体への影響
■悪い歯並びを改善する矯正治療
■インビザラインの特徴
■当院のインビザライン

■悪い歯並びや噛み合わせが引き起こす体への影響


それではさっそく、歯並びや嚙み合わせが悪いと引き起こされる体への影響について見ていきましょう。

○虫歯や歯周病のリスクが高まる

人間の口腔内には、ものを噛んでいるときの食べ物や周りの筋肉などによる自浄作用があります。
歯並びが悪いと、自浄作用が阻害されてしまい、歯と歯の隙間や歯と歯茎の間に歯ブラシをしっかり当てることが難しく、磨き残しが起こり、不潔になってしまいます。その結果、虫歯や歯周病のリスクが高くなります。

 

○ものが噛みにくくなる

悪い歯並びだと、食べ物を前歯でしっかり噛み切ることや、奥歯でよく噛んで飲み込むことが難しくなります。食べ物をしっかり噛まずに飲み込むと、消化を促す唾液が少なくなり、食べ物を胃や腸で分解することとなり、消化不良につながってしまいます。

また、噛む回数が少なくなると、脳の血流まで悪くなり、運動機能や知能などの発達に悪い影響を与えるケースもあります。

 

○嫌な口臭につながる

歯並びや噛み合わせが悪いことが原因で口がしっかり閉じられないと、口呼吸の癖がついてしまい、お口の中が常に乾燥した状態になってしまいます。
また、よく噛む習慣がないと、唾液の分泌量が少なくなるので、余計に乾燥が進み、お口の中に雑菌が繁殖しやすくなり、口臭がひどくなってしまうでしょう。

 

○発音に影響を与える

受け口や叢生、上下前歯が咬みあわず常に開いた状態などの場合は、舌の動きが制限されてしまうので、正しく発音できなくなる可能性があります。

 

○顎に影響を与える

歯並びが悪くなると、噛む際に顎にかかる力が均等でないと、顎の関節や筋肉への負担が大きくなってしまい、以下のような症状が引き起こされるリスクがあります。これを、顎関節症と呼びます。

  • 口をスムーズに開けることができない
  • 口を動かすと耳のあたりがカクカクと異音がする
  • 噛んだ際に顎の関節や周りの筋肉が痛む

また、悪い歯並びは顎の成長にも影響を与え、上下の顎のバランスが悪くなり、頭痛や肩こりにつながるケースがあります。

 

○顔のバランスが悪くなる

歯並びが悪かったり、歯が飛び出している不正咬合が見られたりする場合、唇が閉じにくくなって口元に締まりがなくなり、見た目の印象に影響を与える可能性があります。

また、口の周りや顎の筋肉の成長や発育不足により、不正咬合や上下の顎にズレが生まれ、顔の左右のバランスが悪くなることもあるでしょう。顔のバランスが悪くなると、肩こりや頭痛、腰痛などにつながるケースもあるので注意が必要です。

 

○メンタルに影響を与える場合も…

悪い歯並びがコンプレックスになり、人前で気にしてあまり話したがらなくなったり、容姿が気になり消極的になってしまったりと、メンタル面に悪い影響を与えてしまうケースもあります。

歯並びの悪さを矯正治療すると、機能面が回復するだけではなく、審美面や精神面にも良い影響を与えるでしょう。

 

■悪い歯並びを改善する矯正治療


良い歯並びや噛み合わせを正常咬合と呼びます。
正常咬合になると、多くの問題が解決するでしょう。上下の歯がしっかり噛み合って歯の接触面積が広くなると、咀嚼効率が向上し、食べ物の消化や吸収が促され、心身ともに健康な状態になるのです。

また、健康的な咀嚼活動は脳神経の血流を促し、老化予防にもつながるのです。

悪い歯並びは、歯科医院で行っている矯正治療で改善することが可能です。
矯正治療と聞くと、歯に金属のギラギラした装置を付けるので、目立つのが恥ずかしいといったイメージをお持ちの方も少なくないでしょう。

しかし、これまでの矯正装置とは異なり、現在は目立たない矯正装置が増えています。
例えば、透明なマウスピース型矯正装置を使用する矯正治療や歯の裏側に取り付ける裏側矯正、金属色の装置ではなく半透明の装置を付ける表側矯正などです。

 

ここからは、透明で目立ちにくいマウスピース型矯正歯科装置をご紹介します。

当院では、インビザラインといわれる透明なマウスピース型矯正歯科装置を利用しています。透明になっているので、装置を付けていることにも気づかれにくいというメリットがあります。

 

インビザラインは装着していることが気づかれにくい

インビザラインは装着していることが気づかれにくい

 

■インビザラインの特徴


マウスピース型矯正歯科装置のパイオニア的存在とも言えるインビザライン。
インビザラインは目立ちにくい・気づかれにくいといった特徴のほかに、ほかのマウスピース型矯正歯科装置と比較して来院回数を大幅に短縮できるといった特徴があるのです。

インビザラインではないシステムの場合、約2~3週間のペースで来院することとなり、その都度歯型を採り、新しいマウスピースを作成する必要があります。そのため、患者様にはそれなりの手間と時間、負担がかかってしまうでしょう。

しかし、インビザラインは基本的に一度歯型を採って、(万が一歯型にズレが生じても2~3回で済みます)3次元画像化技術とCAD/CAM技術によって各ステージのマウスピースをまとめて作成してお渡しできます。

インビザラインでの来院回数は、6週間から8週間に一度のペースで済むのです。

マウスピース型矯正歯科装置は、表側矯正や裏側矯正とは異なり、装置が取り外すことができ、周りから目立ちにくいという特徴があります。しかし、抜歯を必要とするような歯の移動量が大きいケースの場合は、マウスピース型矯正歯科装置では限界がある場合があり、一定期間、ブラケットによる矯正を併用する可能性があります。

インビザラインは取り外しが可能なので、食べたいものが自由に食べられ、食後の歯磨きや洗浄も簡単に行うことができます。ですが、装置を装着する判断は患者様に一任されてしまうので、装置を取り付ける時間が短く、付けない期間があった場合、治療期間が長くなってしまうというデメリットもあるのです。

 

■当院のインビザライン


インビザラインシステムを開発したアライン社は、インビザラインの取り扱いに関しての認定条件を定めています。
当院の担当医は、インビザライン「認定医」を取得しております。

このようなマウスピース型矯正歯科装置をご検討中の方は、ぜひ一度ご相談ください。まずは、患者様のお口の中の状態を拝見し、インビザラインが適応できるかどうかをお伝えさせて頂きます。

また、当院では患者様が抱えていらっしゃるお口に関するお悩みや疑問、不安などにお応えする機会を設けさせております。どのような些細なことでも構いませんので、お気軽に私たちにお話ししていただけたらと思います。

 

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前歯だけ、出っ歯だけ…お悩みに合わせた部分矯正のメリット

2022年4月22日

こんにちは。世田谷区の三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科です。

 

最近は、急に夏日になったかと思いきや、冬のコートを羽織るほど寒い日が来るなど、温度調節が難しい日々が続きますね。
急な寒暖差は体調を崩しやすいので皆さんも十分お気を付けください。

ところで、皆さんは歯並びで悩んでいる箇所はありませんか?
出っ歯やすきっ歯、前歯のデコボコなど、部分的な歯並びに関するお悩みを抱えている方は意外と多いようです。

そこで、春から気になる歯並びを部分的に矯正したいという方に向け、部分矯正のメリット・デメリットや治療方法、部分矯正治療が向いている方などを整理してこの記事でご案内いたします。

目次

■部分矯正治療について
■部分矯正治療で改善できる症状について
■部分矯正治療のメリット
■部分矯正治療のデメリット
■部分矯正治療はこんな方におすすめ
■まとめ

■部分矯正治療について


最近では、大人になってから矯正治療を始める方も増加しています。特に、「前歯だけが気になる…」「八重歯が気になる…」「前歯の隙間をどうにかしたい」など、部分的に歯並びを改善したいという方も当院に多く来院されているのです。

部分矯正は、前歯など気になる部分をピンポイントでキレイに並べる治療のことで、ほとんどの場合、デコボコ歯や八重歯、乱ぐい歯、正中離開などを改善します。すべての歯を矯正する治療と比較して、治療期間が短かったり費用が安かったりということで、イベント前に部分矯正治療を希望する方が増加しています。

また、矯正用語ではMTM(Minor Tooth Movement)と呼ばれています。

部分矯正治療は、適応症例が限定されます。すべての症例では適応できないのです。ですが、適応症例の場合は、すべての歯を矯正するよりも低価格かつ短期間で治療ができます。

 

■部分矯正治療で改善できる症状について


○軽度の出っ歯

出っ歯は、一般的に前歯が前の方に向かって生えている状態を指します。口を閉じている時でも前歯の一部分が見えたり、笑った時に歯と歯茎が見えてしまったりします。このような出っ歯の原因は、遺伝のような先天的なものと後天的なものがあります。

先天的な出っ歯は顎の骨の形や大きさ、歯列の形や歯の大きさが遺伝子により既に決められています。しかし、これらは育った環境により柔軟に変わっていくものなので、多くの場合は矯正などで改善できるのです。

 

○すきっ歯(空隙歯列)

空隙歯列は、いわゆるすきっ歯と呼ばれるもので、歯と歯の間に隙間が空いている状態のことを指します。
生まれつき歯が小さい方や生えてくる予定の歯が生えてこなかった場合などに起こりやすい傾向があります。

また、すきっ歯は下記のような生活習慣が原因となって引き起こされる可能性もあるのです。

  • 頬杖をつく:奥歯のかみ合わせがずれやすくなり、すきっ歯になりやすい
  • いつも同じ姿勢で寝る:人の骨格は本来仰向けで寝るように形成されているので、うつ伏せや横向きで寝ると顎の骨や歯列が歪みやすくなる
  • 舌を前歯の裏側に押し付ける癖がある:前歯が舌で開いてしまう可能性がある

 

軽度の出っ歯・すきっ歯を改善できる

軽度の出っ歯・すきっ歯を改善できる

 

■部分矯正治療のメリット


気になる部分的な歯並びを矯正する部分矯正治療には、どのようなメリットがあるのでしょうか。下記で詳しくご紹介します。

○低コストで治療ができる

部分矯正治療では、すべての歯を矯正するわけではないので、低コストでの治療が可能です。利用する装置や治療時間などが本格的な矯正とは異なる点がポイントです。
当院の部分矯正治療は、16.5万円~(税込)で対応しています。

 

○目立ちにくい装置で矯正ができる

矯正治療というと、利用する装置の見た目が目立つイメージがありませんか?金属色が目に入るので、笑った時や大きく口を開けた時などに見た目が気になるという方が多いようです。
しかし、最近では目立ちにくい矯正装置も開発されています。
歯につける装置やワイヤーを見えにくいものにすることによって、周りから目立ちにくくしているのです。

また、当院では歯の裏側に矯正装置を取り付ける裏側からの部分矯正も行っております。歯の裏側から装置を取り付けるので、矯正治療中だということがほとんどわからないでしょう。

ほかにも、費用は異なるのですが、透明なマウスピース型矯正歯科装置(インビザライン)を利用したマウスピース矯正も行っております。こちらのインビザラインは、ワイヤーなどと違って透明な装置になるので、矯正をしていることが気付かれにくいというメリットがあります。

「気になる歯並びを部分的に治したいけれど、目立つのは嫌だ…」という方は、一度当院にご相談くださいね。

 

○お悩みをピンポイントで治療できる

「前歯2本だけがずれている…」「前歯の隙間が気になる」「下の歯だけが気になる」など、気になるところをピンポイントで治療可能な点も部分矯正治療の大きなメリットと言えるでしょう。
部分矯正治療は、ご希望に応じて柔軟に対応することができます。

 

○短期間で治療できる

部分矯正治療は、あくまでも部分的に歯を動かすので、その分治療期間も短いのが特徴です。すべての歯を矯正する本格的な矯正は数年ほどかかるのが通常ですが、部分矯正治療の治療期間は数ヶ月で終了します。
そのため、数か月先の結婚式や面接など大事なイベントを控えているという方に大変ご好評を頂いております。

 

■部分矯正治療のデメリット


では、メリットの多い部分矯正治療にはデメリットはあるのでしょうか。下記のデメリットをしっかりと理解したうえで部分矯正治療を行うことをおすすめします。

○簡単な症例のみが治療できる

部分矯正治療は部分的な歯並びやデコボコ歯を改善することができますが、咬合全体の改善はできません。基本的に、上下第一大臼歯の咬合関係から診断していくのですが、上下の顎の位置などに問題がある場合や、受け口、反対咬合、しゃくれなど重度の不正咬合は改善できないというデメリットがあります。

 

○後戻りする可能性がある

部分矯正治療のもう一つのデメリットは、リテーナーをしっかりと使用しないと後戻りする可能性があるという点です。

 

■部分矯正治療はこんな方におすすめ


部分矯正治療は、下記のような方に特におすすめします。
違和感が少なく、短期間で治療が可能な部分矯正治療で、気になる部分的な歯並びを改善しましょう。

  • 気になる前歯やすきっ歯だけをキレイにしたい方
  • ピンポイントで気になる歯を1~2本だけ治したい方
  • できるだけ短期間で歯並びをキレイにしたい方
  • 費用をなるべく抑えて矯正したい方
  • 結婚式や就職、面接、婚活など大事なイベントがあるので矯正したい方

 

■まとめ


矯正というと、「治療期間が何年もかかって長い」「矯正中の痛みや違和感が強いのでは…」「矯正装置が目立って恥ずかしい」といったイメージをお持ちの方が少なくないでしょう。

部分矯正治療の場合は、短期間で気になる歯並びをピンポイントで改善することが可能です。また、矯正中の見た目の問題も、部分矯正治療ならそれほど目立たずに治療できるというメリットがあります。

しかし、こちらの記事でもお伝えしましたが、部分矯正治療は適応症例が限られています。つまり、すべての人に部分矯正治療ができるわけではないのです。
そのため、場合によっては「部分矯正治療ではなく、全体的な矯正が必要となります」とお伝えすることもあるでしょう。
まずはお悩み・ご希望をお伝えください。
適切な治療計画を作成していきましょう。気になる方はお気軽にご相談くださいませ。

 

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大人になってからの歯列矯正、後悔しないために知っておきたいこと

2022年4月15日

こんにちは、世田谷区の三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科です。

 

きゅうに気温が上がり、4月10日の東京はなんと夏日を記録しました。急な寒暖差で体調を崩していらっしゃる方もいらっしゃるのではないかとお察しいたします。
ところで、インターネット等で検索すると「矯正というとお金も時間もかかって大変」という声と「矯正をやってよかった、人生が変わった」という声が入り混じって混乱される方も少なくないと思います。新年度で心機一転、歯の矯正をして新しい自分を手に入れたいと前向きになっている方に、大人になってからの矯正をご検討いただくための情報を整理してご案内いたします。

歯列矯正で後悔しないために必要な知識

歯列矯正で後悔しないために必要な知識

 

目次

■矯正のメリット・デメリット
■矯正の前に知っておきたいこと
■「歯並びと咬み合わせの専門家」の当院にご相談ください

■矯正のメリット・デメリット


かつては、矯正治療は小学生から高校生くらいの間に行うものという考え方が主流で、大人になってからの矯正は、むし歯治療のように必ず行うべきものとはいえない、といわれていました。しかし、今では、当ブログでもご紹介したように、よい歯並びは健康寿命を伸ばすための予防のひとつとも考えられています。

歯並びと健康の意外な?関係 – 歯列矯正は究極の予防です
https://www.sangenjaya-ortho.com/blogs/archives/1655

大人になったら歯の矯正ができなくなるというわけではありません。歯列矯正は歯肉と歯を支える骨が健康なら何歳でもできます。大人の場合は、子どもとちがって顎の成長が止まっていますので、基本的には時期を選ばずスタートすることができます。
では、なぜインターネット上で大人の歯列矯正に対するさまざまな感想が入り混じるような状況が起きてしまうのでしょうか。ここで、大人の歯列矯正のメリットとデメリットを整理してみましょう。

○メリット

◇歯並びや咬み合わせがよくなった

歯並びがよくなると、一般的に「見た目が美しい」「歯磨きがしやすくなる」「歯と歯ぐきの健康が保ちやすくなる」といった効果が得られます。
歯並びを整えることで咬み合わせも改善されます。肩こりや頭痛などの症状が良くなる可能性も見逃せません。

 

◇治療スケジュールが立てやすい

矯正は時間がかかるから大変、と言われることも少なくありませんが、大人の歯列矯正の場合、顎の成長による影響が少ないため、思ったより治療スケジュールが予測しやすいものです。今はじめればいつ頃には治療が終わるという予定、あるいは結婚式など大きなイベントから逆算したスケジュールをシミュレーションすることができるので、想定外に矯正期間が長くなってしまうということを軽減できます。

 

◇自分に自信が持てるようになる

歯列矯正を行い歯磨きがしやすくなると、むし歯や歯周病のリスクが減り、内側から体の健康を保つことができるようになります。歯並びがよくなることで見た目もスッキリし、身体の外側と内側の両方から健康になることで、自分に自信が持てるようになります。決して短いとは言えない矯正期間を規則正しく計画的に過ごせたという経験も、ご自身に自信を与える結果になることは見逃せない効果になることと思います。

 

○デメリット

◇治療中の見た目が気になる

矯正治療中は、マルチブラケットと呼ばれる歯の表側に針金を通すタイプの矯正の場合などで治療中の見た目が気になる方は少なくありません。昨今はマスクで口元を覆う場合がほとんどですが、マスクをしなくなった頃に目立つのではないだろうか?と心配される方はいらっしゃるかと思います。
最近では、目立たないよう歯の裏側に針金を通す矯正(リンガルブラケット矯正)やインビザライン®️のようなマウスピース矯正などの、目立たないタイプの矯正も多数出てきています。

 

◇矯正に伴う不快感や違和感、痛みが気になる

歯列矯正では、少しずつ歯を移動させる際に不快感や違和感が生まれます。また、矯正器具を装着し続けることから、食事の時や何気ない時に舌が器具に触れる不快感が気になる人もいらっしゃいます。また、矯正器具をつけたままにすることによってむし歯や歯周病にかかりやすくなるリスクがあるため、矯正期間中という限られた時間とはいえ、歯磨きなど口中の清潔の維持にそれまで以上に気を配る必要があります。

 

◇自費での診療になるため費用が気になる

歯列矯正は、ほとんどの場合保険適用外となるので、むし歯などの治療に比べ治療費が高額になります。治療法によって金額は変わりますが当院の場合ですと、上下表側に目立ちにくい矯正をした場合、費用は77万円〜となります。

 

■矯正の前に知っておきたいこと


とはいえ、大人の歯列矯正は計画的に取り組むことができる予防と言えます。そのためには、治療に入る前に、矯正歯科医と次のようなポイントを確認していただき、適切な治療方法を選んでいただきたいと思います。

○自分に合った矯正方法

矯正方法にはさまざまな方法があります。当院でも、見えない裏側矯正(ハーフリンガル・フルリンガル)、マウスピース型矯正歯科装置(インビザライン)、アンカースクリューを用いた矯正などがあります。ひとりひとりのニーズに合わせた矯正がありますので、ご相談ください。

 

○費用や期間

矯正方法によって費用や期間も異なり、歯科医院によってさまざまな提案がなされています。当院では治療前に治療費の「下限」と「上限」を提示することで、わかりやすい価格体系をご提案しています。
https://www.sangenjaya-ortho.com/price/

 

○矯正する目的の確認

矯正方法や費用については、専門家である矯正歯科医師がご提案することができますが、何のために歯を矯正したいのか、矯正してどうなりたいのかという目的については、患者さまひとりひとりがお考えになる必要があります。
たとえば、細かいようですが、「歯並びを良くしたい」だけなのと「見た目も綺麗にしたい」のでは、場合によって抜歯が必要になることがあり得ます。

 

■「歯並びと咬み合わせの専門家」の当院にご相談ください


本日は、大人の矯正について、メリットやデメリット、矯正を受ける前に知っておきたいことを整理させていただきました。
お顔立ちが違うように、ひとりひとりの歯並びも大きく異なります。歯列矯正の専門技術を磨いた専門家にご相談いただくことで、事前に治療計画と効果の説明を受け、ご納得したうえで治療を始めていただくことがもっとも大切です。

当院では、すべての患者さまに矯正治療を前向きに取り組んでいただくため、次のような取り組みを実施しています。

○精密多角分析の実践

当院ではデジタル機器を活用し、精密な診査診断を行います。術前・術後の歯の移動の変化や顎骨の変化を、デジタル機器を用いることで見える化しながらご説明することが可能となっています。
https://www.sangenjaya-ortho.com/feature/#link03

 

○最短6ヶ月で治療完了

当院では、「ライトフォース理論」と「必要十分な治療を行う」ことで、通常では3年以上かかるとされる矯正を最短6ヶ月で完了させています。
https://www.sangenjaya-ortho.com/feature/#link02

 

○相談から診断まで無料

多くの矯正歯科でも無料相談をおこなっています。当院では、無料相談の際、お口の中の写真を撮らせていただき写真を見ながらお話しを伺うことで、外から見えない部分の特徴も踏まえながら具体的なシミュレーションについてお話しすることができます。診断の段階ではプロとしての客観的な情報提供に徹しておりますので、治療を勧めることはいたしません。ほんとうに矯正治療が自分に合っているのだろうか、必要なのだろうか、という方こそ、一度ご来院ください。

 

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矯正治療のQ&A 〜納得して矯正治療を始めるために〜

2022年4月1日

こんにちは、世田谷区の三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科です。

 

当院は患者様の歯並びや咬み合わせをはじめとする、お口まわりのさまざまなお悩みを解決するために、無料で個別相談を受け付けています。
さて、新年度、新学期を迎え、新しい生活をスタートさせた方も少なくないことと思います。新たな季節のスタートに歯の矯正を考えていらっしゃるかたもいらっしゃるのではないでしょうか。そこで、今日は矯正の治療を受ける際によく聞かれるご質問を集めてみたいと思います。

目次

■転勤の可能性がありますが、矯正歯科治療を始められますか?
■大人の治療は、子どもの矯正歯科治療とどう違うのでしょう?
■歯並びが正常か、専門機関で相談だけでも受けられますか?
■「歯並びと咬み合わせの専門家」の当院にご相談ください

■転勤の可能性がありますが、矯正歯科治療を始められますか?


転勤でこの町に来られたばかりの方にとって、新しい町での暮らしはワクワクすることと思いますが、一方でまたいつか転勤があるかもしれないかたもいらっしゃるでしょう。きっと転勤があるというかたも少なからずいらっしゃることと思います。
矯正歯科治療は長い期間がかかる、というお話を聞いたことのある方も少なくないと思います。定期的な転勤のある方にとっては、転勤にあたって矯正歯科治療がリスクになることとお察しいたします。
一般的には、矯正歯科治療はとても微妙で微細な歯の動きを長い期間コントロールすることになりますので、一つの医院で完結する方が望ましいです。ですから、転勤が具体的に決まっており、もしいそぎの治療が必要でない場合は、治療の開始時期を転勤後に合わせることも一考かと思います。ただし、急な転勤や進学等で転医を余儀なくされるケースも少なくありませんので、転勤の可能性が考えられる場合には、あらかじめ歯科医院にその旨をお伝えいただき、転医ができるかどうかご相談いただくのが確実かと思います。

ところで、矯正治療は3年以上かかるといったイメージをお持ちになっているかたがいらっしゃるかもしれません。ですが、当院では抜歯があるケースでも6ヶ月~3年ほどで治療を終了させることが可能です。すべての歯の歯並び、噛み合わせを改善した場合での平均治療期間は2年から3年です(※実際の矯正に必要な期間は検査・診断の結果により変わります)。

なぜ、当院でこのような短期治療ができるかと申しますと、「必要十分な治療を行う」「ライトフォース理論」の2つを取り入れているからです。

 

矯正治療に必要な期間

矯正治療に必要な期間

 

○必要十分な治療を行う

当院では必要な時期に必要な治療を行っています。デジタル機器を用いた精密検査・診断や、インビザライン®️をはじめとする最先端の技術、豊富な経験により、患者さまにとって必要十分となる治療を提供しています。

 

○ライトフォース理論

ライトフォース理論とは歯を締め付ける力を弱くすることで、歯の移動のもとになる骨代謝(骨の新陳代謝)を促進するという理論です。どれくらい歯を締め付ける力を弱くしているかというと、従来に比較して1/2~1/5になります。「歯に加える力を弱くすることで歯はしっかり動いてくれるのか?」という疑問が出ると思いますが、最近の研究では弱い力を継続的に加えることで、歯の動くスピードは速くなることが判明しています。詳細は当院のホームページ「短期間で痛みを抑えた矯正」(リンク)をご参照ください。

 

■大人の治療は、子どもの矯正歯科治療とどう違うのでしょう?


ひとことでいえば発達の状態が異なるため、治療方法が大きくかわってきます。
子どもの場合はあごの成長がまだ発育段階にあるため、矯正歯科治療ではその成長発育を促したり、抑制したりしながら正しい方向にリードしていくことで、歯とあごを自然で理想的な位置に整えながら進めていく治療法が中心になります。子どもの治療期間が大人より長くかかるのもそのためです。
大人の場合はすでに成長発育が止まりあごの大きさが完成しているため、それをベ−スに治療を行います。そのため、あごの大きさに対して歯が並びきらずデコボコしている場合や歯列が出ている場合などには、歯を抜いたうえで、抜いたスペースを利用して歯列をきれいに並び替えたり、前歯を後方に下げたりする手法をとることが少なくないといわれています。
しかし、当院ではお口の状態を総合的に分析し、非抜歯で対応できるケースはできる限り抜歯しない方向で対応します。どうしても抜歯が必要なケースでは理由を説明し、患者様の了承が得られれば抜歯をするという方針で、できるだけ歯を残す治療をおこなっています。

当院での抜歯の基準は「抜歯をすることで初めて審美的・機能的に正しい咬合が得られるか」「抜歯をすることで初めて美しい横顔ができるか」というポイントに絞っています。また、「インプラントアンカーを利用した矯正」、「歯を薄く削るディスキング」という2つの手法を用いることで、できうる限りの非抜歯矯正を実施しています。

 

■歯並びが正常か、専門機関で相談だけでも受けられますか?


もちろんできます。当院はもちろんのこと、矯正歯科を専門とする多くの歯科医院が相談を受け付けており、中には無料での対面相談、メール相談を受け付けています。
初診相談に要する時間は医院によって異なりますが、一般的には30〜60分程度です。来院にあたっては事前予約をお願いしているところがほとんどです。

一般的に、矯正治療を始める前には
矯正相談(お話を伺う) → 診断(データ分析) → 治療
のステップがあり、それぞれのステップに進むかどうかについては患者さまに意思決定をしていただきます。多くの医院では相談までは無料ですが、機械を使う診断については数万円程度の費用をいただいています。ですが、当院では治療に入るまでの費用はいただいていません。なぜなら、ひとりひとりの患者さまに見えない部分までを正確に捉えたうえで客観的な事実をお伝えすることで、患者さまに矯正することのメリットをご理解いただき、長い期間の矯正治療を主体的に、積極的に受けていただけることを祈っているからです。当院では、相談に乗っていただいたから治療をお願いしなければいけないのではないか、という遠慮はいっさい不要です。

他の歯科医院で矯正を断られてしまったり、期間の長さなどで納得いかない提案を受けたりしたケースでも、当院のご提案であれば満足できる可能性も少なくありません。セカンドオピニオンが欲しい場合でもぜひ当院にご相談ください。

当院のカウンセリングの特徴は、「患者様それぞれのライフスタイルを重視した、カウンセリング」にございます。
歯の矯正は少しずつ行われるものですので、良好な治療結果を得るためには定期的な通院が必要となります。治療の途中に長期での出張や留学といったイベントが入ってしまうとせっかくの治療が台無しになってしまう恐れがあります。当院では、何を優先するかを患者さまと一緒に考え、最終的には矯正治療に取り組んでよかったと感じていただけることを念頭に提案しています。

ご参考までに、当院のカウンセリングの流れをお伝えします。

 

カウンセリングの流れ

カウンセリングの流れ

 

■「歯並びと咬み合わせの専門家」の当院にご相談ください


新しい生活が始まり、矯正治療に興味が湧いてきたのだけれど、遅くまで診療している医院がないので諦めていた……。そのような方は是非、いちど当院にご相談ください。忙しい方は「トータルの治療期間」も気にされると思いますが、当院では必要十分な治療を行うことで治療期間を大幅に短縮していますので、この点もご安心いただければと思います。

 

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初診「個別」相談へのご案内

当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。

電話でのお問い合わせ

03-6805-5765

住所

〒154-0024
東京都世田谷区三軒茶屋1-32-14

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