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気になる部分の歯並びだけ直したい…お悩みに合わせた部分矯正のメリット

2022年11月25日

こんにちは。世田谷区の三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科です。 

 

最近は、大人になってから矯正治療を開始される方も増えています。特に、「前歯の歯並びが気になる…」「八重歯のところが気になる…」「前歯に空いた隙間をどうにかしたい」など、部分的に歯並びを矯正したいという方が、当院にも多く来院されています。 

そこで今回は、歯並びで気になる所を部分的に矯正したいという方に向けて、部分矯正のメリット・デメリットや治療方法、部分矯正が向いている方などについてご紹介します。 

目次

■部分矯正とは
■部分矯正で対応可能な症状について
■部分矯正のメリット
■部分矯正のデメリット
■部分矯正はこんな方におすすめ
■まとめ

■部分矯正とは


「部分矯正」とは、前歯や奥歯など歯並びで気になる部分をピンポイントで歯列矯正する治療のことで、矯正用語ではMTM(Minor Tooth Movement)と呼ばれています。 

ケースとして多いのは、デコボコ歯や八重歯、正中離開などの改善です。すべての歯を矯正する全顎の矯正治療と比較して、治療期間が短く、費用も安いということで、結婚式などのイベント前に部分矯正を希望される方が増加しています。 

 

部分矯正は治療期間が短く費用も安い

部分矯正は治療期間が短く費用も安い

 

■部分矯正で対応可能な症状について


部分矯正で対応できる症状としては、次のようなものが挙げられます。 

○軽度の出っ歯

出っ歯とは、一般的に上の前歯が前の方に向かって生えている状態を指します。口を閉じている時でも前歯の一部分が見えたり、笑った時に歯と歯ぐきが見えたりします。出っ歯の原因としては主に、遺伝など先天的なものと後天的なものがあります。 

先天的な出っ歯は顎の骨の形や大きさ、歯列の形や歯の大きさが遺伝子により既に決められています。しかし、これらは育った環境により柔軟に変わっていくため、多くの場合は矯正によって改善できるのです。 

 

○すきっ歯(空隙歯列)

空隙歯列は俗に「すきっ歯」とも言われ、歯と歯の間に隙間が空いている状態のことを指します。 

生まれつき歯が小さい方、あるいは生えてくる予定の歯が生えてこなかった場合などに起こりやすいものです。 

なお、すきっ歯は下記のような生活習慣により引き起こされる場合もあります。 

  • 頬杖をつく
    奥歯のかみ合わせがずれやすくなり、すきっ歯になりやすい
  • うつ伏せや横向きで寝る
    人の骨格は本来仰向けで寝るように形成されているので、うつ伏せや横向きで寝ると顎の骨や歯列が歪みやすくなる
  • 舌を前歯の裏側に押し付ける舌癖がある
    前歯が舌の圧力で開いてしまう可能性がある 

 

■部分矯正のメリット


歯並びで気になる部分だけを矯正する部分矯正には、以下のようなメリットがあります。 

○全体矯正よりも低コストで治療ができる

部分矯正では、すべての歯を矯正するわけではありません。そのため利用する装置や治療時間なども全顎の矯正とは異なり、結果として低コストでの治療が可能となります。 

 

○矯正装置が目立ちにくい

矯正治療の装置と聞くと、「歯に取り付けた金具に、金属のワイヤーが通っているもの」といったイメージがありませんか?そのため、笑った時や大きく口を開けた時などに装置の見た目が気になるという方も多いようです。 

それが部分矯正であれば、そもそも取り付ける装置が小さくて済むため、比較的目立たずに済みます。加えて最近では、矯正装置自体も目立ちにくいものが開発されています。矯正する歯に取り付けるブラケットと呼ばれる装置やワイヤーを見えにくいものにすることによって、周りから目立ちにくくしているのです。 

また、当院では歯の裏側に矯正装置を取り付ける裏側からの部分矯正も行っております。歯の裏側から装置を取り付けるため、矯正治療中だということはほとんどわかりません 

ほかにも、透明なマウスピース型歯列矯正装置(インビザライン)を利用した部分矯正も行っております。矯正装置であるマウスピースは透明なため、こちらも矯正をしていることが気付かれにくいというメリットがあります。 

 

○ピンポイントでの治療ができる

「前歯2本のずれだけを治したい…」「下の歯の並びだけが気になる」「前歯の隙間を詰めたい」など、歯並びで気になるところをピンポイントで治療できる点も、部分矯正の大きなメリットと言えるでしょう。

 

○全顎の矯正治療より短期間で治療できる

部分矯正で歯を動かすのは一部分ですから、その分治療期間も短くて済みます。すべての歯を動かしていく全顎の矯正治療では、通常は完了まで数年かかります。対して、部分矯正の治療期間は基本的に数ヶ月ほどで終了します。 

そのため、数か月先に大事なイベントを控えているという方にも大変ご好評を頂いています。 

 

■部分矯正のデメリット


メリットの多い部分矯正ですが、同時にデメリットもあります。下記のデメリットをしっかりと理解していただいたうえで、治療を検討されることをおすすめします。 

○治療できるのは簡単な症例のみ

部分矯正で矯正できるのは、その名の通り部分的な歯並びの改善であり、噛み合わせ全体の改善はできません。 

噛み合わせの診断をしていく際、基本的に上下第一大臼歯(奥から数えて2~3番目の歯)の咬合関係から診断していくのですが、上下の顎の位置などに問題がある場合や、受け口、反対咬合、しゃくれなど重度の不正咬合は部分矯正では改善できず、全顎の矯正といったその他の治療を行う必要があります。 

 

○後戻りする可能性がある

歯列矯正治療は「歯が狙った位置まで動いたら治療終了」ではありません。その後、保定装置(リテーナー)を決められた時間と期間中使用しないと、せっかく矯正した歯が元の位置へ後戻りする可能性があります。 

部分矯正の場合でも、一定期間保定装置をつけていただかないと、歯が後戻りする可能性が大きくなります。 

 

■部分矯正はこんな方におすすめ


ここまでお伝えした内容を踏まえると、部分矯正を特におすすめしたいのは、下記のような方です。 

  • 気になる前歯やすきっ歯だけをキレイにしたい方
  • ピンポイントで気になる歯を1~2本だけ治したい方
  • できるだけ短期間で歯並びをキレイにしたい方
  • 費用をなるべく抑えて矯正したい方
  • 結婚式や就職、面接、婚活など大事なイベントに備えて矯正したい方 

違和感が少なく、短期間で治療が可能な部分矯正で、気になる歯並びの箇所を改善しましょう。 

 

■まとめ


今回は、歯の部分矯正についてお伝えしてきました。 

歯の矯正と聞くと、「治療期間が何年もかかる」「矯正中に痛みや違和感をおぼえる」「口腔内で目立つ矯正装置がちょっと…」といったイメージをお持ちの方も少なからずいらっしゃるでしょう。 

 

しかし部分矯正であれば、気になる歯並びの場所をピンポイントに、しかも短期間で改善することができます。また、部分矯正なら全顎の矯正に比べ矯正装置もそれほど目立たずに治療できます。 

ただし、記事内でもお伝えしたように、部分矯正は適応できる症例が限られています。つまり、すべての人に部分矯正で対応できるわけではありません。 

 

当院においても、場合によっては「部分矯正ではなく、全体的な矯正が必要となります」とお伝えすることがあります。しかしそれは、「患者様が持つ噛み合わせや歯並びのお悩みについて、全顎の矯正治療によって根本的に解消してほしい」という思いからです。 

とは言え、まずはお口を拝見しないことには何ともお伝えできません。当院では、患者様が抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けています。相談・診査診断は無料になっていますので、歯並びで気になる箇所がある方はお気軽にご相談くださいませ。 

 

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あなたの歯周病、歯並びが原因かも?

2022年11月18日

こんにちは。世田谷区にある三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科です。

 

今回は「歯並びの悪さが招く歯周病のリスク」についてご紹介します。 

 

歯並びが良くないとどんな問題があるか?まず挙がるのは審美性の問題ですよね。歯並びが良くないと口元の見た目が悪くなり、実際に矯正治療を受ける方のほとんどが、「口元を美しくしたい」というのが目的です。 

しかし歯並びの問題が引き起こすトラブルは上記だけではありませんし、歯周病になる可能性も高めます。 

目次

■歯周病とは?
■虫歯と歯周病、どちらも歯を失うリスクが高い感染症
■なぜ歯並びが悪いと虫歯や歯周病になりやすい?
■歯周病予防の選択肢としての「歯列矯正」
■歯列矯正の種類
■当院では充実の「無料」矯正相談!「無料」検査診断!
■まとめ

■歯周病とは?


「歯周病」は歯肉炎と歯周炎の総称であり、歯周病原菌という細菌によって、歯を支える骨が溶けてなくなっていく病気です。自覚症状があまりなく、知らない間に病状が進行しがちである点も特徴で、歯が抜け落ちることに加え、重度のものでは糖尿病などの全身の疾患に影響が及ぶケースもあります。 

日本では成人のうち80%以上が、歯周トラブルを抱えていると言われ、歯周病は現代の生活習慣病の1種と言っても過言ではありません。また、歯並びが悪いと、歯周病の原因となる歯垢が溜まりやすくなるので、歯並びの状況も、歯周病の発症や進行に影響のある要因の一つとなります。

 

■虫歯と歯周病、どちらも歯を失うリスクが高い感染症


虫歯も歯周病も、そのまま放置してしまうと歯を失うこともある病気です。虫歯も歯周病も細菌が要因となる感染症で、例えば虫歯は様々な年齢層で発生しやすく、歯周病は30代以降に多いという点が特徴です。 

 

そして歯並びが良くないと噛み合わせにも悪影響となります。噛み合わせの悪さは特定の歯に負担がかかってしまい、歯槽骨のトラブルに繋がることもあります。ですので歯周病の進行スピードが早く、若くして歯を失いかねません。 

虫歯も歯周病も歯並びの悪さが原因で起こることが多々あり、歯周病は歯ぐきが痩せてしまい隙間ができ、結果的に歯が傾斜することもあったり、歯並びの悪さと口内トラブルは関係性があると言えます。 

 

■なぜ歯並びが悪いと虫歯や歯周病になりやすい?


凹凸のある歯並びは見た目が悪く、自分の笑った顔に自信が持てない…というケースも。歯並びの悪さは実際に見た目にも影響しますが、問題はほかにもあるでしょう。歯並びが悪いと、虫歯や歯周病などの歯や口内のトラブルが発生し、悪影響を与えてしまうこともあります。 

○歯並びの悪さで歯磨きの精度が落ちるから

歯の健康を維持するのは日々のブラッシングです。毎日のしっかりとした歯磨きが歯の汚れなどを洗い流し、口内の清潔を保つことは、誰もがご存じでしょう。 

ところがデコボコした歯並びだと、歯ブラシの先が届きにくいので汚れが残りがち…。汚れがあると口内の細菌が糖分をエサとしプラークを生成します。プラークは細菌の集合体で、白く粘着性の物質が歯や歯ぐき付近に付着します。 

プラークを構成している虫歯菌や歯周病菌が毒素を放出し、虫歯や歯肉炎、歯周炎などを引き起こしています。以上のように、歯並びが悪いことで歯磨き不足に繋がり、結果として虫歯・歯周病リスクが向上します。 

 

○歯並びの悪さで噛み合わせが悪くなる

歯並びが悪ければ、やはり噛み合わせも悪化します。ちなみに良くない噛み合わせが歯周病の原因にもなりかねません。噛み合わせが悪い場合、歯で噛んだ際に特定の歯に負担をかけてしまうでしょう。 

負担が生じると歯は当然なのですが、その歯を支える歯肉にもダメージを与えてしまい、歯肉に炎症が起こって歯周病になることがあるのです。噛み合わせのトラブルは、肩こりや腰痛、ほかに顎関節症のリスクも向上させます。 

 

歯並びの悪さは歯磨きの精度を落とし・噛み合わせを悪くする

歯並びの悪さは歯磨きの精度を落とし・噛み合わせを悪くする

 

■歯周病予防の選択肢としての「歯列矯正」


歯並びの悪さを治したいと考える方のほとんどは、審美性が良くないから…という理由だと思います。もちろん、歯並びが美しく整うと笑顔にも自信をもつことが可能なはず。 

 

しかし矯正の目的は、歯並びや噛み合わせを良くすることで歯磨きを行いやすく、一部の歯に余計な負担をかけることなく、正しい噛み合わせに導くことです。つまり矯正治療は、将来にわたる口内の健康保持が真の目的です。 

 

■歯列矯正の種類


○ワイヤー矯正

ワイヤー矯正は、ワイヤーを活用し歯列矯正をする手法です。もっとも有名な歯の矯正=ワイヤー矯正を連想する人もたくさんいるはずです。表面側から行うワイヤーを使う矯正は、ブラケットと言われる器具を歯の表面部分に設置し、ワイヤーで歯を引っ張る治療法です。 

歯に設置するブラケットは、以下の2種類に分けられます。 

まず金属ブラケットは、メタルブラケットと言われている金属でできた矯正器具です。強度が高くブラケットを薄くすることも可能で、口の中で感じる嫌な感じを軽減させる特徴もあります。治療に必要な金額を抑えることができるのも嬉しい点です。ですが、金属ブラケットは目立ちますので、その点はマイナスですね。 

次に挙げるのは、「審美ブラケット」で、審美という名称の通り、ブラケットがホワイトや透明色で作られており、あまり目立たちません。 

ブラケット製造で活用されている素材は、セラミックスやプラスチックなどとなっています。ブラケットに通すワイヤーをホワイトにすることによって、さらに目立ちにくくすることが可能です。しかし、セラミックやプラスチックのブラケットの強度を保つためには、一定の厚みが必要になり、金属のものと比較をすると口内に違和感があらわれるかもしれません。 

 

ワイヤー矯正はブラケットを歯の表面に設置しワイヤーで引っ張る

ワイヤー矯正はブラケットを歯の表面に設置しワイヤーで引っ張る

 

○裏側から行うワイヤー矯正

ブラケットを歯の表面ではなく裏側に設置する矯正も存在しています。ブラケットなどが見えないため、矯正をしていることが周りにバレにくくなります。他人の視線を心配する必要がなくなります。 

ですが、歯の反対側にブラケットを設置しますので、日常の歯磨きで戸惑うこともあるかもしれません。ほかには、ブラケットが舌に接触して、痛みを覚えるケースも。痛みや気になることがあれば、すぐ担当医に相談するようにしましょう。

 

○マウスピース矯正

マウスピースによる矯正は、ワイヤーなどを用いず、専用のマウスピース矯正アイテムを使用して治療をすることになります。患者様それぞれに応じたオーダーメイドしたアライナーを定期的に交換していくことになります。 

 

「インビザライン」のマウスピース矯正治療は、アメリカのアライン・テクノロジーという会社が有する最先端テクノロジーを活用した矯正手法です。実際の治療前に、治療後の歯並びをシミュレートすることも可能です。 

 

マウスピースによる矯正治療でのメリットといえば、矯正アイテムが目立ちにくい点でしょう。マウスピースは薄く、周りの人たちに矯正していることがバレにくくなってしまいます。そして、自分自身で自由に取り外しが可能で、例えばご飯を食べる際はマウスピースを取り、いつも通り食事ができます。そのうえ、歯磨きも問題なく行える点も嬉しいですね。 

 

マウスピースによる矯正治療は矯正アイテムが目立ちにくい

マウスピースによる矯正治療は矯正アイテムが目立ちにくい

 

■当院では充実の「無料」矯正相談!「無料」検査診断!


当院の「矯正相談」は無料です。そして、「検査診断」までも当院では無料で実施しています(通常は数万円かかります)。つまり、治療に入るまで費用は一切頂いておりません。 

 

相談をすると治療を勧められて断りにくい……。このようなお悩みをよく聞きますが、当院は無理に治療を勧めることはしておりません。 

矯正治療は、一般的な歯科治療と比べ費用が高額ですし、治療期間もどうしても長くなります。そして、歯並びにコンプレックスをお持ちの方にとって、「どの医院で治療を行うか」という選択は非常に重要なものとなります。 

 

そのためたくさん悩んで、ご自身が「この医院、この先生に診てもらいたい!」と思った時に治療をしていただきたいと思っております。 

その判断をする上で必要となる情報は、なんでもお聞きください。包み隠さず、すべてをお伝えさせて頂きます。 

 

■まとめ


いかがでしたでしょうか? 

歯周病は気づかないうちに進行している病気です。普段から歯磨きが難しかったり、歯に詰まることが多い方は、ぜひ一度当院の無料相談をご活用ください! 

歯列矯正で健康なお口を目指しましょう! 

 

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インビザライン矯正を失敗しないために! 知っておきたい矯正歯科医院の選び方

2022年11月11日

こんにちは。世田谷区にある三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科です。

 

人気のあるインビザラインによるマウスピース矯正治療を行いたいと思っても、最近では矯正歯科を看板に掲げる歯科医院が多くなりました。また、インターネットなどで検索しても、インビザライン矯正を行っている歯科医院のページは数多くヒットします。そのため、「どんな歯科医院を選べばいいかわからない」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

矯正を行う上で歯科医院選びは非常に大切なポイントです。せっかくお金をかけて矯正をするのであれば、信頼できる医院を選びたいですよね。

そこで今回は、歯科矯正を失敗しないために知っておきたい、矯正歯科医院の選び方についてご紹介します。

目次

■矯正歯科医院の選び方5つのポイント
■矯正前にチェックすべき3つのポイント
■当院は「日本矯正歯科学会」認定医が在籍するインビザライン「ダイヤモンドプロバイダー」認定医院です
■まとめ

■矯正歯科医院の選び方5つのポイント


ここからは、矯正歯科医院を選ぶポイントについて詳しくご紹介します。これから医院選びをされる方はぜひ参考にしてください。

○矯正歯科学会の認定医が在籍している

最初にチェックしたいのが、矯正歯科学会の認定医が在籍している歯科医院であるかということです。

現在日本には複数の矯正歯科に関する学会が存在していますが、そのなかでも一番規模の大きい学会が「日本矯正歯科学会」です。この学会における認定医以上の資格を所有しているかが一つの判断基準となります。

認定医になるためには、5年以上の専門的な研修を受けること、そして学会の試験に合格する必要があるなど、とても厳しい認定基準を設けられています。

 

○治療にかかる費用や期間を具体的に提示してくれる

矯正治療に入る前に、治療にかかる費用の総額や必要な治療期間をきちんと提示してくれる歯科医院を選ぶようにしましょう。矯正治療は自由診療なので、歯科医院によってそれぞれの治療にかかる価格や料金システムが大きく異なります。また治療期間についても、完了までは数年という長い期間を要します。

治療前にきちんとカウンセリングや診療を行なってくれる歯科医院であれば、治療費用については明確に提示した上で、それぞれの治療や処置にかかる費用を細かく提示し、妥当性のある金額であることを説明してくれるはずです。

また期間についても、治療計画と併せて分かりやすく説明してくれるでしょう。この時点で費用や期間についてざっくりとした説明しかない場合は注意しましょう。

 

○カウンセリングを丁寧に行ってくれる

口腔内の状態をチェックするだけでなく、治療に関するメリット・デメリットをきちんと説明してくれるかどうかも、医院選びのポイントです。

世界各地で実績のあるインビザラインによる矯正ですが、矯正を希望されるすべてのケースに適用できるわけではないことも事実です。また、矯正の成否については患者様自身によるところが大きい矯正方法でもあります。メリットのみならず、自身の口腔内についての状況やインビザライン矯正に関するデメリットについてもきちんと正直に説明してくれるかどうか確認しましょう。

 

○診断結果や契約書などをきちんと渡してくれる

治療前の診断結果、ならびに治療費用の見積書、契約書などを書面やデータできちんと提示してくれる歯科医院を選ぶようにしましょう。

矯正治療に詳しい人でない限り、治療に関する説明を口頭のみで理解することはとても難しいことです。カウンセリング時の資料などをきちんとプリントアウトして渡してくれれば、後から内容を見返すこともできます。求められるから資料を渡すのではなく、これらの書類をきちんと医院側から渡してくれるかどうかをチェックしてください。

 

○不要な検査をしない

矯正治療をするにあたって、口腔内の状態をチェックするためにさまざまな検査が行われます。しかし中には、不必要な検査を繰り返し、その医院で矯正治療を受けるか否かに関わらず、検査費用としてお金を取るケースもあります。

どのような理由で必要な検査なのかきちんと説明を求め、過剰な検査を避けていきましょう。もしそこで納得のいく回答が得られないのであれば、その医院での治療はやめたほうがよいでしょう。

 

当院では日本矯正歯科学会認定医が治療を担当

当院では日本矯正歯科学会認定医が治療を担当

 

■矯正前にチェックすべき3つのポイント


インビザラインによる矯正治療を行うにあたっては、事前にご自分で把握しておいた方がご自分と歯科医院双方のためになるというポイントがあります。ここからは、矯正治療前に必ず行いたいセルフチェックポイントについてご紹介します。

○歯並びで気になるポイントをチェックにする

治療を受ける前には、まずご自分の歯並びで一番気になるところを把握することが大切です。鏡などを使ってご自分の歯並びを改めてチェックし、どこが一番気になるのか再確認してください。

またその際には、歯並びだけでなく、噛み合わせや顎に違和感がないかも併せて確認してください。

 

○歯列矯正で一番治したい箇所・希望とする歯並びを明確する

インビザラインによる矯正治療を行なう上で、一番治したい箇所や希望とする歯並びを明確にすることも大切です。

多くの方は歯並びで気になる箇所と重なるかと思いますが、「どこを一番治したいのか」、「どのような歯並びにしたいのか」をカウンセリング時に伝えることで、歯科医院側としてもできる限りその希望を叶えるための治療計画を立てることが出来ます。

 

○噛み合わせの異常や顎関節の痛みがあるかどうか

歯科矯正には歯並びの矯正だけでなく、噛み合わせの異常や顎関節の痛みを解消させる目的もあります。歯並びが悪い原因が、実は噛み合わせによるものだったというケースもありますので、症状に合わせた治療方法を選ぶ必要があります。

噛み合わせに違和感があったり、口を開け閉めするときに顎に痛みがあったりする場合には、矯正治療をする前のカウンセリング時に歯科医師に伝えるようにしましょう。

 

■当院は「日本矯正歯科学会」認定医が在籍するインビザライン「ダイヤモンドプロバイダー」認定医院です


当院では、在籍する「日本矯正歯科学会」認定医が治療を担当しています。またインビザラインを提供しているアメリカのアライン・テクノロジー社による「インビザライン認定医」資格も取得しています。

更に、歯科医院で手掛けたインビザラインによる矯正治療の症例数などを基に同社で設定している7つのランクのうち、当院はそのトップクラスにあたる「ダイヤモンドプロバイダー」の認定を受けています。インビザラインについて、ご不安なことやご不明な点があれば、お気軽に当院へご相談ください。

 

当院はインビザラインの7ランクのうちトップクラス

当院はインビザラインの7ランクのうちトップクラス

 

■まとめ


今回は、インビザラインによる矯正を受けるにあたって知っておきたい、歯科医院を選ぶ際の大切なポイントについて詳しくご紹介しました。いかがでしたでしょうか?

矯正治療は自費診療ですので、保険診療に比べて治療費がかかります。また、長い治療期間も要します。信頼できるドクターや安心して通える歯科医院であるかとしっかりと見極めて医院選びをしていきましょう。

当院では、低価格で質の高い矯正治療を提供しています。また、「患者様にしっかり悩んで、納得のいく治療を選択していただくことが何よりも大切である」、「患者様のさまざまな疑問や悩みにお答えしたい」との想いから、「矯正治療」に関する個別無料相談、セカンドオピニオンを実施しております。

矯正治療について気になられる方は、ぜひお気軽にご相談ください。

 

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矯正治療中の虫歯になったら?対処と予防方法

2022年11月4日

こんにちは。世田谷区にある三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科です。


ここでは矯正をしている際の虫歯予防に関してお伝えします。

目次

■矯正治療中に虫歯になってしまった
■矯正治療を中断して虫歯治療をしなきゃいけないの?
■矯正治療を始める前に虫歯が見つかったら?
■マウスピース矯正だからといって油断は禁物
■矯正治療中の虫歯予防方法
■まとめ

■矯正治療中に虫歯になってしまった


歯列矯正治療の期間中、矯正装置を歯の表側に設置します。矯正のための装置は複数種存在し、よく用いられるマルチブラケットは、患者様が自分で取り外すことが不可能な固定タイプとなります。ですから、歯磨きが困難になり口内に汚れが付着したままになりやすくなるでしょう。

本当は毎日の歯磨きで虫歯のもとであるプラークを洗い流して予防するのですが、取り付けている装置のせいで正しい歯磨きが難しくなるのです。

プラークが残ってしまいやすい状況では、歯周病になる可能性もアップします。歯周病は、歯を支える部分に細菌が影響を与え、結果的に炎症が発生します。それが悪化しますと歯がグラグラしてきます。プラークは唾液の中のカルシウムの影響を受けて、徐々に硬くなり歯石に変化し、歯磨きでは取れません。

以上のように、矯正中は口内環境を綺麗にするのが困難なので、きちんとした歯磨きが重要になります。

 

■矯正治療を中断して虫歯治療をしないといけないの?


矯正治療中に虫歯が発見された場合、矯正を中断し、虫歯治療に専念すべきなのでしょうか?

虫歯の位置やサイズにもよるのですが、基本的には装置を外すことなく虫歯の治療が可能です。そして、虫歯は歯の表面部分が脱灰しているといった初期だと、削ることなく処置を行い、経過をみることもあるでしょう。

 

基本的には装置を外すことなく治療可能

基本的には装置を外すことなく治療可能

 

■矯正治療を始める前に虫歯が見つかったら?


矯正治療を始める前に治療すべき虫歯が発見されれば、通常は虫歯を治してから矯正を開始していきます。矯正を行う以前から痛みがある場合は、当然のことながら痛みを取る方が大切ですよね。

しかし矯正治療を行うと、歯並びが変化するため、矯正開始以前と比較すると、噛み合わせが変化している可能性もあります。仮に初期段階の虫歯ですと、予防処置をするのみで済むケースもあるのですが、虫歯の内容次第ではそのあたりの扱いが大きく異なってきます。

矯正をする前に発見された虫歯のサイズや治療法よって、どんなタイミングで虫歯を治していくのか考える必要が出てきます。

 

そして、虫歯が進行していればいるほど治療に要する期間が長くなるでしょう。初期だと1回で終わることも比較的多いですけど、例えば詰め物などを行う場合は2~3回通院することになり、より進行していて神経を抜く必要がある場合はもっと長期間の通院となります。

矯正治療と合わせ、どのくらい必要なのかが気になる場合には、歯科医師に直接相談してください。

 

■マウスピース矯正だからといって油断は禁物


矯正の際に着ける装置は、固定タイプのマルチブラケット以外に、マウスピースタイプのものもあります。自分で取り外すことができるマウスピースを使った歯科矯正も人気です。歯を移動させたい方向にそったマウスピースをいくつか作成し、それを取り替え徐々に歯を移動させていきます。

 

マウスピースを使った矯正のメリットは、患者様が自分で取り外しが可能だという点です。歯磨きをする時にも難なく行えますし、これまでの日常生活を維持しやすいと言えるでしょう。ですから、マルチブラケット装置と比較をすると、口内環境を清潔な状態で維持しやすくなります。

 

とはいえ、マウスピースによる矯正ならば虫歯にならないか、と言えばそうではありません。マウスピースを付けていると、唾液が循環しづらくなってしまい、結果的に歯の汚れなどが残りやすくなります。唾液が持っている細菌や汚れを洗い流すことが困難になることも覚えておきたいです。

もし、マウスピース矯正中に虫歯になってしまったならば、マウスピースを外せば治療自体は可能です。ですが、被せ物や詰め物というケースであれば、今後の歯科矯正にも影響が出るので、マウスピースの作り直しになるかもしれません。

 

口内環境を清潔な状態で維持しやすいが油断は禁物

口内環境を清潔な状態で維持しやすいが油断は禁物

 

■矯正治療中の虫歯予防方法


○歯磨き

歯科矯正中に虫歯を予防するためには、歯をしっかり磨き、原因でもある歯垢を除去することが重要でしょう。歯と歯の間に挟まる食べかすはうがいなどで洗い流せますが、歯の表面に強力に付着する歯垢は歯ブラシを使用して歯磨きをしないと除去不可能です。固定タイプの矯正器具を使用しているのであれば、ご飯の後は特に歯磨きを実施する習慣をつけてください。

一般的な歯ブラシに加えて、ブラシの先端部分が小さなタフトブラシも併用すれば、より歯垢を除去しやすくなるでしょう。染め出し剤を活用して磨き残しがある部分を自分で把握し、コツを身に付けながら歯磨きをすることも大切です。

 

通常のブラケット矯正装置であれば、装置に凸凹があるため、そこにカスや歯垢などが留まりやすいので、ブラケットの周辺は特にしっかり磨くようにしましょう。歯ブラシの適切な当て方を実践し、ブラケットの周りについている汚れを除去しましょう。歯を1本1本丁寧に磨くよう心がけてください。

 

○歯科医院での検診

歯科医院における定期的検診でも、虫歯予防が可能です。

 

歯ブラシ、フロス等を使った歯のクリーニングは当然ですが、歯科医院以外では不可能な、専用のアイテムを活用したクリーニングもおすすめです。歯垢だけではなく、歯石や歯の着色も取り除くことができます。

当院では矯正以外に、歯のクリーニングやホワイトニングも実施しています。

虫歯を防いだり、歯を美しくしたいと考えておられるならば、どうぞご相談ください。

 

■まとめ


矯正治療中だけではなく、それ以外のときにも、虫歯を予防するためにきちんとしたケアを行いたいです。ちなみに矯正治療中に虫歯になってしまった際には、虫歯のサイズなどによっては矯正を一時的に中止し装置も取り外し、虫歯治療を行うこともありえます。自ら取り外すことができるマウスピースによる矯正ならば、これまでと同じように歯磨きが可能です。ですが、矯正をしている間は唾液が循環しにくくなり、虫歯のリスクが高まってしまいます。

矯正装置の種類にかかわらず、矯正をしている間は虫歯にならないよう丁寧にケアをしましょう。今回紹介したケアアイテムを有効活用するのもおすすめです。

歯科矯正のメリットには、矯正が完了すると歯磨きのパフォーマンスが向上し、口内の病気リスクが下がるというものもあります。健康的な歯や歯茎を維持するためにも、矯正治療はおすすめです。

気になられる方はぜひ一度当院のHPからでもお問い合わせください。

 

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当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
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