気になる部分の歯並びだけ直したい…お悩み…

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気になる部分の歯並びだけ直したい…お悩みに合わせた部分矯正のメリット

2022年11月25日

こんにちは。世田谷区の三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科です。 

 

最近は、大人になってから矯正治療を開始される方も増えています。特に、「前歯の歯並びが気になる…」「八重歯のところが気になる…」「前歯に空いた隙間をどうにかしたい」など、部分的に歯並びを矯正したいという方が、当院にも多く来院されています。 

そこで今回は、歯並びで気になる所を部分的に矯正したいという方に向けて、部分矯正のメリット・デメリットや治療方法、部分矯正が向いている方などについてご紹介します。 

目次

■部分矯正とは
■部分矯正で対応可能な症状について
■部分矯正のメリット
■部分矯正のデメリット
■部分矯正はこんな方におすすめ
■まとめ

■部分矯正とは


「部分矯正」とは、前歯や奥歯など歯並びで気になる部分をピンポイントで歯列矯正する治療のことで、矯正用語ではMTM(Minor Tooth Movement)と呼ばれています。 

ケースとして多いのは、デコボコ歯や八重歯、正中離開などの改善です。すべての歯を矯正する全顎の矯正治療と比較して、治療期間が短く、費用も安いということで、結婚式などのイベント前に部分矯正を希望される方が増加しています。 

 

部分矯正は治療期間が短く費用も安い

部分矯正は治療期間が短く費用も安い

 

■部分矯正で対応可能な症状について


部分矯正で対応できる症状としては、次のようなものが挙げられます。 

○軽度の出っ歯

出っ歯とは、一般的に上の前歯が前の方に向かって生えている状態を指します。口を閉じている時でも前歯の一部分が見えたり、笑った時に歯と歯ぐきが見えたりします。出っ歯の原因としては主に、遺伝など先天的なものと後天的なものがあります。 

先天的な出っ歯は顎の骨の形や大きさ、歯列の形や歯の大きさが遺伝子により既に決められています。しかし、これらは育った環境により柔軟に変わっていくため、多くの場合は矯正によって改善できるのです。 

 

○すきっ歯(空隙歯列)

空隙歯列は俗に「すきっ歯」とも言われ、歯と歯の間に隙間が空いている状態のことを指します。 

生まれつき歯が小さい方、あるいは生えてくる予定の歯が生えてこなかった場合などに起こりやすいものです。 

なお、すきっ歯は下記のような生活習慣により引き起こされる場合もあります。 

  • 頬杖をつく
    奥歯のかみ合わせがずれやすくなり、すきっ歯になりやすい
  • うつ伏せや横向きで寝る
    人の骨格は本来仰向けで寝るように形成されているので、うつ伏せや横向きで寝ると顎の骨や歯列が歪みやすくなる
  • 舌を前歯の裏側に押し付ける舌癖がある
    前歯が舌の圧力で開いてしまう可能性がある 

 

■部分矯正のメリット


歯並びで気になる部分だけを矯正する部分矯正には、以下のようなメリットがあります。 

○全体矯正よりも低コストで治療ができる

部分矯正では、すべての歯を矯正するわけではありません。そのため利用する装置や治療時間なども全顎の矯正とは異なり、結果として低コストでの治療が可能となります。 

 

○矯正装置が目立ちにくい

矯正治療の装置と聞くと、「歯に取り付けた金具に、金属のワイヤーが通っているもの」といったイメージがありませんか?そのため、笑った時や大きく口を開けた時などに装置の見た目が気になるという方も多いようです。 

それが部分矯正であれば、そもそも取り付ける装置が小さくて済むため、比較的目立たずに済みます。加えて最近では、矯正装置自体も目立ちにくいものが開発されています。矯正する歯に取り付けるブラケットと呼ばれる装置やワイヤーを見えにくいものにすることによって、周りから目立ちにくくしているのです。 

また、当院では歯の裏側に矯正装置を取り付ける裏側からの部分矯正も行っております。歯の裏側から装置を取り付けるため、矯正治療中だということはほとんどわかりません 

ほかにも、透明なマウスピース型歯列矯正装置(インビザライン)を利用した部分矯正も行っております。矯正装置であるマウスピースは透明なため、こちらも矯正をしていることが気付かれにくいというメリットがあります。 

 

○ピンポイントでの治療ができる

「前歯2本のずれだけを治したい…」「下の歯の並びだけが気になる」「前歯の隙間を詰めたい」など、歯並びで気になるところをピンポイントで治療できる点も、部分矯正の大きなメリットと言えるでしょう。

 

○全顎の矯正治療より短期間で治療できる

部分矯正で歯を動かすのは一部分ですから、その分治療期間も短くて済みます。すべての歯を動かしていく全顎の矯正治療では、通常は完了まで数年かかります。対して、部分矯正の治療期間は基本的に数ヶ月ほどで終了します。 

そのため、数か月先に大事なイベントを控えているという方にも大変ご好評を頂いています。 

 

■部分矯正のデメリット


メリットの多い部分矯正ですが、同時にデメリットもあります。下記のデメリットをしっかりと理解していただいたうえで、治療を検討されることをおすすめします。 

○治療できるのは簡単な症例のみ

部分矯正で矯正できるのは、その名の通り部分的な歯並びの改善であり、噛み合わせ全体の改善はできません。 

噛み合わせの診断をしていく際、基本的に上下第一大臼歯(奥から数えて2~3番目の歯)の咬合関係から診断していくのですが、上下の顎の位置などに問題がある場合や、受け口、反対咬合、しゃくれなど重度の不正咬合は部分矯正では改善できず、全顎の矯正といったその他の治療を行う必要があります。 

 

○後戻りする可能性がある

歯列矯正治療は「歯が狙った位置まで動いたら治療終了」ではありません。その後、保定装置(リテーナー)を決められた時間と期間中使用しないと、せっかく矯正した歯が元の位置へ後戻りする可能性があります。 

部分矯正の場合でも、一定期間保定装置をつけていただかないと、歯が後戻りする可能性が大きくなります。 

 

■部分矯正はこんな方におすすめ


ここまでお伝えした内容を踏まえると、部分矯正を特におすすめしたいのは、下記のような方です。 

  • 気になる前歯やすきっ歯だけをキレイにしたい方
  • ピンポイントで気になる歯を1~2本だけ治したい方
  • できるだけ短期間で歯並びをキレイにしたい方
  • 費用をなるべく抑えて矯正したい方
  • 結婚式や就職、面接、婚活など大事なイベントに備えて矯正したい方 

違和感が少なく、短期間で治療が可能な部分矯正で、気になる歯並びの箇所を改善しましょう。 

 

■まとめ


今回は、歯の部分矯正についてお伝えしてきました。 

歯の矯正と聞くと、「治療期間が何年もかかる」「矯正中に痛みや違和感をおぼえる」「口腔内で目立つ矯正装置がちょっと…」といったイメージをお持ちの方も少なからずいらっしゃるでしょう。 

 

しかし部分矯正であれば、気になる歯並びの場所をピンポイントに、しかも短期間で改善することができます。また、部分矯正なら全顎の矯正に比べ矯正装置もそれほど目立たずに治療できます。 

ただし、記事内でもお伝えしたように、部分矯正は適応できる症例が限られています。つまり、すべての人に部分矯正で対応できるわけではありません。 

 

当院においても、場合によっては「部分矯正ではなく、全体的な矯正が必要となります」とお伝えすることがあります。しかしそれは、「患者様が持つ噛み合わせや歯並びのお悩みについて、全顎の矯正治療によって根本的に解消してほしい」という思いからです。 

とは言え、まずはお口を拝見しないことには何ともお伝えできません。当院では、患者様が抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けています。相談・診査診断は無料になっていますので、歯並びで気になる箇所がある方はお気軽にご相談くださいませ。 

 

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