三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科を運営する医療法人D.D.Orthoが監修しています。
裏側矯正の治療期間はどうなのか? 最近の治療方法とは
2025年3月8日
矯正治療を開始するにあたり、
患者様から矯正相談にて聞かれる項目として
矯正治療費(値段)がいくらかかるのか?、矯正治療の期間がどの程度なのか?、
抜歯をするとしたらどのタイミングなのか(抜歯は矯正装置装着前か装着後なのか
)?矯正治療後のアフターケアはどのような装置を使用するのか?またメンテナンスは必要なのか?、
矯正治療中は痛いのか?などなど多岐にわたります。
そのなかで、矯正治療の期間に関して、矯正装置の種類、選択によって治療期間の短縮、または延期するのかと聞かれます。
ネット上で裏側矯正治療の治療期間が長くなると書かていたり、まわりから聞いた噂が本当か、などがあります。
裏側矯正は遅いの?実際の治療の期間とは
ここで、判断しなくてはならないこととして2点あり、
ネットなどの情報がいつの話なのか、またどのような方法で行うのかが重要となります
成人の矯正治療で使用する装置は
裏側矯正、表側矯正、マウスピース型矯正装置などがあり
基本的に適切な矯正装置の使用を行うと適切な治療期間となります。
つまり、治療方法、治療手段、治療前の咬合状態によって適切な矯正装置があります。
そのため、表側の矯正装置が完璧な装置というわけではなく、表側の矯正装置でも適応しづらい歯並びもあります。
そのため、適応しづらい矯正装置だとしても、矯正装置のくみ合わせや、また不十分であればアンカースクリューなどの補助的な矯正装置を追加し、メインで使用する矯正装置の補助をすることで、装置選択による遅延の差を最小限になるようになっております。
1970年代に裏側専門の矯正が開発され、そこから発達し、今でも、治療方法は年々変化しており、以前はダイレクトにブラケットを歯に装着していた裏側矯正も、いまではセットアップを作成し、間接的に装置の装着を行ったり、デジタル化が進んでいたりします。
つまり、開発当初であれば、いろいろな困難があったのですが、現在では他の矯正装置の変わらない効果、結果をだす治療方法となっております。
裏側矯正のメリット・デメリット
裏側矯正全般のメリット
裏側矯正(舌側矯正)は、見た目や機能性の面で多くのメリットがあります。以下に、その具体的な利点を詳しく紹介します。
- 見た目の配慮: 矯正装置が見えないため、人前でも気にせず笑顔を見せることができます。これは、特に外見を気にする思春期の若者や、仕事で多くの人と接する必要がある大人にとって大きなメリットです。
- 歯の表側が守られる: 裏側に装置をつけることで、歯の表面に器具によるダメージが少なくなります。これにより、ホワイトニングなどの美容的な処置を行う際にも、歯の表面が美しく保たれます。
- 効率的な矯正: 裏側からの力のかかり方により、特定の歯の動きを効果的に行える場合があります。例えば、前歯を後方に移動させる際には、裏側からの力がより効率的に働くことがあります。
- 口腔内の健康: 装置が歯の裏側にあるため、表側に比べて食べ物の残留物が付きにくく、舌側は唾液の循環が高いので虫歯や歯周病のリスクが低減されます。ただし、裏側矯正(舌側矯正)の場合でも、日常の口腔ケアは非常に重要です(虫歯予防)。
裏側矯正のデメリット
裏側矯正(舌側矯正)には多くのメリットがありますが、一方でいくつかのデメリットも存在します。以下に、具体的なデメリットを詳しく紹介します。
- 費用が高い: 表側矯正(ラビアル矯正)に比べて、装置の製作や技術料が高いため、費用がかかります。裏側矯正(舌側矯正)では、特別な技術や装置が必要となるため、一般的な矯正治療よりもコストが高くなることがあります。
- 装置の違和感: 装置が舌に触れるため、また上下の奥歯まで装置を装着するため最初は違和感を感じることがあります。また、発音に影響が出ることもありますがケースとしては少ない傾向にあるのですが。通常、SやTの発音がしにくくなることがあります。しかし、多くの患者様は数週間で慣れることが多いです。心配であればハーフリンガルと呼ばれる、上顎を舌側下顎を頬側に矯正装置を付けることも可能です。
- 治療時間が長い場合がある: 裏側矯正(舌側矯正)は器具の取り扱いが難しく、治療期間が延びることがあります。これは、歯の動きに慎重を期する必要があるためです。しかし、当院では最新の技術を用いて、できるだけ治療期間を短縮するよう努めています。
- メンテナンスが難しい: 裏側に装置があるため、歯磨きや清掃が難しくなります。特に、器具の周りに食べ物の残りが付着しやすくなるため、口腔内の衛生 状態を保つためには、丁寧なケアが必要です。専用のブラシやフロスを使用することが推奨されます。
矯正治療費用について
矯正の費用 高いの? 矯正 費用 抑えられない? 矯正 費用 分割できる? 矯正 費用 安くできないの?などのご質問があります。
当院の矯正 の費用(値段)は一般的な費用よりも抑えて設定しておりますが、仕上がりにこだわった治療を提供しております。
インビザラインは治療費用は定額制となっています。 費用(値段)についてご覧ください。
https://www.sangenjaya-ortho.com/price/(費用について)
費用についてご不明な点等がありましたらご連絡ください。
裏側矯正(ハーフリンガル)の当院で実際に行なった治療
では、当院で実際に行なった治療をご紹介します。
上顎は裏側矯正、下顎は表側矯正で治療を行なっております
上下ともに、同じスピードで歯が動いてるのがおわかりいただけると思います。
つまり、裏側矯正も表側矯正も歯の動きに差がないことがほとんどとなります。
東京の世田谷区にある矯正専門クリニックの当院で治療した患者様を紹介します。
口ゴボの改善が歯列矯正でどう変化するか?ご紹介します。患者様は20代女性で埼玉県在住のかたで、出っ歯の改善がしたく、また口唇の突出、上下顎前突の改善、口ゴボの改善もしたく当院にご来院いただき歯列矯正の相談をさせていただきました。
歯列矯正治療としては出っ歯や口ゴボの改善したいとのことだったので今回は抜歯を提案し同意いただきました。使用する歯列矯正装置は、目立たない歯列矯正装置で、性格的にマウスピースを自己管理は難しいとのこと、またコストも抑えたいとのことで、ハーフリンガル矯正を選択されました。口ゴボ治用の動的治療期間は約2年半、動的治療後はマウスピースにて保定を行なっております。動的治療後6ヶ月ら12ヶ月の期間は食事と歯磨き以外の時間は使用してもらい、動的治療1年半になったら就寝時使用と徐々に使用時間を減少させていく予定となっております。2年経過後は、定期的な通院をするかご希望を伺って確認しております。リスクと副作用:歯根吸収、歯肉退縮、後戻り、虫歯、痛み、歯肉炎、歯周病治療結果として、前歯が大きき後退し、唇も大きく後退し、口ゴボと口唇閉鎖不全も改善しました。口ゴボ治療のリスク・副作用としては、歯肉退縮、歯髄壊死、歯肉炎、歯周病、虫歯、歯根吸収などありますが、今回の口ゴボ治療では大きな問題や副作用もなくスムーズに治療が進行しました。
裏側での矯正相談のご予約・お問い合わせ
裏側矯正治療を検討されている方 なら、ぜひ当院にご相談ください。初めての方でも安心して後悔しない治療を受けていただけるよう、丁寧な説明と親身な対応を心がけています。お問い合わせやご予約は、当院のホームページ(三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科)からお 気 軽にどうぞ。
当院では口腔内スキャナーのi-teroを利用した口腔内情報を再得して、3Dプリントされた歯列模型の模型を使用して裏側矯正の装置を作成します。
矯正治療を通じて、トラブル、失敗を避け美しい笑顔と健康な歯を手に入れるために、私たちと一緒に一歩を踏み出しましょう。お待ちしております。
矯正治療の選択肢にはそれぞれの特徴があり、患者様のニーズに応じた最適な方法を選ぶことが重要です。目立ちにくく取り外しのできるインビザラインやワイヤー矯正(内側に装置がつく裏側矯正、外側に装置がつく表側矯正)の違い、デメリットとメリットを理解することで、より納得のいく治療を受けることができます。当院では、子供から成人(大人)までの患者様のライフスタイルや歯並びの状態から、希望する治療結果に合わせた最適な治療方法をご提案いたしますので、ぜひご相談ください。多くの芸能人、YouTuberなどの目立たない矯正を希望される方々も当院に来院いただいております。利用できる矯正装置も目立たないマウスピース型矯正装置、ハーフリンガル、裏側矯正などのワイヤー矯正装置、部分矯正、子供の矯正(小児矯正)も可能です。症例も開咬、八重歯、出っ歯、受け口、すきっ歯など様々な症例も対応します。治療後は保定装置(リテイナー)で綺麗な歯並びを最小限の変化で維持します。 歯科矯正治療により口腔内の環境が変化します。歯科矯正治療中は日常生活での歯ブラシの習慣が重要になってきます。
歯並びのことで質問やお悩みや不安などがある場合には、是非当院まで気軽に無料カウンセリングのご予約ください
当院は三軒茶屋駅から徒歩2分に位置しアクセスも良好です。土曜日、日曜 も診療し、お仕事帰りの方でも通える時間の夜20:30まで診療しています。
診療日は月 水 木 金 土 日 の上
休診 休診日 は火と祝日です。
虫歯の保険診療やセラミックなどの被せ物やインプラント、ホワイトニングは、一般歯科での診療をお勧めしてます。親知らずの抜歯は口腔外科での受診をお勧めしております。
三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科(clinic)
住所: 東京都世田谷区三軒茶屋1-32-14 園田ビル地下1階
医院の電話予約: 03-6805-5765
予約はこちら(ホーム ページ web) https://www.sangenjaya-ortho.com/contact/#link01
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