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反対咬合、受け口、治療方法と原因

2018年03月23日

こんにちは、三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科(東京都世田谷区)院長の内澤朋哉です。

 

受け口やしゃくれといわれる症状は、矯正学的には下顎前突や反対咬合と表現されます。

 

反対咬合と下顎前突は違います。


反対咬合と下顎前突は違います。

反対咬合とは、前歯のかみ合わせが上顎よりも下顎の前歯の方が前方に位置している状態を言います。一般的にうけ口と表現されています。

下顎前突とは、歯を支えている骨に対しての表現方法で、相対的に下顎の骨が上顎の骨より前方に出ている状態、一般的にしゃくれと表現されています。骨の位置が前方に位置すると、前歯の位置も相対的に前方に位置するため、下顎前突の場合では反対咬合となることが多いです。

 

受け口やしゃくれといわれる下顎前突症

下顎前突は原因によって分類すると、骨が原因である場合と、骨が原因である場合とで、大きく2種類に分類することが出来ます。

①歯が原因である下顎前突

下顎の歯が上顎よりも前にある状態、たとえば上顎の前歯に凸凹が多く上顎前歯が後退し、前歯が反対になることがあります。

 

②骨が原因である下顎前突

歯は骨を土台として並んでいます。そのため下顎の骨が相対的に前方に出ると歯も前方に位置するため、反対咬合になります。

骨が原因の下顎前突の場合は、身長の伸び(成長)と大きく関わることがあります。

 

一般的に、下顎の大きさは、身長の伸びと同時期に大きく成長します。そのため、下顎前突傾向の場合、成長と共に下あごが著しく前方に成長する可能性があります。

そのため、男子だと18歳、女子だと16歳程度まで成長するため、下顎前突で反対咬合の患者様は、状況によっては積極的に矯正装置にて歯を動かすということはせずに、定期検診で顎の成長がおさまるまで治療を待つという場合もあります。

 

 

治療方法


下顎前突の治療方法は、骨が原因で反対咬合になっている場合には

①手術を併用した矯正治療と、②矯正のみで行う治療があります。

上顎に対して下顎の突出が大きすぎると、矯正のみで治療を行うことが難しくなるため、手術を併用した治療を優先されます。

手術を併用した矯正治療の場合だと、手術によって骨の位置を後退させるため、下顎の突出感の改善が期待できます。

一般的にかみ合わせや、手術を併用するか、歯を抜歯するのかで治療期間は大きく変化します。

一般的なオペを併用した矯正治療の流れでは、

①最初にマルチブラケット装置を装着し、歯のでこぼこの解消

②抜歯スペースの閉鎖、および歯列の幅の調整

③手術にて、下顎骨の位置を改善

④矯正治療にて治療後の手術後のかみ合わせの最終調整

となります。

 

 

まとめ


下顎前突(受け口、反対咬合)の治療にはいろんな方法があります。

また、一人一人で、顎の位置関係や、歯の噛み合わせが違うため、治療開始時期やアプローチの仕方も大きく変化します。

そのため、受け口とうでお悩みのかたは、一度ご相談いただけると幸いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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後戻りと矯正治療

2018年03月18日

こんにちは、三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科(東京都世田谷区)の院長の内澤です。

 

矯正相談で、「以前矯正治療を経験したのですが、最近でこぼこが出てきて、そのでこぼこを改善できませんか?」と聞かれることがあります。

いわゆる後戻りによりでこぼこが出た状態です。

おいおいお話を聞いていると、ほとんどの患者様で共通することがあり、それが矯正治療後の歯並びを維持するための保定装置(リテーナー)の使用を中止していたとのことでした。

 

 

でこぼこが出る理由


矯正治療後にでこぼこが生じる理由は大きく2つあり、①矯正治療後の後戻り、②加齢変化が原因となります。

 

①矯正治療後の後戻り

矯正治療を行うと、もちろん歯並びやかみ合わせは改善されます。

歯並びやかみ合わせの改善のためには、歯が骨の中を大きく移動する必要があり、かつ大きく動いた歯は新しい環境になれ、その場で維持されていなければなりません。

しかし、歯が移動した後の環境に慣れ、安定するまでに時間がかかるため、保定装置を使用しないと、歯は動き元のような、でこぼこが生じます。

 

②加齢変化

人間は、変化しないところはありません。そのため、矯正治療後のかみ合わせや歯の位置が変化しないということはありません。つまり、矯正治療により歯を動かしていなくても、潜在的に歯の位置が変化する力が加わるために、保定装置を使用しないと、歯は動き、でこぼこが生じます。

 

ここで、何度も出てくる保定装置のことですが、一般的に保定装置は、現状のかみ合わせや歯の位置の変化を最小限にとどめるための装置なので、保定装置を使用していたら矯正後のきれいな歯並びの状態を100%維持できるというものではありません

しかし、きれいな歯並びを維持するためには、長期間の保定装置の使用が推奨されます。

矯正装置を外すと粘膜や舌から歯を押される力が加わるため、歯は動きます。

 

保定装置の種類


保定装置の種類として、取り外しの出来る装置(可撤式保定装置)と、取り外しのできない装置(固定式保定装置)があります。

①可撤式保定装置

可撤式保定装置には、マウスピース型とワイヤーとプラスチックでできた床型の2種類があります。

使用時間は、

a. 歯並びの治療が終了した後(装置除去後)、半年から一年は歯磨きと食事以外の使用

b. 装置除去後約1年後からは在宅時使用

c, 装置除去後から1年半以降は、就寝時使用を推奨しております。

 

 

②固定式保定装置

固定式保定装置には、フィックス型、つまりワイヤーを歯の舌側に接着する方法があります。

可撤式保定装置に比較し清掃性は劣るのですが、その反面取り外しをする必要がないこと、また舌側に装置が付くため、ほとんど目立つことがありません。また、取り外しのできない装置なので、常にお口の中に維持されます。

 

保定装置をいつまで使用するかは、理想としてはいつまで、きれいな歯並びを維持したいかで決まります。つまり長く維持したいと思えば、長い間使用することを推奨いたします。

ちなみに、歯並びに凸凹がでたら、そのでこぼこの改善には再度歯を積極的に動かす矯正装置(マウスピース型矯正装置、舌側ブラケット、唇側のマルチブラケット)を装着する必要があります。

 

 

 

まとめ


矯正治療後の歯並びを維持するためには保定装置の使用が重要となります。

また、きれいな歯並びを維持するためには適切な使用時間と長期間の使用が必要となります。

 

 

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