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インビザラインで治療を中断した場合どうなる?~病気のとき・引っ越しするときはどうすればいい?~

2023年3月31日

こんにちは。世田谷区にある三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科です。

 

近年人気のインビザライン矯正ですが、マウスピース型の治療装置は、治療が終わるまで根気強く装着する必要があります。

中断することなく、最後まで治療をやりきって、理想の歯並びを手に入れましょう。

目次

■インビザラインはどんな矯正なの?
■インビザラインの矯正治療を中断してもいいの?
■インビザラインで治療を中断したらどうなるの?
■インビザライン治療の中断で気を付けるべきこと・知っておくべきこと
■まとめ

■インビザラインはどんな矯正なの?


インビザラインは、取り外しできるマウスピース型の装置(アライナー)を用いる矯正治療の方法です。マウスピースはポリウレタン製で非常に薄く、透明で目立たない点が従来の矯正装置と異なります。
特に接客やサービス業に従事している方や、人と会う機会が多い方に適しています。また、ワイヤーが苦手な方にも向いているでしょう。 

 

金属を用いる一般的なワイヤー矯正は、装置が目立ってしまう欠点があります。装置は取り外しができませんので、衛生面にも不安が残るほか、ブラッシングが難しかったり、人によっては痛みを感じたりする場合もあります。口腔内の状態によっては歯を削る必要があるため、あまりメリットの多い方法とはいえません。 

 

インビザラインの場合、アライナーは透明で目立たないうえ、いつでも自由に取り外すことが可能です。もちろん毎日装着しなくてはいけませんが、アライナーを取り外して飲食を楽しめます。また、ブラッシングをする際も取り外せるため、隅々までしっかり歯を磨くことが可能です。 

 

そしてインビザラインには金属も含まれません。ワイヤー矯正とは違い、金属アレルギーがある方でも利用できます。
マウスピースは一人ひとりシミュレーションを実施して作成しますので、痛みや違和感も最小限に抑えられます。 

 

インビザラインは取り外しできるマウスピース型装置を用いる

インビザラインは取り外しできるマウスピース型装置を用いる

 

■インビザラインの矯正治療を中断してもいいの?


さまざまなメリットを持つインビザラインですが、基本的に中断することはおすすめできません。ただ、やむを得ない事情がある場合は途中で止めてしまうことも可能です。
ただし、中断の可否は個々のケースによって判断が分かれますので、必ず歯科医師に相談しましょう。自己判断してはいけません。 

 

例えば引っ越しで歯科医院に通えなくなった場合、インビザラインを中断するのも一手です。しかし、現在通院している歯科医院に紹介状を書いてもらえば、引っ越し先の別の歯科医院で治療を受けられます。 

 

ほかには、病気や妊娠・出産でインビザラインを中断せざるを得ないケースもあります。アライナーを装着すると病気の治療に支障が出る、気分が悪くなるなど、矯正治療に影響が及ぶ時は中断が必要と考えられます。インビザラインはいったん中断し、病気の治療や子供の出産に専念することが大切です。 

 

このほか、アライナーを装着するのが面倒、管理の手間がかかるなどの理由から中断するケースも見られます。インビザラインのアライナーは、ほぼ1日装着が必要で、管理も自己責任です。
そのため、途中で面倒になるのは仕方ないかもしれませんが、インビザラインを始めた以上は最後まで治療することが望ましいといえます。 

 

基本的に中断はおすすめできない

基本的に中断はおすすめできない

 

■インビザラインで治療を中断したらどうなるの?


それでもインビザラインを中断した場合、さまざまなリスクを覚悟しなくてはいけません。今までの苦労が無駄になってしまう可能性もありますので、余程でなければ治療を続けることが大切です。どうしてもやむを得ない事情がある場合のみ、治療を中断しましょう。 

○歯並びが戻ってしまう

インビザラインを途中で止めてしまった場合、歯並びが元に戻ってしまう可能性があります。インビザラインは、複数のマウスピースを段階ごとに交換し、最後に保定装置(リテーナー)で歯並びを固定します。しかし、インビザラインを中断すると歯並びが固定されず、元に戻ることが考えられます。 

 

特にインビザライン治療が初期段階だった方は、治療を始める前の段階まで戻ってしまうこともあります。歯並びを矯正するには、再び一から始めなくてはいけません。 

 

○歯並びが余計悪化するリスクも

歯並びが元に戻るだけならまだしも、余計に悪化してしまう可能性も否定できません。特にインビザライン治療が中盤に差し掛かっている場合、歯並びが悪化するリスクは高いといえます。治療の中盤は、歯並びが変わり始めた段階ですので、歯間に隙間ができたり、歯が斜めになってしまったりするおそれがあります。 

 

歯並びが悪化した場合、再矯正するためには余計な費用と手間がかかってしまいます。歯を抜く必要が生じて歯を失う可能性もありますので、半端な状態でインビザラインを中断することはおすすめできません。 

 

○費用が無駄になってしまう

インビザラインを中断した場合、費用が無駄になることにも注意しましょう。決して安い価格ではないので、中断する際にはその必要性などをしっかりと考えてみてください。 

 

○治療終盤ならリテーナーが必要になることも

インビザラインの治療の終盤で止めてしまった時は、歯並びが治療前の状態に戻るリスクは低いといえます。しかし、歯並びの固定が必要な時は、リテーナーを装着することになります。 

 

リテーナーはほぼ1日中装着が必要なうえ、管理の手間はインビザラインのアライナーと変わりません。インビザライン治療を続けるケースと同じですので、終盤で中断することは避けたほうがよいでしょう。 

 

インビザラインの治療の完了段階に来ている方は、最後まで治療を受けることが望ましいといえます。負担を感じているのであれば、中断せずに済む方法はないか、歯科医院で相談してみるのもよいでしょう。 

 

■インビザライン治療の中断で気を付けるべきこと・知っておくべきこと


インビザライン治療を始めた場合、そのまま最後まで続けることが理想です。しかし、やむを得ず中断するのであれば、以下の点に注意しておきましょう。 

○必ず歯科医院で相談すること

インビザラインを中断する場合、治療を受けている歯科医院で相談することが大切です。インビザラインはプランを立てて治療にあたる歯科医院が多いため、相談は必須と考えておきましょう。 

 

自己判断で止めてしまうと、後々大きなトラブルになってしまうおそれがあります。ご自身と歯科医院の間で齟齬も生じますので、勝手に治療を中断してはいけません。歯科医師に中断したい旨と理由を伝えて、今後のケア方法や流れについてしっかり話し合いましょう。 

 

○引っ越しなら紹介状を書いてもらおう

引っ越しでインビザラインを中断せざるを得ない時は、治療を受けている歯科医院に紹介状を書いてもらいましょう。紹介状があれば、引越し後も期間を空けずにインビザラインの治療が再開できます。 

 

ただし、治療にあたる歯科医院が変わるため、治療費が高くなってしまう可能性があります。引っ越し先の歯科医院に相談し、どの程度費用がかかるか見積もりを取っておきましょう。 

 

○矯正治療が最初からになる場合もある

インビザラインを中断したタイミング次第では、矯正治療が最初からになる可能性もあります。個々のケースによって異なりますが、最初から治療が必要な場合、再び時間をかけて歯並びを矯正しなくてはいけません。時間も費用も必要ですので、最初から治療したくない方は、インビザラインを継続できないか歯科医と相談してみましょう。 

 

■まとめ


インビザライン矯正をしている方や検討中の方にとって気になる「中断」に関して説明しました。 

 

やむを得ない事情により中断した方が良い場合もありますが、基本的には最後まで続ける方が良いですね。 

 

当院では矯正治療に関する様々なご相談をしていただける無料矯正相談を設けていますので、是非ともお越しになってください。相談の他に、検査+診断も無料で対応しています。 

 

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インビザラインで費用を抑えるには~医療費控除・当院のお得なインビザラインについても解説~

2023年3月24日

こんにちは。世田谷区にある三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科です。

 

この記事では矯正治療の費用相場と共に、インビザラインで費用を抑えるためのコツやポイントをご紹介します。

 

当院では、カウンセリング・歯並びのシミュレーション・精密検査・診断などをすべて無料で行なっております。

お気軽にお問い合わせください。

目次

■矯正治療の目的とメリット
■矯正治療の種類と費用相場
■インビザラインで費用を抑える方法はある?
■当院のインビザラインはお得!
■まとめ

■矯正治療の目的とメリット


矯正治療の一番の目的は、噛み合わせを改善することです。上下の歯が正しくと噛み合い、正常に機能する位置に歯を移動させることが矯正治療を行う目的として大前提ではありますが、歯列が整い機能性が改善されると、審美的な面でも大きなメリットを得ることができます。 

 

矯正治療をすると、見た目が綺麗になるため、コンプレックスの改善にも繋がります。さらに、歯列が悪い状態だと歯を隅々まで磨けずに汚れが付着したままになってしまいます。そうなると虫歯や歯周病のリスクが高まります。歯列矯正を行うことで、ブラッシングもしやすくなり、セルフケアもより丁寧に行うことができるようになり、お口の中の病気のリスクも減らせます。 

さらに正常な噛み合わせになることで、食べ物を上手に噛むことができるため、消化器官への負担も減らせます。 

 

これだけでも十分なメリットがありますが、歯並びは発音との関連性も強いため、発音障害を改善したい人にとっても有効な治療方法です。小さい子供が矯正治療を行う場合は、顎の正常な発達や運動を促進させることにも繋がりますよ。 

 

治療期間は、ワイヤーやマウスピースなどの矯正装置を装着して歯を動かす期間と、正しい位置へ移動させた歯をその位置にとどめておくための保定期間の2つがあります。 

 

大人が全体的な矯正をする場合の治療期間はおよそ1〜3年ほど、部分的な矯正をする場合は約3ヶ月〜1年半ほどの期間が必要になると言われています。保定期間は治療期間と同様か、治療期間+半年ほどの期間が必要になります。 

 

矯正治療の1番のメリットは噛み合わせを改善できること

矯正治療の1番のメリットは噛み合わせを改善できること

 

■矯正治療の種類と費用相場


歯列矯正には種類があり、特徴やメリットデメリットがそれぞれ異なります。 

○ワイヤー矯正

ワイヤー矯正は表側矯正が一般的で、矯正治療と聞いて多くの人がイメージする治療方法です。歯の表面にブラケットと呼ばれる器具をつけ、そこにワイヤーを通して歯に矯正力をかけることで歯を正しい位置へ誘導します。痛みが生じることが多く、矯正装置も目立ってしまいますが、適応症例が多く、提供している歯科医院も多いです。 

 

表側矯正のほかにも裏側矯正もあり、歯の裏側にブラケットとワイヤーを装着して治療を行います。矯正装置が見えにくいというメリットがありますが、表側矯正に比べて治療が難しいため、日本ではまだ、ワイヤー矯正を実施している歯科医院でも裏側矯正はやっていないというところも多いのが現状です。 

  • 表側矯正の平均費用:70~100万円 
  • 裏側矯正の平均費用:100〜150万円 
  • 部分的な矯正の平均費用:35~60万円 

 

○マウスピース矯正

患者様の歯型をもとに段階的に透明のマウスピースを制作し、1日20〜22時間以上マウスピースを装着することで歯を正しい位置に動かしていきます。マウスピースは2週間に1回くらいのペースで次の段階のマウスピースに取り替えます。マウスピースは透明なので、周囲に気づかれにくいというメリットがあるほか、ワイヤー矯正に比べると痛みが少なく、取り外しが可能という特徴があります。しかし、まだ提供している歯科医院が少なく、徹底した自己管理が必要になります。 

 

マウスピース矯正の中でも特に人気を誇るのは、アメリカのアライン・テクノロジー社で開発されたインビザラインです。すでに世界100か国以上の国々で提供され、1000万人以上の患者様が治療を受けている信頼と実績のあるメーカーです。 

  • 全体的な矯正の平均費用:約80万円~100万円 
  • 部分的な矯正の平均費用:約10万円~70万円 

 

※費用には歯科医院によって異なるほか、個人差があります。 

 

■インビザラインで費用を抑える方法はある?


インビザラインは歯科医院選びも重要になります。カウンセリングを無料で行なっているところもあれば、1万円ほどの費用がかかるところもあります。なかには検査料金まで無料というところもありますよ。公式サイトなどでどの程度の費用か比べてみると良いでしょう。 

 

また、インビザラインで費用を抑えるためにはマウスピースの装着時間と期間をきちんと守ることが大切です。矯正装置を外している状態は矯正力がかからないため、元の位置に戻ろうとする力が働いてしまうため、せっかく進んでも戻っての繰り返しになってしまいます。 

 

治療の進行が遅れたりズレが生じるとマウスピース制作の追加費用や通院費がかかってきます。当初計画していた費用よりも大きな金額となってしまうこともあるので自己管理はとても重要です。 

 

保険は適用されませんが、医療費控除を上手に活用することで、負担を減らすことができます。しかし、審美的な改善を目的とした治療では控除対象外となってしまうため、注意が必要です。噛み合わせの改善という目的であれば、控除を活用できるので、医療費控除を活用したいということを担当医にあらかじめ相談しておくと良いでしょう。 

 

医療費控除で負担を減らせる

医療費控除で負担を減らせる

 

■当院のインビザラインはお得!


当院のインビザラインは、費用を抑えたい人にもおすすめです。カウンセリングはもちろん、歯並びのシミュレーションおよび精密検査、診断などをすべて無料で行なっております。他院でこれらをすべて受けた場合、55,000円かかるケースもあるため、初期費用を大幅に抑えることができます。もちろん契約をしなかった場合でも費用は発生しないのでご安心ください。 

 

さらに当院は、2020年時点でマウスピース矯正の症例は180症例以上と実績があるため、さまざまな症例に対応することができます。「自分に合う矯正方法はどれ?」「失敗したくない…」など、患者様の要望やお悩み、不安をお聞きしながら、それぞれにもっとも適した方法をご提案させていただきます。 

 

■まとめ


今回の記事では、矯正治療の種類やそれぞれの費用相場と一緒に、インビザラインで治療費を抑えるコツをご紹介してきました。保険適用外の治療となり、費用も一般的な歯科治療に比べると高額になるので、抑えられるところはしっかり抑えたいですよね。 

 

インビザラインはメリットも多い治療ですが、一番大事なのは自分に合っている矯正方法を選ぶことです。歯列と口腔内の状態、ライフスタイルなど、さまざまなことを総合して見極め、自分に一番合う矯正方法を見つけてみてくださいね。 

   

当院の矯正治療は、さまざまな方法を提案することが可能です。従来からのワイヤー矯正や、目立たない裏側矯正などはもちろん、今回ご紹介したマウスピース矯正のインビザラインにも対応しております。患者様ひとりひとりに合った矯正方法を提案させていただきます。 

  

矯正治療を検討中の人や、歯列のお悩みがある人は、ぜひ当院にお気軽にご相談くださいませ。 

 

公式ホームページからでも受け付けております!  

 

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インビザラインはどうやって誕生した?~誕生の経緯・日本に展開された時期などを解説~

2023年3月17日

こんにちは。世田谷区にある三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科です。

 

この記事では、インビザラインの歴史についてご紹介いたします。

 

近年、矯正治療を希望する患者様が増えてきています。

なかでも、痛みが少なく矯正装置が目立たないインビザラインは人気です。

目次

■インビザラインが生まれたのはどこ?つくった会社は?
■インビザラインはいつ日本にきた?
■インビザラインの特徴やメリットデメリット
■まとめ

■インビザラインが生まれたのはどこ?つくった会社は?


1997年に設立されたアメリカ合衆国のアライン・テクノロジー社で誕生したのがインビザラインです。アライン・テクノロジー社は、スタンフォード大卒のZia Chishti(ジア・チシュティー)氏とKelsey Wirth(ケルシー・ワース)氏が、起業した会社です。 

 

当時ジア氏自身がワイヤー矯正で歯列矯正をしており、苦労していたそうです。しかし保定期間に保定装置であるマウスピース型のリテーナーを渡されたときにある考えが頭をよぎります。それが「これで歯を動かせたら…」という発想です。この発想自体は彼が思い立つ前から実在しており(日本での例は吉井修先生のソフトリテーナーなど)彼の発案ではありませんが、この彼の思いつきから、インビザラインの実現に近づきます。 

 

思い立ったジア氏はさっそくケルシー氏にその話を持ちかけて、2人は会社を起業します。この会社こそが後に世界的に名の知れる存在となる「アライン・テクノロジー社」のはじまりです。つまり、インビザラインを誕生させた会社は歯科医師によるものではなく、学校に通う学生だった2人により、立ち上げられたビジネスだったのです。 

 

前述したように「マウスピースで歯を移動させる」という発想自体は現存していましたが、アライン・テクノロジー社は「コンピューターで最初から矯正装置をデザインする」というまったく新しい革命的な発想をくわえました。これらを実現するためにはあらゆる知識と技術を必要としました。適した人材を集めたなかにはアライン・テクノロジー社はプラスチックとメカニクスの専門家もおり、コンピューターを用いて解析できる矯正器具や、下顎を咬頭嵌合位より前方に誘導するためのスプリントの仕組みを組み込んでいくなど、数々の新しい技術を実現しました。そうして成長していくうちに、デジタルの変革をさらに加速させるべく、Cadent社を買収します。そうしてiTeroスキャナーはアライン・テクノロジー社独自のものとなります。 

 

インビザラインはアライン・テクノロジー社 (米) で誕生

インビザラインはアライン・テクノロジー社 (米) で誕生

 

■インビザラインはいつ日本にきた?


1999年に米国の矯正歯科医師を対象として提供が開始され、順調に世界へと展開されてきました。日本では2006年から本格的にインビザラインが展開されはじめ、インビザライン・ジャパン株式会社は開発者であるアライン・テクノロジー社のグループ会社にあたります。インビザラインで使用する機器「iTero」の販売と同時にインビザラインという矯正治療が日本の歯科医師に提供されはじめたのです。

 

しかし、2006年の時点では、治療のクオリティが高いとは言えず、当時開催された認定セミナーに参加した矯正歯科医師の意見は肯定的なものではありませんでした。はじめはこういった経緯からなかなか採用されず、その後インビザラインは進化を遂げていきます。新しいものへと変化していき症例も増えていきます。じきにこれまでのワイヤー矯正と遜色がないと判断されるようになり、日本でもようやく本格的に導入されはじめました。今となっては、注目を集めているインビザラインですが、こういった経緯と歴史があるのです。インビザラインの進化は日々止まることはなく、適応症例も年々増えてきています。 

 

インビザラインは日本では2006年から本格的にが展開

インビザラインは日本では2006年から本格的にが展開

 

■インビザラインの特徴やメリットデメリット


○特徴

お口の中の歯並びデータを、iTeroという専用機器(コンピューター)を用いて解析し、理想の歯列を最終着地点にします。患者様の歯形をもとに現在の歯並びから理想の歯並びへと段階的にマウスピースを制作し、1週間〜2週間に1度くらいの頻度で、新しい段階のものへ交換します。装着するマウスピースはもう一段階先の理想の歯列へと少し進んだ状態のものを装着するため、現状の歯とのギャップが生まれ、そのギャップによって歯に力がかかり、動いていく仕組みになっています。矯正装置は、1日20時間〜22時間以上装着し、歯に力をかけてゆっくりと正しい位置へと歯を動かしていきます。マウスピースを外している状態では矯正力がかからない状態になるため、1日のなかで取り外している時間は食事や歯磨きのときだけと、最小限に抑え、持続的に力をかけ続けることが重要です。 

 

○メリット

  • マウスピースの取り外しが可能
    矯正装置を取り外して食べ物を食べられるので不自由がありません 
  • ワイヤー矯正に比べて痛みが比較的少ない
    ワイヤー矯正のように締め付けられる痛みはありません 
  • マウスピースは透明なので目立ちにくい
    矯正装置が目立たないため、周囲に気づかれにくく、気にせず歯を出して笑えます 
  • 治療の流れや最終着地を歯科医師も患者様も見られる
    コンピューターを用いて行われるため、現状と最終的な歯の状態が目視で確認できる 

 

○デメリット

  • 自己管理が必要
    取り外しができる分、装着時間を守るためのの自己管理や、清潔に保つための意識が必要です 
  • 適応できない症例がある
    歯列の状態によっては適応できないケースもあります 
  • 治療期間が長くなるケースがある
    装着時間を厳守しなかった場合、当初の治療計画よりも治療期間が延長されることがあります 

 

■まとめ


この記事では、歯列矯正の方法のなかでも特に人気の高いインビザラインについて、その歴史や誕生秘話をご紹介してきました。歯科医師によって誕生したと思っていた人も多かったのではないでしょうか?学生2人が立ち上げた会社から誕生したなんて驚きですよね。インビザラインは、日々進化を遂げており、適応症例も増えてきています。ほかにもマウスピース矯正のメーカーはいくつかありますが、インビザラインはマウスピース矯正の先駆けであり、もっとも信頼と実績のあるものだと言えるでしょう。 

 

ですがまだ広く知られているのはワイヤー矯正であり、マウスピース矯正に対し「ちゃんと歯は動く?」「失敗しないか不安」といった不安を持っている人も多く見られます。もちろん、記事中でも紹介しているようにインビザラインでの歯列矯正はワイヤー矯正と遜色なく、歯を正しい位置へ動かすことが可能ですが、自己管理の徹底か欠かせません。また、歯並びによってはワイヤー矯正の方が適しているケースもあります。失敗や後悔のないように、歯科医院と相談しながら決めていきましょう。 

 

当院では、インビザラインはもちろんのこと、目立ちにくい裏側矯正やアンカースクリューによる矯正など、数々の矯正治療方法をご用意しております。個人個人の歯列の状態や要望に応じて、もっとも適した方法をご提案していきます。 

 

歯列の悩みを抱えている人や、矯正治療を検討している人はぜひ当院にご相談ください。当院では公式ホームページからでも予約を受け付けております! 

 

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ワイヤー矯正にも種類がある!難しいと言われる「裏側矯正」についても解説

2023年3月10日

こんにちは。世田谷区にある三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科です。

 

この記事では、「ワイヤー矯正」について、その特徴や種類を解説していきます。
周囲に矯正していることが気づかれにくい方法などもご紹介します。

目次

■一般的な矯正方法「ワイヤー矯正」とは
■ワイヤー矯正の種類は全部で3つ
■ワイヤー矯正は矯正装置にも種類がある
■当院のワイヤー矯正
■まとめ

■一般的な矯正方法「ワイヤー矯正」とは


ブラケットと呼ばれる金具を歯に装着させ、そこにワイヤーを通して力を加えることで歯を正しい位置へと動かしていく方法です。歯列矯正の方法として伝統的なものであり、広く認知されています。 

 

ワイヤー矯正の特徴としては「さまざまな歯列に対応できる(適応症例が多い)」という点があげられます。昔からある矯正方法のため、必然的に治療実績も多くなります。またマウスピース矯正に比べると提供している歯科医院が多いのもポイントです。 

 

デメリットとしては痛みが生じやすい、矯正装置が目立ちやすいというような問題があげられます。 

 

しかし方法によっては、治療期間を短縮することや、目立たなくすることも可能です。特にセルフライゲーションブラケットといわれる装置を用いた矯正方法は、ほかの方法よりも効率的に歯を移動することができると言われています。 

 

さらに、ワイヤー矯正とひとことで言っても、歯の表面を使用する方法と歯の裏側を使用する方法など、種類もさまざまです。ここからはワイヤー矯正の種類と特徴について詳しく解説していきます。 

 

■ワイヤー矯正の種類は全部で3つ


○表側矯正

歯列矯正と聞いて多くの人が思い浮かべるのが表側矯正です。上顎の歯と下顎の歯の表面にブラケットと呼ばれる器具とワイヤーを装着して矯正する方法で、いろいろな歯並びに適応できるというのが大きなメリットです。裏側矯正と比較すると言葉の発音にも影響が出にくく、目で見える状態で矯正装置をつけた歯をブラッシングできるのも利点です。デメリットとしては、多くの人が気にする「矯正装置が目立ちやすい」という問題があげられますが、種類によっては目立たないようにすることもできます。目視で歯磨きできるという反面、食べ物が装置に引っ掛かってしまった場合に目立ってしまったり、口元が突き出して見えるというリスクもあります。日本では、もっとも歯科医院で展開されている一般的な方法と言えるでしょう。 

 

表側矯正はいろいろな歯並びに適応できる

表側矯正はいろいろな歯並びに適応できる

 

○裏側矯正

その名の通り、上顎の歯と下顎の歯の裏側にブラケットを装着してワイヤーを通し、矯正する方法です。歯の裏面に装着するため、矯正装置が目立たないという大きなメリットがあります。しかし、裏側矯正の適応症例はまだ少なく、全部の歯列矯正に採用できるとは限りません。歯の裏に矯正装置を装着するので、表側矯正と比べると発音に影響が出やすくなるほか、ブラッシングを目視ですることが難しいため、磨き残しが多くなるデメリットもあります。 

 

さらに、表側矯正よりも高度な技術が求められる矯正方法のため、費用も高額になるケースが多く、治療期間も長くなる傾向があります。裏側矯正を希望をしている人は、行こうと考えている歯科医院の公式サイトやSNSなどで症例や実績などをあらかじめ確認するのがおすすめです。 

 

裏側矯正は矯正装置が目立たない

裏側矯正は矯正装置が目立たない

 

○ハーフリンガル矯正

ハーフリンガル矯正は、簡単にいうと表側矯正と裏側矯正を組み合わせた矯正方法です。上顎の歯は裏に、見えにくい下顎の歯は表に矯正装置を装着して、歯を動かしていきます。表側矯正の目立ちやすいという欠点をカバーし、裏面矯正よりも費用を抑えることができて治療時間も短縮されます。下顎の歯は表面に装着されているため、矯正装置が発音に影響する心配もありません。 

 

■ワイヤー矯正は矯正装置にも種類がある


ワイヤー矯正の種類をご紹介しましたが、矯正装置自体も、形状や材料によって種類があります。 

 

種類は主に下記7つに分類されます。 

  • メタル製
  • ジルコニア製
  • セラミック製
  • ハイブリッド
  • プラスチック製
  • セルフライゲーションブラケット
  • ホワイトワイヤー

それぞれ「丈夫」「目立たない」「変色しにくい」「汚れが付着しにくい」など、それぞれ特徴やメリット・デメリットが異なります。どのように矯正をしていきたいのかを無料相談およびカウンセリングで担当医に相談して、より適したものを選択していくのが良いでしょう。 

 

通常使用されるものよりも機能性や審美性が優れているものは費用も高額になってきます。ご自身の負担にならないよう、治療費も検討した上で、慎重に判断していくことが大切です。 

 

矯正装置は形状や材料により様々な種類がある

矯正装置は形状や材料により様々な種類がある

 

■当院のワイヤー矯正


当院では幅広い矯正方法を提案しております。ワイヤー矯正では主流の表側矯正をはじめ、矯正装置が目立たない裏側矯正、ハーフリンガル矯正など、患者様の歯列の状態や不安、悩みに応じて幅広い治療を提案することが可能です。 

 

前歯だけ、奥歯だけ、など、部分的な矯正にも対応しております。 

 

さらに、当院ではマウスピース矯正においてもワイヤー矯正においても、実績と実力のあるトップクラスのドクターが診察や治療を担当するので、安心して治療を受けていただくことができます。 

 

カウンセリングはもちろん、事前シミュレーションや精密検査なども、当院は無料で行っております。さらに、支払い方法もライフスタイルに合わせて選んでいただけるなど、嬉しいポイントがたくさんありますよ。 

 

当院は患者様ごとに幅広い治療を提案可能

当院は患者様ごとに幅広い治療を提案可能

 

■まとめ


今回は一般的に多くの人に知られているワイヤー矯正について、その特徴や種類、具体的な方法を紹介してきました。ワイヤー矯正というと歯の表面に器具をつける表側矯正が主流のため、「こんなに種類があるのか!」と驚いた人もいるかもしれませんね。 

 

マウスピース矯正のインビザラインはワイヤー矯正と比べて取り外しができて便利、審美的な面で優れている、痛みが少ないなど、さまざまなメリットがありますが、歯列の状態によっては適応できない可能性もあり、自己管理を徹底しなければならないという点では向いてない人もいます。ワイヤー矯正において「見た目が気になる」「口内炎が心配」など不安をお持ちの人も、その不安をなるべく解消できる種類を選べれば負担も少なくて済みます。 

 

まずは歯科医院に行って悩みや要望を打ち明け、相談してみるのが良いでしょう。 

 

当院ではワイヤー矯正はもちろん、インビザラインにも対応しており、患者様の要望やお悩みに応じて臨機応変に対応することが可能です。 

 

ぜひお気軽に当院にご相談ください。当院の公式ホームページからでも、予約を受け付けております。みなさまのご来院を心よりお待ちしております♪ 

 

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矯正治療中は口内炎ができやすい?~原因やご自身で実施できる予防法を解説~

2023年3月3日

こんにちは。世田谷区にある三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科です。

 

この記事では、矯正治療中の口内炎について詳しくご紹介していきます。
併せて、口内炎の予防方法についても解説いたします。

目次

■口内炎とは
■矯正治療中に口内炎ができやすいって本当?原因は?
■矯正器具以外が原因となる口内炎「カタル性口内炎」
■矯正器具以外が原因の場合も
■口内炎にならないためにできる予防方法
■まとめ

■口内炎とは


お口の中の粘膜に発症する炎症の総称を口内炎といいます。唇や頬の裏の粘膜をはじめ、のどや舌などの口腔内のあらゆる粘膜に起こり、不快感や痛みを伴うことがあります。口内炎が発生すると、食べ物を食べるのが辛い、会話がしにくい、気分が落ち込むなど、生活の質を低下させる要因となってしまいます。 

 

■矯正治療中に口内炎ができやすいって本当?原因は?


生活の質を低下させ、時には気分も落ち込ませてしまう口内炎ですが、矯正治療をしていると、どうしても発生しやすくなってしまいます。矯正治療の方法には、主にワイヤー矯正やマウスピース矯正といった種類にわけられますが、矯正器具の有無に関わらず、口内炎はできやすくなってしまいます。 

 

矯正治療中は口内炎ができやすい

矯正治療中は口内炎ができやすい

 

○マウスピース矯正の場合

ワイヤー矯正に比べて口内炎はできにくいとされていますが、装着したマウスピースのフチが口腔内の粘膜に当たって傷つくことで口内炎ができやすくなります。唇の裏側だけではなく、頬の裏側や舌にできるケースもあり、広い範囲で横長に口内炎が発生してしまうこともあります。このように発生すると痛みも強くなるため、要注意です。 

 

○ワイヤー矯正の場合

ワイヤー矯正の場合、マウスピース矯正よりも口内炎が発生するリスクが高くなります。歯の表側、裏側に矯正の器具を装着するため、粘膜にその器具が当たり、傷つくことで口内炎ができてしまいす。ワイヤー矯正では、ごはんを食べている時や、会話をしている時に粘膜が傷付きやすく、場所は上下の唇の裏側にできることが多いのが特徴です。 

 

■矯正器具以外が原因となる口内炎


矯正器具が口腔内の粘膜に当たって傷つき炎症を起こすことで発生する口内炎は「カタル性口内炎」と呼ばれています。 

特徴は「腫れた部分が熱を帯びている」「一部の粘膜が赤く腫れる」「水脹れのような症状が見える」などのほか、口臭がきつくなったり、食べ物を食べた際に味覚を感じにくくなるという症状があらわれる人もいます。 

 

■矯正器具以外が原因の場合も


説明した通り、歯列矯正中は口内炎ができやすくなりますが、矯正器具以外が原因となる口内炎もあります。原因としては主に不衛生、ビタミンや栄養不足、ウイルスやアレルギーなどがあげられ、それぞれ名前が異なります。 

 

不衛生・栄養不足・ウイルスなどが原因の場合もある

不衛生・栄養不足・ウイルスなどが原因の場合もある

 

○ウイルス性口内炎

クラミジアやヘルペスといったウイルスが原因となって口内炎ができることもあり、この場合「ウイルス性口内炎」とよばれます。水ぶくれができて後にかさぶたに変化し、かゆみも起こるのが特徴です。 

 

○アレルギー性口内炎

「アレルギー性口内炎」は、金属アレルギーが原因となり、発生する口内炎をさします。金属が触れている部分を中心に、赤く腫れてしまうことが特徴で、人によっては手や足にもかゆみや腫れが出ることもあります。 

 

○アフタ性口内炎

栄養やビタミンが不足することが原因で発生する口内炎を「アフタ性口内炎」といいます。睡眠不足が続いたりストレスの蓄積などにより免疫力が低下することで起きてしまうこともあります。形状は丸くて白い形をしており、平均的に約10日で自然治癒することが多いです。 

 

○カンジダ性口内炎

お口の中が不衛生になることで、発生してしまう口内炎はカンジダ性口内炎といわれています。カンジダ菌はカビの一種で、この菌が増殖することにより粘膜が炎症を起こして赤くなったり、白い膜が発生してしまいます。入れ歯を使っている人がなりやすいとされています。 

 

■口内炎にならないためにできる予防方法


矯正治療中は口内炎ができやすくなりますが、予防をするために心がけるべきことはいくつかあります。日々の口腔内のケアを丁寧に行う、食生活や生活習慣を見直すなどを意識することが大切です。 

○お口の中のケアを丁寧に行う

不衛生が原因となり口内炎が発生することは少なくありません。口腔内を清潔に保つことで口内炎ができにくい環境を作ることができるため、日々のお口の中のケアを怠らず、丁寧に行うことは大切です。口腔内のケアには、殺菌成分が含まれている歯磨き粉や、マウスウォッシュを使用するのがおすすめです。また、外出時にはキシリトール成分が入っているガムを持ち歩くなどの意識も大切です。 

 

○生活習慣・食生活を見直し、整える

栄養が不足したり偏ることで口内炎ができやすくなってしまうため、バランスのとれた食生活を意識することも大事です。特にビタミンB2をはじめとした栄養素を摂取するように心がけると良いでしょう。また、食べ物はなるべくやわらかいものを選ぶなどの工夫も大切です。睡眠不足やストレスも口内炎の原因となるため、生活習慣を見直すことも重要ですよ。 

 

矯正治療中は口内炎ができやすくなってしまうものの、慣れていくと咀嚼のコツもわかり、自分で自然と工夫できるようになります。仮に口内炎ができてしまっても矯正の装置の調整や、ワックスを塗ることで痛みを軽減できるため、不安になりすぎず、担当医と相談しながら進めていきましょう。 

 

■まとめ


今回は矯正治療中の口内炎について、原因や予防方法、対処方法などを詳しくご紹介致しました。矯正治療をしている期間は、お口の中はどうしても口内炎が発生しやすくなってしまいますが、セルフケアに気を使ったり、食べ物の栄養素などを意識することで、予防につながります。ワイヤー矯正よりもマウスピース矯正の方が口内炎はできにくいと言われていますが油断は禁物です。 

 

ワイヤー矯正とマウスピース矯正、どちらを選択するにしても、おうちでのセルフケアと食べ物の選択など、お口の中を清潔かつ健康に保つための努力や意識が必要になります。意識していても口内炎がひどいという人は、担当医に相談してみると良いでしょう。 

 

当院では、近年人気のマウスピース矯正のインビザラインのほか、目立ちにくい裏側矯正、アンカースクリューを使用して行う矯正など、さまざまな矯正治療の提案が可能です。患者様のお悩み、ご要望、不安要素に応じて、個人個人に合った矯正治療をご案内しております。 

 

矯正治療を検討している人や、歯並びに関するお悩みがある人は、ぜひお気軽に当院にご相談ください。当院の公式ホームページからでも、予約を受け付けております。 

 

みなさまのご来院を心よりお待ちしております♪ 

 

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