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この記事の監修者

三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科を運営する医療法人D.D.Orthoが監修しています。

矯正治療中は口内炎ができやすい?~原因やご自身で実施できる予防法を解説~

2023年3月3日

こんにちは。世田谷区にある三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科です。

 

この記事では、矯正治療中の口内炎について詳しくご紹介していきます。
併せて、口内炎の予防方法についても解説いたします。

目次

■口内炎とは
■矯正治療中に口内炎ができやすいって本当?原因は?
■矯正器具以外が原因となる口内炎「カタル性口内炎」
■矯正器具以外が原因の場合も
■口内炎にならないためにできる予防方法
■まとめ

■口内炎とは


お口の中の粘膜に発症する炎症の総称を口内炎といいます。唇や頬の裏の粘膜をはじめ、のどや舌などの口腔内のあらゆる粘膜に起こり、不快感や痛みを伴うことがあります。口内炎が発生すると、食べ物を食べるのが辛い、会話がしにくい、気分が落ち込むなど、生活の質を低下させる要因となってしまいます。 

 

■矯正治療中に口内炎ができやすいって本当?原因は?


生活の質を低下させ、時には気分も落ち込ませてしまう口内炎ですが、矯正治療をしていると、どうしても発生しやすくなってしまいます。矯正治療の方法には、主にワイヤー矯正やマウスピース矯正といった種類にわけられますが、矯正器具の有無に関わらず、口内炎はできやすくなってしまいます。 

 

矯正治療中は口内炎ができやすい

矯正治療中は口内炎ができやすい

 

○マウスピース矯正の場合

ワイヤー矯正に比べて口内炎はできにくいとされていますが、装着したマウスピースのフチが口腔内の粘膜に当たって傷つくことで口内炎ができやすくなります。唇の裏側だけではなく、頬の裏側や舌にできるケースもあり、広い範囲で横長に口内炎が発生してしまうこともあります。このように発生すると痛みも強くなるため、要注意です。 

 

○ワイヤー矯正の場合

ワイヤー矯正の場合、マウスピース矯正よりも口内炎が発生するリスクが高くなります。歯の表側、裏側に矯正の器具を装着するため、粘膜にその器具が当たり、傷つくことで口内炎ができてしまいす。ワイヤー矯正では、ごはんを食べている時や、会話をしている時に粘膜が傷付きやすく、場所は上下の唇の裏側にできることが多いのが特徴です。 

 

■矯正器具以外が原因となる口内炎


矯正器具が口腔内の粘膜に当たって傷つき炎症を起こすことで発生する口内炎は「カタル性口内炎」と呼ばれています。 

特徴は「腫れた部分が熱を帯びている」「一部の粘膜が赤く腫れる」「水脹れのような症状が見える」などのほか、口臭がきつくなったり、食べ物を食べた際に味覚を感じにくくなるという症状があらわれる人もいます。 

 

■矯正器具以外が原因の場合も


説明した通り、歯列矯正中は口内炎ができやすくなりますが、矯正器具以外が原因となる口内炎もあります。原因としては主に不衛生、ビタミンや栄養不足、ウイルスやアレルギーなどがあげられ、それぞれ名前が異なります。 

 

不衛生・栄養不足・ウイルスなどが原因の場合もある

不衛生・栄養不足・ウイルスなどが原因の場合もある

 

○ウイルス性口内炎

クラミジアやヘルペスといったウイルスが原因となって口内炎ができることもあり、この場合「ウイルス性口内炎」とよばれます。水ぶくれができて後にかさぶたに変化し、かゆみも起こるのが特徴です。 

 

○アレルギー性口内炎

「アレルギー性口内炎」は、金属アレルギーが原因となり、発生する口内炎をさします。金属が触れている部分を中心に、赤く腫れてしまうことが特徴で、人によっては手や足にもかゆみや腫れが出ることもあります。 

 

○アフタ性口内炎

栄養やビタミンが不足することが原因で発生する口内炎を「アフタ性口内炎」といいます。睡眠不足が続いたりストレスの蓄積などにより免疫力が低下することで起きてしまうこともあります。形状は丸くて白い形をしており、平均的に約10日で自然治癒することが多いです。 

 

○カンジダ性口内炎

お口の中が不衛生になることで、発生してしまう口内炎はカンジダ性口内炎といわれています。カンジダ菌はカビの一種で、この菌が増殖することにより粘膜が炎症を起こして赤くなったり、白い膜が発生してしまいます。入れ歯を使っている人がなりやすいとされています。 

 

■口内炎にならないためにできる予防方法


矯正治療中は口内炎ができやすくなりますが、予防をするために心がけるべきことはいくつかあります。日々の口腔内のケアを丁寧に行う、食生活や生活習慣を見直すなどを意識することが大切です。 

○お口の中のケアを丁寧に行う

不衛生が原因となり口内炎が発生することは少なくありません。口腔内を清潔に保つことで口内炎ができにくい環境を作ることができるため、日々のお口の中のケアを怠らず、丁寧に行うことは大切です。口腔内のケアには、殺菌成分が含まれている歯磨き粉や、マウスウォッシュを使用するのがおすすめです。また、外出時にはキシリトール成分が入っているガムを持ち歩くなどの意識も大切です。 

 

○生活習慣・食生活を見直し、整える

栄養が不足したり偏ることで口内炎ができやすくなってしまうため、バランスのとれた食生活を意識することも大事です。特にビタミンB2をはじめとした栄養素を摂取するように心がけると良いでしょう。また、食べ物はなるべくやわらかいものを選ぶなどの工夫も大切です。睡眠不足やストレスも口内炎の原因となるため、生活習慣を見直すことも重要ですよ。 

 

矯正治療中は口内炎ができやすくなってしまうものの、慣れていくと咀嚼のコツもわかり、自分で自然と工夫できるようになります。仮に口内炎ができてしまっても矯正の装置の調整や、ワックスを塗ることで痛みを軽減できるため、不安になりすぎず、担当医と相談しながら進めていきましょう。 

 

■まとめ


今回は矯正治療中の口内炎について、原因や予防方法、対処方法などを詳しくご紹介致しました。矯正治療をしている期間は、お口の中はどうしても口内炎が発生しやすくなってしまいますが、セルフケアに気を使ったり、食べ物の栄養素などを意識することで、予防につながります。ワイヤー矯正よりもマウスピース矯正の方が口内炎はできにくいと言われていますが油断は禁物です。 

 

ワイヤー矯正とマウスピース矯正、どちらを選択するにしても、おうちでのセルフケアと食べ物の選択など、お口の中を清潔かつ健康に保つための努力や意識が必要になります。意識していても口内炎がひどいという人は、担当医に相談してみると良いでしょう。 

 

当院では、近年人気のマウスピース矯正のインビザラインのほか、目立ちにくい裏側矯正、アンカースクリューを使用して行う矯正など、さまざまな矯正治療の提案が可能です。患者様のお悩み、ご要望、不安要素に応じて、個人個人に合った矯正治療をご案内しております。 

 

矯正治療を検討している人や、歯並びに関するお悩みがある人は、ぜひお気軽に当院にご相談ください。当院の公式ホームページからでも、予約を受け付けております。 

 

みなさまのご来院を心よりお待ちしております♪ 

 

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