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インビザラインの装着時間は?装着時間が不足するとどうなる?装着時間を守るための対策は?

2023年2月24日

こんにちは。世田谷区にある三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科です。  

 

矯正治療が以前よりも身近なものになり、希望する患者様も増えてきています。なかでもマウスピース矯正のインビザラインは特に人気を集め、SNSなどで目にする機会も増えてきています。 

 

この記事では、インビザラインの装着時間について詳しくご紹介していきます。すでにインビザラインで治療中の人も治療を検討している人も参考になる内容ですので、ぜひ最後までご覧ください。 

目次

■インビザラインとは
■どのくらい歯は動く?
■インビザラインの装着時間はどのくらい?
■装着時間が不足した場合どうなる?
■装着時間を守るためには
■まとめ

■インビザラインとは


インビザラインとは、1997年にアメリカのアライン・テクノロジー社で開発され、日本では2006年から行われるようになった歯列矯正の治療方法です。従来のブラケットやワイヤーを使用するワイヤー矯正とは異なり、患者様の歯型をもとにプラスチック製の透明なマウスピースを制作し、それを装着して歯を適切な位置に動かして歯並びを整えていきます。治療開始前に歯の状態や動きをコンピューターにてシミュレーションできるため、患者様自身も治療効果をイメージしやすくなります。透明のマウスピースは1ー2週間ごとに、新しいものと交換します。 

 

取り外しができるというのはインビザラインの最大のメリットでもありますが、その分徹底した自己管理が必要不可欠になります。不衛生な状態のまま装着しているとお口の中のトラブルも起こりやすくなるので要注意です。 

○メリット

  • 取り外しができるので食べ物の制限がなく生活しやすい 
  • ワイヤー矯正と比べると痛みが少ない 
  • 矯正装置が透明なので周囲に気づかれにくい 

 

○デメリット

  • 取り外しできるがゆえに自己管理が必要 
  • 適応できないケースも多い 
  • 治療期間が長引くことがある

 

■どのくらい歯は動く?


目で見てわかる移動ではないものの、インビザラインでは透明のマウスピースを1〜2週間ほど使用し1枚で最大0.25mm程度歯が移動すると言われています。 

 

単純計算をするとマウスピースを1週間使用した場合、1日あたり0.036mm歯が動くことになります。 

 

もちろん移動の距離は見た目では実感できないほどのものですが、装置時間を守り、毎日マウスピースをつけるという積み重ねにより、計画通りに歯が移動していきます。歯は一気に移動するわけではなく、持続的に力を加えることで正しい位置へと移動するため、矯正力をかけ続ける必要があります。 

 

マウスピースを1〜2週間つけると最大0.25mm歯が移動

マウスピースを1〜2週間つけると最大0.25mm歯が移動

 

■インビザラインの装着時間はどのくらい?


インビザラインでは1日あたり20時間〜22時間以上装置することが必要です。1日が24時間と考えると、食べ物を食べる時と歯磨きなどのケアをするとき以外の時間は装着していることになります。取り外しができるというのは大きなメリットですが、装着している時間がほとんどを占めるようになります。 

 

22時間の装着が推奨される理由は、先ほどもお話したように持続的に矯正力をかける必要があるからです。外している間は力が加わらないため、矯正力がなくなり、元の歯並びに戻ろうとする力(後戻り)が働きます。 

 

■装着時間が不足した場合どうなる?


20〜22時間以上の装着時間を守れなかった場合、当初予定していた治療計画通りに進まず、治療が長引いてしまったり、計画の調整が検討されます。1日だけ取り外していた程度では大きく治療計画に響くことはないとされていますが、つけ忘れが続いてしまった場合、歯の移動量が不足し、治療計画に影響を及ぼします。  

また、先ほどもお話したように、矯正力がかかっていない状態では後戻りするリスクもあるため、注意が必要です。 

 

歯に急に強い力を与えてしまうと歯が動かなかったり、歯根吸収が起こるリスクが高くなります。そのため、矯正治療では歯に持続的に適切な力を加えることでゆっくりと移動させていきます。しかし、装着時間が不足しているまま新しいマウスピースへと交換すると、計画していた以上の力がかかってしまい、歯への負担が大きくなります。 

 

それだけではなく、マウスピースがはまらないなんてことにもなりかねません。コンピューターの綿密なシミュレーションに基づいてインビザラインは治療計画が組まれているため、マウスピースの装着時間が足りなくなると歯の移動量も足りなくなり、交換時期にシミュレーションした予定通りの歯列になっていない可能性が考えられます。そうなってしまうと、新しいマウスピースに交換しても、きちんと装着できなくなるリスクが生じます。 

 

目には見えないほどの移動なので、つけ忘れていても大丈夫と考えてしまう人も多いかもしれませんが、持続的に圧をかけることにより歯が動くのと同じように、持続的に加わる力がなくなってしまうと、歯は徐々に元に戻ろうとする力がはたらいてしまいます。 

 

定められた装着時間をきちんと守ることは、治療計画通りに進めるために大変重要なことになります。 

 

装着時間の不足は治療が長引く等の問題を引き起こす

装着時間の不足は治療が長引く等の問題を引き起こす

 

■装着時間を守るためには


「自己管理がむずかしい」「仕事をしながらコーヒーを飲みたい」などの理由から、20〜22時間以上矯正装置をつけるのは難しいといった事例も見られます。 

 

そういった場合、装着時間を守るためには以下のような対処法があげられます。 

○色の濃い飲み物はストローを使用する

歯磨きの時間が増え、装着時間が減るという人はストローを活用するのもおすすめです。なるべく歯に当たらないように飲み、飲んだ後は水で洗い流すなどの工夫をしましょう 

 

また、食べ物を食べる際は直前までつけていることを意識すると、装着時間を長くすることにつながります。 

 

○携帯のアラームやリマインダーを活用する

自己管理に苦手意識がある人は、携帯のアラームやリマインダーを上手に活用して、時間を管理するのがおすすめです。1日の生活リズムを同じにしていくことで習慣化し、自然と管理できるようになってきます。 

 

それでもどうしても自己管理がうまくできないという人は、インビザラインではなくワイヤー矯正を検討してみましょう。 

 

■まとめ


今回はインビザラインの装着時間についてご紹介してきました。インビザラインを使用して矯正治療をする場合、装着時間をきちんと守ることはとても重要です。 

 

装着時間が不足してしまうと当初の治療計画通りに進まず、治療が長引いてしまったり、思い通りの効果が得られなくなる可能性があります。ワイヤー矯正と比較するとインビザラインは自己管理がとても重要なため、自己管理ができない、自信がない、という人はワイヤー矯正を検討するのも良いかもしれません。 

 

どちらを選択するにしても、矯正治療は担当医と相談しながら慎重に計画を立てていくことが大切です。 

 

当院では、この記事で紹介したインビザラインのほか、周りに気づかれにくい裏側矯正、アンカースクリューを使って行う矯正など、患者様のお悩みがご要望に応じて、それぞれに合った矯正治療を提案しております。 

 

矯正治療を考えている人や、歯列に関するお悩みがある人はぜひお気軽に当院にご相談ください。 

 

公式ホームページからでも予約を受け付けております。スタッフ一同みなさまのご来院を心よりお待ちしております! 

 

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