インビザラインで治療を中断した場合どうな…

診療時間

  • 月・水・木・金 11:0020:30
  • 土・日 10:0018:30

※休診日:火・祝

三軒茶屋駅
から徒歩2分

キービジュアル

インビザラインで治療を中断した場合どうなる?~病気のとき・引っ越しするときはどうすればいい?~

2023年3月31日

こんにちは。世田谷区にある三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科です。

 

近年人気のインビザライン矯正ですが、マウスピース型の治療装置は、治療が終わるまで根気強く装着する必要があります。

中断することなく、最後まで治療をやりきって、理想の歯並びを手に入れましょう。

目次

■インビザラインはどんな矯正なの?
■インビザラインの矯正治療を中断してもいいの?
■インビザラインで治療を中断したらどうなるの?
■インビザライン治療の中断で気を付けるべきこと・知っておくべきこと
■まとめ

■インビザラインはどんな矯正なの?


インビザラインは、取り外しできるマウスピース型の装置(アライナー)を用いる矯正治療の方法です。マウスピースはポリウレタン製で非常に薄く、透明で目立たない点が従来の矯正装置と異なります。
特に接客やサービス業に従事している方や、人と会う機会が多い方に適しています。また、ワイヤーが苦手な方にも向いているでしょう。 

 

金属を用いる一般的なワイヤー矯正は、装置が目立ってしまう欠点があります。装置は取り外しができませんので、衛生面にも不安が残るほか、ブラッシングが難しかったり、人によっては痛みを感じたりする場合もあります。口腔内の状態によっては歯を削る必要があるため、あまりメリットの多い方法とはいえません。 

 

インビザラインの場合、アライナーは透明で目立たないうえ、いつでも自由に取り外すことが可能です。もちろん毎日装着しなくてはいけませんが、アライナーを取り外して飲食を楽しめます。また、ブラッシングをする際も取り外せるため、隅々までしっかり歯を磨くことが可能です。 

 

そしてインビザラインには金属も含まれません。ワイヤー矯正とは違い、金属アレルギーがある方でも利用できます。
マウスピースは一人ひとりシミュレーションを実施して作成しますので、痛みや違和感も最小限に抑えられます。 

 

インビザラインは取り外しできるマウスピース型装置を用いる

インビザラインは取り外しできるマウスピース型装置を用いる

 

■インビザラインの矯正治療を中断してもいいの?


さまざまなメリットを持つインビザラインですが、基本的に中断することはおすすめできません。ただ、やむを得ない事情がある場合は途中で止めてしまうことも可能です。
ただし、中断の可否は個々のケースによって判断が分かれますので、必ず歯科医師に相談しましょう。自己判断してはいけません。 

 

例えば引っ越しで歯科医院に通えなくなった場合、インビザラインを中断するのも一手です。しかし、現在通院している歯科医院に紹介状を書いてもらえば、引っ越し先の別の歯科医院で治療を受けられます。 

 

ほかには、病気や妊娠・出産でインビザラインを中断せざるを得ないケースもあります。アライナーを装着すると病気の治療に支障が出る、気分が悪くなるなど、矯正治療に影響が及ぶ時は中断が必要と考えられます。インビザラインはいったん中断し、病気の治療や子供の出産に専念することが大切です。 

 

このほか、アライナーを装着するのが面倒、管理の手間がかかるなどの理由から中断するケースも見られます。インビザラインのアライナーは、ほぼ1日装着が必要で、管理も自己責任です。
そのため、途中で面倒になるのは仕方ないかもしれませんが、インビザラインを始めた以上は最後まで治療することが望ましいといえます。 

 

基本的に中断はおすすめできない

基本的に中断はおすすめできない

 

■インビザラインで治療を中断したらどうなるの?


それでもインビザラインを中断した場合、さまざまなリスクを覚悟しなくてはいけません。今までの苦労が無駄になってしまう可能性もありますので、余程でなければ治療を続けることが大切です。どうしてもやむを得ない事情がある場合のみ、治療を中断しましょう。 

○歯並びが戻ってしまう

インビザラインを途中で止めてしまった場合、歯並びが元に戻ってしまう可能性があります。インビザラインは、複数のマウスピースを段階ごとに交換し、最後に保定装置(リテーナー)で歯並びを固定します。しかし、インビザラインを中断すると歯並びが固定されず、元に戻ることが考えられます。 

 

特にインビザライン治療が初期段階だった方は、治療を始める前の段階まで戻ってしまうこともあります。歯並びを矯正するには、再び一から始めなくてはいけません。 

 

○歯並びが余計悪化するリスクも

歯並びが元に戻るだけならまだしも、余計に悪化してしまう可能性も否定できません。特にインビザライン治療が中盤に差し掛かっている場合、歯並びが悪化するリスクは高いといえます。治療の中盤は、歯並びが変わり始めた段階ですので、歯間に隙間ができたり、歯が斜めになってしまったりするおそれがあります。 

 

歯並びが悪化した場合、再矯正するためには余計な費用と手間がかかってしまいます。歯を抜く必要が生じて歯を失う可能性もありますので、半端な状態でインビザラインを中断することはおすすめできません。 

 

○費用が無駄になってしまう

インビザラインを中断した場合、費用が無駄になることにも注意しましょう。決して安い価格ではないので、中断する際にはその必要性などをしっかりと考えてみてください。 

 

○治療終盤ならリテーナーが必要になることも

インビザラインの治療の終盤で止めてしまった時は、歯並びが治療前の状態に戻るリスクは低いといえます。しかし、歯並びの固定が必要な時は、リテーナーを装着することになります。 

 

リテーナーはほぼ1日中装着が必要なうえ、管理の手間はインビザラインのアライナーと変わりません。インビザライン治療を続けるケースと同じですので、終盤で中断することは避けたほうがよいでしょう。 

 

インビザラインの治療の完了段階に来ている方は、最後まで治療を受けることが望ましいといえます。負担を感じているのであれば、中断せずに済む方法はないか、歯科医院で相談してみるのもよいでしょう。 

 

■インビザライン治療の中断で気を付けるべきこと・知っておくべきこと


インビザライン治療を始めた場合、そのまま最後まで続けることが理想です。しかし、やむを得ず中断するのであれば、以下の点に注意しておきましょう。 

○必ず歯科医院で相談すること

インビザラインを中断する場合、治療を受けている歯科医院で相談することが大切です。インビザラインはプランを立てて治療にあたる歯科医院が多いため、相談は必須と考えておきましょう。 

 

自己判断で止めてしまうと、後々大きなトラブルになってしまうおそれがあります。ご自身と歯科医院の間で齟齬も生じますので、勝手に治療を中断してはいけません。歯科医師に中断したい旨と理由を伝えて、今後のケア方法や流れについてしっかり話し合いましょう。 

 

○引っ越しなら紹介状を書いてもらおう

引っ越しでインビザラインを中断せざるを得ない時は、治療を受けている歯科医院に紹介状を書いてもらいましょう。紹介状があれば、引越し後も期間を空けずにインビザラインの治療が再開できます。 

 

ただし、治療にあたる歯科医院が変わるため、治療費が高くなってしまう可能性があります。引っ越し先の歯科医院に相談し、どの程度費用がかかるか見積もりを取っておきましょう。 

 

○矯正治療が最初からになる場合もある

インビザラインを中断したタイミング次第では、矯正治療が最初からになる可能性もあります。個々のケースによって異なりますが、最初から治療が必要な場合、再び時間をかけて歯並びを矯正しなくてはいけません。時間も費用も必要ですので、最初から治療したくない方は、インビザラインを継続できないか歯科医と相談してみましょう。 

 

■まとめ


インビザライン矯正をしている方や検討中の方にとって気になる「中断」に関して説明しました。 

 

やむを得ない事情により中断した方が良い場合もありますが、基本的には最後まで続ける方が良いですね。 

 

当院では矯正治療に関する様々なご相談をしていただける無料矯正相談を設けていますので、是非ともお越しになってください。相談の他に、検査+診断も無料で対応しています。 

 

メール相談はこちらから

メール相談はこちらから

初診「個別」相談へのご案内

当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。

電話でのお問い合わせ

03-6805-5765

住所

〒154-0024
東京都世田谷区三軒茶屋1-32-14

このページの先頭へ戻る