医院ブログ

診療時間

  • 月・水・木・金 11:0020:30
  • 土・日 10:0018:30

※休診日:火・祝

三軒茶屋駅
から徒歩2分

キービジュアル

矯正のゴムかけ、さぼると損!注目すべき理由とその効果?

2022年7月29日

こんにちは。世田谷区にある三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科です。

 

矯正治療を行う際に、仕上がりのクオリティーを上げる“ゴムかけ”という大切な治療があります。
医療目的の天然ゴムでできた輪ゴムなどを使うことで、矯正の歯を引っ張る力を補助することができます。
初めて矯正を行う方の中には、ゴムかけの必要性に疑問を持つ方も少なくないでしょう。

今回は、矯正のゴムかけの効果や重要性などについてご紹介します。
矯正に興味がある方や検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

■矯正のゴムかけとは?
■ゴムかけの効果とは?
■代表的なゴムかけの種類
■ゴムかけの期間は?
■ゴムかけの装着時間
■ゴムかけをさぼったらどうなる?
■ゴムかけの注意点
■まとめ

■矯正のゴムかけとは?


「ゴムかけ」は、上顎側にある装置、そして下顎側にある矯正装置をまたがる感じでゴムを装着して行う治療のことです。

歯の矯正の一部の期間だけに使うことが多いです。特に矯正治療の半ばくらいから終わりにかけて、歯科医師から「ゴムかけ」をするように伝えられるかもしれませんね。患者様ご自身がゴムの付け外しを行うことになります。
最初はゴムがフックにうまく引っかからずに苦労するかもしれませんが、着脱を繰り返していくうちに慣れていくので、最初は鏡を見ながら装着してみてください。

基本的に「ワイヤー矯正」と言われる矯正方法の際にゴムが使用されることが多いですが、マウスピースによる矯正の際にも使用するケースがあるのです。用いることになるゴムは「顎間)ゴム」「エラスティックゴム」と言われ、見た目は輪ゴムに似ている医療用のゴムです。ゴムの種類により強度などが複数に分かれており、移動させたい歯に応じる形でゴムの種類などを変化させていきます。目指す歯並びに近づくためにも重要な過程です。

 

ゴムかけは目指す歯並びに近づくために重要

ゴムかけは目指す歯並びに近づくために重要

 

■ゴムかけの効果とは?


○歯の細かな移動が可能

ゴムかけは、マウスピースやワイヤーを用いての方法に比べて、より細かく歯を移動させることが出来ます。ですから、メインの矯正装置と併用し、性格背の高い歯列に仕上がるでしょう。
矯正ゴムで繊細な調整をすることで、矯正治療の効果がかなり高まります。ゴムかけは、ゴムの種類次第で力加減が変化します。ですので、歯科医師から各々の治療に応じた矯正ゴムを渡された場合には、指示を守って正しく用いるようにしてください。

 

○噛み合わせの改善に効果的

矯正アイテムは上顎と下顎の歯列に対して、各々の器具に分かれています。上と下の歯列は個別に綺麗になっていきます。そうすると、歯を噛み合わせた時にズレが生じる場合があります。
ゴムかけにはこういった症状を良化させられる効果が期待可能です。上下間に渡ってゴムかけをすることによって、しっかりと歯が噛み合うようになっていきます。
見た目が美しくてきちんと噛める歯並びを入手するには、細かい調整が欠かせません!
また、噛み合わせが整うと骨格のズレが正されます。骨格のズレが肩こりなどの不調の原因になることもあるのですが、そういった症状が改善する可能性もあるでしょう。 

 

■代表的なゴムかけの種類


○2級ゴム(出っ歯・上顎前突の場合)

出っ歯・上顎前突の改善に使用します。
上顎の歯を後方へ、下顎の歯を前方へ移動させる感じで、上の前歯と下の奥歯あたりのブラケットのフックにゴムを取り付けます。

 

○3級ゴム(受け口 しゃくれの場合)

受け口・しゃくれの改善で使用します。
2級ゴムと反対の効果で、下顎の歯を後方へ、上顎の歯を前方に移動させる感じです。
下の犬歯周辺と上の奥歯周辺のフックにゴムを取り付けます。

 

○クロスゴム

交叉咬合など、上と下側の噛み合わせが横にズレてしまっている場合に使用します。

 

○垂直ゴム

開咬と言われている上と下の歯が噛みあっていない際に用います。

 

■ゴムかけの期間は?


矯正治療においてゴムかけを使用する期間は、もちろん個人差はあるものの一般的に数ヶ月〜半年とされています。
ゴムかけをスタートするタイミングは、歯列矯正治療の半ばから終わり際にかけてとなり、初期には行いません。

また、すべての患者さんに装着が義務付けられる訳ではなく、歯科医師の判断で必要とされた方だけに用いられる手法です。
ワイヤーやマウスピースといった主たる矯正装置の補助的な役割を果たすものです。それらの装置を着けている間のうち、何ヶ月かの期間だけ使用するものです。

ゴムかけを装着し始めたばかりの頃は痛みを感じる方もいらっしゃるでしょう。それは歯がゴムの伸縮によって動いているためです。ほとんどの方がだいたい1~2週間程度で慣れ、しばらくすると違和感も少なくなってくでしょう。

 

■ゴムかけの装着時間


歯並びの状態や歯科医師の判断によって時間は異なりますが、基本的に食事と歯磨きの時間以外、最低でも1日20時間以上装着することが理想です。

 

■ゴムかけをさぼったらどうなる?


当然ですが矯正治療が進まず、しっかり使い続けないと治療期間が延びる可能性があります。さらに、治療の仕上がりにも影響が出てしまう場合も考えられます。
ワイヤーやマウスピースを使った調整は左右に力を加えることによって噛み合わせを綺麗にできます。しかし、上の歯と下の歯にまたがるように力を加えることは不可能です。従って上下にゴムを引っ掛けて力をコントロールする必要があるのです。

そのため、矯正のゴムかけはしっかり行い、歯科医院での指示通りに装着しましょう。
また、接客業などお仕事の都合上、ゴムかけが困難な人はぜひ担当医に相談してみてください。ゴムの種類を変えたり、装着するタイミングを夜のみにするなど、お口の状態に合わせて最適なアドバイスをくれるはずです。

 

■ゴムかけの注意点


○ゴムかけの場所は正確に

ゴムかけをする際には、正しい場所に付けることが重要です。
歯科医師からゴムかけに関して指導があるでしょうが、その指示に従うようにしましょう。
もし、全く違った部分にゴムをかけてしまうと、他の歯が移動してしまうこともあるでしょう。

 

○ゴムは毎日取り替える

ゴムかけに使うゴムは基本的に使い捨てです。
理由は、ゴムかけはゴムの伸縮性を利用して歯並びをきれいにしているからです。
1度使用したゴムは消耗品として徐々に伸縮性がなくなっていくので、毎回取り替える必要があります。
1日1回は必ずゴムを取り替えて、十分な伸縮性のあるゴムを用いて治療をするようにしましょう。また、交換のタイミングは、夜にお口の中の細菌が増えるため就寝前がおすすめです。

 

■まとめ


今回は「ゴムかけ」の効果や重要性についてご紹介しました。ワイヤーやマウスピースでは困難な繊細な調整であっても、ゴムを用いれば可能であるうことがわかっていただけるはずです。

ゴムかけは最初のうちは面倒に感じることも多いかもしれませんが、治療のクオリティーを左右するとても重要な要素です。毎日少しずつですが、お口の中は変わっていきます。

矯正をお考えの方や歯並びについてお悩みの方がいらっしゃいましたらぜひお気軽にご相談くださいませ。

 

メール相談はこちらから

メール相談はこちらから

インビザラインは痛い?

2022年7月22日

こんにちは。世田谷区にある三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科です。

 

よく“インビザラインは痛くないですか?”という質問をいただきます。
矯正=痛いと不安を感じている方が多いのかもしれませんね。
今回は、インビザラインの痛みの原因や適切な対処法についてご紹介します。
インビザラインに興味がある方や検討している方はぜひ参考にしてください。

目次

■インビザラインとは?
■インビザラインはワイヤー矯正と比べて痛みが少ない
■歯が動く・装置による痛みがゼロではない
■インビザラインで痛みを感じやすいとき
■インビザラインが痛いときの対処法
■まとめ

■インビザラインとは?


インビザラインとは金具やワイヤーを使わず、取り外し可能な透明なマウスピース型の装置を使用して歯並びを治す歯科矯正法です。
透明なマウスピースはとても審美的で、外見を心配することなく矯正治療を進められます。
使い方は非常にシンプルで、マウスピースを一日20時間以上装着し、新しいマウスピースにどんどん交換していくことで歯をゆっくり移動させていきます。

 

インビザラインは痛みが少ない

インビザラインは痛みが少ない

 

■インビザラインはワイヤー矯正と比べて痛みが少ない


矯正には歯を移動させる際の痛みや、装置が唇などに接触する痛みがあります。装置の種類や対処の方法次第では、痛みが少ない治療も可能です。

インビザラインはマウスピース型の矯正装置ですので、ワイヤーやブラケットを歯につけるワイヤー矯正と比較をすると、痛みが少ない手法だと言えるでしょう。

ワイヤー矯正で使用する主な矯正装置は金属やセラミック、プラスチックなどで作られた四角いブラケットと金属のワイヤーです。
装置の形が複雑なので頬や唇に装置が当たってしまったり、ワイヤーが飛び出てしまったりして歯茎や粘膜を傷つけたりする可能性もあります。また、月に1回の調整の際にワイヤーや、ゴムを交換することで歯を移動させる力がかかり、その移動で発生する炎症を痛みとして覚えることがあるのです。

インビザラインで用いる装置は透明色で表面が滑らかなマウスピースと、歯の動きを助ける目的で着ける歯と同じ色の歯科用の樹脂で作られたアタッチメントだけで、装置が唇や頬に当たりにくい構造をしています。
ワイヤー矯正と比べて、マウスピース矯正は少しずつ、細かく動かしていきます。
そして、そのルートはコンピュータを用いたシミュレーションに従って効率化されていて、痛みが大きく抑えられます。

 

■歯が動く・装置による痛みがゼロではない


ワイヤー矯正に比べると大幅に痛みが抑えられるインビザラインですが、痛みが全くないというわけではありません。

歯が動く際、身体のメカニズムにより必ず痛み物質が出ます。
また、マウスピースやアタッチメントは唇や頬に当たりにくい構造ではありますが、まれにアライナーの縁が浮く、何かを食べるときにアタッチメントが当たる、といった問題が発生することも。

 

■インビザラインで痛みを感じやすいとき


もちろん個人差はあるものの、痛みが生じやすいのは、以下のようなケースです。

○マウスピースの初回装置時

多くの方が、初めてマウスピースを装着したときに、締め付けられているような感覚を覚えるようです。
マウスピースの装着に慣れていないことに加えて、現状の歯並びとマウスピースの形状の差がやや大きいことが原因です。
矯正開始直後の痛みは、マウスピースの装着に慣れていく過程ですから、基本的に心配はありません。

 

○歯が動くとき

歯がきちんと動いている際は、痛みを感じやすくなります。

痛くて我慢ができない場合には、少しの時間外して休憩することもできます。ですが、1日20時間以上の装着をしなくてはならない点は覚えておきたいです。

 

○アタッチメントが当たるとき

歯をしっかり動かすためにアタッチメントと呼ばれる突起物を歯面に取り付けます。この出っ張りが、粘膜に当たり口腔内を傷つけ痛みの原因になることがあります。
アタッチメントが痛いと感じる場合は、矯正用ワックスの使用も考えるべきです。出っ張りをなだらかにできます。

 

○マウスピースを着脱するとき

マウスピースの交換後も、痛みやすいです。
基本的には、歯の移動と慣れによって、3日以内には痛みがなくなることが多いです。

 

○上下の歯がぶつかったとき

マウスピースによって圧迫されている歯列は、非常に敏感な状態のため、上と下の歯がぶつかった際など、痛みが生じるケースがあります。
しかし、ワイヤー矯正とは異なり、食事の際には外せるため、食べ物を噛むときの痛みはほとんど心配入りません。

 

■インビザラインが痛いときの対処法


通常、インビザラインの使用によって、“耐えがたいほどの痛み”が生じることはほぼありません。初めて装着したときや装置を交換したときに感じる痛みも、だいたいの場合は2~3日中にほとんどなくなります。
しかし、痛みが出たら我慢をせずに、原因をしっかりと判別して対処をすることが重要です。

○担当医に相談する

痛みが強かったり、困ったりすることがあればまずはお気軽に担当医にご相談ください。
原因を確認して適切な対処法をお伝えいたします。

そして、マウスピースを交換してしばらくは痛みやすいので、不安であれば交換日に予定を入れないほうが良いと思われます。

 

○食べ物は柔らかいものを選ぶ

硬い食べ物は噛んだときに刺激が伝わって痛みが出やすいため、噛んだ際の刺激があまりない柔らかいものを食べると良いです。

 

○矯正用ワックスの使用

何かを食べる際などにマウスピースを外したとき、アタッチメントが頬などに当たって痛い場合は、矯正用のワックスで対処をする方法があります。
矯正用ワックスを用いることで、出っ張りをなだらかにできるのです。

基本はマウスピースをつけてアタッチメントが覆われると突起の鋭利な感じが減るので、痛みが治まります。

 

○マウスピース取り外し方のコツを理解する

慣れないうちはマウスピースの脱着がうまくできずに歯に必要以上に力がかかってしまったり、指や爪が痛くなったりすることがあります。
そのため、しっかり取り外しの手順を理解し、守ることも大切なことです。
もし取り外しが難しいと感じたら、お気軽に担当医までご相談ください。

 

■まとめ


インビザラインの痛みの原因や適切な対処法について詳しく知ることは出来ましたか?

痛みの原因はさまざまあり、感じ方にも個人差があります。
さらに体調や心理状態に左右されることもあります。

鎮痛剤を飲んだのに痛みが治まらない場合や、マウスピース(アライナー)の交換から3日以上経っても痛みがある場合には、我慢せず歯科医師に相談することも大切なことです!

また、何か自分なりの対処を行った場合は、その旨を次の矯正受診時に歯科医師に伝えると良いでしょう。その対処が正しかったのか、もっと効果的な対処法は何かあるかなどがわかります。
インビザラインについてご興味がある方はぜひ当院のHPからでもお気軽にご相談くださいませ。

 

メール相談はこちらから

メール相談はこちらから

矯正治療は痛い?目立つ? 疑問にお答えします!

2022年7月15日

皆さんこんにちは。世田谷区にある三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科です。

 

皆さんは矯正治療にどのような印象を持たれていますか?
矯正していることが目立つのではないか、痛みはどうなんだろう?
とご心配される方も少なくありません。
今日は矯正歯科治療を検討されている皆さんが一度は心配するであろう矯正治療の痛みや目立つという点についてお伝えしようと思います。

矯正治療には様々な方法があり、技術も進歩しています。
ご不安なく安心して治療を受けていただけるようご説明してまいりますので、ぜひ最後までご覧ください!

目次

■矯正歯科治療って何?
■「矯正=痛い」は間違い?!
■痛み軽減、短期間治療「ライトフォース理論」
■「目立つ矯正」は終わり!
■まとめ

■矯正歯科治療って何?


まずは、「痛み」についてです。
近年は痛みの少ない矯正治療が注目されています。

復習にはなりますが、そもそも、矯正歯科治療とは何でしょうか?
「良くない歯並びや噛み合わせを、きちんと噛み合うようにして美しい歯並びにすること。矯正装置を通じて、歯やアゴの骨に力をかけてゆっくりと動かして、歯並びと噛み合わせを治していくこと」と考えられています。歯やアゴの骨に力をかけるので、矯正治療において治療中の痛みは仕方ないとされてきました。

 

■「矯正=痛い」は間違い?!


従来は、歯やアゴの骨に加えるパワーが強いほど歯がきちんと動き、そして治療に必要な期間も短縮されるという考えでした。ですがこれは「間違い」だということが近年の研究で分かっています。

専門的な説明になるのですが、歯が動くのは骨代謝(骨の新陳代謝)が起こるからです。
代謝が良くなると、歯が動きやすくなります。代謝を良化させるには栄養を送る毛細血管が大切な役割を果たしますが、これまでの矯正は毛細血管の働きを邪魔するほどの力を用いることが多かったわけです。

 

■痛み軽減、短期間治療「ライトフォース理論」


上述した従来の矯正に対して、「ライトフォース理論」というものがあります。この理論では、血管の弾力より弱い力をかけるため、血管をつぶさず、代謝活動を妨げずに歯を動かすことができます。従来の方法と比較して1/2~1/5程度の力に抑えております。ですので、治療をしている際の痛みに関する問題は相当軽くなりました。

  • 従来の矯正
    矯正する力が強すぎて毛細血管が潰れてしまい、歯が移動する際に必要な代謝活動が阻害されていました。
  • ライトフォース理論
    血管の弾力より弱い力をかけるので、毛細血管にやさしいです。
    そのため代謝活動を妨げることはありません。

当院で実施している治療法・矯正装置は、この理論をベースにしているので、毛細血管の働きを阻害する心配もないでしょう。従来の方法と比較して痛みが軽減されるだけではなく、血の流れが邪魔されないので、本来の骨代謝を促すことができ、歯が移動するスピードも速くなります。

 

■「目立つ矯正」は終わり!


皆さんは、矯正治療と聞いてどんなものを思い浮かべますか?
多くの方が、金属のギラギラした装置を思い浮かべるかと思います。しかし、最近では「目立たない」矯正装置が多く開発されています。今回は、以下3つの方法をご紹介いたします。

○透明なマウスピース型矯正歯科装置

当院では、インビザラインと呼ばれる、透明なマウスピース型の矯正装置を用いています。透明ですので、装置を付けていることに気づかれにくいです。特徴をご紹介します。

 

インビザラインは透明で気づかれにくい

インビザラインは透明で気づかれにくい

 

◇来院回数を大幅に短縮できる

マウスピース型矯正歯科装置のパイオニアでもある「インビザライン」。
「あまり目立たない」という特徴以外に、他のマウスピース型矯正歯科装置と比較して「通院の回数をかなり減らすことができる」という特徴があります。
インビザラインではないシステムであれば、およそ2~3週間のごとに通院し、その都度、歯型を採り、新しいマウスピースを作る必要があるため、患者様にはそれなりの負担となります。
ですが、インビザラインでは、基本的に1回歯型を採って、各ステージのマウスピースをまとめて作りお渡しします。
そのため通院回数を6~8週間に1回のペースまで減らすことが可能です。

 

◇ブラケットによる矯正を併用することもある

マウスピース型の矯正歯科装置は、表側矯正やリンガルブラケット矯正(裏側矯正)とは違い、装置が取り外し式で、目立ちにくいのが特徴です。
しかし、歯の移動量が大きいケース(歯を抜く場合)では、マウスピース型の矯正歯科装置のみでは限界がある場合も考えられます。そのような時には一定期間、ブラケットによる矯正を併用することもあります。
もちろんご希望に沿った治療方法をご提案してまいりますので、気になられる際はお気軽に担当医までお声がけくださいませ。

 

◇取り外し可能

取り外し可能ですので、食後の歯磨きや装置の洗浄も簡単に行うことができます。しかしその反面、装置を装着する判断は患者様に一任されるため、装置を付ける時間が短く、つけない期間があった場合は、治療期間が長くなってしまうというデメリットも存在します。

 

○歯の裏側に付ける矯正歯科装置

「矯正装置を装着しているのを誰にも気づかれたくない」
「仕事に支障が出るので、可能な限り目立ちにくい装置がいい」
そのような方にお勧めの装置です。

皆さんがよくご存知の矯正は、「歯の表面」に装置を装着するものだと思います。
しかし、裏側矯正は、その名の通り、歯の裏側(舌側)に矯正装置を付けますので、他の人に気づかれにくいという特徴があります。
下の画像を見て頂ければ一目瞭然ですね。

 

矯正装置の中には目立ちにくい装置がいくつかありますが、この裏側矯正も人気の方法の一つです。
装置を付けている事さえも気づかれにくくなります。

また、上と下の歯に矯正装置を付けることも可能で、たとえば上顎は裏側、下顎は表側に装置を付けることもできます。上の歯は他人から頻繁に見られるので裏側に装置を付けて、日常ではあまり露出しない下の歯には表側から装置を付けるというコンビネーションです。

 

裏側矯正は装置が歯の裏側で気づかれにくい

裏側矯正は装置が歯の裏側で気づかれにくい

 

○歯の表側に付ける半透明の矯正歯科装置

この半透明のブラケットを使った矯正は、今までは金属であったところを目立ちにくいカラーにしています。金属版と比べると、半透明なものはかなり「目立ちやすさ」が抑えられるようになりました。

上記した裏側矯正と「従来法よりもあまり目立ちたない」という点は共通していますが、この審美ブラケットは「歯の表」に装置を付けるため、「裏側矯正」と比較すると少し目立ちます。

 

■まとめ


いかがでしたでしょうか?
従来の「矯正=痛い、目立つ」という懸念点が少しでも払拭できていれば幸いです。

当院では皆様に安心して治療を受けていただけるよう「無料カウンセリング」を実施しております。
矯正治療を始める際は、ご不安なことやご不明なことをすべて解消することがとても大切です。
当院のHPからでも承っておりますので、気になられる方はぜひ一度ご相談ください。

 

メール相談はこちらから

メール相談はこちらから

歯並びが悪くなる理由とデメリット

2022年7月8日

こんにちは、世田谷区にある三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科です。

 

この記事をご覧になっている方は、現在矯正治療中であったり、これから矯正治療を考えている方も多いのではないでしょうか。
「歯並び」というのは他人から見えるものですし、重度の場合は日常生活においても支障がでることもあります。しかし、いざ矯正するとなると、本当に必要なのか?費用が嵩むのではないか?痛みがあるのではないか?など、なかなか治療に踏み出せない方も多くいらっしゃいます。
今回は、そんな方の為に改めて、歯並びが悪くなる原因とデメリットについてご紹介したいと思います。

 

当院では患者様一人ひとりに合わせた治療をご用意

当院では患者様一人ひとりに合わせた治療をご用意

 

目次

■歯並びが悪くなる原因とは?
■歯並びが悪いことによるデメリット
■あなたにあった矯正方法を見つけよう

■歯並びが悪くなる原因とは?


○遺伝

歯並びが悪くなる原因には、先天的(生まれる前から)のものと、後天的(生まれた後、何らかの理由による)なものがあります。
先天的な原因としてあげられるのが、この「遺伝」です。
歯の大きさや顎の形・大きさといった、骨格としての遺伝子情報が親から子に遺伝するため、必然的に歯並びも似る可能性が高いと言えます。つまり、お母さんお父さんの歯並びが悪い場合で、それが遺伝的な原因である場合、子どもの歯並びも悪くなる可能性があると考えられています。

 

○顎の発育不良

歯並びが悪くなってしまう後天的な原因としては、顎の発育不良がまずあげられます。
実は、遺伝などの先天的な原因より、後天的な原因の方がより歯並びを悪くすることもあるのです。
顎は噛むことによって顎の骨が刺激されて成長しますが、噛む回数が少なかったり、柔らかいものばかり食べて顎の骨が刺激されないと、顎が成長しません。さらに現代人は食べ物の嗜好が、歯ごたえのない物に変わりつつあります。

つまり、顎がだんだん小さくなってしまっている現代では、歯並びが構築される幼少期に積極的に顎の成長を促し、永久歯が生えるスペースをつくってあげることが重要と言えるのです。

 

○むし歯や歯周病

むし歯や歯周病などが原因で、歯並びが悪くなることもあります。
乳歯の段階でむし歯になってしまうと、後から生えてくる永久歯にも影響を与えます。また、むし歯で乳歯を失った場合、永久歯が出てくる前に隣り合った歯が寄ってきて、永久歯が下から生えるスペースがなくなってしまう、ということもあります。

いずれ抜けてしまう乳歯だからと言って、むし歯や歯周病になっても放っておいて大丈夫、というのは間違った考え方です。永久歯の歯並びが悪くならないためにも、普段からむし歯・歯周病予防をこころがけ、むし歯になってしまったらできるだけすぐに歯科医院を受診しましょう。

 

○日常の癖

普段から何気なくおこなっている「癖」が歯並びを悪くしてしまうことがあります。
小さい頃の「指しゃぶり」「爪噛み」や、「頬杖」などがその代表例です。特に幼児期より指しゃぶりを長く続けると上下の前歯の間に大きな隙間が開く、開咬という状態になってしまう恐れがあります。
また、舌で歯を押す癖がある「舌癖」や、「口呼吸」なども歯並びを悪くしてしまう原因の一つと考えられています。

 

■歯並びが悪いことによるデメリット


歯並びが悪いことの自覚はあっても、実際痛みや日常生活の支障がない場合は、わざわざ矯正治療までしなくてよいのでは?と思う方もいらっしゃるかもしれません。
歯並びが悪いことによって、どんなデメリットがあるのかみてみましょう。

○見た目への影響

なんといっても、見た目への影響があります。
話をするときは相手に見える部位であるため、与える印象にも差が出てしまいますよね。
さらに、歯並びが悪いことが精神的なストレスになることもあります。
それだけ、歯並びが及ぼす見た目への影響は大きいといえるでしょう。

 

○むし歯や歯周病になりやすい

歯並びを悪くしてしまう原因にも、むし歯や歯周病をあげましたが、実はその反対に歯並びがむし歯や歯周病の原因になってしまうことも大いに考えらえれます。
歯並びが悪いと、歯磨きをしっかりできなかったり、歯の重なり部分やすき間に食べカスが歯垢(プラーク)となってこびりつきやすくなったりしてしまうため、むし歯や歯周病のリスクが高まってしまいます。

 

○消化器官への負担

歯並びと消化器官は一見何の関連もなさそうですが、実は密接に関わっています。
歯並びが悪いと、噛み合わせも悪い場合が多いと考えられています。噛み合わせの悪さが咀嚼を阻害する原因となり、それにより胃や腸などの消化器官に負担がかかるのです。
さらにこれが消化不良や胃炎、下痢や便秘の原因になる場合もあります。

 

○顔の形が歪む

噛み合わせが悪く、咀嚼する力がうまく分散されずに偏ると、顎や顔の筋肉の成長に左右差ができてしまう恐れもあります。これにより、顔が歪んでしまったり、骨格が変化してしまうなどの障害が出る恐れがあります。また、顔が歪むだけでなく、最終的には全身の骨格が歪んでしまいうことで、頭痛やめまい、肩こりなどを引き起こす場合もあるのです。

上記のように、歯並びが悪いことは見た目だけでなく、全身の骨格や精神面にも影響がでることがあります。矯正にかかる費用や時間を気にされてなかなか治療に踏み出せない方も多くいらっしゃいますが、悪い歯並びを放っておくことによる様々なリスクがあることも知っておきましょう。

 

■あなたにあった矯正方法を見つけよう


いかがでしたか?
歯並びが悪くなってしまう原因と、そのデメリットについてご理解いただけたのではないかと思います。

一口に「矯正治療」と言っても、現在は様々な治療方法が存在します。
当院では、患者様一人ひとりのニーズに合わせた矯正治療プランをご用意しております。
前歯の部分調整、透明なマウスピース矯正、非抜歯矯正プラン、短期集中矯正プラン、後戻りした歯の際矯正、横顔をきれいにするプランなどなど・・・。

当院では初めの相談料だけでなく「診断料」も無料です。
通常、診断料の相場は3万円ほどといわれておりますが、多くの方に、矯正を知っていただきたい、たくさん悩んだ上で決めていただきたいという思いからこの形をとっております。
費用が高額な矯正治療は「どの医院で治療を行うか」という選択が非常に重要なものとなります。ですので、気になることやご不安なことは何でもお聞きください。
全て包み隠さず、お伝えさせていただきます。

今回記事を読んで矯正治療に興味が出たという方は、ぜひ一度当院にご相談ください。
HPからも承っております。

 

メール相談はこちらから

メール相談はこちらから

横顔の美しさと歯並びの関係

2022年7月1日

みなさんこんにちは。世田谷区にある三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科です。

 

当院には、横顔を綺麗にされたいという患者様もよくご来院されます。
「横顔に自信がない・・・」「もっと口元を下げたい・・・」「顎の突出感が気になる・・・」など、様々なお悩みがありますが、これらを改善するためには、「美容外科」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
たしかに美容外科でも、このようなお悩みへのアプローチは可能です。ただし、美容外科では多くの場合、顎の骨を削り骨格を整形する処置を施します。
しかし、歯列矯正であれば、そのような大きな手術をしなくても、フェイスラインを根本的に
整える事が可能です。

目次

■横顔の美しさが重要な2つの理由
■横顔美人の黄金比「Eライン」と歯並び
■歯列矯正による横顔改善
■横顔改善のための歯列矯正
■まとめ

■横顔の美しさが重要な2つの理由


正面から見た顔の美しさは頻繁に着目されますが、横顔の美しさに言及する方はそれほど多くはありません。しかし、横顔の美しさは次の理由から、大切であると言えます。

○フェイスラインが人の印象を決める

フェイスラインは、あごからこめかみ、そして髪の生え際までぐるりと一周したライン、
つまり顔の輪郭のことです。フェイスラインがシャープで整っていると、若く美しい印象を相手に与えます。
また、顔が小さく見えるので、全身のバランスも整ってみえます。

しかし、フェイスラインがゆるんだり、歪んだりしていると、顔全体がぼんやりとした印象になり、年齢以上に老けて見られることが多くなります。さらに顔が大きく見えることから、全身のバランスも悪く見えてしまします。
このように、フェイスラインは顔だけでなく、全身の美しさにも影響を与える重要な要素と言えます。

 

○横顔は人からよく見られる

フェイスラインと聞くと、多くの人は正面から見たフェイスラインを想像するかもしれません。
しかし、実は正面からのフェイスラインを整えるだけでは不十分です。
なぜなら、他の人が最も目にするのは、横から見たフェイスラインだからです。
自分ではなかなか見落としがちですが、横顔のフェイスラインは他人にチェックされやすいことを理解し、フェイスラインを整えることで、横顔を整えることで他人から見た美しさも変わってきます。

 

横顔はよく見られ、フェイスラインが印象を決める

横顔はよく見られ、フェイスラインが印象を決める

 

■横顔美人の黄金比「Eライン」と歯並び


横顔において、鼻先と顎先を直線で結んだ線のことを「エステティックライン」
といいます。アメリカの矯正歯科医であるロバート・リケッツ氏により提唱されました。
横顔の美しさを表す指標として、歯科や美容外科の分野で用いられています。

一般的に、唇がエステティックラインからはみ出していなければ、美しい横顔だとされています。

歯列を矯正することで、エステティックラインが改善する可能性が考えられています。

例えば出っ歯の方であれば、上唇の先端がラインよりも前に出ている場合が多く、
口元が前に突き出て見えます。
このようなケースでは、歯列矯正により前歯を後方に引き戻すことで、口元の突出感がなくなります。また唇側に傾斜していた前歯を正しい位置に戻すことで唇も閉じやすくなり、横顔がきゅっと引き締まる効果が期待で来ます。

下顎が前方へ突出し、噛み合わせが逆になっている状態の受け口の場合も同様で、歯列矯正により下顎の突出を抑えることができ、理想的なエステティックラインに近づけることが出来ます。

ただし、噛み合わせや歯並びの状態によっては、必ずしも改善に効果があるわけではないため注意が必要です。
エステティックラインは顎の状態だけではなく、鼻の高さや顔の骨格自体がエステティックラインが崩れる原因となる場合もあります。このような場合は歯列矯正による改善は難しいといえます。

 

■歯列矯正による横顔改善


歯列矯正というと、「歯並びの美しさを獲得する治療」と思われがちですけど、副次的効果に「顔のバランス」調整などもあります。
矯正治療をすると、絶対にフェイスラインが綺麗になるわけではないですが、かなり歯並びに乱れがある場合や、例えば受け口などの患者様が矯正をすると、フェイスラインも美しくなる傾向にあります。

  • 出っ歯
    悩んでいる方が多い歯並びですね。上側の前歯が下側の歯よりもかなり前に出てしまっている状態です。
  • 受け口
    下の顎が上の顎より前方に出てしまっている状態です。
  • 上下顎前突
    上下両方の歯が前方に突出している状態です。
    「口ゴボ」と呼ばれることもあり、この状態だと横からの見た目もよくありません。。
  • 歯のデコボコ
    歯がいろいろな向きに生えていてデコボコになってしまっている状態です。
  • 噛み合わせが浅い
    奥歯は噛んでいる状態ですが、前歯が噛んでいない歯並びを指します。
  • 嚙み合わせが深い
    一般的に、噛むと上側の歯が下側の歯を覆います。
    しかしみ合わせが深いと、必要以上に覆い過ぎてしまい、下側の前歯が見えにくくなります。

 

■横顔改善のための歯列矯正


○ブラケットとワイヤーによる歯列矯正

ワイヤーを装着し歯を動かすタイプの矯正方法です。当院では、痛みや違和感を
軽減させられるセルフライゲーションブラケットを用いた矯正治療も行っています。
また、歯の裏側に装着するリンガルブラケット矯正は、矯正装置の中では最も目立ちにくい装置で、他人から装置が見えないため、矯正していることを知られたくないという方にお勧めです。

 

○マウスピースによる歯列矯正

取り外しが可能で目立ちにくいマウスピース矯正。
当院では、インビザラインと呼ばれる透明なマウスピース型の矯正装置を利用しています。
ブラケットとワイヤーによる矯正と比べて、来院回数を大幅に削減できる特徴があります。
しかし、歯の移動量が大きい場合はマウスピース型矯正歯科装置単独では限界があるケースもあり、そのような場合は一定期間、ブラケットによる矯正を併用する場合もあります。

取り外しが可能で食べ物の制限もなく、装置の洗浄も簡単に行うことができるというメリットがある反面、装置を装着する判断は患者様に一任されるため、装置を付ける時間が短く、つけない期間があった場合は、治療期間が長期化するというデメリットも存在します。

 

○歯を抜くことが必要な場合も

歯を抜かずに矯正を行うことを「非抜歯矯正」といいます。当院ではできる限り歯を抜かない矯正治療をご提供しておりますが、場合によっては歯を抜く選択をした方が顔の見た目や噛み合わせが理想に近づく場合があります。

要否については、治療開始前の精密検査にて判断します。
もちろん、全ての治療は患者さんの同意を得てから行われます。
カウンセリングの際に要否やリスクについて、しっかり担当医と相談することが大切です。また、歯が矯正後元に戻ろうとする力を抑えるために、矯正治療後もリテーナー
(保定装置)を装着することがポイントになります。

 

■まとめ


いかがでしたか?横顔の美しさは、自信につながり、他人からの印象も変化します。当院では、患者様が抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けて
おります。どんな事でも構いませんので、私達にお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は
ぜひお気軽にお問い合わせください。

 

メール相談はこちらから

メール相談はこちらから

初診「個別」相談へのご案内

当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。

電話でのお問い合わせ

03-6805-5765

住所

〒154-0024
東京都世田谷区三軒茶屋1-32-14

このページの先頭へ戻る