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スポーツや楽器を吹いても大丈夫?矯正治療中の趣味の活動について

2022年8月26日

こんにちは。世田谷区にある三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科です。

 

歯の矯正をお考えの皆さんの中には、スポーツや吹いて鳴らす種類の楽器演奏といった趣味をお持ちの方も多い事でしょう。「矯正中にスポーツをすると、悪影響にならないかしら?」、「矯正している口を使って演奏しても大丈夫?」と、矯正中の活動が気になる方もいるかもしれませんね

そこで今回は、歯の矯正治療中の趣味の活動について、ご紹介していきます。
ぜひ参考になさってください。

目次

■歯の矯正中にスポーツをしても大丈夫?
■スポーツ用マウスガードとの違い
■マウスピース型矯正装置の場合は補給する飲み物に注意
■スポーツと歯並びの関係
■スキューバダイビングと矯正
■ジム通いと矯正
■矯正治療と楽器演奏
■まとめ

■歯の矯正中にスポーツをしても大丈夫?


早速「矯正していてもスポーツして大丈夫か?」という疑問についてお答えすると、結論としては「スポーツの種類と、歯についている矯正装置の種類による」ということになります。

まずスポーツの種類についてですが、一般的なスポーツであれば、矯正治療中もこれまで通り楽しんでいただいて、問題ありません。ただし、アメフトやラグビー、ボクシングなど体同士が激しくぶつかり合うようなスポーツや、サッカー・バレーボール・バスケットボールなどボールが顔に当たる可能性のあるスポーツ場合は注意が必要になります。ここで、矯正装置の種類が関係してきます。

付けている矯正装置がワイヤーで矯正するタイプの場合、口への衝撃により矯正装置が外れ、口の中が傷ついてしまう可能性があるのです。そのようなケガを防止するために、矯正装置に合わせたマウスガードを作成する事も可能です。気になる方は、一度歯科医院にご相談ください。

一方、マウスピース型の矯正装置であれば、ワイヤータイプに比べて口の中を傷つけるリスクは少ないです。ただし、口元に衝撃が加わった場合、マウスピースが破損する可能性があります。心配な方は、取り外したうえでプレーされることをお勧めします。

 

スポーツと矯正装置の種類の関係によっては注意が必要

スポーツと矯正装置の種類の関係によっては注意が必要

 

■スポーツ用マウスガードとの違い


スポーツでマウスピースと聞くと、ボクシングなどで使われるマウスピースを思い出す方もいるでしょう。矯正用のマウスピースにもスポーツをする際のプラス効果を期待されるかもしれませんが、残念ながらその効果は期待できません。

「スポーツマウスガード」とも呼ばれるスポーツ用のマウスピースは、衝撃から歯や口を守ったり、瞬発力を発揮する際に噛みしめたりすることが目的です。そのため比較的厚めで、丈夫に出来ています。

一方、矯正用のマウスピースは薄いプラスチックでできているため、衝撃や強い噛みしめに耐えきれず、変形・ひび割れ・破損等のトラブルが生じる可能性があります。矯正用マウスピースを装着しながらスポーツすること自体は問題ありませんが、スポーツマウスガードの代用とはならない事をご承知おきください。

 

■マウスピース型矯正装置の場合は補給する飲み物に注意


マウスピース型の矯正装置を付けてスポーツする際に、もう1点注意していただきたいことがあります。それは、水分補給のための飲み物についてです。

体を動かす際にはスポーツ飲料を飲むという方も多いかと思います。ただ、スポーツドリンクには糖分や酸が含まれているため、マウスピースを装着したまま飲むと虫歯のリスクを高めることになってしまいます。

マウスピースを装着ながら飲む場合は、極力水を飲むようにしてください。もし、それ以外のものを飲みたい場合にはマウスピースを外して飲むようにし、運動後は歯磨きをしっかりと行うようにしましょう。

 

■スポーツと歯並びの関係


スポーツと歯並びには、実は大きな関係性があります。

スポーツにおいては瞬発力、反発力などが勝敗を左右します。その際、重要になるのが歯の噛み合わせです。噛み合わせがズレていると、力を発揮するために食いしばることができません。このため一瞬の力を十分に発揮できず、パフォーマンスに悪影響が出てしまう恐れもあるのです。

さらなるパフォーマンスアップを目指したい方は、一度自分の歯並びも見直してみてください。

 

■スキューバダイビングと矯正


皆さんの中には、スキューバダイビングをされる方もいらっしゃるでしょう。ダイビングをする際には、レギュレータとつながるマウスピースを噛む必要がありますから、気になるかと思います。

ダイビングに関しても、口がしっかりと開け、レギュレータのマウスピースを噛むことができれば、矯正治療中に行って問題ありません。ただし、レギュレータのマウスピースがきちんと噛めるか、噛んだ際に痛みがないか、などについては十分気をつけてください。レギュレータのマウスピースには様々な種類がありますので、できるだけ無理なく口に入れることができ、口元を正しく引き締められるものを選びましょう。

また、マウスピース型の矯正装置を付けていて、レギュレータを強く噛みがちな方は、それにより矯正装置を破損するおそれもあります。矯正治療中に初めてダイビングをする際には、レギュレータのマウスピースの噛み心地や矯正装置への負荷などを確認し、不安があれば、インストラクターやダイビングショップ等へ相談されることをおすすめします。

そこまで聞くと、「マウスピースを外しての潜水」をお考えになるかもしれません。しかし、治療をスムーズに進めるためには 1 日 22 時間以上の装着が必要とされています。食事中などその他の取り外し時間を考えると、レジャーやトレーニングの際には矯正装置は装着していることが理想です。

 

■ジム通いと矯正


ご自身の健康や体づくりのためのジム通いや日々のトレーニングと、矯正治療への関係はどうでしょうか。

こちらも、基本的には従来通り行っていただいて問題ありません。ただし、ウェイトトレーニングなど歯を食いしばって行っている場合、マウスピース型の矯正装置だと破損する恐れがあります。また、そもそも歯を食いしばること自体、矯正治療にとってあまり良い事ではありません。気になる方は担当医にご相談ください。

 

■矯正治療と楽器演奏


楽器の中でもトランペットやサックスといった吹奏楽器は、その名の通り口から息を吹いて音を奏でます。

矯正装置を付けながらでも、吹奏楽器の演奏は可能です。ただし、演奏などへの影響はでます。

まずトランペットやホルンといった金管楽器の場合、楽器の息を吹き込む部分(マウスピース)を唇に押し当てて演奏します。そのためワイヤータイプの矯正の場合、ブラケットの上にダイレクトに口内の粘膜があたる上、口の外側から楽器のマウスピースで押し付けてしまうことになるため、痛みを感じてしまうことがあります。

一方、クラリネットやサックス、オーボエといった木管楽器の場合は、下唇が歯と楽器の間に挟まれ、ブラケットに強く押し当てられることで痛みが生じることがあります。

演奏により口腔内に痛みを感じる場合は、ブラケットを一時的にカバーする製品を付けたり、マウスピース型の矯正装置による治療に切り替えたりするといった対処法があります。

ただ、いずれにしても、口の中の状況が前とは異なる上、その状況も少しずつ変化していくため、それには練習等で対応していただく必要があります。そのため、治療計画については、大きな大会や発表会といったイベントスケジュールも考慮する必要があります。気になる方は、一度歯科医院にご相談ください。

 

■まとめ


今回は矯正治療中の趣味の活動についてお伝えしました。いくつかの注意点を考慮していただければ、矯正治療中であっても従来通り趣味を楽しんでいただけます。また、矯正治療によって歯並びを整えることは、スポーツや吹奏楽器の演奏にとってもいい影響をもたらします。

「趣味を楽しみながら矯正治療もしたい!」とお考えの方は、ぜひ一度当院までお気軽にご相談ください。

 

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矯正で失敗…そんなときは!

2022年8月19日

こんにちは。世田谷区にある三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科です。 

 

最近はマウスピースを使った矯正が支持されています。

しかし
「歯があまり動かなかった…」
「結果的に理想の歯並びにならなかった…」
様々な失敗をしてしまうケースが見受けられます。
これはなぜなのでしょうか? 

再矯正を検討されている方に、是非、読んでいただきたい情報です。

目次

■なぜ失敗してしまうのか
■再矯正を検討されている方におすすめ―「短期集中治療」
■再矯正するなら?歯科医を選ぶポイント
■まとめ

■なぜ失敗してしまうのか


「治療したが歯があまり移動しなかった」
「イメージしていた歯並びと異なるので再治療も視野に」
「数か月で終了すると言われたが、2年以上もかかっている」
どうして、このようなことが発生してしまうのでしょうか?

考えられる理由を今回は4つ紹介していきます。 

 

マウスピースを用いた矯正で失敗する理由は主に4つ

マウスピースを用いた矯正で失敗する理由は主に4つ

 

○リテーナーの装着不足

矯正治療が終わった後、「どんどんと歯並びが戻ってきてしまった」という意見も聞きます。これは、矯正治療をした後に「リテーナー」をしっかり装着しないことで起きてしまう現象です。 

怪我をしたら徐々に元の状態に戻っていくように、歯についても何もしないと「元に戻ろうとする力」が働いてしまいます。
その予防のために、矯正治療後はリテーナー装置を一定期間着用して、「現状の歯並びが正しい位置だ」ということを体に刷り込む必要があるのです。正しい位置で歯並びが安定しなくて、戻ってしまうケースがあることも知っておきたいです。 

 

○噛み合わせの問題

矯正治療は「歯並びを美しくする治療」ですが、「噛み合わせを良くする治療」
でもあるのです。
噛み合わせに問題があると、噛んだ際、噛む力を適切に分散できず、特定の歯に大きな力が加わり、それが原因となり歯並びが崩れてしまうことがあります。 

当院では「噛み合わせ」もきちんと修正していきますので、治療後の後戻りリスクを最小限に抑えることができています。近頃は多くの歯科医院で矯正を行っていますが、
「歯並びを美しく整えるだけ」ではなくて、「噛み合わせ」もきちんと考慮した医院で
治療をされることをおすすめします。 

 

○歯科医師の経験やスキルの問題

マウスピースによる矯正は、デジタル技術によって作り上げたいくつかのマウスピースを歯の動きに合わせて交換しながら歯並びを整える方法です。 ですから、技術力が重要な意味を持つワイヤー矯正と比較して「担当医の技術力や経験、知識」があまり問われない治療方法だと言われることも。 

 

しかし、はじめの「診査診断」や「途中経過の判断」は人間側がしっかりと判断する必要があり、そこでは経験、知識が大事なポイントとなるのです。
ここでの診断を間違えると、治療期間が必要以上に長くなったり、適用できないケースで治療を進める、歯があまり移動しなかった…ということもあり得ます。 

 

従来の矯正治療は専門的な教育と経験を積んだ医師が行っていましたが、デジタル化されたマウスピース矯正においては、矯正治療未経験の歯科医師も参入してきます。
矯正の知識や経験をしっかり持った歯科医師のもとで治療することこそが矯正治療成功の
カギとなるでしょう。 

 

○利用する「マウスピースメーカー」の問題

あまり把握していないかもしれませんが、マウスピースメーカーには様々なものがあります。
そしてそのメーカーによって特徴もいろいろと異なります。 

例えば、

  • 前歯部分だけしか対応していないメーカー
  • 臨床実績がかなり少ないメーカー
  • 日本で認証されていない素材を使っているメーカー
  • 全世界的に支持を集めているーカー
  • 治療精度がかなり高いメーカーや低いメーカー

などなど、本当に様々です。 

 

数あるメーカーの中でも臨床実績や技術力、性能などで、世界の歯科医師から評価を
受けているメーカーを選ぶことが大事です。
当院では世界シェアNo.1の「インビザライン」を使用しています。安心してご来院ください。 

 

■再矯正を検討されている方におすすめ―「短期集中治療」


再矯正を考えている方は「再度、何年間も治療しなければいけないのか」と
嘆かれていると思います。

ですが、再治療の場合は短期間で終わるケースもたくさんあります。また、治療期間を
短くするための取り組みもあるので、そちらをご紹介します。 

 

光加速装置「オルソパルス」は、近赤外線の効果によって治療速度を加速させる装置です。

これを使うと半分から1/3程度治療期間が短縮化されるとされています。 

使い方はとても簡単で、光が照射される部分を上下の歯茎に5分間ずつ当てるだけです。
これを1日1回行います。

もう一度時間をかけて治療することは避けたいという方におすすめの治療法です! 

 

■再矯正するなら?歯科医を選ぶポイント


再矯正する際に大切になるのが、歯科医院選びです。3つのポイントをご紹介します。 

○実績や経験が豊富

後戻り矯正で医院を探す際には、実績・経験がある歯科医師を選ぶことが重要な要素の1つです。
後戻りが発生する原因によっても異なりますが、難しい症例であるほど歯列を整える難易度は高まります。
そのため、治療にも技術が必要になり歯科医師によって仕上がりが変わる場合もあるのです。 

ホームページなどで情報を調べ、自身の症例についての実績や経験に特化した歯科医院を
探すことが重要になります。
もちろん無料の相談会を行っている歯科医院もあるので、相談し実際に話を聞くことも大切です。 

 

○きちんと説明がある

治療する歯科医院を決めた後でも、きちんと説明してくれるかどうかで見極めることも大切です。
治療を進めるなかでどういった治療をするかの流れも大切ですが、それ以上に歯科医師を
信頼できなければなりませんよね。 

どんなに有名な歯科医師であっても、詳細な治療法についての説明が少ないと不安を
感じてしまいますよね…。
自分の目で確かめることが重要です。 

 

○治療方針に納得できる

歯科医師が説明する治療方針に納得できるということも重要なポイントです。
初診時の際に治療の進め方の説明が行われますが、聞くべきことをしっかりと聞き担当医と擦り合わせることが必要になります。 

特に後戻り矯正では、初回の治療法で満足できる結果が得られなかった場合、同じ治療法を提案されるのならば不安に感じてしまいます。
何か疑問点があれば担当医に質問をして、治療方針や流れを納得できた場合のみ治療を始めることが重要でしょう。 

 

■まとめ


いかがでしたでしょうか。
過去、インビザライン以外の方法で治療をして失敗や後悔をした方。
そして、再矯正を検討されている方は、是非、考慮してください! 

当院では矯正治療をしっかり学んだドクターが担当する他、最新機器を使用した分析を行い、診査診断のクオリティの向上、そして治療途中の判断を正確に行えるような体制を整えています。 

また、当院では患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする
機会を設けております。

どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。 

 

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4つの矯正方法を徹底解明!!

2022年8月12日

皆さんこんにちは。世田谷区にある三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科です。 

 

「矯正」といってもさまざまな方法があります。最近ではこれまでの矯正装置と異なり、「目立ちにくい」ものがたくさん世に出てきています。透明色のマウスピースを使った矯正、歯の裏側に装置を設置する裏側矯正、その他最新の表側矯正などが存在しています。 

今回は以下4つの方法をそれぞれ詳しくご紹介していきます。
気になる矯正方法がある方はぜひ最後まで読んでみてください! 

目次

■透明なマウスピース型矯正
■目立たない表側矯正
■裏側矯正
■部分矯正
■まとめ

■透明なマウスピース型矯正


まずは、目立たない矯正装置を求める方へ!
前述したとおり、「目立たない」矯正方法がたくさん登場しています。
当院では、インビザラインと呼ばれる、透明なマウスピース型の矯正歯科装置を用いています。
マウスピース型の歯科矯正といえば、「インビザライン」。

特徴は大きく分けて3つあります。 

  • 通院回数をかなり少なくできる
  • 目立ちにくい
  • 治療可能部分が大きい 

○通院回数をかなり少なくできる

インビザラインではない方法であれば、およそ2~3週間の頻度で通院をして、毎回歯型を採って、マウスピースの製作を行う必要がありますので、大変ですよね。
しかし、インビザラインでは、基本的に1回歯型を採って、3次元画像化技術とCAD/CAM技術により、それぞれのステージのマウスピースをまとめて製作します。そのため通院回数を大幅に減らすことができます。

 

○目立ちにくい

マウスピース型矯正歯科装置は、装置の取り外しが可能で、目立ちにくいのが特徴です。しかし、歯の移動が大きい(抜歯など)場合などはマウスピース型矯正歯科装置単独では難しい場合も・・・。そのような時は一定期間、ブラケットによる矯正を併用することもあります。
取り外し可能ですので、食べたい物がなんでも食べられ、食後の歯磨きや装置の洗浄も簡単に行うことができるというのが嬉しいポイントです。
しかし反対に装置をつける時間が短く、つけない期間があった場合は、治療期間が長期に及びやすくなるデメリットもあります。決められた時間、しっかり装着することが大切です。

 

○治療範囲が広い

インビザラインは、部分矯正と全体矯正の両方に対応しており、多くの症例に対応している点も強みです。
これまでのマウスピースによる矯正は治療エリアが小さいことがデメリットでした。しかしインビザラインは、ほぼすべての症例の治療が可能です。対応できる症例の代表的なものは、以下です。 

  • 出っ歯
  • 隙っ歯
  • 叢生
  • 受け口
  • 開口(前歯が噛めない)
  • 顎のずれ
  • 抜歯を伴う治療 など 

上記の症例の中でも、歯並びの状態や歯科医師の判断によってはインビザラインが利用できないこともあります。つまり、インビザラインはどのような歯並びにも100%対応しているわけではありません。しかし治療範囲が広い治療法であることに間違いはありません。従来のマウスピース矯正では治療が難しかった方でも、インビザラインによって綺麗な歯並びを手に入れられる可能性があります。 

 

■目立たない表側矯正


半透明色のブラケットを活用した矯正手法は、通常は金属であった箇所を目立ちにくしたものとなります。 

審美ブラケットは透明や白色など、歯に近いカラーをしており見た目重視した矯正装置です。 


明るいところや暗いところでも歯の色同化し、目立たないようにできています。ブラケットの他にも矯正装置として使用する接着剤やワイヤーも見えにくい素材が使われています。また、汚れや変色が少ないことも、矯正装置を装着していることに気づかれにくい要因です。 
後述する裏側矯正と「従来法と比べ目立ちにくい」ことは同じですが、審美ブラケットというのは「歯の表側」に設置しますから、裏側矯正よりも少々目立ちやすいです

 

従来の金属ブラケット

従来の金属ブラケット

 

半透明ブラケット

半透明ブラケット

 

■裏側矯正


皆さんが想像される矯正は、「歯の表面側」に設置するものだと思います。 
しかし、裏側の矯正は、歯の裏側に矯正装置を設置しますから、他の人に気づかれにくいです。 

 

■部分矯正


すべての歯を矯正せず、前歯だけなど、一部分だけを矯正するというのが部分矯正です。
部分矯正は適応症例が限定されます。ということは、すべてのケースには適応不可ということです。
しかし、適応症例であれば、すべての歯を矯正するよりも「低価格」「短い期間」で治療ができます。

具体的には下記のようなメリットがあります。

○「低コスト」で治療が可能

用いる装置、治療期間などが本格的な矯正方法とは違うので、部分矯正ではお求めやすい価格で治療が可能になります。

 

○「目立ちにくい」装置を利用できます

矯正治療は昔は「金属が丸わかり」というのが多くの方が持つ印象でした。
しかし、最近では「目立ちにくい」矯正方法も開発され、人気を得ています。前述したインビザラインや半透明ブラケット等です。
また、先ほど紹介した裏側矯正も行えます。歯の裏側に設置しますので、矯正治療を行っていることに気づかれにくくなります。

 

○気になるところをピンポイントで治療可能

前歯2本だけ、すきっ歯のところのみなど、患者様の要望にこたえることができます。

 

○「短期間」で治療が可能

あくまで「部分的」に歯を動かすため、治療に必要な期間も短くなるでしょう。
本格的な矯正だと数年…というのが一般的ですが、部分矯正であれば治療期間はほとんどの場合、数ヶ月ほどで終了します。そのため、間近に重要なイベント(結婚式や就職面接など)を控えている方に最適です。

 

■まとめ


いかがでしたでしょうか。
お伝えした通り、「矯正」と一言でいってもその方法はさまざまです。ですので、患者様一人一人にあった方法で治療することが大切です。

当院では「矯正相談」を無料で行っております!また、「検査診断」に関しても無料で実施しているため、安心していただけます。
実際に治療を開始するまで、費用は頂かない仕組みです。

相談をしてしまうと治療を勧められて断りにくい……。
このようなお悩みをよく聞きますが、当院では治療を必要以上に推奨することはありません。

矯正治療は通常の治療と比較して費用が高額なうえ、治療に要する期間も必然的に長期化します。また、歯並びに関してコンプレックスがある患者様にとって、「どの医院で治療を行うか」という選択は非常に重要なものとなります。そのためたくさん悩んで、患者様が「この歯科、この先生にお願いしたい」と思ったタイミングが治療を開始すべき時なのです。

 

矯正について気になることや不安なことがある方は、ぜひ一度お気軽に相談にいらしてくださいね。

 

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矯正治療とむし歯治療について

2022年8月5日

こんにちは。世田谷区にある三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科です。

 

全国で梅雨も明けて、夏本番。暑い日が続きますね。
暑い日には、冷たいアイスやジュース、スポーツ飲料が一層美味しく感じられます。

とは言え、これらにはむし歯の原因となる糖分が多く含まれています。矯正治療を検討されている方の中には、「むし歯がある場合、矯正治療ってどうなの?」と疑問に思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで今回は、歯の矯正治療とむし歯治療の関係について、ご紹介していきます。
矯正に興味がある方や検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

■矯正治療するのは、むし歯を治してからの方がいい?
■被せ物と矯正治療
■むし歯があっても矯正はできるの?
■矯正治療中にむし歯になったら?
■矯正治療中のむし歯予防について
■まとめ

■矯正治療するのは、むし歯を治してからの方がいい?


矯正治療が先か、むし歯を治すのが先か。結論としては、ケースバイケースという事になります。

基本的にむし歯の症状が重い場合は、むし歯治療が優先になります。例えばむし歯の穴が深い、痛みがあり神経の治療が必要になる、被せ物の治療が必要になる場合などです。矯正の治療器具によっては、どうしても歯磨きなどのケアがしにくく、むし歯の症状が更に悪化する可能性があります。それを防ぐため、既に重症の方はむし歯治療優先となることが多いです。

一方、痛みのない軽い虫歯や、矯正器具を装着しても邪魔にならないむし歯、器具を付けても治療ができる部分のむし歯などは、矯正治療とむし歯治療を同時に行える場合もあります。更に中には、「矯正治療で歯が動いたことにより、むし歯が見つかった」という場合もあります。

気になっている方は、まず矯正歯科へご相談に行くことをおすすめします。

 

むし歯でも矯正治療を始められることがある

むし歯でも矯正治療を始められることがある

 

■被せ物と矯正治療


むし歯治療においては、いわゆる「被せ物」や「詰め物」をされる事が多くあります。それは矯正治療前に行う場合でも同様です。その場合はどのような被せ物がいいのでしょうか?

被せ物は、現在の噛み合わせに合わせて作ります。矯正前の歯に合わせてせっかくセラミックなど高額ものを入れても、矯正後はまた噛み合わせが変わるため、しっかり噛めない場合もあります。そのため、矯正前は一旦、保険で治療をしておき、セラミックなど高価できれいな被せ物を入れるのは矯正治療が終わってからにする方も多くいらっしゃいます。

まずは担当医としっかり相談して決めることが大切です。

 

■むし歯があっても矯正はできるの?


むし歯がある状態のまま矯正治療を行うと、様々な弊害が考えられます。

一度むし歯になれば自然治癒することはなく、病状は進行します。取り外しが難しいワイヤー矯正器具を使った場合でも、歯や歯茎に痛みが出るといった状況にまでなれば、結局は取り付けたを外して治療せざるを得ません。そうなればお金や時間の面でもロスとなります。

また取り外しの簡単なマウスピース矯正の場合であっても、大きいむし歯の治療後だとマウスピースが合わなくなり、作り直すことになる場合があります。これも矯正の期間が延びてしまう原因となるでしょう。

担当医に相談した上で「むし歯治療を優先」という事になれば、それに従って治療を行うことをおすすめいたします。

 

■矯正治療中にむし歯になったら?


矯正治療中にむし歯になった、あるいは隠れていたむし歯が矯正治療によって見つかった場合の対応も、そのときどきで変わります。

ポイントとなるのは、「むし歯の程度」 、「矯正装置のタイプ」、「矯正治療の残り期間」です。

○むし歯の程度

むし歯の大きさを確認し、大きいようであれば矯正治療は一旦中断してむし歯の治療を優先するケースが多いでしょう。必要であれば、装置を外して治療することもあります。

小さい虫歯であれば、あえてむし歯をそのままにして矯正治療を続ける、またむし歯治療と矯正治療を並行して行うこともあります。

 

○矯正装置のタイプ

ブラケットやワイヤーによる矯正装置は取り外しが行いにくいです。どうしても、「ワイヤーが邪魔になって、むし歯治療ができない」という場合は、一時的に矯正装置を外してむし歯治療を行い、治療後にまた装置を再装着するという流れになることがほとんどです。

マウスピース矯正の場合は装置の取り外しが簡単なため、普段通りにむし歯治療が行われるケースが多いです。

 

○矯正治療の残り期間

歯の矯正には、数カ月~数年かかります。矯正治療の完了までにまだ時間がかかり、放置するとむし歯が重症化すると思われる場合は、むし歯治療を優先するケースがあります。

一方、矯正治療が終盤でもうすぐ終わるという場合には、むし歯をそのままに矯正治療を進めてしまう場合もあります。

 

■矯正治療中のむし歯予防について


矯正治療中は長い時間装置を取り付けている関係で、装置の種類を問わずむし歯の元となるプラークが付きやすく、むし歯になりやすくなります。治療にも影響がでることがありますので、次の事を心がけて、むし歯を予防しましょう。

○歯みがき

ワイヤー矯正の場合、装置がつくため、歯ブラシが届きにくくなります。
普段より一層気を付けて磨くことが大切です。

 

○フッ素による歯質強化

むし歯予防にはフッ素による歯質強化も効果的です。

フッ素の役割は、歯から溶け出したミネラルを補い、再石灰化を促進させることです。
再石灰が進むと虫歯から歯を予防したり、初期虫歯の進行を止めたりすることができるのです。

また歯の表面をフッ素でコーティングすることで、虫歯菌が作り出す酸から歯をガードする効果がある他、菌を弱らせ活動を抑制するため虫歯になりにくくなります。

家で行うフッ素によるケアとしては、歯磨き粉にフッ素が入っているものを使ったり、フッ素入りの洗口剤で口をゆすいだりする方法があります。また最近では、フッ素ジェルも市販されていますので、そちらを使っても良いでしょう。

 

○糖分やダラダラした飲み食いに気を付ける

はじめにも書いたように、糖分、特に砂糖はむし歯の原因になります。むし歯菌は砂糖を餌にして酸を作り出し、その酸が歯を溶かして虫歯になるからです。

また飲み食いの仕方にも注意が必要です。甘い飲み物や食べ物をダラダラと長時間飲み食いしていると、長時間口の中に糖分がある状態になります。そうすると、その分むし歯菌が酸を出す時間が長くなり、より歯を溶かしやすい状況になってしまうのです。

矯正治療中は、砂糖を含む食べ物や飲み物は少し控えめに。また、そういったものを食べたり飲んだりするときも、時間の間隔を空けるようにしましょう。

 

■まとめ


今回は、矯正治療とむし歯治療の関係についてご紹介してきました。両方を行うことで、より歯の健康は保たれますし、きれいな歯を作ることに繋がります。

ただ、治療を受ける順番、またその時の治療内容によっては、無駄なお金や時間をかけることになりかねません。それを避けるためには、専門家である歯科医院に相談されるのが一番です。

当院では矯正の無料相談も行っております。「むし歯があるけど、歯も矯正したい」とお考えの方や歯並びについてお悩みの方がいらっしゃいましたらぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。

 

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当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
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