三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科を運営する医療法人D.D.Orthoが監修しています。
4つの矯正方法を徹底解明!!
2022年8月12日
皆さんこんにちは。世田谷区にある三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科です。
「矯正」といってもさまざまな方法があります。最近ではこれまでの矯正装置と異なり、「目立ちにくい」ものがたくさん世に出てきています。透明色のマウスピースを使った矯正、歯の裏側に装置を設置する裏側矯正、その他最新の表側矯正などが存在しています。
今回は以下4つの方法をそれぞれ詳しくご紹介していきます。
気になる矯正方法がある方はぜひ最後まで読んでみてください!
■透明なマウスピース型矯正
まずは、目立たない矯正装置を求める方へ!
前述したとおり、「目立たない」矯正方法がたくさん登場しています。
当院では、インビザラインと呼ばれる、透明なマウスピース型の矯正歯科装置を用いています。
マウスピース型の歯科矯正といえば、「インビザライン」。
特徴は大きく分けて3つあります。
- 通院回数をかなり少なくできる
- 目立ちにくい
- 治療可能部分が大きい
○通院回数をかなり少なくできる
インビザラインではない方法であれば、およそ2~3週間の頻度で通院をして、毎回歯型を採って、マウスピースの製作を行う必要がありますので、大変ですよね。
しかし、インビザラインでは、基本的に1回歯型を採って、3次元画像化技術とCAD/CAM技術により、それぞれのステージのマウスピースをまとめて製作します。そのため通院回数を大幅に減らすことができます。
○目立ちにくい
マウスピース型矯正歯科装置は、装置の取り外しが可能で、目立ちにくいのが特徴です。しかし、歯の移動が大きい(抜歯など)場合などはマウスピース型矯正歯科装置単独では難しい場合も・・・。そのような時は一定期間、ブラケットによる矯正を併用することもあります。
取り外し可能ですので、食べたい物がなんでも食べられ、食後の歯磨きや装置の洗浄も簡単に行うことができるというのが嬉しいポイントです。
しかし反対に装置をつける時間が短く、つけない期間があった場合は、治療期間が長期に及びやすくなるデメリットもあります。決められた時間、しっかり装着することが大切です。
○治療範囲が広い
インビザラインは、部分矯正と全体矯正の両方に対応しており、多くの症例に対応している点も強みです。
これまでのマウスピースによる矯正は治療エリアが小さいことがデメリットでした。しかしインビザラインは、ほぼすべての症例の治療が可能です。対応できる症例の代表的なものは、以下です。
- 出っ歯
- 隙っ歯
- 叢生
- 受け口
- 開口(前歯が噛めない)
- 顎のずれ
- 抜歯を伴う治療 など
上記の症例の中でも、歯並びの状態や歯科医師の判断によってはインビザラインが利用できないこともあります。つまり、インビザラインはどのような歯並びにも100%対応しているわけではありません。しかし治療範囲が広い治療法であることに間違いはありません。従来のマウスピース矯正では治療が難しかった方でも、インビザラインによって綺麗な歯並びを手に入れられる可能性があります。
■目立たない表側矯正
半透明色のブラケットを活用した矯正手法は、通常は金属であった箇所を目立ちにくくしたものとなります。
審美ブラケットは、透明や白色など、歯に近いカラーをしており見た目を重視した矯正装置です。
明るいところや暗いところでも歯の色と同化し、目立たないようにできています。ブラケットの他にも矯正装置として使用する接着剤やワイヤーも見えにくい素材が使われています。また、汚れや変色が少ないことも、矯正装置を装着していることに気づかれにくい要因です。
後述する裏側矯正と「従来法と比べ目立ちにくい」ことは同じですが、審美ブラケットというのは「歯の表側」に設置しますから、裏側矯正よりも少々目立ちやすいです。

従来の金属ブラケット

半透明ブラケット
■裏側矯正
皆さんが想像される矯正は、「歯の表面側」に設置するものだと思います。
しかし、裏側の矯正は、歯の裏側に矯正装置を設置しますから、他の人に気づかれにくいです。
■部分矯正
すべての歯を矯正せず、前歯だけなど、一部分だけを矯正するというのが部分矯正です。
部分矯正は適応症例が限定されます。ということは、すべてのケースには適応不可ということです。
しかし、適応症例であれば、すべての歯を矯正するよりも「低価格」「短い期間」で治療ができます。
具体的には下記のようなメリットがあります。
○「低コスト」で治療が可能
用いる装置、治療期間などが本格的な矯正方法とは違うので、部分矯正ではお求めやすい価格で治療が可能になります。
○「目立ちにくい」装置を利用できます
矯正治療は昔は「金属が丸わかり」というのが多くの方が持つ印象でした。
しかし、最近では「目立ちにくい」矯正方法も開発され、人気を得ています。前述したインビザラインや半透明ブラケット等です。
また、先ほど紹介した裏側矯正も行えます。歯の裏側に設置しますので、矯正治療を行っていることに気づかれにくくなります。
○気になるところをピンポイントで治療可能
前歯2本だけ、すきっ歯のところのみなど、患者様の要望にこたえることができます。
○「短期間」で治療が可能
あくまで「部分的」に歯を動かすため、治療に必要な期間も短くなるでしょう。
本格的な矯正だと数年…というのが一般的ですが、部分矯正であれば治療期間はほとんどの場合、数ヶ月ほどで終了します。そのため、間近に重要なイベント(結婚式や就職面接など)を控えている方に最適です。
■まとめ
いかがでしたでしょうか。
お伝えした通り、「矯正」と一言でいってもその方法はさまざまです。ですので、患者様一人一人にあった方法で治療することが大切です。
当院では「矯正相談」を無料で行っております!また、「検査診断」に関しても無料で実施しているため、安心していただけます。
実際に治療を開始するまで、費用は頂かない仕組みです。
相談をしてしまうと治療を勧められて断りにくい……。
このようなお悩みをよく聞きますが、当院では治療を必要以上に推奨することはありません。
矯正治療は通常の治療と比較して費用が高額なうえ、治療に要する期間も必然的に長期化します。また、歯並びに関してコンプレックスがある患者様にとって、「どの医院で治療を行うか」という選択は非常に重要なものとなります。そのためたくさん悩んで、患者様が「この歯科、この先生にお願いしたい」と思ったタイミングが治療を開始すべき時なのです。
矯正について気になることや不安なことがある方は、ぜひ一度お気軽に相談にいらしてくださいね。