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三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科を運営する医療法人D.D.Orthoが監修しています。

スポーツや楽器を吹いても大丈夫?矯正治療中の趣味の活動について

2022年8月26日

こんにちは。世田谷区にある三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科です。

 

歯の矯正をお考えの皆さんの中には、スポーツや吹いて鳴らす種類の楽器演奏といった趣味をお持ちの方も多い事でしょう。「矯正中にスポーツをすると、悪影響にならないかしら?」、「矯正している口を使って演奏しても大丈夫?」と、矯正中の活動が気になる方もいるかもしれませんね

そこで今回は、歯の矯正治療中の趣味の活動について、ご紹介していきます。
ぜひ参考になさってください。

目次

■歯の矯正中にスポーツをしても大丈夫?
■スポーツ用マウスガードとの違い
■マウスピース型矯正装置の場合は補給する飲み物に注意
■スポーツと歯並びの関係
■スキューバダイビングと矯正
■ジム通いと矯正
■矯正治療と楽器演奏
■まとめ

■歯の矯正中にスポーツをしても大丈夫?


早速「矯正していてもスポーツして大丈夫か?」という疑問についてお答えすると、結論としては「スポーツの種類と、歯についている矯正装置の種類による」ということになります。

まずスポーツの種類についてですが、一般的なスポーツであれば、矯正治療中もこれまで通り楽しんでいただいて、問題ありません。ただし、アメフトやラグビー、ボクシングなど体同士が激しくぶつかり合うようなスポーツや、サッカー・バレーボール・バスケットボールなどボールが顔に当たる可能性のあるスポーツ場合は注意が必要になります。ここで、矯正装置の種類が関係してきます。

付けている矯正装置がワイヤーで矯正するタイプの場合、口への衝撃により矯正装置が外れ、口の中が傷ついてしまう可能性があるのです。そのようなケガを防止するために、矯正装置に合わせたマウスガードを作成する事も可能です。気になる方は、一度歯科医院にご相談ください。

一方、マウスピース型の矯正装置であれば、ワイヤータイプに比べて口の中を傷つけるリスクは少ないです。ただし、口元に衝撃が加わった場合、マウスピースが破損する可能性があります。心配な方は、取り外したうえでプレーされることをお勧めします。

 

スポーツと矯正装置の種類の関係によっては注意が必要

スポーツと矯正装置の種類の関係によっては注意が必要

 

■スポーツ用マウスガードとの違い


スポーツでマウスピースと聞くと、ボクシングなどで使われるマウスピースを思い出す方もいるでしょう。矯正用のマウスピースにもスポーツをする際のプラス効果を期待されるかもしれませんが、残念ながらその効果は期待できません。

「スポーツマウスガード」とも呼ばれるスポーツ用のマウスピースは、衝撃から歯や口を守ったり、瞬発力を発揮する際に噛みしめたりすることが目的です。そのため比較的厚めで、丈夫に出来ています。

一方、矯正用のマウスピースは薄いプラスチックでできているため、衝撃や強い噛みしめに耐えきれず、変形・ひび割れ・破損等のトラブルが生じる可能性があります。矯正用マウスピースを装着しながらスポーツすること自体は問題ありませんが、スポーツマウスガードの代用とはならない事をご承知おきください。

 

■マウスピース型矯正装置の場合は補給する飲み物に注意


マウスピース型の矯正装置を付けてスポーツする際に、もう1点注意していただきたいことがあります。それは、水分補給のための飲み物についてです。

体を動かす際にはスポーツ飲料を飲むという方も多いかと思います。ただ、スポーツドリンクには糖分や酸が含まれているため、マウスピースを装着したまま飲むと虫歯のリスクを高めることになってしまいます。

マウスピースを装着ながら飲む場合は、極力水を飲むようにしてください。もし、それ以外のものを飲みたい場合にはマウスピースを外して飲むようにし、運動後は歯磨きをしっかりと行うようにしましょう。

 

■スポーツと歯並びの関係


スポーツと歯並びには、実は大きな関係性があります。

スポーツにおいては瞬発力、反発力などが勝敗を左右します。その際、重要になるのが歯の噛み合わせです。噛み合わせがズレていると、力を発揮するために食いしばることができません。このため一瞬の力を十分に発揮できず、パフォーマンスに悪影響が出てしまう恐れもあるのです。

さらなるパフォーマンスアップを目指したい方は、一度自分の歯並びも見直してみてください。

 

■スキューバダイビングと矯正


皆さんの中には、スキューバダイビングをされる方もいらっしゃるでしょう。ダイビングをする際には、レギュレータとつながるマウスピースを噛む必要がありますから、気になるかと思います。

ダイビングに関しても、口がしっかりと開け、レギュレータのマウスピースを噛むことができれば、矯正治療中に行って問題ありません。ただし、レギュレータのマウスピースがきちんと噛めるか、噛んだ際に痛みがないか、などについては十分気をつけてください。レギュレータのマウスピースには様々な種類がありますので、できるだけ無理なく口に入れることができ、口元を正しく引き締められるものを選びましょう。

また、マウスピース型の矯正装置を付けていて、レギュレータを強く噛みがちな方は、それにより矯正装置を破損するおそれもあります。矯正治療中に初めてダイビングをする際には、レギュレータのマウスピースの噛み心地や矯正装置への負荷などを確認し、不安があれば、インストラクターやダイビングショップ等へ相談されることをおすすめします。

そこまで聞くと、「マウスピースを外しての潜水」をお考えになるかもしれません。しかし、治療をスムーズに進めるためには 1 日 22 時間以上の装着が必要とされています。食事中などその他の取り外し時間を考えると、レジャーやトレーニングの際には矯正装置は装着していることが理想です。

 

■ジム通いと矯正


ご自身の健康や体づくりのためのジム通いや日々のトレーニングと、矯正治療への関係はどうでしょうか。

こちらも、基本的には従来通り行っていただいて問題ありません。ただし、ウェイトトレーニングなど歯を食いしばって行っている場合、マウスピース型の矯正装置だと破損する恐れがあります。また、そもそも歯を食いしばること自体、矯正治療にとってあまり良い事ではありません。気になる方は担当医にご相談ください。

 

■矯正治療と楽器演奏


楽器の中でもトランペットやサックスといった吹奏楽器は、その名の通り口から息を吹いて音を奏でます。

矯正装置を付けながらでも、吹奏楽器の演奏は可能です。ただし、演奏などへの影響はでます。

まずトランペットやホルンといった金管楽器の場合、楽器の息を吹き込む部分(マウスピース)を唇に押し当てて演奏します。そのためワイヤータイプの矯正の場合、ブラケットの上にダイレクトに口内の粘膜があたる上、口の外側から楽器のマウスピースで押し付けてしまうことになるため、痛みを感じてしまうことがあります。

一方、クラリネットやサックス、オーボエといった木管楽器の場合は、下唇が歯と楽器の間に挟まれ、ブラケットに強く押し当てられることで痛みが生じることがあります。

演奏により口腔内に痛みを感じる場合は、ブラケットを一時的にカバーする製品を付けたり、マウスピース型の矯正装置による治療に切り替えたりするといった対処法があります。

ただ、いずれにしても、口の中の状況が前とは異なる上、その状況も少しずつ変化していくため、それには練習等で対応していただく必要があります。そのため、治療計画については、大きな大会や発表会といったイベントスケジュールも考慮する必要があります。気になる方は、一度歯科医院にご相談ください。

 

■まとめ


今回は矯正治療中の趣味の活動についてお伝えしました。いくつかの注意点を考慮していただければ、矯正治療中であっても従来通り趣味を楽しんでいただけます。また、矯正治療によって歯並びを整えることは、スポーツや吹奏楽器の演奏にとってもいい影響をもたらします。

「趣味を楽しみながら矯正治療もしたい!」とお考えの方は、ぜひ一度当院までお気軽にご相談ください。

 

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