三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科を運営する医療法人D.D.Orthoが監修しています。
出っ歯の矯正,裏側、プレオルソ,インビザなどの種類の特徴
2018年1月27日
こんにちは、三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科(世田谷区三軒茶屋)の院長 内澤です。
本日は出っ歯の分類、使用する矯正装置の一例、出っ歯の改善にによるメリットについてまとめます。
裏側矯正(舌側矯正)とは? 特徴 メリットについて
裏側矯正(舌側矯正)は、歯の裏側に小型のメタルブラケットやワイヤーを装着し、後ろから力を加えて歯を動かす矯正方法です。装置が裏側にあるため目立ちにくく、見た目を気にせずに治療を進められます。さらに、口元の突出感や違和感も比較的少ないのが特徴です。ただし、食事の際には食べ物が詰まりやすくなることがありますが、装置が表から見えることはありません。
この治療法は「舌側矯正」や「リンガルブラケット矯正」とも呼ばれています。
歯列矯正と聞くと、多くの方が歯の表側に装置を装着する「表側矯正」を思い浮かべるかもしれません。表側矯正は長い歴史を持ち、数百年にわたり広く行われてきました。一方、裏側矯正(舌側矯正)は1980年代に登場し、日本やアメリカを中心に広まり、日本では一般的な歯科矯正方法のひとつとなっています。
近年ではアジアやヨーロッパでも普及が進み、症例数も増加傾向にあります。しかし、裏側矯正は装置の装着や治療に高い技術が求められるため、表側矯正やマウスピース矯正に比べて対応できる歯科医院は限られています。
当院では、裏側矯正による治療が可能です。
裏側矯正はどんな人におすすめ?
・歯科矯正していることを周囲に知られたくない方
裏側矯正(舌側矯正)は、装置が歯の裏側にあるため、ほとんど見えません。そのため、結婚式や写真撮影の際に目立たない歯科矯正治療を希望する方に特におすすめです。
・スポーツをしている方
バスケットボールや柔道など、接触が多いスポーツでは、表側矯正の場合、装置が唇や頬に当たって傷ができることがあります。裏側矯正なら、このリスクを抑えられます。
・接客業・サービス業に従事している方
仕事柄、見た目に気を使う必要がある方にも適しています。外から歯科矯正装置が見えないため、安心して治療を続けられます。
・矯正装置の管理が難しい方
マウスピース矯正のように装置の着脱を自己管理するのが難しい方や、できるだけ手間をかけたくない方にも向いています。裏側矯正は治療完了まで装置を装着し続けるため、つけ外しの手間がありません。
・できるだけ早く治療を終えたい方
以前は、裏側矯正は表側矯正より治療期間が長くなると言われていました。しかし、現在では装置や治療技術の進化により、治療期間の差はほとんどなくなっています。症例によりますが、多くの場合、表側矯正と同じくらいの期間で治療を終えることができます。
インビザラインとは?
インビザラインの特徴
インビザラインは、専用の3Dスキャナー「iTero」を使用してお口の中の歯並びを解析し、理想の歯列へと導く歯科矯正治療です。現在の歯並びを基に、少しずつ理想の歯並びに近づけるマウスピースを段階的に作成し、約1~2週間ごとに新しいものへ交換しながら治療を進めていきます。
各マウスピースは、現状の歯並びよりもわずかに理想の位置へと進んだ形になっており、そのわずかなズレによって歯に力がかかり、徐々に動いていく仕組みです。歯科矯正効果を最大限に発揮するためには、1日20~22時間以上の装着が必要です。食事や歯磨き以外の時間は装着し続けることで、持続的に力をかけ、効率よく歯を移動させることが重要になります。
インビザラインのメリット
取り外しができるため、食事のストレスが少ない
ワイヤー矯正と異なり、食事の際に歯科矯正装置を取り外せるため、普段通りの食事を楽しめます。
ワイヤー矯正に比べて痛みが少ない
ワイヤーを締め付けるような痛みがなく、比較的快適に歯科矯正を進められます。
透明なマウスピースで目立ちにくい
装置が透明なので、歯科矯正していることを周囲に気づかれにくく、気にせず笑うことができます。
治療の進行や最終的な歯並びを確認できる
コンピューターによるシミュレーションで、現在の歯並びや治療完了後のイメージを事前に確認できるため、安心して治療を進められます。
インビザラインのデメリット
自己管理が必要
取り外しができる分、決められた装着時間を守る意識が求められます。また、マウスピースの清潔を保つためのケアも重要です。
適応できない症例がある
歯並びの状態によっては、インビザラインでは対応できないケースもあります。その場合、別の歯科矯正方法を検討する必要があります。
装着時間を守らないと治療期間が延びる
決められた装着時間を守らないと、計画通りに歯が動かず、治療期間が長引く可能性があります。
「プレオルソ」とは
「プレオルソ」とは、
マウスピース型矯正装置のひとつで、口腔周囲機能訓練(今後、ブログにて改めてご説明します。)も同時に行う装置となります。
特徴
装置の特徴としては
1.使用時間が、就寝時と、就寝前の1時間であること。つまり、使用時間が他の装置に比べ少なくすることができる。
2.プレオルソを入れることで、舌、唇さらには頬の筋力が正しく使用され、歯並びをよくする働きが歯に加わる。この「プレオルソ」は、積極的に歯を動かすという力を歯に加えるよりは、お口のまわりの筋肉の機能を改善することで、歯を自然な位置に並べさせる装置となります。そのため、効果が出るのに時間がかかる場合があります。
3.取り外しのできる装置なので、虫歯のリスクが取り外しの出来な装置に比べ、軽減することができる
注意事項
しかし注意事項としては、すべての方が使用して効果が出るというわけではなく、ちゃんと適応の噛み合わせかどうかの判断が必要であるということ。また装置を使用開始するタイミングも考慮しないと効果が出づらいということがあります。
また、装置がおおきいため、装置を入れてお口で呼吸することがしづらくなるために、慢性的に鼻が詰まっている場合には、装置が使用できなくなります。
この装置の場合、積極的に歯を動かすという力を歯に加えているわけではないため、歯がゆっくり動きます。そのためちゃんと効果が出ているかを定期的な検査で、検証する必要があります。
当院では半年から1年程度で検査を行い、使用時間と、効果があっているかの確認を行っております。
もし効果が小さければ、他の装置に変更等を検討します。効果が出てればもちろん使用を継続します。
出っ歯の分類(骨、歯、その他について)
出っ歯にも色々な種類があります。
基本的には、歯は骨の中に埋まっていますので、骨の位置が前に出れば歯も前に出ます。
⒈骨が原因の場合
a)下顎の骨は前後的な位置関係が標準的でも、上顎の骨が前方に出ている状態
b)上顎の骨は前後的な位置関係が標準的でも、下顎の骨が後方に下がっている
状態
c)上顎の骨が前方に出ていて、さらに下顎の骨が後方に下がっている状態
つまり、相対的に上顎が下顎よりも前方に位置する状態を骨格性上顎前突、一般的に出っ歯といわれます。
2.歯に原因がある場合
歯は骨の中に埋まっていますが、骨の中で歯の前後的な位置が異なるとかみ合わせも変わってきます。たとえば、骨の前後的位置に問題がなくても、もし、上顎の歯が相対的に下顎の歯よりも前方にあると上顎前突、一般的に出っ歯ともいわれます。
3.その他
出っ歯には、上下前歯の前後的位置関係だけではなく、前歯の傾斜が強い場合にも出っ歯とも言われています。
治療に使用する矯正装置について
出っ歯の改善には、子供の歯と大人の歯が混在する時期(混合歯列期)
と、全ての歯が大人の歯に生え変わった状態(永久歯列期)で治療法が異なります。
混合歯列期
出っ歯の改善方法としては、この時期は身長が伸びる時期なため、成長も含めて検討します。
この時期の治療方法としては、ヘットギアというものがあります。
ヘットギアは取り外しのできる歯科矯正装置を在宅時に使用します。
原理としては、上顎の歯に後方への歯科矯正力を加え、出っ歯の改善を行います。
また他の装置として、マウスピース型矯正装置(プレオルソ)があります。
この装置は、装置の使用により下顎の前方への成長を期待し、下顎の位置を前方でかむようにして、出っ歯の改善を行います。
この時期は、かみ合わせの治療を重視します。
永久歯列期
この時期に使用する装置としては、目立たない矯正装置である、マウスピース型矯正装置(インビザライン )や裏側矯正、一般的な表向きの矯正装置があります。
出っ歯の改善方法としては、上顎の歯に後方への矯正力を加えるか、抜歯によって、出っ歯の改善を行います。
抜歯するかどうかは、どれだけ前歯の位置の改善をするのか、また、歯の凸凹があるのかで検討します。
この時期は、かみ合わせと歯並びの治療を重視します。
出っ歯の改善により…
唇の前後的な位置は、前歯の位置で決定されます。例えば、歯が前方にあれば、唇も前方に出ますし、反対に歯が後方にあれば、唇も後方に下がります。
出っ歯でも上顎の歯が前方に突出した出っ歯の場合、出っ歯の改善により上唇が後退するため、横顔のみえ方も改善されます。

出っ歯の治療前

出っ歯の治療前

出っ歯の治療後

出っ歯の治療後
症例2
出っ歯とすきっ歯と裏側矯正治療
出っ歯とすきっ歯の問題点
出っ歯(上顎前突)やすきっ歯(歯列に隙間がある状態)は、見た目の問題だけでなく、発音や噛み合わせに影響を及ぼすことがあります。これらの問題は、放置するとさらに悪化する可能性があるため、適切な歯科矯正治療が必要です。
出っ歯(でっぱ)は、歯並びや噛み合わせの問題の一つで、上の前歯が下の前歯よりも前方に突出している状態を指します。医学的には「上顎前突(じょうがくぜんとつ)」とも呼ばれます。この状態は、見た目の問題だけでなく、噛む機能や発音、口の健康に影響を及ぼす場合があります。
出っ歯の歯科矯正治療の費用について
東京都世田谷の三件茶屋にある当院の費用は一般的な費用よりも抑えて設定しておりますが、仕上がりにこだわった治療を提供しております。
インビザラインの治療費は定額制となっています。 費用についてご覧ください。
https://www.sangenjaya-ortho.com/price/(費用について)
費用についてご不明な点等がありましたらご連絡ください。
当院での裏側矯正費用の値段は「上限」を提示しています。
治療前に裏側矯正費用の「下限費用」と「上限費用」の値段を提示します。
予定通り進めば歯科矯正の治療費用を安くできます、治療期間が延びてしまっても、上限以上の値段の治療費用はかかりません。
ハーフリンガル矯正の治療費用は95万円から開始し、6から8週 経過すると定期的な来院をしていただき、ハーフリンガル矯正の処置料として費用8,800円かかります
裏側矯正の治療費用の値段は105万円から開始し、6から8週 経過すると定期的な来院をしていただき、ハーフリンガル矯正の処置料として費用8,800円かかります
処置料の値段の合計費用には上限があるため、ハーフリンガル矯正の上限費用以上の治療費用はかかりません。
まとめ
出っ歯の改善方法は、治療開始時期によって治療方法が大きく変わります。
また、お口の状態が一緒の方はいないため、一人一人治療方法が異なります。
一度、出っ歯のことで心配なことがあれば、ご相談ください。
三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科での矯正治療のご予約・お問い合わせ
歯科矯正治療を検討されている際は、ぜひ当院にご相談ください。初めての方でも安心して治療を受けていただけるよう、丁寧な説明と親身な対応を心がけています。お問い合わせやご予約は、当院のホームページ(三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科)からお気軽にどうぞ。
歯科矯正治療を通じて、トラブル、失敗を避け後悔しない美しい笑顔と健康な歯を手に入れるために、私たちと一緒に一歩を踏み出しましょう。お待ちしております。
歯科矯正治療の選択肢にはそれぞれの特徴があり、大人も子供も患者様のニーズに応じた最適な方法を選ぶことが重要です。インビザラインやワイヤー矯正(裏側矯正表側矯正)の違い、デメリットとメリットを理解することで、より納得のいく治療を受けることができます。当院では、患者様のライフスタイルや歯並びの状態から、希望する治療結果に合わせた最適な治療方法をご提案いたしますので、ぜひご相談ください。多くの芸能人、YouTuberなどの目立たない歯科矯正を希望される方々も当院に来院いただいております。利用できる歯科矯正装置も目立たないマウスピース型矯正装置、ワイヤー矯正装置、部分矯正、こどもの矯正(小児矯正)も可能です。症例も八重歯、出っ歯、受け口、すきっ歯など様々な症例も対応します。治療後は保定装置で綺麗な歯並びを最小限の変化で維持します。
歯並びのことで質問やお悩みや不安などがある場合には、是非当院まで気軽に無料カウンセリングのご予約ください
当院では裏側矯正(リンガル)でも高い質の医療を常に提供しております。
当院は三軒茶屋駅から徒歩2分に位置しアクセスも良好です。土曜日、日曜日も診療し、お仕事帰りの方でも通える時間の夜20:30まで診療しています。
診療日は
月 水 木 金 土 日 の上
休診 休診日 は
火と祝日
虫歯やセラミックなどの被せ物は
一般歯科での診療をお勧めしてます。
親知らずの抜歯は口腔外科をお勧めしております。
住所、アクセスについて
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住所: 東京都世田谷区三軒茶屋1-32-14 園田ビル地下1階
医院の電話 番号 電話予約: 03-6805-5765
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