三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科を運営する医療法人D.D.Orthoが監修しています。
マウスピース型矯正装置
2018年1月26日
こんにちは、三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科(東京都世田谷区)院長の内澤です。
マウスピース型矯正装置には種類があります。
マウスピース型矯正装置の原理
マウスピース型矯正装置は、動かしたい歯に、動かしたい位置に動くように矯正力が加わるような加工されているため、マウスピースをはめることで歯は動きます。
一枚のマウスピースで歯を動かすことのできる量には限界があるために、マウスピース型矯正装置を使用した矯正治療では、必要なステップのマウスピースの交換が必要となります。
国内で使用されているマウスピースには、invisalignやAsoAligner®、StarAlign®、
など色々な種類があります。
もちろん、それぞれの適応も違いますし、治療方法も違います
今回は、インビザラインと、アソアライナーについて比較します。
装置の作成方法
インビザラインは、治療前の状態から、治療後までの歯の動きをデジタル画像にてシミュレーションを行い、それぞれのステップステップのマウスピースを全て作成します。あとは、出来上がったマウスピースを順番に装着します。
アソアライナーの場合は、インビザラインとは違い全てのステップの装置を一度に作ることはしません。
アソアライナーの場合は、次のステップに移行するときに、毎度型取りを行い、新たなマウスピースを使用して治療を行います。
メリットとデメリット
インビザラインは、一度に全ての装置を作る装置ですが、アソアライナーはその都度マウスピースを作ることとなります。
そのため、装置の誤差は、アソアライナーが小さいのですが、毎回の型取り作業が必要となるため、患者様の負担は大きくなります。
来院間隔はインビザラインの方が長くなります。
適応症は
インビザラインの適応は、でこぼこから、出っ歯まで、奥歯までの全学的な矯正ができます。
アソアライナーの適応症は、「前歯のみのでこぼこ」「後戻りの治療」「歯と歯の間のスペースの閉鎖」などの前歯の部分矯正です。
費用
費用に関しては、アソアライナーと比較した場合インビザラインは高額となります。
まとめ
矯正装置は、お口にあった装置を適切に使用すると最大の効果が発揮されます。
マウスピース型矯正治療で何かあれば、一度ご相談ください。