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インビザラインをしていても煙草は吸える?喫煙者が注意したい点はある?

2023年4月7日

こんにちは。世田谷区にある三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科です。

 

喫煙は矯正や歯の健康に影響を及ぼす可能性があります。

インビザラインの治療中でも喫煙はできますが、できるだけ控えるか、禁煙することをお勧めします。

目次

■インビザライン矯正中にタバコは吸えるの?
■電子タバコや加熱式のタバコなら大丈夫?
■マウスピースを外して吸った場合のインビザライン矯正への影響
■喫煙者がインビザライン矯正をする際に注意したい点
■まとめ

■インビザライン矯正中にタバコは吸えるの?


まずインビザライン中の喫煙ですが、基本的には可能です。禁煙が必須ではないため、タバコを吸う方も治療を受けられます。喫煙していることを理由に治療を断られるケースはまずありません。禁煙をアドバイスされる場合はあると思いますが、強制されることはないため安心しましょう。 

 

ただし、インビザライン治療中は喫煙方法に気を付けなくてはいけません。特にアライナーを装着したままタバコを吸わないようにしましょう。喫煙する時には、必ずアライナーを取り外すことが重要です。喫煙のたびに外すのは面倒かもしれませんが、装着した状態での喫煙は避ける必要があります。 

○アライナーが変色してしまう

もしアライナーを装着したまま喫煙した場合、アライナーがヤニやタールの影響で変色してしまいます。タバコのヤニなどは、歯を黄色く変色させる働きがあります。そのためアライナーが変色し、茶色くなってしまうことに注意しましょう。 

もちろんアライナーを装着した状態で吸うことも可能です。タバコの煙でアライナーが溶ける心配はありません。しかし、ヤニが付着してしまいますので、装着したまま喫煙することは避けましょう。 

 

また、ヤニやタールがアライナーを劣化させてしまう可能性もあります。劣化したアライナーが破損した場合、新しいものに交換しなくてはいけません。追加料金も生じるため、出費がかさんでしまうおそれもあります。無駄な出費を増やさないためにも、喫煙時はアライナーを取り外す癖を付けておきましょう。 

 

○タバコ自体の影響もある

インビザラインで矯正治療中の方は、タバコ自体の影響にも注意が必要です。タバコは血管を収縮させたり、口腔内の環境を悪化させたりと、さまざまな悪影響を及ぼします。場合によっては、インビザライン治療にも影響する可能性があります。 

 

ニコチンは依存度が高いため、急にタバコをやめることは大変です。ただ、治療への影響を少しでも抑えたいなら、意識して本数を減らすか、徐々に禁煙することをおすすめします。 

 

アライナーを装着した状態での喫煙は避ける

アライナーを装着した状態での喫煙は避ける

 

■電子タバコや加熱式のタバコなら大丈夫?


現在は紙巻タバコだけでなく、電子タバコや加熱式タバコなども流通しています。日本で市販されている一般的な電子タバコは、ニコチンを含んでいません。加熱式タバコはニコチンを含んでおり、紙巻タバコと同じものと考える必要があります。 

 

アライナーを装着した状態を前提にすると、電子タバコは吸っても影響は受けにくいといえます。電子タバコはリキッドを気化させた蒸気を吸うため、ニコチンなどの有害物質は含まれていません。ヤニの影響でアライナーが変色・劣化する心配はないといえます。 

 

ただし、電子タバコの健康に関する研究は少なく、長期的な影響についてはデータが不足しています。インビザラインの治療に影響がない、とは言い切れないため、不安がある方はアライナーを外して楽しみましょう。 

 

加熱式タバコはニコチンが含まれるものの、紙巻タバコよりタールは少なめです。紙巻タバコよりもアライナーの変色を抑えられますが、影響を受けないわけではありません。喫煙頻度によっては、茶色くなってしまう可能性があります。 

 

加熱式タバコによる変色を抑えたい方は、喫煙する際にアライナーを取り外しましょう。煙が出ない分タールが少ないとはいえど、徐々に沈着するおそれがあります。いずれにせよ、加熱式タバコも紙巻タバコと同じように考え、喫煙時はアライナーを取り外す習慣を付けましょう。 

 

電子タバコ: 不安ならアライナーを外す / 加熱式タバコ: NG

電子タバコ: 不安ならアライナーを外す / 加熱式タバコ: NG

 

■マウスピースを外して吸った場合のインビザライン矯正への影響


一方、アライナーを外してタバコを吸った場合でも、インビザライン治療に影響する可能性があります。すぐに影響が出るとは限りませんが、長い目で見ると軽視はできません。 

 

特に懸念すべきは歯の動きへの影響です。タバコを吸うとニコチンの血中濃度が高まり、血管が収縮してしまいます。すると歯茎に送られる血流量が減ってしまい、歯を移動させるために欠かせない栄養素が不足する可能性があります。結果として歯の移動が阻害され、治療期間が伸びてしまうかもしれないのです。 

 

また、ヤニが歯に付着することで、虫歯になるリスクが高まります。ニコチンによって血の巡りが悪くなると、唾液の分泌量が低下します。唾液は口腔内の環境を保つ役割を担っていますが、分泌が減ると口腔内の環境が悪化し、虫歯菌が増える可能性があります。また、歯の再石灰化の働きも弱まるため、虫歯ができやすくなります。 

 

歯周病になるおそれもあります。ニコチンの影響で血管が収縮すると、歯茎の出血や腫れに気が付きにくくなります。さらに唾液の分泌量が減って口腔内の環境が悪くなり、免疫力も低下します。その結果、歯茎など組織の再生力が弱まり、歯周病の危険が高まります。 

 

喫煙は歯の動きに影響するだけでなく、虫歯や歯周病になるリスクまで高めてしまいます。ただ、アライナーを装着した状態で喫しても、影響はほとんど変わりません。安心してインビザライン治療を受けたい方は、喫煙自体の見直しが必要です。担当の歯科医と相談してみましょう。 

 

■喫煙者がインビザライン矯正をする際に注意したい点


インビザラインの治療中は、禁煙または減煙が望ましいといえます。しかし、喫煙しながら治療を受けたい方は、以下の点に注意しましょう。  

○喫煙のたびにアライナーの取り外しが必須

先に触れましたが、インビザライン治療中は喫煙のたびにアライナーを取り外す必要があります。アライナーを装着したままでも喫煙できますが、ヤニによって汚れたり、劣化したりする可能性は否定できません。喫煙頻度が多い方は面倒に感じるかもしれませんが、必ず外すことをおすすめします。 

電子タバコを嗜む際も、可能なら取り外しておきましょう。リキッドに含まれる成分がアライナーに影響する可能性があります。 

 

○虫歯になったら治療が必要

もしインビザラインの治療中に虫歯ができた場合、大きさによっては治療が必要になります。小さな虫歯なら問題ありませんが、大きな虫歯は詰め物・被せ物の影響でアライナーが装着できなくなるためです。 

虫歯を放置した場合、再度マウスピースの型取りが必要になるケースもあります。追加料金がかかるだけでなく、治療期間も長期化してしまいます。そうした事態を防ぐためにも、喫煙で虫歯ができたら速やかに治療しましょう。 

 

○治療計画に影響が及ぶ可能性も

タバコの影響で歯の動きが遅くなると、治療計画に影響してしまうおそれがあります。結果的に治療期間が伸びてしまい、当初予定していた時期にインビザライン治療が終わらないかもしれません。 

治療期間が伸びてしまうと、歯科に通院する回数も増えてしまいます。歯の状態によっては、リファインメントと呼ばれるマウスピースで微調整が必要になります。最終的に当初の予定から数ヶ月・1年ほど期間が伸びてしまう可能性があります。 

 

インビザラインの治療中は禁煙または減煙が望ましい

インビザラインの治療中は禁煙または減煙が望ましい

 

■まとめ


今回は、インビザラインをしている際にタバコを吸っても大丈夫なのかについて紹介しました。喫煙していない方にとっては関係ありませんが、喫煙者の方にとってはかなり大きな問題ですからね。どのようなタバコを吸っているのかにもよりますが、基本的には取り外した状態で喫煙するようにしましょう。 

 

何か気になることなどがありましたら、お気軽にお問い合わせください。 

 

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インビザラインで治療を中断した場合どうなる?~病気のとき・引っ越しするときはどうすればいい?~

2023年3月31日

こんにちは。世田谷区にある三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科です。

 

近年人気のインビザライン矯正ですが、マウスピース型の治療装置は、治療が終わるまで根気強く装着する必要があります。

中断することなく、最後まで治療をやりきって、理想の歯並びを手に入れましょう。

目次

■インビザラインはどんな矯正なの?
■インビザラインの矯正治療を中断してもいいの?
■インビザラインで治療を中断したらどうなるの?
■インビザライン治療の中断で気を付けるべきこと・知っておくべきこと
■まとめ

■インビザラインはどんな矯正なの?


インビザラインは、取り外しできるマウスピース型の装置(アライナー)を用いる矯正治療の方法です。マウスピースはポリウレタン製で非常に薄く、透明で目立たない点が従来の矯正装置と異なります。
特に接客やサービス業に従事している方や、人と会う機会が多い方に適しています。また、ワイヤーが苦手な方にも向いているでしょう。 

 

金属を用いる一般的なワイヤー矯正は、装置が目立ってしまう欠点があります。装置は取り外しができませんので、衛生面にも不安が残るほか、ブラッシングが難しかったり、人によっては痛みを感じたりする場合もあります。口腔内の状態によっては歯を削る必要があるため、あまりメリットの多い方法とはいえません。 

 

インビザラインの場合、アライナーは透明で目立たないうえ、いつでも自由に取り外すことが可能です。もちろん毎日装着しなくてはいけませんが、アライナーを取り外して飲食を楽しめます。また、ブラッシングをする際も取り外せるため、隅々までしっかり歯を磨くことが可能です。 

 

そしてインビザラインには金属も含まれません。ワイヤー矯正とは違い、金属アレルギーがある方でも利用できます。
マウスピースは一人ひとりシミュレーションを実施して作成しますので、痛みや違和感も最小限に抑えられます。 

 

インビザラインは取り外しできるマウスピース型装置を用いる

インビザラインは取り外しできるマウスピース型装置を用いる

 

■インビザラインの矯正治療を中断してもいいの?


さまざまなメリットを持つインビザラインですが、基本的に中断することはおすすめできません。ただ、やむを得ない事情がある場合は途中で止めてしまうことも可能です。
ただし、中断の可否は個々のケースによって判断が分かれますので、必ず歯科医師に相談しましょう。自己判断してはいけません。 

 

例えば引っ越しで歯科医院に通えなくなった場合、インビザラインを中断するのも一手です。しかし、現在通院している歯科医院に紹介状を書いてもらえば、引っ越し先の別の歯科医院で治療を受けられます。 

 

ほかには、病気や妊娠・出産でインビザラインを中断せざるを得ないケースもあります。アライナーを装着すると病気の治療に支障が出る、気分が悪くなるなど、矯正治療に影響が及ぶ時は中断が必要と考えられます。インビザラインはいったん中断し、病気の治療や子供の出産に専念することが大切です。 

 

このほか、アライナーを装着するのが面倒、管理の手間がかかるなどの理由から中断するケースも見られます。インビザラインのアライナーは、ほぼ1日装着が必要で、管理も自己責任です。
そのため、途中で面倒になるのは仕方ないかもしれませんが、インビザラインを始めた以上は最後まで治療することが望ましいといえます。 

 

基本的に中断はおすすめできない

基本的に中断はおすすめできない

 

■インビザラインで治療を中断したらどうなるの?


それでもインビザラインを中断した場合、さまざまなリスクを覚悟しなくてはいけません。今までの苦労が無駄になってしまう可能性もありますので、余程でなければ治療を続けることが大切です。どうしてもやむを得ない事情がある場合のみ、治療を中断しましょう。 

○歯並びが戻ってしまう

インビザラインを途中で止めてしまった場合、歯並びが元に戻ってしまう可能性があります。インビザラインは、複数のマウスピースを段階ごとに交換し、最後に保定装置(リテーナー)で歯並びを固定します。しかし、インビザラインを中断すると歯並びが固定されず、元に戻ることが考えられます。 

 

特にインビザライン治療が初期段階だった方は、治療を始める前の段階まで戻ってしまうこともあります。歯並びを矯正するには、再び一から始めなくてはいけません。 

 

○歯並びが余計悪化するリスクも

歯並びが元に戻るだけならまだしも、余計に悪化してしまう可能性も否定できません。特にインビザライン治療が中盤に差し掛かっている場合、歯並びが悪化するリスクは高いといえます。治療の中盤は、歯並びが変わり始めた段階ですので、歯間に隙間ができたり、歯が斜めになってしまったりするおそれがあります。 

 

歯並びが悪化した場合、再矯正するためには余計な費用と手間がかかってしまいます。歯を抜く必要が生じて歯を失う可能性もありますので、半端な状態でインビザラインを中断することはおすすめできません。 

 

○費用が無駄になってしまう

インビザラインを中断した場合、費用が無駄になることにも注意しましょう。決して安い価格ではないので、中断する際にはその必要性などをしっかりと考えてみてください。 

 

○治療終盤ならリテーナーが必要になることも

インビザラインの治療の終盤で止めてしまった時は、歯並びが治療前の状態に戻るリスクは低いといえます。しかし、歯並びの固定が必要な時は、リテーナーを装着することになります。 

 

リテーナーはほぼ1日中装着が必要なうえ、管理の手間はインビザラインのアライナーと変わりません。インビザライン治療を続けるケースと同じですので、終盤で中断することは避けたほうがよいでしょう。 

 

インビザラインの治療の完了段階に来ている方は、最後まで治療を受けることが望ましいといえます。負担を感じているのであれば、中断せずに済む方法はないか、歯科医院で相談してみるのもよいでしょう。 

 

■インビザライン治療の中断で気を付けるべきこと・知っておくべきこと


インビザライン治療を始めた場合、そのまま最後まで続けることが理想です。しかし、やむを得ず中断するのであれば、以下の点に注意しておきましょう。 

○必ず歯科医院で相談すること

インビザラインを中断する場合、治療を受けている歯科医院で相談することが大切です。インビザラインはプランを立てて治療にあたる歯科医院が多いため、相談は必須と考えておきましょう。 

 

自己判断で止めてしまうと、後々大きなトラブルになってしまうおそれがあります。ご自身と歯科医院の間で齟齬も生じますので、勝手に治療を中断してはいけません。歯科医師に中断したい旨と理由を伝えて、今後のケア方法や流れについてしっかり話し合いましょう。 

 

○引っ越しなら紹介状を書いてもらおう

引っ越しでインビザラインを中断せざるを得ない時は、治療を受けている歯科医院に紹介状を書いてもらいましょう。紹介状があれば、引越し後も期間を空けずにインビザラインの治療が再開できます。 

 

ただし、治療にあたる歯科医院が変わるため、治療費が高くなってしまう可能性があります。引っ越し先の歯科医院に相談し、どの程度費用がかかるか見積もりを取っておきましょう。 

 

○矯正治療が最初からになる場合もある

インビザラインを中断したタイミング次第では、矯正治療が最初からになる可能性もあります。個々のケースによって異なりますが、最初から治療が必要な場合、再び時間をかけて歯並びを矯正しなくてはいけません。時間も費用も必要ですので、最初から治療したくない方は、インビザラインを継続できないか歯科医と相談してみましょう。 

 

■まとめ


インビザライン矯正をしている方や検討中の方にとって気になる「中断」に関して説明しました。 

 

やむを得ない事情により中断した方が良い場合もありますが、基本的には最後まで続ける方が良いですね。 

 

当院では矯正治療に関する様々なご相談をしていただける無料矯正相談を設けていますので、是非ともお越しになってください。相談の他に、検査+診断も無料で対応しています。 

 

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インビザラインで費用を抑えるには~医療費控除・当院のお得なインビザラインについても解説~

2023年3月24日

こんにちは。世田谷区にある三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科です。

 

この記事では矯正治療の費用相場と共に、インビザラインで費用を抑えるためのコツやポイントをご紹介します。

 

当院では、カウンセリング・歯並びのシミュレーション・精密検査・診断などをすべて無料で行なっております。

お気軽にお問い合わせください。

目次

■矯正治療の目的とメリット
■矯正治療の種類と費用相場
■インビザラインで費用を抑える方法はある?
■当院のインビザラインはお得!
■まとめ

■矯正治療の目的とメリット


矯正治療の一番の目的は、噛み合わせを改善することです。上下の歯が正しくと噛み合い、正常に機能する位置に歯を移動させることが矯正治療を行う目的として大前提ではありますが、歯列が整い機能性が改善されると、審美的な面でも大きなメリットを得ることができます。 

 

矯正治療をすると、見た目が綺麗になるため、コンプレックスの改善にも繋がります。さらに、歯列が悪い状態だと歯を隅々まで磨けずに汚れが付着したままになってしまいます。そうなると虫歯や歯周病のリスクが高まります。歯列矯正を行うことで、ブラッシングもしやすくなり、セルフケアもより丁寧に行うことができるようになり、お口の中の病気のリスクも減らせます。 

さらに正常な噛み合わせになることで、食べ物を上手に噛むことができるため、消化器官への負担も減らせます。 

 

これだけでも十分なメリットがありますが、歯並びは発音との関連性も強いため、発音障害を改善したい人にとっても有効な治療方法です。小さい子供が矯正治療を行う場合は、顎の正常な発達や運動を促進させることにも繋がりますよ。 

 

治療期間は、ワイヤーやマウスピースなどの矯正装置を装着して歯を動かす期間と、正しい位置へ移動させた歯をその位置にとどめておくための保定期間の2つがあります。 

 

大人が全体的な矯正をする場合の治療期間はおよそ1〜3年ほど、部分的な矯正をする場合は約3ヶ月〜1年半ほどの期間が必要になると言われています。保定期間は治療期間と同様か、治療期間+半年ほどの期間が必要になります。 

 

矯正治療の1番のメリットは噛み合わせを改善できること

矯正治療の1番のメリットは噛み合わせを改善できること

 

■矯正治療の種類と費用相場


歯列矯正には種類があり、特徴やメリットデメリットがそれぞれ異なります。 

○ワイヤー矯正

ワイヤー矯正は表側矯正が一般的で、矯正治療と聞いて多くの人がイメージする治療方法です。歯の表面にブラケットと呼ばれる器具をつけ、そこにワイヤーを通して歯に矯正力をかけることで歯を正しい位置へ誘導します。痛みが生じることが多く、矯正装置も目立ってしまいますが、適応症例が多く、提供している歯科医院も多いです。 

 

表側矯正のほかにも裏側矯正もあり、歯の裏側にブラケットとワイヤーを装着して治療を行います。矯正装置が見えにくいというメリットがありますが、表側矯正に比べて治療が難しいため、日本ではまだ、ワイヤー矯正を実施している歯科医院でも裏側矯正はやっていないというところも多いのが現状です。 

  • 表側矯正の平均費用:70~100万円 
  • 裏側矯正の平均費用:100〜150万円 
  • 部分的な矯正の平均費用:35~60万円 

 

○マウスピース矯正

患者様の歯型をもとに段階的に透明のマウスピースを制作し、1日20〜22時間以上マウスピースを装着することで歯を正しい位置に動かしていきます。マウスピースは2週間に1回くらいのペースで次の段階のマウスピースに取り替えます。マウスピースは透明なので、周囲に気づかれにくいというメリットがあるほか、ワイヤー矯正に比べると痛みが少なく、取り外しが可能という特徴があります。しかし、まだ提供している歯科医院が少なく、徹底した自己管理が必要になります。 

 

マウスピース矯正の中でも特に人気を誇るのは、アメリカのアライン・テクノロジー社で開発されたインビザラインです。すでに世界100か国以上の国々で提供され、1000万人以上の患者様が治療を受けている信頼と実績のあるメーカーです。 

  • 全体的な矯正の平均費用:約80万円~100万円 
  • 部分的な矯正の平均費用:約10万円~70万円 

 

※費用には歯科医院によって異なるほか、個人差があります。 

 

■インビザラインで費用を抑える方法はある?


インビザラインは歯科医院選びも重要になります。カウンセリングを無料で行なっているところもあれば、1万円ほどの費用がかかるところもあります。なかには検査料金まで無料というところもありますよ。公式サイトなどでどの程度の費用か比べてみると良いでしょう。 

 

また、インビザラインで費用を抑えるためにはマウスピースの装着時間と期間をきちんと守ることが大切です。矯正装置を外している状態は矯正力がかからないため、元の位置に戻ろうとする力が働いてしまうため、せっかく進んでも戻っての繰り返しになってしまいます。 

 

治療の進行が遅れたりズレが生じるとマウスピース制作の追加費用や通院費がかかってきます。当初計画していた費用よりも大きな金額となってしまうこともあるので自己管理はとても重要です。 

 

保険は適用されませんが、医療費控除を上手に活用することで、負担を減らすことができます。しかし、審美的な改善を目的とした治療では控除対象外となってしまうため、注意が必要です。噛み合わせの改善という目的であれば、控除を活用できるので、医療費控除を活用したいということを担当医にあらかじめ相談しておくと良いでしょう。 

 

医療費控除で負担を減らせる

医療費控除で負担を減らせる

 

■当院のインビザラインはお得!


当院のインビザラインは、費用を抑えたい人にもおすすめです。カウンセリングはもちろん、歯並びのシミュレーションおよび精密検査、診断などをすべて無料で行なっております。他院でこれらをすべて受けた場合、55,000円かかるケースもあるため、初期費用を大幅に抑えることができます。もちろん契約をしなかった場合でも費用は発生しないのでご安心ください。 

 

さらに当院は、2020年時点でマウスピース矯正の症例は180症例以上と実績があるため、さまざまな症例に対応することができます。「自分に合う矯正方法はどれ?」「失敗したくない…」など、患者様の要望やお悩み、不安をお聞きしながら、それぞれにもっとも適した方法をご提案させていただきます。 

 

■まとめ


今回の記事では、矯正治療の種類やそれぞれの費用相場と一緒に、インビザラインで治療費を抑えるコツをご紹介してきました。保険適用外の治療となり、費用も一般的な歯科治療に比べると高額になるので、抑えられるところはしっかり抑えたいですよね。 

 

インビザラインはメリットも多い治療ですが、一番大事なのは自分に合っている矯正方法を選ぶことです。歯列と口腔内の状態、ライフスタイルなど、さまざまなことを総合して見極め、自分に一番合う矯正方法を見つけてみてくださいね。 

   

当院の矯正治療は、さまざまな方法を提案することが可能です。従来からのワイヤー矯正や、目立たない裏側矯正などはもちろん、今回ご紹介したマウスピース矯正のインビザラインにも対応しております。患者様ひとりひとりに合った矯正方法を提案させていただきます。 

  

矯正治療を検討中の人や、歯列のお悩みがある人は、ぜひ当院にお気軽にご相談くださいませ。 

 

公式ホームページからでも受け付けております!  

 

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インビザラインはどうやって誕生した?~誕生の経緯・日本に展開された時期などを解説~

2023年3月17日

こんにちは。世田谷区にある三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科です。

 

この記事では、インビザラインの歴史についてご紹介いたします。

 

近年、矯正治療を希望する患者様が増えてきています。

なかでも、痛みが少なく矯正装置が目立たないインビザラインは人気です。

目次

■インビザラインが生まれたのはどこ?つくった会社は?
■インビザラインはいつ日本にきた?
■インビザラインの特徴やメリットデメリット
■まとめ

■インビザラインが生まれたのはどこ?つくった会社は?


1997年に設立されたアメリカ合衆国のアライン・テクノロジー社で誕生したのがインビザラインです。アライン・テクノロジー社は、スタンフォード大卒のZia Chishti(ジア・チシュティー)氏とKelsey Wirth(ケルシー・ワース)氏が、起業した会社です。 

 

当時ジア氏自身がワイヤー矯正で歯列矯正をしており、苦労していたそうです。しかし保定期間に保定装置であるマウスピース型のリテーナーを渡されたときにある考えが頭をよぎります。それが「これで歯を動かせたら…」という発想です。この発想自体は彼が思い立つ前から実在しており(日本での例は吉井修先生のソフトリテーナーなど)彼の発案ではありませんが、この彼の思いつきから、インビザラインの実現に近づきます。 

 

思い立ったジア氏はさっそくケルシー氏にその話を持ちかけて、2人は会社を起業します。この会社こそが後に世界的に名の知れる存在となる「アライン・テクノロジー社」のはじまりです。つまり、インビザラインを誕生させた会社は歯科医師によるものではなく、学校に通う学生だった2人により、立ち上げられたビジネスだったのです。 

 

前述したように「マウスピースで歯を移動させる」という発想自体は現存していましたが、アライン・テクノロジー社は「コンピューターで最初から矯正装置をデザインする」というまったく新しい革命的な発想をくわえました。これらを実現するためにはあらゆる知識と技術を必要としました。適した人材を集めたなかにはアライン・テクノロジー社はプラスチックとメカニクスの専門家もおり、コンピューターを用いて解析できる矯正器具や、下顎を咬頭嵌合位より前方に誘導するためのスプリントの仕組みを組み込んでいくなど、数々の新しい技術を実現しました。そうして成長していくうちに、デジタルの変革をさらに加速させるべく、Cadent社を買収します。そうしてiTeroスキャナーはアライン・テクノロジー社独自のものとなります。 

 

インビザラインはアライン・テクノロジー社 (米) で誕生

インビザラインはアライン・テクノロジー社 (米) で誕生

 

■インビザラインはいつ日本にきた?


1999年に米国の矯正歯科医師を対象として提供が開始され、順調に世界へと展開されてきました。日本では2006年から本格的にインビザラインが展開されはじめ、インビザライン・ジャパン株式会社は開発者であるアライン・テクノロジー社のグループ会社にあたります。インビザラインで使用する機器「iTero」の販売と同時にインビザラインという矯正治療が日本の歯科医師に提供されはじめたのです。

 

しかし、2006年の時点では、治療のクオリティが高いとは言えず、当時開催された認定セミナーに参加した矯正歯科医師の意見は肯定的なものではありませんでした。はじめはこういった経緯からなかなか採用されず、その後インビザラインは進化を遂げていきます。新しいものへと変化していき症例も増えていきます。じきにこれまでのワイヤー矯正と遜色がないと判断されるようになり、日本でもようやく本格的に導入されはじめました。今となっては、注目を集めているインビザラインですが、こういった経緯と歴史があるのです。インビザラインの進化は日々止まることはなく、適応症例も年々増えてきています。 

 

インビザラインは日本では2006年から本格的にが展開

インビザラインは日本では2006年から本格的にが展開

 

■インビザラインの特徴やメリットデメリット


○特徴

お口の中の歯並びデータを、iTeroという専用機器(コンピューター)を用いて解析し、理想の歯列を最終着地点にします。患者様の歯形をもとに現在の歯並びから理想の歯並びへと段階的にマウスピースを制作し、1週間〜2週間に1度くらいの頻度で、新しい段階のものへ交換します。装着するマウスピースはもう一段階先の理想の歯列へと少し進んだ状態のものを装着するため、現状の歯とのギャップが生まれ、そのギャップによって歯に力がかかり、動いていく仕組みになっています。矯正装置は、1日20時間〜22時間以上装着し、歯に力をかけてゆっくりと正しい位置へと歯を動かしていきます。マウスピースを外している状態では矯正力がかからない状態になるため、1日のなかで取り外している時間は食事や歯磨きのときだけと、最小限に抑え、持続的に力をかけ続けることが重要です。 

 

○メリット

  • マウスピースの取り外しが可能
    矯正装置を取り外して食べ物を食べられるので不自由がありません 
  • ワイヤー矯正に比べて痛みが比較的少ない
    ワイヤー矯正のように締め付けられる痛みはありません 
  • マウスピースは透明なので目立ちにくい
    矯正装置が目立たないため、周囲に気づかれにくく、気にせず歯を出して笑えます 
  • 治療の流れや最終着地を歯科医師も患者様も見られる
    コンピューターを用いて行われるため、現状と最終的な歯の状態が目視で確認できる 

 

○デメリット

  • 自己管理が必要
    取り外しができる分、装着時間を守るためのの自己管理や、清潔に保つための意識が必要です 
  • 適応できない症例がある
    歯列の状態によっては適応できないケースもあります 
  • 治療期間が長くなるケースがある
    装着時間を厳守しなかった場合、当初の治療計画よりも治療期間が延長されることがあります 

 

■まとめ


この記事では、歯列矯正の方法のなかでも特に人気の高いインビザラインについて、その歴史や誕生秘話をご紹介してきました。歯科医師によって誕生したと思っていた人も多かったのではないでしょうか?学生2人が立ち上げた会社から誕生したなんて驚きですよね。インビザラインは、日々進化を遂げており、適応症例も増えてきています。ほかにもマウスピース矯正のメーカーはいくつかありますが、インビザラインはマウスピース矯正の先駆けであり、もっとも信頼と実績のあるものだと言えるでしょう。 

 

ですがまだ広く知られているのはワイヤー矯正であり、マウスピース矯正に対し「ちゃんと歯は動く?」「失敗しないか不安」といった不安を持っている人も多く見られます。もちろん、記事中でも紹介しているようにインビザラインでの歯列矯正はワイヤー矯正と遜色なく、歯を正しい位置へ動かすことが可能ですが、自己管理の徹底か欠かせません。また、歯並びによってはワイヤー矯正の方が適しているケースもあります。失敗や後悔のないように、歯科医院と相談しながら決めていきましょう。 

 

当院では、インビザラインはもちろんのこと、目立ちにくい裏側矯正やアンカースクリューによる矯正など、数々の矯正治療方法をご用意しております。個人個人の歯列の状態や要望に応じて、もっとも適した方法をご提案していきます。 

 

歯列の悩みを抱えている人や、矯正治療を検討している人はぜひ当院にご相談ください。当院では公式ホームページからでも予約を受け付けております! 

 

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ワイヤー矯正にも種類がある!難しいと言われる「裏側矯正」についても解説

2023年3月10日

こんにちは。世田谷区にある三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科です。

 

この記事では、「ワイヤー矯正」について、その特徴や種類を解説していきます。
周囲に矯正していることが気づかれにくい方法などもご紹介します。

目次

■一般的な矯正方法「ワイヤー矯正」とは
■ワイヤー矯正の種類は全部で3つ
■ワイヤー矯正は矯正装置にも種類がある
■当院のワイヤー矯正
■まとめ

■一般的な矯正方法「ワイヤー矯正」とは


ブラケットと呼ばれる金具を歯に装着させ、そこにワイヤーを通して力を加えることで歯を正しい位置へと動かしていく方法です。歯列矯正の方法として伝統的なものであり、広く認知されています。 

 

ワイヤー矯正の特徴としては「さまざまな歯列に対応できる(適応症例が多い)」という点があげられます。昔からある矯正方法のため、必然的に治療実績も多くなります。またマウスピース矯正に比べると提供している歯科医院が多いのもポイントです。 

 

デメリットとしては痛みが生じやすい、矯正装置が目立ちやすいというような問題があげられます。 

 

しかし方法によっては、治療期間を短縮することや、目立たなくすることも可能です。特にセルフライゲーションブラケットといわれる装置を用いた矯正方法は、ほかの方法よりも効率的に歯を移動することができると言われています。 

 

さらに、ワイヤー矯正とひとことで言っても、歯の表面を使用する方法と歯の裏側を使用する方法など、種類もさまざまです。ここからはワイヤー矯正の種類と特徴について詳しく解説していきます。 

 

■ワイヤー矯正の種類は全部で3つ


○表側矯正

歯列矯正と聞いて多くの人が思い浮かべるのが表側矯正です。上顎の歯と下顎の歯の表面にブラケットと呼ばれる器具とワイヤーを装着して矯正する方法で、いろいろな歯並びに適応できるというのが大きなメリットです。裏側矯正と比較すると言葉の発音にも影響が出にくく、目で見える状態で矯正装置をつけた歯をブラッシングできるのも利点です。デメリットとしては、多くの人が気にする「矯正装置が目立ちやすい」という問題があげられますが、種類によっては目立たないようにすることもできます。目視で歯磨きできるという反面、食べ物が装置に引っ掛かってしまった場合に目立ってしまったり、口元が突き出して見えるというリスクもあります。日本では、もっとも歯科医院で展開されている一般的な方法と言えるでしょう。 

 

表側矯正はいろいろな歯並びに適応できる

表側矯正はいろいろな歯並びに適応できる

 

○裏側矯正

その名の通り、上顎の歯と下顎の歯の裏側にブラケットを装着してワイヤーを通し、矯正する方法です。歯の裏面に装着するため、矯正装置が目立たないという大きなメリットがあります。しかし、裏側矯正の適応症例はまだ少なく、全部の歯列矯正に採用できるとは限りません。歯の裏に矯正装置を装着するので、表側矯正と比べると発音に影響が出やすくなるほか、ブラッシングを目視ですることが難しいため、磨き残しが多くなるデメリットもあります。 

 

さらに、表側矯正よりも高度な技術が求められる矯正方法のため、費用も高額になるケースが多く、治療期間も長くなる傾向があります。裏側矯正を希望をしている人は、行こうと考えている歯科医院の公式サイトやSNSなどで症例や実績などをあらかじめ確認するのがおすすめです。 

 

裏側矯正は矯正装置が目立たない

裏側矯正は矯正装置が目立たない

 

○ハーフリンガル矯正

ハーフリンガル矯正は、簡単にいうと表側矯正と裏側矯正を組み合わせた矯正方法です。上顎の歯は裏に、見えにくい下顎の歯は表に矯正装置を装着して、歯を動かしていきます。表側矯正の目立ちやすいという欠点をカバーし、裏面矯正よりも費用を抑えることができて治療時間も短縮されます。下顎の歯は表面に装着されているため、矯正装置が発音に影響する心配もありません。 

 

■ワイヤー矯正は矯正装置にも種類がある


ワイヤー矯正の種類をご紹介しましたが、矯正装置自体も、形状や材料によって種類があります。 

 

種類は主に下記7つに分類されます。 

  • メタル製
  • ジルコニア製
  • セラミック製
  • ハイブリッド
  • プラスチック製
  • セルフライゲーションブラケット
  • ホワイトワイヤー

それぞれ「丈夫」「目立たない」「変色しにくい」「汚れが付着しにくい」など、それぞれ特徴やメリット・デメリットが異なります。どのように矯正をしていきたいのかを無料相談およびカウンセリングで担当医に相談して、より適したものを選択していくのが良いでしょう。 

 

通常使用されるものよりも機能性や審美性が優れているものは費用も高額になってきます。ご自身の負担にならないよう、治療費も検討した上で、慎重に判断していくことが大切です。 

 

矯正装置は形状や材料により様々な種類がある

矯正装置は形状や材料により様々な種類がある

 

■当院のワイヤー矯正


当院では幅広い矯正方法を提案しております。ワイヤー矯正では主流の表側矯正をはじめ、矯正装置が目立たない裏側矯正、ハーフリンガル矯正など、患者様の歯列の状態や不安、悩みに応じて幅広い治療を提案することが可能です。 

 

前歯だけ、奥歯だけ、など、部分的な矯正にも対応しております。 

 

さらに、当院ではマウスピース矯正においてもワイヤー矯正においても、実績と実力のあるトップクラスのドクターが診察や治療を担当するので、安心して治療を受けていただくことができます。 

 

カウンセリングはもちろん、事前シミュレーションや精密検査なども、当院は無料で行っております。さらに、支払い方法もライフスタイルに合わせて選んでいただけるなど、嬉しいポイントがたくさんありますよ。 

 

当院は患者様ごとに幅広い治療を提案可能

当院は患者様ごとに幅広い治療を提案可能

 

■まとめ


今回は一般的に多くの人に知られているワイヤー矯正について、その特徴や種類、具体的な方法を紹介してきました。ワイヤー矯正というと歯の表面に器具をつける表側矯正が主流のため、「こんなに種類があるのか!」と驚いた人もいるかもしれませんね。 

 

マウスピース矯正のインビザラインはワイヤー矯正と比べて取り外しができて便利、審美的な面で優れている、痛みが少ないなど、さまざまなメリットがありますが、歯列の状態によっては適応できない可能性もあり、自己管理を徹底しなければならないという点では向いてない人もいます。ワイヤー矯正において「見た目が気になる」「口内炎が心配」など不安をお持ちの人も、その不安をなるべく解消できる種類を選べれば負担も少なくて済みます。 

 

まずは歯科医院に行って悩みや要望を打ち明け、相談してみるのが良いでしょう。 

 

当院ではワイヤー矯正はもちろん、インビザラインにも対応しており、患者様の要望やお悩みに応じて臨機応変に対応することが可能です。 

 

ぜひお気軽に当院にご相談ください。当院の公式ホームページからでも、予約を受け付けております。みなさまのご来院を心よりお待ちしております♪ 

 

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矯正治療中は口内炎ができやすい?~原因やご自身で実施できる予防法を解説~

2023年3月3日

こんにちは。世田谷区にある三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科です。

 

この記事では、矯正治療中の口内炎について詳しくご紹介していきます。
併せて、口内炎の予防方法についても解説いたします。

目次

■口内炎とは
■矯正治療中に口内炎ができやすいって本当?原因は?
■矯正器具以外が原因となる口内炎「カタル性口内炎」
■矯正器具以外が原因の場合も
■口内炎にならないためにできる予防方法
■まとめ

■口内炎とは


お口の中の粘膜に発症する炎症の総称を口内炎といいます。唇や頬の裏の粘膜をはじめ、のどや舌などの口腔内のあらゆる粘膜に起こり、不快感や痛みを伴うことがあります。口内炎が発生すると、食べ物を食べるのが辛い、会話がしにくい、気分が落ち込むなど、生活の質を低下させる要因となってしまいます。 

 

■矯正治療中に口内炎ができやすいって本当?原因は?


生活の質を低下させ、時には気分も落ち込ませてしまう口内炎ですが、矯正治療をしていると、どうしても発生しやすくなってしまいます。矯正治療の方法には、主にワイヤー矯正やマウスピース矯正といった種類にわけられますが、矯正器具の有無に関わらず、口内炎はできやすくなってしまいます。 

 

矯正治療中は口内炎ができやすい

矯正治療中は口内炎ができやすい

 

○マウスピース矯正の場合

ワイヤー矯正に比べて口内炎はできにくいとされていますが、装着したマウスピースのフチが口腔内の粘膜に当たって傷つくことで口内炎ができやすくなります。唇の裏側だけではなく、頬の裏側や舌にできるケースもあり、広い範囲で横長に口内炎が発生してしまうこともあります。このように発生すると痛みも強くなるため、要注意です。 

 

○ワイヤー矯正の場合

ワイヤー矯正の場合、マウスピース矯正よりも口内炎が発生するリスクが高くなります。歯の表側、裏側に矯正の器具を装着するため、粘膜にその器具が当たり、傷つくことで口内炎ができてしまいす。ワイヤー矯正では、ごはんを食べている時や、会話をしている時に粘膜が傷付きやすく、場所は上下の唇の裏側にできることが多いのが特徴です。 

 

■矯正器具以外が原因となる口内炎


矯正器具が口腔内の粘膜に当たって傷つき炎症を起こすことで発生する口内炎は「カタル性口内炎」と呼ばれています。 

特徴は「腫れた部分が熱を帯びている」「一部の粘膜が赤く腫れる」「水脹れのような症状が見える」などのほか、口臭がきつくなったり、食べ物を食べた際に味覚を感じにくくなるという症状があらわれる人もいます。 

 

■矯正器具以外が原因の場合も


説明した通り、歯列矯正中は口内炎ができやすくなりますが、矯正器具以外が原因となる口内炎もあります。原因としては主に不衛生、ビタミンや栄養不足、ウイルスやアレルギーなどがあげられ、それぞれ名前が異なります。 

 

不衛生・栄養不足・ウイルスなどが原因の場合もある

不衛生・栄養不足・ウイルスなどが原因の場合もある

 

○ウイルス性口内炎

クラミジアやヘルペスといったウイルスが原因となって口内炎ができることもあり、この場合「ウイルス性口内炎」とよばれます。水ぶくれができて後にかさぶたに変化し、かゆみも起こるのが特徴です。 

 

○アレルギー性口内炎

「アレルギー性口内炎」は、金属アレルギーが原因となり、発生する口内炎をさします。金属が触れている部分を中心に、赤く腫れてしまうことが特徴で、人によっては手や足にもかゆみや腫れが出ることもあります。 

 

○アフタ性口内炎

栄養やビタミンが不足することが原因で発生する口内炎を「アフタ性口内炎」といいます。睡眠不足が続いたりストレスの蓄積などにより免疫力が低下することで起きてしまうこともあります。形状は丸くて白い形をしており、平均的に約10日で自然治癒することが多いです。 

 

○カンジダ性口内炎

お口の中が不衛生になることで、発生してしまう口内炎はカンジダ性口内炎といわれています。カンジダ菌はカビの一種で、この菌が増殖することにより粘膜が炎症を起こして赤くなったり、白い膜が発生してしまいます。入れ歯を使っている人がなりやすいとされています。 

 

■口内炎にならないためにできる予防方法


矯正治療中は口内炎ができやすくなりますが、予防をするために心がけるべきことはいくつかあります。日々の口腔内のケアを丁寧に行う、食生活や生活習慣を見直すなどを意識することが大切です。 

○お口の中のケアを丁寧に行う

不衛生が原因となり口内炎が発生することは少なくありません。口腔内を清潔に保つことで口内炎ができにくい環境を作ることができるため、日々のお口の中のケアを怠らず、丁寧に行うことは大切です。口腔内のケアには、殺菌成分が含まれている歯磨き粉や、マウスウォッシュを使用するのがおすすめです。また、外出時にはキシリトール成分が入っているガムを持ち歩くなどの意識も大切です。 

 

○生活習慣・食生活を見直し、整える

栄養が不足したり偏ることで口内炎ができやすくなってしまうため、バランスのとれた食生活を意識することも大事です。特にビタミンB2をはじめとした栄養素を摂取するように心がけると良いでしょう。また、食べ物はなるべくやわらかいものを選ぶなどの工夫も大切です。睡眠不足やストレスも口内炎の原因となるため、生活習慣を見直すことも重要ですよ。 

 

矯正治療中は口内炎ができやすくなってしまうものの、慣れていくと咀嚼のコツもわかり、自分で自然と工夫できるようになります。仮に口内炎ができてしまっても矯正の装置の調整や、ワックスを塗ることで痛みを軽減できるため、不安になりすぎず、担当医と相談しながら進めていきましょう。 

 

■まとめ


今回は矯正治療中の口内炎について、原因や予防方法、対処方法などを詳しくご紹介致しました。矯正治療をしている期間は、お口の中はどうしても口内炎が発生しやすくなってしまいますが、セルフケアに気を使ったり、食べ物の栄養素などを意識することで、予防につながります。ワイヤー矯正よりもマウスピース矯正の方が口内炎はできにくいと言われていますが油断は禁物です。 

 

ワイヤー矯正とマウスピース矯正、どちらを選択するにしても、おうちでのセルフケアと食べ物の選択など、お口の中を清潔かつ健康に保つための努力や意識が必要になります。意識していても口内炎がひどいという人は、担当医に相談してみると良いでしょう。 

 

当院では、近年人気のマウスピース矯正のインビザラインのほか、目立ちにくい裏側矯正、アンカースクリューを使用して行う矯正など、さまざまな矯正治療の提案が可能です。患者様のお悩み、ご要望、不安要素に応じて、個人個人に合った矯正治療をご案内しております。 

 

矯正治療を検討している人や、歯並びに関するお悩みがある人は、ぜひお気軽に当院にご相談ください。当院の公式ホームページからでも、予約を受け付けております。 

 

みなさまのご来院を心よりお待ちしております♪ 

 

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インビザラインの装着時間は?装着時間が不足するとどうなる?装着時間を守るための対策は?

2023年2月24日

こんにちは。世田谷区にある三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科です。  

 

矯正治療が以前よりも身近なものになり、希望する患者様も増えてきています。なかでもマウスピース矯正のインビザラインは特に人気を集め、SNSなどで目にする機会も増えてきています。 

 

この記事では、インビザラインの装着時間について詳しくご紹介していきます。すでにインビザラインで治療中の人も治療を検討している人も参考になる内容ですので、ぜひ最後までご覧ください。 

目次

■インビザラインとは
■どのくらい歯は動く?
■インビザラインの装着時間はどのくらい?
■装着時間が不足した場合どうなる?
■装着時間を守るためには
■まとめ

■インビザラインとは


インビザラインとは、1997年にアメリカのアライン・テクノロジー社で開発され、日本では2006年から行われるようになった歯列矯正の治療方法です。従来のブラケットやワイヤーを使用するワイヤー矯正とは異なり、患者様の歯型をもとにプラスチック製の透明なマウスピースを制作し、それを装着して歯を適切な位置に動かして歯並びを整えていきます。治療開始前に歯の状態や動きをコンピューターにてシミュレーションできるため、患者様自身も治療効果をイメージしやすくなります。透明のマウスピースは1ー2週間ごとに、新しいものと交換します。 

 

取り外しができるというのはインビザラインの最大のメリットでもありますが、その分徹底した自己管理が必要不可欠になります。不衛生な状態のまま装着しているとお口の中のトラブルも起こりやすくなるので要注意です。 

○メリット

  • 取り外しができるので食べ物の制限がなく生活しやすい 
  • ワイヤー矯正と比べると痛みが少ない 
  • 矯正装置が透明なので周囲に気づかれにくい 

 

○デメリット

  • 取り外しできるがゆえに自己管理が必要 
  • 適応できないケースも多い 
  • 治療期間が長引くことがある

 

■どのくらい歯は動く?


目で見てわかる移動ではないものの、インビザラインでは透明のマウスピースを1〜2週間ほど使用し1枚で最大0.25mm程度歯が移動すると言われています。 

 

単純計算をするとマウスピースを1週間使用した場合、1日あたり0.036mm歯が動くことになります。 

 

もちろん移動の距離は見た目では実感できないほどのものですが、装置時間を守り、毎日マウスピースをつけるという積み重ねにより、計画通りに歯が移動していきます。歯は一気に移動するわけではなく、持続的に力を加えることで正しい位置へと移動するため、矯正力をかけ続ける必要があります。 

 

マウスピースを1〜2週間つけると最大0.25mm歯が移動

マウスピースを1〜2週間つけると最大0.25mm歯が移動

 

■インビザラインの装着時間はどのくらい?


インビザラインでは1日あたり20時間〜22時間以上装置することが必要です。1日が24時間と考えると、食べ物を食べる時と歯磨きなどのケアをするとき以外の時間は装着していることになります。取り外しができるというのは大きなメリットですが、装着している時間がほとんどを占めるようになります。 

 

22時間の装着が推奨される理由は、先ほどもお話したように持続的に矯正力をかける必要があるからです。外している間は力が加わらないため、矯正力がなくなり、元の歯並びに戻ろうとする力(後戻り)が働きます。 

 

■装着時間が不足した場合どうなる?


20〜22時間以上の装着時間を守れなかった場合、当初予定していた治療計画通りに進まず、治療が長引いてしまったり、計画の調整が検討されます。1日だけ取り外していた程度では大きく治療計画に響くことはないとされていますが、つけ忘れが続いてしまった場合、歯の移動量が不足し、治療計画に影響を及ぼします。  

また、先ほどもお話したように、矯正力がかかっていない状態では後戻りするリスクもあるため、注意が必要です。 

 

歯に急に強い力を与えてしまうと歯が動かなかったり、歯根吸収が起こるリスクが高くなります。そのため、矯正治療では歯に持続的に適切な力を加えることでゆっくりと移動させていきます。しかし、装着時間が不足しているまま新しいマウスピースへと交換すると、計画していた以上の力がかかってしまい、歯への負担が大きくなります。 

 

それだけではなく、マウスピースがはまらないなんてことにもなりかねません。コンピューターの綿密なシミュレーションに基づいてインビザラインは治療計画が組まれているため、マウスピースの装着時間が足りなくなると歯の移動量も足りなくなり、交換時期にシミュレーションした予定通りの歯列になっていない可能性が考えられます。そうなってしまうと、新しいマウスピースに交換しても、きちんと装着できなくなるリスクが生じます。 

 

目には見えないほどの移動なので、つけ忘れていても大丈夫と考えてしまう人も多いかもしれませんが、持続的に圧をかけることにより歯が動くのと同じように、持続的に加わる力がなくなってしまうと、歯は徐々に元に戻ろうとする力がはたらいてしまいます。 

 

定められた装着時間をきちんと守ることは、治療計画通りに進めるために大変重要なことになります。 

 

装着時間の不足は治療が長引く等の問題を引き起こす

装着時間の不足は治療が長引く等の問題を引き起こす

 

■装着時間を守るためには


「自己管理がむずかしい」「仕事をしながらコーヒーを飲みたい」などの理由から、20〜22時間以上矯正装置をつけるのは難しいといった事例も見られます。 

 

そういった場合、装着時間を守るためには以下のような対処法があげられます。 

○色の濃い飲み物はストローを使用する

歯磨きの時間が増え、装着時間が減るという人はストローを活用するのもおすすめです。なるべく歯に当たらないように飲み、飲んだ後は水で洗い流すなどの工夫をしましょう 

 

また、食べ物を食べる際は直前までつけていることを意識すると、装着時間を長くすることにつながります。 

 

○携帯のアラームやリマインダーを活用する

自己管理に苦手意識がある人は、携帯のアラームやリマインダーを上手に活用して、時間を管理するのがおすすめです。1日の生活リズムを同じにしていくことで習慣化し、自然と管理できるようになってきます。 

 

それでもどうしても自己管理がうまくできないという人は、インビザラインではなくワイヤー矯正を検討してみましょう。 

 

■まとめ


今回はインビザラインの装着時間についてご紹介してきました。インビザラインを使用して矯正治療をする場合、装着時間をきちんと守ることはとても重要です。 

 

装着時間が不足してしまうと当初の治療計画通りに進まず、治療が長引いてしまったり、思い通りの効果が得られなくなる可能性があります。ワイヤー矯正と比較するとインビザラインは自己管理がとても重要なため、自己管理ができない、自信がない、という人はワイヤー矯正を検討するのも良いかもしれません。 

 

どちらを選択するにしても、矯正治療は担当医と相談しながら慎重に計画を立てていくことが大切です。 

 

当院では、この記事で紹介したインビザラインのほか、周りに気づかれにくい裏側矯正、アンカースクリューを使って行う矯正など、患者様のお悩みがご要望に応じて、それぞれに合った矯正治療を提案しております。 

 

矯正治療を考えている人や、歯列に関するお悩みがある人はぜひお気軽に当院にご相談ください。 

 

公式ホームページからでも予約を受け付けております。スタッフ一同みなさまのご来院を心よりお待ちしております! 

 

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妊娠中でもインビザラインで矯正治療はできる?~よくある質問にもお答えします~

2023年2月17日

こんにちは。世田谷区にある三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科です。  

 

これまで矯正治療というと、ワイヤー矯正が主流でしたが、近年マウスピース矯正のインビザラインが注目も集め、希望する患者様も増えてきています。しかし「名前は聞いたことがあっても詳しいことはわからない…」という人も多いのではないでしょうか。 

 

そこで今回は、インビザライン治療でよくある質問の「妊娠中でもできるのか」について解説していきます。現在妊娠中でインビザラインを検討している人をはじめ、インビラインの治療中に妊娠した人、そうでない人も参考になる内容ですので、ぜひ最後までご覧ください。 

目次

■妊娠中でもインビラインでの治療は可能?
■妊娠中の矯正治療で注意すべきことや起こりうるリスク
■妊娠中のインビラインでよくある質問
■当院のインビザラインのご紹介
■まとめ

■妊娠中でもインビラインでの治療は可能?


女性にとって妊娠や出産は、人生の中の一大イベントであり、自分のライフスタイルに大きく関わることです。インビザラインの治療を検討している人のなかには「妊娠をしていても大丈夫か」と不安に思う人や、すでに治療をしていて妊娠が発覚したという人も見られます。 

 

結論から言ってしまうと、妊娠中でもインビラインでの治療は可能です。インビラインに限らず基本的にはワイヤー矯正でも治療は可能とされています。しかし、ワイヤー矯正に比べてマウスピース矯正は痛みが少ない、取り外しができるなどのメリットがあるため、妊娠中でもストレスが少なく済むのでおすすめです。 

 

妊娠中でも治療は可能

妊娠中でも治療は可能

 

■妊娠中の矯正治療で注意すべきことや起こりうるリスク


○つわりや体調不良の際は、健康を重視して矯正治療を中断する場合がある

妊娠中はホルモンバランスが乱れやすくなるため、精神的にも不安定になり、貧血やつわり 

など、体調不良を起こしやすい時期です。矯正治療が負担になってしまう場合は、一度マウスピースを取り外し、身体と心の健康を最優先させましょう。つわりの度合いは個人差がありますが、辛い時には無理はせずに体調を整えることを大切にしましょう。体調不良が続く場合には一度矯正治療を中断するケースもあります。体調が安定した後に治療を再開することはできますが、当初計画していた治療期間よりも長くなることを念頭に置いておきましょう。 

 

○妊娠性歯肉炎になってしまうことがある

妊娠中はホルモンバランスに変化があり、つわりが酷いとブラッシングもむずかしくなるため、歯茎に炎症が起こりやすくなり、これを「妊娠性歯肉炎」と呼び、歯茎から出血が見られたり、赤く腫れるなどの症状が見られます。初期段階の場合は丁寧にケアすることで治すことができますが、何もせずにそのまま放っておくと歯周病に発展してしまうので要注意です。歯周病は歯茎に炎症が起きて骨を溶かしてしまう病気です。虫歯とは違い、ある程度進行しないと自覚症状がないことも多いですが、妊婦さんの歯周病が進行すると赤ちゃんにも影響が出てしまうことがあるため、妊娠中の歯周病予防はとても重要です。 

 

○虫歯になりやすくなる人もいる

虫歯になったことがほとんどないという人でも「妊娠したら虫歯になりやすくなった」という人は少なくありません。原因はさまざまありますが、妊娠中のつわりがひどくて歯磨きが不十分で磨き残しがあったり、食べづわりによって間食の頻度が増えたりすることが引き金となることが多いと言われています。妊娠中は通常よりも虫歯になりやすいことを自覚したうえで矯正治療中の自己管理を徹底し、定期検診をしっかり受けて担当医に診てもらうことが大切です。 

 

○出産予定前後の通院について担当医と相談する

出産予定日が近づくと、その前後は通院も難しくなるため、あらかじめ余裕をもって担当医と通院や治療の計画について相談しておく必要があります。不安な点や要望、自分の状態などを伝えて共有しておくことで自分の負担を減らすことにも繋がります。 

 

○産婦人科と歯科医院で連帯をとる

産婦人科と歯科医院で連帯をとることも大切です。歯科医院に妊娠した事実を伝えるのはもちろんですが、産婦人科の担当医にも矯正治療について説明しておきましょう。自分の身体と心、そして赤ちゃんの健康を守るためにも、プロの力や知識を借りることはとても重要です。 

 

自分と赤ちゃんの健康のためにもプロに頼る

自分と赤ちゃんの健康のためにもプロに頼る

 

■妊娠中のインビラインでよくある質問


○レントゲンを撮っても大丈夫?

レントゲン撮影や麻酔の使用はできるだけ避けるのが望ましいですが、撮影をする際は、X線を遮断する防護用エプロンを着用するため、お腹の赤ちゃんへの影響はほとんどないと考えられています。インビザライン治療中であれば、最初のレントゲン撮影を終えているため、治療を続行できるケースが多いですが、治療を検討している段階で妊娠した方は、できるだけ落ち着いてから改めて治療を開始するのがおすすめです。 

 

○薬の服用や麻酔は?

基本的に麻酔の使用や投薬は避けるべきだとされています。しかし、時期やタイミングをずらすことで問題なく治療を進められることもあります。抜歯をする際は必ず麻酔は必要になりますので、産婦人科と歯科医院の担当医に相談して慎重に判断していきましょう。歯科医院から薬が処方される場合は、患者様の状態や妊娠の周期、体質などすべてを踏まえて安全だと判断したものを選択しているため、安心して飲んでいただいて大丈夫でしょう。 

 

■当院のインビザラインのご紹介


治療後の歯並びのシミュレーションや精密検査および診断、カウンセリングなど、他院ではおよそ55,000円ほどの費用がかかるところを、当院ではすべて無料で提供しております。矯正治療の契約をしなかった場合でも費用は発生いたしません。 

 

矯正治療は一般的な歯科治療よりも時間や費用、身体的な負担も大きくなる治療ですので、患者様には後悔のないようじっくり検討したうえで決めていただきたいと思っております。ですので、まずはカウンセリングや検査を受けていただいてから考えても遅くはありません。当院は2020年時点でマウスピース矯正の症例は180症例以上と、信頼と実績があります。もちろんマウスピース矯正だけではなく、ワイヤー矯正や部分矯正にも力を入れておりますので「自分に合う矯正方法は?」「自分のライフスタイルに合う方法を見つけたい」などさまざまなご要望に応じてプランを提案することができます。 

 

■まとめ


今回は妊娠中のインビラインと、注意点などについてお話しました。治療が可能かどうかで言えばインビザラインでの治療は可能ですが、妊娠中は身体も心もデリケートになりやすい時期なので、通常よりも注意が必要です。 

 

矯正治療でストレスを感じてしまう場合は、担当医に相談して一度矯正をストップするのも検討すべきでしょう。妊娠中は身体と心の健康が何よりも優先されます。矯正治療前には必ずカウンセリングや口腔内の検査が行われます。その際に妊娠に関する疑問や不安を担当医に相談してて伝えておくと良いでしょう。治療中に焦ったり後悔することがないよう、矯正治療は慎重に判断して、計画を立てていくことが大切です。 

 

当院では、マウスピース矯正のインビザラインのほか、ワイヤー矯正での裏側矯正や、アンカースクリューを用いた矯正など、患者様のご要望や悩みに応じて、幅広い矯正治療をご提案しております。 矯正が気になっている人や、歯列に関する悩みがある人はぜひお気軽にご相談くださいませ。 

 

公式ホームページからでも予約を受け付けております。スタッフ一同みなさまのご来院を心よりお待ちしております! 

 

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矯正治療をする前に知っておきたいこと~治療の目的や必要性についても解説~

2023年2月10日

こんにちは。世田谷区にある三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科です。  

 

矯正治療はSNSや広告で目にする機会も増え、気になっている人も多いのではないでしょうか。しかし、治療名は聞いたことがあっても、種類やその違い、注意点など「わからないことがたくさんある…」「治療前に知っておくべきことは?」など、疑問や不安もありますよね。 

 

そこで今回は、矯正治療の目的や、矯正治療をする前に知っておきたいことをご紹介いたします!現在矯正治療が気になっている人はぜひ参考にしてみてくださいね。 

目次

■矯正治療の目的・必要性
■矯正治療をする前に知っておきたいこと
■まとめ

■矯正治療の目的・必要性


噛み合わせを改善する、良好にするというのが矯正治療の一番の目的です。上と下の歯がしっかりと噛み合い、しっかり機能する位置に歯を移動させます。目的は歯並びを良くして噛み合わせを良くすることではありますが、結果として審美的な面で美しくなるという大きなメリットも得られます。矯正治療をすることで機能性だけではなく審美性の改善も可能なのです。 

 

矯正治療を放っておくと歯並びが自然と良くなるということはないため、歯磨きをしても磨き残しが多くなってしまい、虫歯や歯周病になるリスクが高まります。また、噛み合わせが整っていないことで適切かつ効率よく食べ物を粉砕することができなくなり、唾液を上手に活用できなくなるなど、消化器官へ悪影響を及ぼすこともあります。 

 

また、歯並びは発音にも強く関連していると言われているため、歯並びが良くない状態だと言葉によっては正しく発音できないという問題も起こります。発音障害を改善したい人にとっても矯正治療は有効に働くケースが多いと言われています。さらに、小さなお子さまの場合は、顎の正しい運動を誘導できるため、顔や顎の正しい発育を促せます。顔のコンプレックスを解消したい人にとっても効果的な治療だと言えるでしょう。 

 

矯正で良い噛み合わせと審美的な美しさが得られる

矯正で良い噛み合わせと審美的な美しさが得られる

 

■矯正治療をする前に知っておきたいこと


○歯列矯正の種類

矯正治療とひとことで言っても、歯列矯正には種類があります。主にワイヤー矯正とマウスピース矯正に分けられ、さらにワイヤー矯正では表側矯正のほかに裏側矯正もあります。ワイヤー矯正は歯の表面にブラケットと言われる矯正装置を装着し、そこにワイヤーを通して力をかけることで歯を適切な位置に移動していきます。歯列矯正の先駆けとも言われ、一般的に広く知られている矯正方法です。しかし、この表側矯正に比べて、裏側矯正は難しい治療になるためワイヤー矯正を診療科目に掲げている歯科医院でも、対応していないケースもあります。 

 

マウスピース矯正は近年注目されている矯正方法で、歯の型取りをして制作した透明のマウスピースを装着することでゆっくりと歯を正しい位置に動かしていきます。1日20時間以上装着し、1〜2週間ごとに新しいマウスピースに交換していきます。ワイヤー矯正に比べて痛みが少ない、透明なので矯正していることを周囲に気づかれにくい、取り外しができるなどのメリットがあります。マウスピース矯正の中でも特に選ばれているのは、世界100か国以上の国々で提供され、世界的に認められているインビザラインです。 

 

○虫歯や歯周病がある場合は矯正治療をする前に治療する

どの種類の矯正方法を選択しても、治療を行う前には必ずカウンセリングや口腔内および歯の検査が行われます。検査の時点で歯周病や虫歯がある場合は、まずそこの歯の治療を完了させてから矯正治療に移行します。そのため自分が望んだ時期と、矯正治療開始の時期がずれてしまう可能性があることは視野に入れておく必要があります。 

 

○顎関節に関する問題

矯正期間中は歯が移動するため、全体の噛み合わせは一時的に崩れた状態になります。矯正治療が完了するまで正しい噛み合わせではない状態になってしまうので、顎関節への負担が増してしまうリスクがあります。治療期間中に顎の関節症に対する対応は困難になるため、顎関節の問題の有無は矯正治療開始前にしっかり確認し、対応しておくようにしましょう。 

 

○矯正治療中の痛み

矯正治療中の痛みの感じ方には、元の歯の状態も大きく影響するため、個人差があります。ワイヤー矯正の場合、歯の凹凸が激しかったり歯列が大きくずれている際は、強い力がかかるため、激しい痛みを感じることがあります。しかし矯正装置を装着した直後や、長くても通院後1週間ほどで痛みは徐々に軽くなっていきます。治療が進むうちに徐々に痛みは気にならなくなることがほとんどですが、長い期間継続した痛みがある場合は、すみやかに担当医に相談しましょう。また、痛みに対して強い不安をお持ちの人は、痛みの少ないインビザラインがおすすめです。なるべく痛みが少ない方法が良い、などの要望もカウンセリングで伝えるようにしましょう。 

 

○治療期間と費用

矯正治療には、矯正装置をつけて治療している歯を適切な位置へ動かす期間と、移動させた歯を安定した位置に固定しておくための保定期間があります。個人差もあるため、あくまで目安ではありますが、治療期間は大人の場合全体的な矯正でおよそ1〜3年、部分的な矯正で約3ヶ月〜1年半ほどの期間を要するとされています。保定期間はリテーナー(保定装置)を約2年間ほど装着する必要があります。長い時間をかけての治療になるので、開始する時期は慎重に決めましょう。 

 

費用は、歯科医院や個人差もありますが、下記を目安にしていただけるとわかりやすいでしょう。 

 

治療期間・費用は種類により異なる

治療期間・費用は種類により異なる

 

◇ワイヤー矯正

  • 表側矯正の目安:70~100万円 
  • 裏側矯正の目安:100〜150万円 
  • 部分的な矯正の目安:35~60万円 

 

◇マウスピース矯正

  • 全体的な矯正:約80万円~100万円 
  • 部分的な矯正:約10万円~70万円

 

矯正治療前に種類や費用を知っておくとよい

矯正治療前に種類や費用を知っておくとよい

 

■まとめ


今回は矯正治療の目的やメリット、矯正治療をする前に知っておきたいことについてご紹介してきました。矯正治療の大きな目的は噛み合わせを整えることですが、審美的な面での改善も大きく「横顔を綺麗にしたい」「自信をもって笑いたい」など、それ以外の悩みも解決できる、有効な治療です。 

 

しかし、メリットや得られる効果が大きい分、注意点も多く、徹底した自己管理も必要になります。矯正治療は一般的な歯科治療と比較すると、費用や時間も要するため、担当医としっかり相談して慎重に決めていくことが大切ですよ。 

 

矯正治療前には必ずカウンセリングや口腔内の検査が行われますが、その時に不安や要望、疑問点を担当医に伝えておくことで、治療中や治療後にギャップを感じたり、後悔するという問題を避けられますよ。 

 

自分の歯と口腔内、生活スタイルを総合して見極め、自分に合う矯正方法を見つけてみてくださいね。 

 

当院では、ワイヤー矯正での裏側矯正や、マウスピース矯正のインビザライン、アンカースクリューを用いた矯正など、患者様のご要望や悩みに応じて、幅広い矯正治療をご提案しております。  

 

矯正が気になっている人や歯並びの悩みを抱えている人がいらっしゃいましたら、ぜひお気軽にご相談くださいませ。 

 

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ワイヤー矯正で注意すること~特徴・知っておきたいことについても解説~

2023年2月3日

こんにちは。世田谷区にある三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科です。  

 

矯正治療には、ワイヤー矯正やマウスピース矯正などの種類があり、さらに、裏側矯正、表側矯正などにもわけられます。近年マウスピース矯正が注目を集めていますが、歯の状態によってはワイヤー矯正の方が適しているケースも存在します。 

 

そこで今回は、ワイヤー矯正をする際に注意することや知っておきたいことについてご紹介いたします! 

目次

■ワイヤー矯正とは?
■ワイヤー矯正で注意すること・知っておきたいこと
■よくあるトラブルは…
■まとめ

■ワイヤー矯正とは?


ワイヤー矯正とは、ブラケットと呼ばれる装置を歯に付け、そこにワイヤーを装着させて繋ぎ、力を加えることで歯を適切な場所へ移動していく方法です。ワイヤー矯正は、歯列矯正の先駆けとも言われ、一般的によく知られている最も伝統のある矯正方法です。そのため、多くの歯科医院で実施されています。 

 

しかし、ワイヤー矯正とひとことで言っても表側矯正や裏側矯正があり、裏側矯正は同じワイヤー矯正であるものの、難度が高いためまだ一般的ではありません。診療科目にワイヤー矯正を掲げている場合でも、裏側矯正を実施しているとは限らないので注意が必要ですよ。 

○特徴

  • マウスピース矯正に比べると自己管理は必要ない 
  • 治療期間が短くなるケースが多い 
  • 適応症例が多い 
  • 矯正装置の取り外しはできない 
  • 耐え難い痛みを生じることがある 
  • 金具を使用して歯列矯正するため、周囲にも気づかれやすい 

 

○治療期間

  • 全体矯正の場合の目安:1〜3年程度 
  • 部分矯正の場合の目安:2か月~1年程度 

 

○治療費用

  • 表側矯正の目安:70~100万円 
  • 裏側矯正の目安:100〜150万円 
  • 部分矯正の目安:35~60万円 

 

ワイヤー矯正はブラケットとワイヤーを装着する方法

ワイヤー矯正はブラケットとワイヤーを装着する方法

 

■ワイヤー矯正で注意すること・知っておきたいこと


○歯を締め付けられるような痛みについて

ワイヤー矯正はマウスピース矯正とは異なり、ワイヤーの力で歯を動かすため、痛みを伴うことが多いとされています。特に、装着・調整直後やその後1週間程度は継続的に痛みが生じることがあります。時間と共に痛みは落ち着きますが、生活スタイルや職業などによっては影響を考慮しておく必要があります。 

 

○周囲に気づかれやすい審美性について

ワイヤー矯正は主に金属製のブラケットを装着して矯正治療を行うため、矯正装置が目立つというデメリットがあります。周囲に気づかれずに矯正したいという方は、審美ブラケットと呼ばれるセラミックブラケットを選択するのがおすすめです。白色および透明の装置になるため、目立ちにくくなります。しかし、金属製と比較すると費用がかさむため、自分の予算と照らし合わせ、担当医と相談しながら決めましょう。 

 

○自宅での口腔内のケアについて

ワイヤー矯正はマウスピース矯正のように取り外しができないため、自宅での丁寧なケアが大切です。矯正装置は歯の間や溝には食べ物のカスや繊維が挟まりやすいため、毎日のケアを丁寧に行うことが重要です。矯正装置や歯をしっかりブラッシングできていないと、虫歯や歯周病になるリスクが高くなってしまいます。歯ブラシはもちろんですが、歯間ブラシやフロスも併用するのがおすすめです。ルーティン化されていることは適当になってしまいがちですが、後々大変な事態にならないよう、日々のケアが大切です。 

 

○口内炎や虫歯について

ワイヤー矯正では、装着している矯正装置の出っ張った部分が頬の内側や口腔内の粘膜を傷つけてしまうため、口内炎になるリスクが高くなってしまいます。一度口内炎ができてしまうと、矯正をしている間中は同じ部分に繰り返し装置が触れるため、治りにくくなってしまいます。 

 

さらに、矯正装置を歯に装着していることで磨き残しが多くなるため、装置の隙間や溝などに歯石が溜まりやすくなります。ワイヤー矯正中は矯正前よりも口腔内が虫歯にかかりやすい環境になってしまうため、注意が必要です。意識してケアしていても万が一虫歯ができてしまった場合、一度矯正装置を取り外して虫歯の治療を最優先で行うことになります。 

 

そうなってしまうと矯正治療を中断することになるため、治療期間は自ずと長引いてしまいます。計画通りに矯正治療を進めていくためにも、毎日の歯みがきを丁寧に行い、虫歯予防に努めていくことが大切です。 

 

○矯正中の食べ物について

矯正治療中は、ガムやキャラメルなどの粘着性の高い食べ物や繊維の多い食べ物を控えることが望ましいとされています。繊維の多い食べ物の例としては、ほうれん草やニラ、ネギ、きのこ類などがあげられます。また、コーヒーやカレー、キムチなど着色しやすい食べ物にも注意が必要です。 

 

■よくあるトラブルは…


○ブラケットが外れる

ブラケットが外れてしまった場合は速やかに歯科医院に連絡しましょう。 

口腔内の粘膜に触れて痛みが強く生じる場合はワックスで保護するのがおすすめです。 

外れたブラケットをなくしてしまうと費用がかかる場合があるため、 

完全に取れてしまった際は、保管して歯科医院に持ち込みましょう。 

 

○奥の方にある針金が抜けたり出てきてしまう

歯が適切に並び、凹凸がなくなってくるとアーチ表面の距離が短くなるため、固いワイヤーが奥歯から伸びて出てきてしまったり、抜けたりすることがあります。痛みが強い場合はすぐに歯科医院に連絡しましょう。 

 

○歯が計画通りに動かない

カウンセリングや治療前の検査は必ず行われますが、把握しきれない問題で予定通りに歯が動かないこともあります。場合によっては治療計画を再び練り直すこともあります。 

 

トラブル発生時は歯科医院に連絡

トラブル発生時は歯科医院に連絡

 

■まとめ


今回はワイヤー矯正の特徴と、ワイヤー矯正をする際に注意することや知っておきたいことをご紹介してきました。最近注目を集めているマウスピース矯正(インビザライン)は、見た目が気にならない、痛みが少ないなど、メリットがたくさんりますが、歯並びが大きく乱れている場合や自己管理が難しい場合などはワイヤー矯正の方が向いているとされています。 

 

どちらの矯正方法を選択しても、歯列矯正は費用も時間もかかるため、担当医と相談を重ね、慎重に判断していくことが大切です。要望を伝えたうえでしっかりと担当医の指示に従って治療をすすめていきましょう。 

  

歯列矯正の大前提にある目標は「歯並びの美しさの実現」「噛み合わせの機能性の回復」です。この記事ではワイヤー矯正についてご紹介してきましたが、一番大事なのは自分の歯と口腔内、生活スタイルを総合して見極め、自分に合う矯正方法を見つけることです。 

   

当院では、ワイヤー矯正での裏側矯正や、マウスピース矯正のインビザライン、アンカースクリューを用いた矯正など、患者様のご要望に応じてさまざまな矯正治療をご用意しています。  

  

矯正をお考えの方や歯並びについてお悩みの方がいらっしゃいましたらぜひお気軽にご相談くださいませ。 

 

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