マウスピース型の矯正歯科装置
2021年9月3日
こんにちは!
最近、マウスピース矯正ってよく耳にして興味がある方って増えていると思います。
今日は当院で扱っている「インビザライン」についてお話していきます。
みなさんは今までの矯正治療のイメージはなにがありますか?
- 金属のワイヤーが目立つ
- 何年も治療期間がかかる
- 毎月調整に通う
- 矯正装置を調整したばかりだと何日かお食事の際に痛くて噛めない
- 歯磨きがしにくいため、虫歯になりやすい
- 食べ物が挟まる
このようなイメージから興味はあるけど諦めた経験がある方もいらっしゃると思います。
■目立たない矯正治療とは
矯正治療というと、金属製の矯正装置を歯の表側につける姿をイメージする方がほとんどではないでしょうか。
中には歯の裏側に装置をつけたり、プラスチックやセラミックの器具にしたりして、目立ちにくくしているタイプもあります。
インビザラインは、それらとは一線を画す透明なマウスピース型矯正歯科装置を使った矯正治療法です。
多くの方がマウスピースと聞くと、スポーツのときや顎関節症の治療で使用するような分厚いマウスピースを想像するかと思います。
インビザラインのマウスピースは、透明ですから装着していても目立ちません。
厚みもとても薄いため装着中の違和感も少なくなっています。
そのため、接客業の方もお仕事中にできるとあって、とても注目されています。
■来院回数も少ない
マウスピース矯正は、インビザラインだけではありません。
インビザライン以外のマウスピース矯正の場合、来院のペースは、およそ2〜3週おきです。
それは、治療を進めるための新しいマウスピースを製作する必要があるからです。
ところが、インビザラインでは、基本的に最初に1度歯型を取ると、3次元画像化技術とCAD/CAM技術により、将来必要となるマウスピースまでまとめて作成できるようになっています。
そのため来院の頻度は6~8週間に1回のペースと、来院の回数を少なく抑えることができます。
■痛みが少ない
インビザラインの特徴のひとつに、ワイヤー矯正と比べて治療中の痛みの少なさがあります。
では、インビザラインはどうして痛みが少ないのか、お話していきますね!
矯正治療中に痛みを感じる理由は、ふたつです。
ひとつは、頬や唇などに矯正装置が当たって傷をつけること、ふたつは、歯を動かすことです。
ワイヤー矯正の矯正装置は凸凹としていますから、角のある硬い部分が頬や唇に当たると、口内炎ができてしまいます。
インビザラインなら、滑らかなプラスチック製のマウスピースなので、頬や唇に傷を作ることがありませんから、傷による痛みが生まれないわけです。
では、ふたつ目の歯を動かすときの痛みとはいったいどういうことでしょうか。
矯正治療で、歯を動かすために歯に力を加えると、歯の周囲を覆っている骨に、吸収と新生が生じます。
歯を動かす方向、つまり圧力の加わる側の骨には、破骨細胞という骨を吸収させる細胞が生まれ、骨を溶かしていきます。
そして、反対側では、骨芽細胞の働きで新しい骨が作られ、歯が移動してできた隙間を埋めています。
この破骨細胞による骨の吸収と、骨芽細胞による骨の新生は、骨のリモデリングという全く正常な現象なのですが、矯正治療では歯を人為的に動かすことで、骨吸収が起こる側に痛みの元となる物質が生まれます。
これが歯を移動させるときに痛みが生じる原因です。
ここまで読むと、ふと疑問が浮かんできませんか?
インビザラインも、ワイヤー矯正と同じく矯正治療ですから歯を移動させます。
歯を移動させなければ、歯並びは整えられませんよね。
では、どうしてインビザラインはワイヤー矯正より痛みが少ないのでしょうか。
それは、インビザラインの歯を動かす仕組みに理由があります。
ワイヤー矯正では、ブラケット、つまり一箇所に力が加わり歯を移動させようとします。
一方、インビザラインは、歯の頭部分、つまり歯冠全体をマウスピースで覆って、歯
全体に力を加えて、歯を移動させます。
歯を移動させる力の強さは、ワイヤー矯正もインビザラインも同じくらいの強さなのですが、インビザラインは歯全体に力が加わりますから、力が分散されるというわけです。
インビザラインもワイヤー矯正も歯を移動させますが、歯に加わる力のかけ方が少し異なるために、インビザラインは歯を動かすときの痛みが少なくなると考えられています。
■歯周病、虫歯のリスク
ワイヤー矯正は、ご自身では取り外しができませんから、食事の後の歯磨きがとてもしにくくなります。
そのため、ワイヤー矯正での治療中は虫歯や歯周病の発生のリスクが、治療を受けていない場合と比べてとても高まります。
矯正治療を受けている間に虫歯や歯周病になってしまうと、治療を中断して、虫歯や歯周病の治療をしなくてはならなくなります。
インビザライン矯正は、ご自身で矯正装置であるマウスピースの取り外しができますから、食後の歯磨きがとてもしやすいというメリットがあります。
もちろん、お食事の時もマウスピースを外していただけますから、お食事の最中に食べ物が矯正装置に挟まって気持ちが悪くなることもありません。
取り外して歯磨きができる点は、インビザラインなどのマウスピース矯正の利点なのですが、マウスピースをつけている間は、歯や歯ぐきの周囲への唾液の流れが悪くなってしまいます。
唾液には、お口の中の虫歯菌や歯周病菌の活動を抑える抗菌作用や、お口の中の汚れを洗い流す洗浄作用、虫歯菌によって溶かされた歯を治す再石灰化作用、お口の乾燥を防ぐ湿潤化作用などいろいろな働きがあります。
インビザラインのマウスピースの装着時間は、1日22時間です。
食事と歯磨きのとき以外は、ほとんどマウスピースを付けているといってもいいでしょう。
この間、唾液のさまざまな働きは、歯に作用されにくくなり、虫歯や歯周病のリスクが高まります。
外出先での食事など、お食事の後歯磨きができないというときも、少なくともうがいだけはしてください。
また、マウスピースをつけていると、お口の中が乾燥しやすくなりますから、こまめな水分補給でお口の中を潤いしてください。
お水ならマウスピースをつけたまま飲んで頂いても問題ないです。
このようにインビザライン矯正は他の矯正治療に比べて虫歯のリスクが少ない矯正方法ですが、リスクが全くないわけではありませんからご注意ください。
■認定医院
当院は、インビザラインを開発したアライン社から、治療レベルで上位クラスにあたる「プラチナエリート」という認定を受けた歯科医院です。
インビザラインは、治療レベルに応じて7つのランクが設定されています。
当院が認定を受けている「プラチナエリート」は、インビザラインによるマウスピース矯正を、年間81症例以上行った医院を対象としています。
このほかに、アライン社では、歯科医院単位ではなく、診療にあたる歯科医師単位でも認定制度を設けています。
それは、「インビザドクター」という認定医制度です。
インビザドクターは、インビザラインでの治療経験が50症例以上を認定の基準とした制度です。
大きな歯科医院では、歯科医院自体がインビザラインから認定を受けていても、そこで治療にあたる歯科医師がすべてインビザラインに精通しているとは限りません。
そこで、歯科医院の認定と別に、歯科医師の認定医制度を設けているわけです。
当院の担当医は、インビザドクター、つまりインビザライン「認定医」を取得しております。
安心してご相談ください。
みなさんメリットがあるとデメリットも気になりますよね?
良い面ばかりに気を取られて治療を始めるとデメリットに気づいてきちんと治療が進まないことになると残念ですよね。
治療を始める前に必ず知っておきましょう。
当院は上位クラスの治療レベル「プラチナエリート」認定医院
■自己管理が必要
マウスピース矯正とワイヤー矯正の違いはいろいろありますが、ワイヤー矯正以上に重要となるのが、自己管理です。
インビザラインでのマウスピース矯正では、その他のマウスピース矯正と異なり、すぐに使っていただくマウスピースだけでなく、そのマウスピースの次の段階で使う交換用のマウスピースも一緒にお渡しすることができます。
交換用のマウスピースもまとめてお渡しできることが、インビザライン矯正の特徴であり、通院回数を減らせるというメリットにつながっています。
これを言い換えると、患者さまご自身が、歯科医師から支持されたタイミングで、次の新しいマウスピースに取り替えなければならないということを意味しています。
もちろん、交換するマウスピースを間違えてはいけないことは言うまでもありません。
先ほどお話しした自己管理とはこのことで、自己管理こそが、マウスピース矯正を成功させるカギと言っても過言ではありません。
少し面倒臭いと思うこともあると思います。
しかし!理想の歯並びを得るためにも頑張りましょう!
インビザライン矯正では、マウスピースをご自身の手で取り外せますから、矯正装置の隙間に食べ物が挟まったままになる心配はありませんが、矯正治療中の虫歯や歯周病は、矯正治療を中断させる原因となります。
お食事を楽しんだ後は、ブラッシングやデンタルフロスでのお口のケアをしてからマウスピースをつけるのが理想的ですが、それができないときは、うがいだけでもしてください。
そして、うがいの後で、マウスピースをつけるようにお願いします。
■マウスピース以外の矯正装置が必要なこともある
インビザライン矯正では、マウスピースだけでは歯並びをきれいな状態に整えられないという場合、「アタッチメント」という小さな矯正装置を歯の表面につけることがあります。
マウスピースは、このアタッチメントの上から装着します。
すると、マウスピースからの力がアタッチメントに作用して歯に伝わり、歯が移動するという仕組みです。
マウスピース矯正といいますが、完全にマウスピースのみで治療できて、歯には何も着けないとお思いの方も多いと思いますので、注意が必要です。
また、「チューイー」という丸いチューブをつけることもあります。
これは、マウスピースと歯をしっかりとフィットさせるために用いられます。
新しいマウスピースをはめると、マウスピースの歯並びと実際の歯並びにギャップがあることがあります。
もし、マウスピースが歯から浮き上がったまま装置を使用すると、歯に適正な力がかからず、当初の治療計画通りに歯は動きません。
そこでチューイーを装着して、歯にマウスピースをフィットさせて、歯にしっかりと力を加えるというわけです。
いかがでしょうか?
少しはマウスピース矯正についての不安が取り除けたでしょうか?
しかし、マウスピース矯正はすべての方が適用なわけではありません。
抜歯を必要とするような歯を動かす距離が大きい場合など、マウスピース矯正だけでは限界があるという場合がないわけではありません。
そのようなときは一定期間、ワイヤーとブラケットによる矯正を併用することもあります。
目立ちにくい、痛みが少なくできると思い、マウスピース矯正したいけど、目立つのは困るなと思う方。安心して下さい!
あなたにとって最適な矯正治療法をご提案させてください。
もっと詳しく知りたい。インビザラインで矯正治療を始めてみたいという方はぜひ、一度ご相談ください。
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アクチバトール
2021年8月23日
こんにちは
お口の中の舌や頬、唇などの軟組織の働きを利用して歯並びを整える矯正装置を機能的矯正装置といいます。
機能的矯正装置の代表とも言えるのが、アクチバトールという機能的矯正装置です。
機能的矯正装置は、歯学部の学生が矯正歯科学の実習で一度は製作するほど、メジャーな機能的矯正装置です。
もちろん、当院でも必要に応じてアクチバトールを用いた治療を行っています。
今回は、アクチバトールについてご紹介します。
■アクチバトールとは
アクチバトールは、activatorと書きます。
F.K.O(ドイツ語なのでエフ・カ・オーと読みます)や、英語でアクチベーターという別名で呼ばれることもあります。
○アクチバトールの効果
アクチバトールの特徴は、ワイヤー矯正やマウスピース矯正と違って、アクチバトール自身には歯を移動させる力がないというところです。
ですから、アクチバトールをお口に装着しても、歯は動きません。
アクチバトールをお口に装着すると、食事のときに使う咀嚼筋という筋肉など、お口の周囲のいろいろな筋肉が刺激され、それらが適度に活性化させます。
これらお口の周囲の筋肉の働きを、歯を移動させる力に変えて、歯を移動させるようになっています。
こうしたアクチバトールの作用は、成長発育が旺盛な時期に顕著に現れます。
アクチバトールは筋肉の働きで歯並びを整える
■アクチバトールの形
アクチバトールは、上顎と下顎の矯正装置が一体化した構造をしています。
この一体化した矯正装置に誘導線という太めのワイヤーが装着されています。
アクチバトールをお口に装着すると、下顎骨が前に引っ張り出されるような感じになり、これが、お口の周囲のいろいろな筋肉を適度に活性化する効果をもたらします。
こうして、歯並びを整えていきます。
もちろん、治療の途中で調整が必要となることもあります。
そのようなときは、誘導線や誘導面を調整することで対応します。
■アクチバトールの適応症
アクチバトールは、下顎が後ろに下がった上顎前突症や、食事のときなど噛み合わせたときに生じる受け口の治療、上顎が大幅に前に出た過蓋咬合という歯並び、上下の噛み合わせが部分的に反対になっている交叉咬合という噛み合わせの治療などに用いられます。
アクチバトールは、歯並びを整えるためだけに使われるものではありません。
歯並びに適度な隙間を保つための保隙装置や、矯正治療が終わった後に歯並びに後戻りが起こらないようにする保定装置としても用いられることもあります。
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半透明の装置
2021年8月19日
ワイヤー矯正でしっかり歯並びを綺麗にしたい!
でもワイヤー矯正は目立つ、、、そんな方は目立ちにくい「白いブラケットの矯正装置」という選択肢があります!
こんにちは!
世田谷区の三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科です。
近年では審美歯科が主流になり、現在では歯医者=虫歯の治療・痛い治療というイメージも薄らいでいる時代になっています。
そんな中矯正歯科治療への関心も高まり、子供の頃から矯正をする方が年々増えています。
これまでの矯正治療は、銀色のギラっとした目立つ矯正装置が主流でしたが、近年では目立ちにくい「半透明のブラケット矯正」
という装置を選択する方が増えております。以前よりは矯正装置を装着していることへの審美的抵抗はかなり軽減されるようになりました。
■半透明のブラケット矯正ってどんなものなの?
矯正を専門とする歯科医としては、一番に考えることは「患者様の歯並びを綺麗に整える」「噛み合わせをきちんと噛めるようにする」ということです。
しかし、現在はそれだけではないと考えています。患者様が矯正を決断したら、長い期間矯正装置を付けなければなりません、、、
あのギラギラとした矯正装置をつけることが審美的に気になるという方はかなり多くいらっしゃいます。
そのようなことが気になる患者様には「半透明のブラケット装置」がおすすめになります。
費用が少し高くなりますが、材質はセラミックなので歯の材質に近いため、目立ちにくいのが利点になります。
セラミックの特徴としては
- 耐水性があるので変色も着色もしづらい
- 透明感があり、天然歯に近い色
- 汚れが付着しづらい
- 強度もある
■半透明のブラケット矯正装置のデメリット
- 費用が金属のブラケットより高くなる
- 金属ブラケットに比べ、ブラケット部分に多少の厚みがあるため人によっては違和感が出る場合がある
- 金属に比べて壊れやすい可能性がある
半透明のブラケットは見た目も機能も優れている
■当院における半透明のブラケット矯正装置
どんな治療でもメリットとデメリットはあります。
当院では患者様のライフスタイルに合わせた治療を心がけております。まずは患者様のお悩みをしっかりと聞き、一人一人の患者様に合った選択肢をご提案させていただければ、と考えております。
矯正の期間中の見た目が気になる方は、半透明のセラミックのブラケットに、ホワイトのワイヤーを装着すれば、お悩みは大きく解消されるのではないかと思います。
どのブラケットを使うかは、きちんと説明した上で患者様が選択していただけます。
三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科では、いつでも無料カウンセリングを受け付けております。
お気軽にご相談ください!
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Eライン
2021年8月18日
こんにちは!
歯並びを整えることで、症例によってはフェイスラインも同時に整えることができます。
■Eライン
矯正治療では、歯の位置を整える際、お顔の正面だけでなく、横顔もきれいになるように考えて治療を進めます。横顔がきれいになったかどうかの評価法のひとつにEラインというものがあります。Eラインとはどのような評価法なのでしょうか。
Esthetic-Line(エステティックライン)の略で、鼻の先と顎先を結んだ線のことです。
このEラインよりも唇が内側に収まっているのが、美しい横顔とされています。
Eラインと唇がどのような位置関係にあるのかを利用して、お顔の下側の横顔を評価します。
■Eラインの分類
Eラインと唇の位置関係は、
- ストレートタイプ(Eラインと唇が当たっている)
- コンベックスタイプ(Eラインよりも唇が前に出ています)
- コンケイブタイプ(Eラインに唇が達していない)
の3タイプに分けられます。
■理想的なEライン
では、どのタイプが理想的なのでしょうか。
実は、理想的なEラインは時代とともに変わっています。
以前は、Eラインよりも唇が少し後ろにあるのが理想的とされていました。
現在では、Eラインと唇が一致しているストレートタイプが理想的となっているようです。
現代の理想的なEラインはストレートタイプ
■Eラインと唇
Eラインと唇の位置関係を構成する要因は、歯、顎、鼻の高さです。
前歯が前方方向へ傾いていたり、ずれて生えていたりすると、コンベックスタイプになりやすいですし、上顎の骨そのものが前に出ているとやはりコンベックスタイプになります。
一方、下顎の骨が前にずれていたり、上顎の骨の成長が弱い場合はコンケイブタイプになります。
歯や顎の骨に原因があって、理想的なEラインにならない場合は、矯正治療で横顔美人にすることができます。
口唇の閉じやすさは鼻呼吸獲得にも関係しており、見た目の改善だけではなくて、口腔周囲の機能改善にもつながります。
もっと口元を下げたい
顎の突出感が気になる
横顔に自信がない
このようなお悩みをよく聞きます。
矯正でフェイスラインに自信を持ちませんか?
三軒茶屋デザインデンタル歯列矯正歯科では、なるべく多くの矯正希望の患者さんがご自身のライフスタイルに合わせて通って頂けるよう、平日は夜20時30分まで診療しております。
また、土日も18時30分まで診療を行っております。
ぜひ、ご相談ください!!
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歯の裏側矯正
2021年8月17日
こんにちは!
世田谷区の三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科です。
人前に出る仕事の方、営業・接客業の方、又結婚式や就職を控えている方などは、歯の表に矯正装置を長期間付けるのは「見た目」も気になりますよね、、
こうした現代のニーズに合った、目立ちにくい矯正もいくつかの方法がありますが、その中でも最も目立ちにくい「歯の裏側矯正」という方法があります。
■裏側矯正は最も目立ちにくい矯正装置です!
裏側矯正の最大のメリットは「矯正装置が見えないこと」です。
マルチブラケットと呼ばれる矯正装置を、歯の裏側(舌側)に装着する方法なので、矯正装置をつけていることが最もわかりづらい矯正方法が「裏側矯正」です。
■通常の表側矯正と裏側矯正との違いについて
- 矯正力の圧のかかり方
表につける場合と、裏につける場合では、ワイヤーの長さが違います。長いワイヤーを曲げるのと短いワイヤーを曲げるのとではかかる圧力の作用が異なりますので、短いワイヤーの「裏側矯正」の方は弱いワイヤーを使います。
又、裏側矯正では隣あったブラケットとの距離が短くなります。
- 歯の裏側の形が違う
歯の表側と裏側では形が異なり、裏側は表側に比べて複雑な形をしています。そのため裏側矯正の場合は、ワイヤーが真っ直ぐになるような角度・高さになるよう模型を作成し、ブラケットの位置づけをします。
■表側矯正より虫歯になりにくい
矯正装置をつけるということは表側につける場合も、裏側につける場合も装置の間に食べかすなどが溜まりやすく、歯磨きもしづらいので虫歯のリスクは上がると言われております。
しかし歯の裏側のエナメル質は表側に比べて3倍も厚く、さらに裏側には常時唾液が循環しております。その唾液には「殺菌作用」があるので細菌が増殖しづらい環境となり虫歯になりにくいのです。
裏側矯正は様々なメリットがある
■矯正中に効果を実感しやすい
表側矯正だと歯の表面に矯正装置がついているので、歯並びが綺麗になっている工程を実感しにくいですが、裏側矯正では、装置が表側にはついていないので綺麗になりつつある喜びを実感できます。
■部活やスポーツをしても安心
表側にワイヤーがついていて、ボールが口元にぶつかったり、転倒した時にワイヤー装置で口内を切ってしまう、ことがありませんので部活やスポーツも安心して行えます。
■当院における裏側矯正の特徴について
裏側矯正の装置のメーカーは「クリッピー」というシステムを利用しております。
特徴としては
- 装置が薄いので「違和感が少ない」「発音のしづらさが軽減される」、従来の裏側装置より快適です。
- ワイヤーとブラケットの摩擦が少ないため、痛みの軽減
- 痛みが軽減されることによる治療期間の短縮
「矯正にも様々な種類があって自分にはどの矯正が合っているのか分からない」そんなお悩みもあるかと思います。三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科では、随時歯並びについてのご相談を受付けております。
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保定装置
2021年8月13日
歯並びが綺麗になったら矯正は終わりだと思っていませんか?
綺麗になったら始まるのが保定装置です。
こんにちは。
今日は歯並びが綺麗になってからの保定装置のお話です。
■治療後も移動する
綺麗に歯が並んでいても戻ろうと動いていきます。
隣り合う歯、嚙み合う歯や歯周組織だけではありません。
舌や頬、唇などのお口の周囲組織の影響も受けて、歯は移動し続けます。
昔はこんなところに隙間あったかな?
こんな歯並びじゃなかったと思うけどな。
そんな疑問はこのためです。
そう考えると、矯正治療で整えられた歯並びがそのままの状態で保たれるわけではないとわかりますでしょうか?
■保定装置
保定とは、矯正治療を終えて綺麗な状態になった歯並びが元の歯並びに戻らないようにする処置です。
綺麗な歯並びを維持するために、保定装置をお口に装着します。
保定装置の働きによって、新しい歯の位置、噛み合わせにお口を慣れさせています。
治療後の保定装置(リテーナー)の装着に関しては、患者様の努力にかかってくる部分なので、頑張って忘れずにつけてくださいね。
保定で歯並びが戻らないようにする
■保定に必要な時期
一般的には、矯正治療に要した時間と同じくらいの時間、保定を続けなければならないと言われています。
しかし、中には2年近くも保定を行っていたのに、後戻りを起こしたケースなど人によってさまざまです。
矯正治療が終了し、徐々に歯並びが崩れてしまう原因の多くは
治療後の「リテーナー(保定装置)」を装着していなかったことが原因です。
つまり リテーナーはなるべく長期間の使用を勧めております。
■再治療
矯正の再治療となってしまうと期間、費用が心配になりますよね。
このような方のため、当院では短期間で行う
「後戻りした歯の再矯正」プランをご提供しています。
裏側からの見えにくい矯正にも対応します。
後戻りしてしまったが、次は後悔したくない方。
矯正治療を始めて行うが、失敗したくない方。
ぜひ、噛み合わせをしっかり意識した医院で治療を受けることを強くお勧めします。
後戻り矯正は、以前のように何年もかかるものではありません。
お口全体に矯正装置を使うものでもありません。
皆さんが想像されているよりも簡易的に対応できますので、まずはご相談ください。
当院での相談は、患者様の疑問や不安、希望に対して、何度でも患者様が納得するまでお答えすることを心かけております。
疑問や不安、希望をお持ちのままで、解決できていない方、矯正治療が初めての方でもわかりやすく、丁寧にご説明いたします。
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マルチブラケット
2021年8月12日
こんにちは。
矯正といえば目立つワイヤーを想像する方が多いと思います。
調べているとよく「マルチブラケット」ってみかけませんか?
今日はマルチブラケット装置についてお話していきます。
■マルチブラケット装置
歯の表面に歯科用接着剤で「ブラケット」という器具を貼り付け、その溝にアーチワイヤーを通して3次元に歯を移動させる代表的な矯正装置です。
ワイヤーの力を利用して歯を動かしていきます。
ブラケットには金属製のものから、目立ちにくいセラミックやプラスチックなどがあります。
■メリット
目立つけど矯正には欠かせない装置はなにがいいの?
- ほぼすべての不正咬合に対応できる。
- 精密に歯を移動させることができるので、見た目、嚙み合わせもより完璧に近い仕上がりを目指すことができる。
デメリットは装置が目立つ、治療が終わるまで外せないために虫歯リスクが高まります。
様々な不正咬合に対応し、完璧に近い仕上り
■矯正装置を装着する
どうやって装置はくっついていると思いますか?
食事をしてもすぐには外れない矯正装置。
どのようにくっついているの?
- 歯面のクリーニング
専門のペースト、ブラシで歯面をクリーニングします。
エナメル質表面のバイオフィルム(口腔内細菌によって作られている膜)を綺麗に除去します。
- エッチング
ブラケットを装着する歯の表面に、エッチング(リン酸処理剤)を塗布し、エナメル質表面を脱灰し接着剤がつきやすくします。
- エッチング後のエナメル質表面
歯の表面が白くなります。その部分が脱灰したエナメル質。治療後は速やかに再石灰化します。
- ブラケット装着
ブラケットと歯面に接着剤をつけます。
- 装着されたマルチブラケット
ブラケットにワイヤーを通して完成です。
■スタンダードブラケット法
それぞれの歯が連続的に並ぶようにブラケットに通すワイヤーを曲げて調整していきます。
すべての人が同じような歯の大きさや位置関係ではないので、もちろん1人1人ワイヤーの曲げ方は違います。
オーダーメイドの矯正治療とも呼ばれています。
■ストレートブラケット法
歯につけるブラケットにきれいに並ぶための平均的な凹凸や傾き、角度(ねじれ)などをすでに組み込んでおき、既成のアーチ型のワイヤーを入れればほとんど曲げないでいいよう工夫された方法です。
1回の治療時間が比較的短くすみ、緩やかな力によって痛みも少ないといった長所があります。
矯正治療にはとても興味があるけど、遅くまで診療している矯正歯科がないからあきらめていた方、治療期間が長くなるから通うのがめんどくさいと思っていた、という方はあきらめずぜひ!当院までお気軽にご連絡ください。
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痛みを抑えて
2021年8月11日
こんにちは。
矯正治療はどのようなイメージありますか?
よく耳にするのが時間がかかる。痛そう・・・。
矯正治療において治療中に感じる痛みは仕方がない。とされてきました。
当院では「ライトフォース」理論に基づき、治療中の痛みを減らすことに成功しています。
■ライトフォース
簡単に説明すると加えるパワーを弱くするというものです。
一体どれくらい弱くしているのかといいますと、一般的なケースと比べて20%~50%になります。
そのため、治療中の痛みに関する問題はかなり軽減しました。
ここで疑問が頭によぎると思います。
- 弱い力でホントに歯が動くの?
- 歯が動くスピードが遅くなり、治療期間がながくなりそう。
加えるパワーが強いと、その分歯がきちんと移動してくれて、そして治療に要す時間も短縮化されるイメージもあるでしょう。
通常の矯正であれば毛細血管の働きを食い止めるくらいのパワーを使うケースが多かったです。
当院で実践している治療法、使っている矯正装置はライトフォース理論にのっとっています。
■毛細血管
少し専門的なお話をしますと、歯の移動は骨代謝によってします。
代謝がよくなればなるほど、歯が移動するスピードも高速になるでしょう。
代謝をよくするためには、栄養を供給する毛細血管が重要な役割を担います。
一般的な治療では矯正力が強すぎて毛細血管が潰れていました。
ライトフォース理論のもと、血管の弾力より弱い力をかけるため、つぶさない、代謝活動を妨げることがない、ということですね。
ライトフォースは毛細血管をつぶさない
■治療期間短縮
矯正治療は長期の治療期間が必要とイメージがあると思います。
しかし!当院はライトフォース理論に基づいて6か月~3年程度で終了させます。
■光加速装置
赤外線を活用して、細胞を活性化させ、治療をスピーディーに行います!
痛みを軽減する効果もあります。
■シミュレーション
光学3Dスキャン装置の導入!
あの苦しい型採り不要!
治療後の歯並び設計に参加できます
痛みが原因で矯正治療後に二の足を踏んでいる方、一度当院にご相談ください。
納得していただくまで、詳しくご説明させていただきます。
当院では、患者様が抱えていらっしゃるお口の悩み、疑問、不安にお応えする機会を設けています。
どんなことでも構いません。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。
当院での相談は、患者様の疑問や不安、希望に対して、何度でも患者様が納得するまでお答えすることを心かけております。
疑問や不安、希望をお持ちのままで、解決できていない方、矯正治療が初めての方でもわかりやすく、丁寧にご説明いたします。
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フェイスライン
2021年8月10日
こんにちは。
矯正治療でフェイスラインに自信を持ちませんか?
歯並びを綺麗に整えることで、症例によってはフェイスラインも同時に整えることができます。
- 顎の突出感が気になる
- 横顔に自信がない
- もっと口元を下げたい
このコンプレックを改善するためには「美容外科」を思い浮かべる人が多いと思います。
美容外科では、顎の骨を削って処置をします。
ですが、そこまでしなくても歯科医院で歯の矯正を行うことでフェイスラインを整えることができます。
矯正治療というと「歯並びを綺麗にする」と考えられていますが、顔のバランスを整え、口元の美しさも獲得できる場合があります。
しかし、矯正治療をすることで、必ずフェイスラインも整うわけではありません。
■出っ歯
知っている方も多い歯並びです。
上顎の前歯が下顎のの歯よりも大きく前に出ています。
■歯のでこぼこ
様々な角度でデコボコになってしまっている歯並びです。
■嚙み合わせが浅い
奥歯が噛んでいるにもかかわらず、前歯が噛んでいない歯並びです。
■嚙み合わせが深い
通常噛んだ際に下の前歯を上の歯が覆う形が理想とされていますが。それ以上に覆い、下の前歯がほとんど見えない様な状態の嚙み合わせの事をいいます。
■受け口
下顎が上顎よりも前に出ている歯並びのことです。
この5つはよくお悩みで相談される方の口元のコンプレックです。
見た目のコンプレックスのほかにも出てくる影響があります。
咀嚼が不十分になる、発音がしづらい、上顎と下顎のバランスが悪くなると全身の骨格のバランスが悪くなり、他の関節にゆがみができてしまい、腰痛や肩こりなど、やがて全身の骨格にも影響が出てしまいます。
歯並びを綺麗に整えるとフェイスラインも整う
■歯科矯正で治しましょ!
歯科矯正で改善できる症例はぜひ、三軒茶屋デザインデンタル歯列矯正歯科にご相談ください。
個室の診療室ですので他の患者様の目が気になることがありません。
また、個室のカウンセリングルームを設置しております。
個室ですので、他の患者様を気にせず、お口のお悩み、ご希望などなんでも聞かせてください。
人生におけるデメリットがあるということを理解し、少しでも歯並びが気になる場合は、早いうちに相談だけでもいらしてください。
歯並びだけでなく、顔の輪郭もシャープにしたいとお考えの方、ぜひ一度お問い合わせください。
当院では、患者様が抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問、不安などにお応えする機会を
設けております。
どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
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目立ちにくい矯正装置
2021年8月6日
こんにちは。
矯正治療するとどうしても目立つかなと考えてしまい、なかなか踏み出せない方もいらっしゃると思います。
今日は目立ちにくい歯科矯正装置についてお話していきます。
■ブラケット矯正
矯正と耳にしてイメージするワイヤーを使った治療です。
歯にワイヤーを通すことが可能な装置ブラケットをつけ、ワイヤーを通して徐々に歯を動かしていきます。
金属ブラケットが目立つイメージかと思います。
■半透明のブラケット
半透明のブラケットを用いた矯正は、従来は金属だった部分を目立ちにくい色にしたものになります。
この審美ブラケットは歯の表に装置をつけます。
新たに開発された目立ちにくいブラケットは、レジンやセラミックスで作られています。
レジンは、虫歯治療においても活用されている、プラスチック製の歯科治療材です。
セラミックスは、審美性が高い被せ物に使用されている歯科治療材です。
半透明のブラケットは目立ちにくい
■裏側矯正
矯正装置をつけていることを気づかれたくない。
可能な限り目立ちにくい装置がいい。
そのような方にお勧めなのが裏側矯正です。
皆さんがよくご存じの矯正は歯の表面に装置を付けます。
裏側(舌側)矯正は、歯の裏側に矯正装置を付けるため、一番目立ちません。
上と下の歯に裏側矯正装置を装着可能ですし、上顎には裏側、下顎には表側に装置をつけられます。
上の歯は日常生活のなかで他人から見られる場所になりますので、その部分は裏側に装置を付け、あまり露出しないであろう下の歯部分には表から装置を付けるコンビネーション式です。
■装置のメーカー
当院では「クリッピー」と呼ばれるシステムを利用しています。
従来装置よりも薄いので違和感が少なく、発音のしづらさも改善されつつあります。
痛みの軽減、期間の短縮で鍵を握るのが摩擦の度合いです。
ブラケット、ワイヤーの装置間の摩擦が小さいと痛みの軽減や短期治療を可能にします。
また、歯は単に並んでいるのではなく、舌が内側から押す力、頬や唇が外側から押す力のバランスの上に並んでいます。
矯正による治療。
リスクは、リテーナーを使わないと後戻りをすることも…。
リテーナーには、歯に接着するタイプと取り外しできるタイプがあります。
矯正治療したいけど目立つのは困る!
そのお悩みぜひ、一度相談してください。
三軒茶屋デザインデンタル歯列矯正歯科では、なるべく多くの矯正希望の患者様がご自身のライフスタイルに合わせて通って頂けるよう、平日は夜遅くまで診療しております。
また、土日も18時30分まで診療を行っております。
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