あなたの歯周病、歯並びが原因かも?
2024年6月16日
今回は「歯並びの悪さが招く歯周病(歯槽膿漏)のリスク」についてご紹介します。
歯並びが良くないとどんな問題があるか?まず挙がるのは審美性の問題ですよね。
歯並びが良くないと口元の見た目が悪くなり、実際に矯正治療を受ける方のほとんどが、「口元を美しくしたい」というのが目的です。
しかし歯並びの問題が引き起こすトラブルは上記だけではありませんし、歯周病になる可能性も高めます。
目次
■歯周病とは?
■虫歯と歯周病、どちらも歯を失うリスクが高い感染症
■なぜ歯並びが悪いと虫歯や歯周病になりやすい?
■歯周病予防の選択肢としての「歯列矯正」
■歯列矯正の種類
■当院では充実の「無料」矯正相談!「無料」検査診断!
■まとめ
■歯周病(歯槽膿漏)とは?治療方法(Blue Radical P-01 (ブルーラジカルP-01))
「歯周病(歯槽膿漏)」は歯肉炎と歯周炎の総称であり、歯周病原菌という細菌によって歯を支える骨が溶けてなくなっていく病気です。
自覚症状があまりなく、知らない間に病状が進行しがちである点も特徴で、歯が抜け落ちることに加え、重度のものでは糖尿病などの全身の疾患に影響が及ぶケースもあります。
日本では成人のうち80%以上が、歯周トラブルを抱えていると言われ、歯周病は現代の生活習慣病の1種と言っても過言ではありません。また、歯並びが悪いと、歯周病の原因となる歯垢が溜まりやすくなるので、歯並びの状況も、歯周病の発症や進行に影響のある要因の一つとなります。
Blue Radical P-01 (ブルーラジカルP-01)
最新の歯周病の治療として、東北大学と日本のベンチャー企業Lukeが超音波で振動させながら青いレーザーを照射、歯垢だけでなく、歯周病の原因である細菌を99.99パーセント死滅させることができるという技術を有する治療機器を開発したそうです。 この機器は世界で初めて「歯周病」を治療するための医療機器として日本で承認されたそうです。
青い光を放つ医療機器で、「ブルーラジカルP-01」(Blue Radical P-01)とのことです。今後の歯周治療の方法が変化するかもしれないですね。
「ブルーラジカルP-01」(Blue Radical P-01)での歯周病治療が可能な医院は以下のホームページで確認いただければと思います。
■虫歯と歯周病、どちらも歯を失うリスクが高い感染症
虫歯も歯周病も、そのまま放置してしまうと歯を失うこともある病気です。虫歯も歯周病も細菌が要因となる感染症で、例えば虫歯は様々な年齢層で発生しやすく、歯周病は30代以降に多いという点が特徴です。
そして歯並びが良くないと噛み合わせにも悪影響となります。噛み合わせの悪さは特定の歯に負担がかかってしまい、歯槽骨のトラブルに繋がることもあります。ですので歯周病の進行スピードが早く、若くして歯を失いかねません。
虫歯も歯周病も歯並びの悪さが原因で起こることが多々あり、歯周病は歯ぐきが痩せてしまい隙間ができ、結果的に歯が傾斜することもあったり、歯並びの悪さと口内トラブルは関係性があると言えます。
■なぜ歯並びが悪いと虫歯や歯周病になりやすい?
凹凸のある歯並びは見た目が悪く、自分の笑った顔に自信が持てない…というケースも。歯並びの悪さは実際に見た目にも影響しますが、問題はほかにもあるでしょう。歯並びが悪いと、虫歯や歯周病などの歯や口内のトラブルが発生し、悪影響を与えてしまうこともあります。
○歯並びの悪さで歯磨きの精度が落ちるから
歯の健康を維持するのは日々のブラッシングです。毎日のしっかりとした歯磨きが歯の汚れなどを洗い流し、口内の清潔を保つことは、誰もがご存じでしょう。
ところがデコボコした歯並びだと、歯ブラシの先が届きにくいので汚れが残りがち…。汚れがあると口内の細菌が糖分をエサとしプラークを生成します。プラークは細菌の集合体で、白く粘着性の物質が歯や歯ぐき付近に付着します。
プラークを構成している虫歯菌や歯周病菌が毒素を放出し、虫歯や歯肉炎、歯周炎などを引き起こしています。以上のように、歯並びが悪いことで歯磨き不足に繋がり、結果として虫歯・歯周病リスクが向上します。
○歯並びの悪さで噛み合わせが悪くなる
歯並びが悪ければ、やはり噛み合わせも悪化します。ちなみに良くない噛み合わせが歯周病の原因にもなりかねません。噛み合わせが悪い場合、歯で噛んだ際に特定の歯に負担をかけてしまうでしょう。
負担が生じると歯は当然なのですが、その歯を支える歯肉にもダメージを与えてしまい、歯肉に炎症が起こって歯周病になることがあるのです。噛み合わせのトラブルは、肩こりや腰痛、ほかに顎関節症のリスクも向上させます。
■歯周病予防の選択肢としての「歯列矯正」
歯並びの悪さを治したいと考える方のほとんどは、審美性が良くないから…という理由だと思います。もちろん、歯並びが美しく整うと笑顔にも自信をもつことが可能なはず。
しかし矯正の目的は、歯並びや噛み合わせを良くすることで歯磨きを行いやすく、一部の歯に余計な負担をかけることなく、正しい噛み合わせに導くことです。つまり矯正治療は、将来にわたる口内の健康保持が真の目的です。
■歯列矯正の種類
○ワイヤー矯正
ワイヤー矯正は、ワイヤーを活用し歯列矯正をする手法です。もっとも有名な歯の矯正=ワイヤー矯正を連想する人もたくさんいるはずです。表面側から行うワイヤーを使う矯正は、ブラケットと言われる器具を歯の表面部分に設置し、ワイヤーで歯を引っ張る治療法です。
歯に設置するブラケットは、以下の2種類に分けられます。
まず金属ブラケットは、メタルブラケットと言われている金属でできた矯正器具です。強度が高くブラケットを薄くすることも可能で、口の中で感じる嫌な感じを軽減させる特徴もあります。治療に必要な金額を抑えることができるのも嬉しい点です。ですが、金属ブラケットは目立ちますので、その点はマイナスですね。
次に挙げるのは、「審美ブラケット」で、審美という名称の通り、ブラケットがホワイトや透明色で作られており、あまり目立たちません。
ブラケット製造で活用されている素材は、セラミックスやプラスチックなどとなっています。ブラケットに通すワイヤーをホワイトにすることによって、さらに目立ちにくくすることが可能です。しかし、セラミックやプラスチックのブラケットの強度を保つためには、一定の厚みが必要になり、金属のものと比較をすると口内に違和感があらわれるかもしれません。
○裏側から行うワイヤー矯正
ブラケットを歯の表面ではなく裏側に設置する矯正も存在しています。ブラケットなどが見えないため、矯正をしていることが周りにバレにくくなります。他人の視線を心配する必要がなくなります。
ですが、歯の反対側にブラケットを設置しますので、日常の歯磨きで戸惑うこともあるかもしれません。ほかには、ブラケットが舌に接触して、痛みを覚えるケースも。痛みや気になることがあれば、すぐ担当医に相談するようにしましょう。
○マウスピース矯正
マウスピースによる矯正は、ワイヤーなどを用いず、専用のマウスピース矯正アイテムを使用して治療をすることになります。患者様それぞれに応じたオーダーメイドしたアライナーを定期的に交換していくことになります。
「インビザライン」のマウスピース矯正治療は、アメリカのアライン・テクノロジーという会社が有する最先端テクノロジーを活用した矯正手法です。実際の治療前に、治療後の歯並びをシミュレートすることも可能です。
マウスピースによる矯正治療でのメリットといえば、矯正アイテムが目立ちにくい点でしょう。マウスピースは薄く、周りの人たちに矯正していることがバレにくくなってしまいます。そして、自分自身で自由に取り外しが可能で、例えばご飯を食べる際はマウスピースを取り、いつも通り食事ができます。そのうえ、歯磨きも問題なく行える点も嬉しいですね。
■まとめ
いかがでしたでしょうか?
歯周病は気づかないうちに進行している病気です。普段から歯磨きが難しかったり、歯に詰まることが多い方は、ぜひ一度当院に相談をご活用ください!
歯列矯正で健康なお口を目指しましょう!
三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科
住所: 東京都世田谷区三軒茶屋1-32-14
電話番号: 03-6805-5765
予約はこちら https://www.sangenjaya-ortho.com/contact/#link01