三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科を運営する医療法人D.D.Orthoが監修しています。
矯正は医療費控除の対象なのか?詳しく解説
2024年10月3日
医療費控除とは
医療費控除は、日本の所得税制度において、一定額以上の医療費を支払った場合に、その一部を所得から控除できる制度です。これにより、課税所得が減少し、結果的に税金が軽減される可能性があります。以下に、医療費控除の基本的な内容をまとめます。
医療費控除の対象となる医療費
医療費控除の対象となるのは、以下のような医療費です。
- 病院や診療所での治療費(歯科矯正やインプラント治療も含む場合があります)
- 薬局で購入した処方薬の費用
- 入院時の食事代や室料
- 通院にかかった交通費(公共交通機関を利用した場合)
- 自宅療養で必要な看護費用
対象にならない医療費
- 美容目的の治療費(例えば、美容整形)
- 健康増進や予防目的の支出(例: 健康診断、人間ドック費用)
- 通院時のタクシー代(ただし、やむを得ない場合を除く)
医療費控除の計算方法
医療費控除の対象額は以下のように計算されます。医療費控除額の最高限度額は200万円です。
- 1年間(1月1日〜12月31日)に支払った医療費の合計を計算する。
- その合計額から、保険金などで補填される額を差し引く。
- 差し引いた金額からさらに10万円または総所得金額の5%のいずれか少ない方を引く。
- その残りが医療費控除の対象となる金額です。
申告方法
医療費控除を受けるためには、確定申告が必要です。確定申告の際には、医療費の領収書や明細書を用意し、申告書に記入して提出します。
もし、矯正治療にかかる費用についても医療費控除の対象として考えている場合、特定の条件(治療の目的や内容)を満たすことが重要です。
歯科矯正治療に関して、医療費控除が適用されるかどうか
歯科矯正治療に関して、医療費控除が適用されるかどうかは、治療の目的や状況によって異なります。以下に、歯科矯正治療と医療費控除について詳しく説明します。
歯科矯正治療の医療費控除の対象となる条件
歯科矯正治療が医療費控除の対象となるのは、治療が「医療目的」である場合です。つまり、美容や見た目の改善だけを目的とした歯列矯正は医療費控除の対象外ですが、以下のようなケースでは対象となる可能性があります。
-
咬合不全(噛み合わせ)の改善が必要な場合
噛み合わせの問題による健康上の問題(歯や顎の成長に影響がある、発音に問題があるなど)の解消を目的として歯列矯正治療を行う場合は、医療費控除の対象となります。
-
機能的な改善が求められる場合
歯科矯正治療が、歯の機能を回復させたり、日常生活に影響する健康問題を改善する目的であれば、医療費控除の対象となります。
美容目的の歯列矯正治療は控除対象外
単に見た目を美しくするための美容目的の歯列矯正治療(歯並びの改善だけを目指す場合)は、医療費控除の対象外となります。
医療費控除の具体的な適用例
- 子供の歯科矯正治療
子供の歯の成長を正しく促すための歯科矯正治療は、咬合不全や発音に関わる問題が改善されるケースが多いため、医療費控除の対象になることがほとんどです。
- 成人の歯科矯正治療
成人の歯科矯正治療も、噛み合わせや歯の機能改善が目的であれば、医療費控除が適用される場合があります。例えば、噛み合わせが悪く、顎関節症などの健康問題を引き起こしている場合や、歯並びが原因で虫歯や歯周病のリスクが高まる場合などです。
医療費控除に申請する際のポイント
- 治療の目的を明確にする
歯科矯正治療が医療目的であることを示すために、治療の内容や目的を明確にしておくことが重要です。歯科医師からの診断書や治療計画書があると、確定申告の際に役立ちます。 - 治療費の領収書を保存する
医療費控除を受けるためには、治療費の領収書を必ず保存しておきましょう。申告の際には領収書の提示が求められることがあります。 - 歯科矯正装置や通院費も控除対象
歯科矯正装置の費用や、通院にかかる交通費も医療費控除の対象になります。交通費は公共交通機関を利用した場合が対象です。
歯列矯正治療を受ける際には、まず歯科医師に「医療費控除の対象になるかどうか」を確認し、治療目的や内容に基づいて判断するとよいでしょう。
開咬(オープンバイト)とは?
開咬(かいこう)とは、上下の歯をかみ合わせたときに前歯や奥歯が接触しない状態のことを指します。
この状態は、食事や発音に支障をきたすだけでなく、見た目にも影響を与えることがあります。
つまり、開咬(オープンバイト)咬合という観点からすると、
機能していない状態の改善が目的となるため
医療費控除が適応になる可能性があります。
しかし、最終的に医療費控除が適応になるかは歯科医師ではなく税務署職員や国税庁が判断するため
心配であれば税務署にご相談ください
東京都世田谷区在住の20代女性の患者様です。
前歯で物を噛みきれないのを改善したいとのことで、当院の歯科矯正相談にご来院いただきました。
矯正装置はワイヤー矯正を希望しており、また目立たないでかつ料金も抑えたいとのことでハーフリンガル(上顎:表側 下顎:裏側 のワイヤー矯正)で噛み合わせの治療しています。
治療方針としては非抜歯で、下顎の遠心移動を大臼歯圧下によって前歯の開咬の改善をもとめました。
遠心移動と臼歯圧下のため歯科矯正用アンカースクリューも使用しました。
治療期間約2.5年でしっかりと咬合および歯の並びが改善したため、動的治療終了とした。
リスクと副作用:歯根吸収、歯肉退縮、後戻り、虫歯、痛み
料金としては基本管理量として 1,045,000円と来院時の処置料として8,800円でした。
動的治療後は、保定装置として、マウスピース型のリテーナーと上下前歯にワイヤー装置を装着し保定しております。
矯正治療の1つ開咬(オープンバイト)の改善についてご予約・お問い合わせ
開咬の歯列矯正治療を検討されている方なら、ぜひ当院にご相談ください。
初めての方でも安心して後悔しない治療を受けていただけるよう、丁寧な説明と親身な対応を心がけています。
お問い合わせやご予約は、当院のホームページ(三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科)からお気軽にどうぞ。
当院では、子供から成人(大人)までの患者様のライフスタイルや歯並びの状態から、希望する治療結果に合わせた最適な治療方法をご提案いたしますので、ぜひご相談ください。多くの芸能人、YouTuberなどの目立たない歯列矯正を希望される方々も当院に来院いただいております。利用できる歯列矯正装置も目立たないマウスピース、ハーフリンガル、裏側矯正、部分矯正)も可能です。症例も開咬、八重歯、出っ歯、受け口、すきっ歯など様々な症例も対応します。
歯並びのことで質問やお悩みや不安などがある場合には、是非当院まで気軽に無料カウンセリングのご予約ください
院内情報
料金:https://www.sangenjaya-ortho.com/price/
当院は三軒茶屋駅から徒歩2分に位置しアクセスも良好です。
土曜日、日曜 も診療し、お仕事帰りの方でも通える時間の夜20:30まで診療しています。
診療日は月 水 木 金 土 日
休診 休診日 は火と祝日です
虫歯の治療や歯周病、審美 歯科、セラミック ホワイトニングは一般歯科クリニック
、親知らずの抜歯やインプラントは口腔外科での受診をおすすめしています。
住所: 東京 都世田谷区三軒茶屋1-32-14 園田ビル地下1階
医院の電話予約: 03-6805-5765
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