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この記事の監修者

三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科を運営する医療法人D.D.Orthoが監修しています。

すきっ歯の歯科矯正の治療期間とは?前歯だけだったら費用は安い?

2024年10月1日

こんにちは、東京都世田谷区の三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科 院長の内澤です。

 

この記事ではすきっ歯についての治療方法 すきっ歯の原因、すきっ歯の治療費について解説します。

 

まとめとしては


すきっ歯(くうげき)や、でこぼこは骨の面積と歯の幅径の関係が大きくかかわります。

すきっ歯(くうげき)の改善には、矯正装置が必要となります。

一度ご相談ください。

 

 

すきっ歯と上唇小帯と正中離開について


上唇小帯(じょうしんしょうたい)とは、上唇と歯ぐきの間にある薄い組織の筋のことです。上唇の裏側から歯茎にかけてつながっており、唇の動きや位置を安定させる役割を担っています。

 

正中離開:すきっ歯(空隙歯列)と一つで、上顎前歯に真ん中(正中)でできる隙間のことを指します。

 

上唇小帯の位置が低位(歯に近い所)まで下がっていて、かつ上唇小帯が硬いと、

歯が生えかわる時に、上顎前歯の中心の歯と歯の間に小帯が入り込み、歯と歯がくっつかないで前歯に隙間が生じることがあります。

このような場合、治療方法としては、上唇小帯を切除する小帯切除術が行われることがあります。

その後、矯正治療を併用して、すきっ歯を閉じることが一般的です。

 

上唇小帯

 

 

 

治療方法

上唇小帯が原因で正中離開が生じている場合、次のような治療が行われることが多いです。

  1. 上唇小帯切除術:小帯を切除することで、前歯の間に入り込む力を軽減し、歯が正しい位置に戻りやすくします。
  2. 矯正治療:切除術後、矯正治療を行い、前歯を理想的な位置に移動させることで正中離開を解消します。

舌とすきっ歯

舌の大きさが大きい場合や、舌を前方に出す癖があると、歯が押され、広がるためスペースができて、すきっ歯になる場合があります。

また、舌についている小帯が短く、低位舌になると下顎の歯並びがすきっ歯になり場合もあります。

 

すきっ歯と出っ歯の問題点について


出っ歯(上顎前突)やすきっ歯(歯列に隙間がある状態)は、見た目がコンプレックスになったり、また発音や噛み合わせにも影響を及ぼすことがあります。

これらの問題を解決するためには、適切な矯正治療が必要です。

 

歯は子供の時期に一度生え変わりが起こります。

そのあとは、ちゃんと歯磨きでお口の中の汚れがきれいに除去できて、かつかみ合わせや歯並び状況が良好だと生え変わった歯は残りやすくなります。

 

また、この歯がどのように支えられているのかというと、歯は骨の中に埋まっており、また歯と骨は歯根膜という繊維で接続されています。

このように歯が骨に支えられ維持されることで、食べ物を噛んでもぐらぐらしないで食事をとることができますが、もし歯槽膿漏などによって、歯を支えている骨が減少し、骨が歯を支えることができなくなると歯がぐらぐらし、さらに進むと歯が抜けます。

つまり、歯の維持に支える骨の量は重要となり、骨の量のためには歯磨きでお口の中の汚れを除去して、口腔内環境を良好に歯槽膿漏を予防する必要があります。

矯正治療では、支えるの骨の量も重要ですが、さらに歯を並べるための骨の量も必要となります。

 

 

 

骨の面積と歯の幅径の関係


矯正治療でも、歯を支えている骨の量は重要ですが、それ以外には、歯を支えている骨の面積と歯の幅径の合計が需要となります。

すべての歯の幅径の合計と、歯が生える骨の幅が一緒になると、歯はきれいに並ぶことができます。

しかし、歯の幅径が骨よりも大きくなると、歯並びはでこぼこになります。また歯の幅径が骨よりも小さくなると、歯並びはすきっ歯となります。

つまり、すきっ歯やでこぼこは骨の面積と歯の幅径の関係が大きくかかわります。

 

 

 

 

すきっ歯の改善を治療で紹介します。


今回はすきっ歯の症状を治す全体矯正治療を行った症 例のご紹介をいたします。

 

現状として、下顎の歯が相対的に上顎よりも前方に出ていて

上下ともに歯の幅径の総和よりも、歯が生える骨の幅が大きかったため、歯並びに空隙がありました。

上顎の歯が一本内側に入っておました。

 

マルチブラケットを使用し、上顎の一本のみ抜歯を伴う治療をおこないました。

治療期間が2年半程度でした。

すきっ歯 治療前

すきっ歯 治療後

治療ケース2

 

東京都世田谷区の20代女性、出っ歯と前歯のすきっ歯の改善がしたくご来院いただきました。

リラックスしていると口が開いているとのこと、口が閉じづらい、また前歯も大きく下げたいとのことで、治療法として中間の歯の抜歯をおこなった全体矯正での治療となりました。

矯正装置は、目立つ装置は避けたいとのことでマウスピース型矯正装置のインビザラインと裏側矯正と表側矯正のコンビネーションであるハーフリンガルで悩んだ結果、取り外しができるマウスピースを自分で管理して十分な時間使用できるか心配とのことでハーフリンガルとなりました。

治療期間は3年3ヶ月と平均よりは期間がかかりましたが、最終的に前歯のすきっぱと出っ歯の改善もできました。

口唇閉鎖不全の改善もできました。

全体矯正治療中のリスク、デメリットとしては、虫歯、歯周病、歯槽膿漏、歯髄壊死、歯肉退縮の可能性がありますが、今回の治療では生じませんでした。

治療後の保定としてマウスピースをリテーナーとして使用しています。

 

治療の流れ

  1. 初診相談と診断
    初診では、実際に使用する矯正装置の種類の希望を確認したり、患者さんの口腔内の状態を詳しく調べ、必要な精密検査を行います。原因を特定し、治療計画を立てます。
    今回は歯列の前後的なバランスが上が上になったこと、また下顎の正中が大きくずれていたため、抜歯の本数として3本となりました。
  2. 矯正装置の装着
    抜歯後、マルチブラケット装置を使用したハーフリンガル矯正装置をダイレクトボンディングで装着します。上顎は裏側矯正なので、矯正装置が歯の内側に設置されるため目立ちません。抜歯のスペースに仮歯も設定したので抜歯のスペースも目立ちません
  3. 定期的な調整
    6から8ヶ月おきの定期的な通院で歯並びの調整を行いながら、歯を正しい位置に移動させます。
  4. 治療期間とメンテナンス
    治療期間は年齢や歯の動きによる個人差はありますが、抜歯した場合一般的に2.5年程度かかります。
    治療後は保定装置を使用して、歯並びを維持するメンテナンスが重要です。

 

すきっ歯の改善を矯正治療で行う方法。治療期間 費用について解説

 

 

 

治療ケース3

分院の二子玉川駅前デンタルデザイン歯列矯正歯科の症例ですが、当院でも同様な治療が可能です。

部分矯正だと期間や費用を抑えられるためメリットがあり非常に人気があります。

40代の方ですきっ歯の改善がしたく来院されました。前歯のみの改善を希望されたため

インビザラインでの部分矯正を行いました。

治療期間は4ヶ月でした。

 

 

 

 

歯列矯正を始める際の大切なポイント


歯列矯正を考えている方にとって、「ブラケット」や「ダイレクトボンディング」などの専門用語は少し難しく感じるかもしれません。しかし、歯科医師の監修のもと、しっかりと内容を理解すれば、適切な処置を選ぶことが可能です。

歯列矯正には「ブラケット」を用いた方法や、「インビザライン」のようにプラスチック製の透明な矯正装置を用いる方法があります。どちらも、歯を整えながら「見た目」を改善し、永久歯の位置をしっかりと整える目的があります。

通常、矯正治療の相場は軽度の場合と重度の場合で大きく異なります。

軽度のケースでは比較的安く済むこともありますが、重度のケースや「先天的」な異常がある場合は追加の処置が必要となることもあります。そのため、検査を通じて「適応」となる治療法を選ぶことが大切です。

例えば、以下のような注意点があります。

  • 期間: 矯正治療の期間は通常1年以上かかることが多く、「長い」時間を要します。そのため、しっかりと計画を立てることが必要です。
  • コスト: 「デンタルローン」を利用することで、一度に高い費用を払う負担を軽減する対策もあります。
  • 仕上がり: 表面に「ブラケット」をつける方法は、見た目が気になる人には少し負担になることがあります。そのため、マウスピース製の透明な方法を選ぶ人も増えています。

現在、日本でも「インビザライン」などの技術が広がり、比較的短期間で歯を「動かす」ことが可能になっています。

そのため、歯科医と詳細を相談しながら、最適な治療法を見つけていくことが大切です。近年でも新しい技術が導入され、より効率的な矯正が可能になっていますので、最新情報をしっかりと確認することをおすすめします。

 

 

ワイヤー矯正の種類は全部で3つ


○表側矯正

歯列矯正と聞いて多くの人が思い浮かべるのが表側矯正です。上顎の歯と下顎の歯の表面にブラケットと呼ばれる器具とワイヤーを装着して矯正する方法で、いろいろな歯並びに適応できるというのが大きなメリットです。裏側矯正と比較すると言葉の発音にも影響が出にくく、目で見える状態で矯正装置をつけた歯をブラッシングできるのも利点です。デメリットとしては、多くの人が気にする「矯正装置が目立ちやすい」という問題があげられますが、種類によっては目立たないようにすることもできます。目視で歯磨きできるという反面、食べ物が装置に引っ掛かってしまった場合に目立ってしまったり、口元が突き出して見えるというリスクもあります。日本では、もっとも歯科医院で展開されている一般的な方法と言えるでしょう。 

 

表側矯正はいろいろな歯並びに適応できる

表側矯正はいろいろな歯並びに適応できる

 

○裏側矯正

その名の通り、上顎の歯と下顎の歯の裏側にブラケットを装着してワイヤーを通し、矯正する方法です。歯の裏面に装着するため、矯正装置が目立たないという大きなメリットがあります。しかし、裏側矯正の適応症例はまだ少なく、全部の歯列矯正に採用できるとは限りません。歯の裏に矯正装置を装着するので、表側矯正と比べると発音に影響が出やすくなるほか、ブラッシングを目視ですることが難しいため、磨き残しが多くなるデメリットもあります。 

 

さらに、表側矯正よりも高度な技術が求められる矯正方法のため、費用も高額になるケースが多く、治療期間も長くなる傾向があります。裏側矯正を希望をしている人は、行こうと考えている歯科医院の公式サイトやSNSなどで症例や実績などをあらかじめ確認するのがおすすめです。 

 

裏側矯正は矯正装置が目立たない

裏側矯正は矯正装置が目立たない

 

○ハーフリンガル矯正

ハーフリンガル矯正は、簡単にいうと表側矯正と裏側矯正を組み合わせた矯正方法です。上顎の歯は裏に、見えにくい下顎の歯は表に矯正装置を装着して、歯を動かしていきます。表側矯正の目立ちやすいという欠点をカバーし、裏面矯正よりも費用を抑えることができて治療時間も短縮されます。下顎の歯は表面に装着されているため、矯正装置が発音に影響する心配もありません。 

 

費用は? 八重歯の抜歯での矯正治療について矯正歯科の歯科医が解説

 

矯正治療の費用(値段)


東京都世田谷の三件茶屋にある当院の費用(値段)は一般的な費用よりも抑えて設定しておりますが、仕上がりにこだわった治療を提供しております。

インビザラインは治療費は定額制となっています。 費用(値段)についてご覧ください。

https://www.sangenjaya-ortho.com/price/(費用について)

費用についてご不明な点等がありましたらご連絡ください。

 

当院での裏側矯正費用の値段は「上限明示システム」を提示しています。
治療前に裏側矯正費用の「下限費用」と「上限費用」の値段を提示します。
予定通り進めば矯正の治療費用(値段)を安くできます、治療期間が延びてしまっても、上限以上の値段の治療費用(値段)はかかりませんハーフリンガル矯正の治療費用は95万円から開始し、6から8週 経過すると定期的な来院をしていただき、ハーフリンガル矯正の処置料として費用8,800円かかります

裏側矯正の治療費用の値段は105万円から開始し、6から8週 経過すると定期的な来院をしていただき、ハーフリンガル矯正の処置料として費用8,800円かかります

 

三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科 矯正治療費

 

 

すきっ歯の矯正の矯正相談のご予約・お問い合わせ


すきっ歯などの歯列矯正治療を検討されている方なら、ぜひ当院にご相談ください。

初めての方でも安心して後悔しない治療を受けていただけるよう、丁寧な説明と親身な対応を心がけています。

お問い合わせやご予約は、当院のホームページ(三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科)からお気軽にどうぞ。

当院では、子供から成人(大人)までの患者様のライフスタイルや歯並びの状態から、希望する治療結果に合わせた最適な治療方法をご提案いたしますので、ぜひご相談ください。多くの芸能人、YouTuberなどの目立たない歯列矯正を希望される方々も当院に来院いただいております。利用できる歯列矯正装置も目立たないマウスピース型矯正装置、ハーフリンガル、裏側矯正などのワイヤー矯正装置、部分矯正、子供の矯正(小児矯正)も可能です。症例も開咬、八重歯、出っ歯、受け口、すきっ歯など様々な症例も対応します。

歯並びのことで質問やお悩みや不安などがある場合には、是非当院まで気軽に無料カウンセリングのご予約ください

 

院内情報

料金:https://www.sangenjaya-ortho.com/price/

当院は三軒茶屋駅から徒歩2分に位置しアクセスも良好です。

土曜日、日曜 も診療し、お仕事帰りの方でも通える時間の夜20:30まで診療しています。

診療日は月 水 木 金 土 日

休診 休診日 は火と祝日です

虫歯の治療や歯周病、審美 歯科、セラミック ホワイトニングは一般歯科クリニック

、親知らずの抜歯やインプラントは口腔外科での受診をおすすめしています。

 

 

住所: 東京 都世田谷区三軒茶屋1-32-14 園田ビル地下1階

医院の電話予約: 03-6805-5765

予約はこちら(ホーム ページ web)

https://www.sangenjaya-ortho.com/contact/#link01

https://youtu.be/c9kyUtjU2cU

https://www.youtube.com/watch?v=6NxHyrl-kOI

Googleマップ:https://maps.app.goo.gl/7UG4wC7fUZMeXGPS9

歯科 医師(ドクター)、衛生士、受付、院長含めスタッフや院内の雰囲 気がわかります。

インスタグラム https://www.instagram.com/sangenjayadental/

lineでも予約が可能です。

LINE 三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科

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初診「個別」相談へのご案内

当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。

電話でのお問い合わせ

03-6805-5765

住所

〒154-0024
東京都世田谷区三軒茶屋1-32-14

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