すきっ歯の改善を矯正治療で行う方法。治療期間 費用について解説
2024年10月2日
すきっ歯とは、歯と歯の間に隙間がある状態を指します。特に前歯の間に隙間があるケースが多く、見た目に影響することがあるため、気にする方もいます。すきっ歯の原因としては、後天的や先天的が原因があります。例えば歯が小さい、顎の大きさと歯の大きさのバランスが取れていない、または歯周病などで歯が動いてしまうことが挙げられます。
ワイヤー矯正やインビザラインなどを用いて、すきっ歯を改善することが可能です。
すきっ歯の改善を考えている方はご相談ください。
すきっ歯の裏側矯正とは? どのような治療なのかを歴史含め解説
裏側矯正(舌側矯正)は、歯の裏側にブラケットという従来より非常に小さく作られたメタルの器具やワイヤーなどを取り付けて後ろから力を加え歯を動かす歯列矯正治療の方法です。
裏側に矯正装置が装着されるため目立ちにくいため、見た目を気にしなくてよく、装置装着による口元の突出感や違和感も感じることが少なく、食事なので食べ物は詰まりやすいくはなりますが、表からは見えないです。
舌側矯正や、リンガルブラケット矯正とも呼ばれています。
歯列矯正というと、ほとんどの方は表側矯正を頭に浮かべると思います。
表側矯正は歯の表面に装置を取り付ける方法で、数百年もの歴史があります。
一方、裏側矯正(舌側矯正)は1980年代に誕生し、日本とアメリカを中心に広まり,日本ではポピュラーな歯列矯正治療の方法となっています。
また、アジアやヨーロッパでも広まっており、症例数も増えているのが特徴です。
装置の取り付け・治療に技術が求められるため、表側矯正・マウスピース矯正に比べると裏側矯正(舌側矯正)に対応している歯科医院は決して多いといえません。
裏側矯正はこんな人におすすめ( 適用 )
周囲にバレずに治療したい、結婚式など写真を撮るときにできるだけ目立たない治療がよいと考えている方なら、裏側矯正(舌側矯正)の治療を受け入れやすく、おすすめです。また人気です。また矯正装置は舌側にあるため表側矯正と比較して、接触プレイが非常に激しいバスケや柔道などのスポーツで唇に傷ができるリスクを抑えられるためにもお勧めです。
裏側矯正(舌側矯正)は、装置がほぼ見えませんので、周囲にバレることなく治療できるのが強みといえます。
外からは装置が見えないので、目立ってしまう心配もありません。接客業やサービス業など、仕事の都合で目立たない歯列矯正治療を希望している方にも適しています。
また、矯正装置の自己管理が難しい方や、手間をかけたくない方にも裏側矯正(舌側矯正)が適用です。裏側矯正(舌側矯正)は、治療が終わるまで装置を付けっぱなしの状態が続くため、装着の管理をする必要はありません。
治療期間を短くしたい方にも適しています。以前は表側矯正より時間がかかると言われていましたが、現在は装置や技術の改良が進み、ほとんど差がなくなっています。個々の症例によりますが、表側矯正とほぼ同じ期間で治療を終えられます。
すきっ歯の治療法
- 歯列矯正治療:歯を移動させてすき間を閉じる治療が一般的です。裏側矯正や、インビザライン(マウスピース矯正)のような透明なマウスピース型矯正装置を使用して、歯の見た目を気にせず治療が進められます。
- ラミネートベニア:歯の表面に薄いセラミックを貼り付けることで、見た目を改善することができます。短期間で結果を得たい場合に選ばれることが多いです。
空隙歯列に関する具体的な治療法は、患者の状態により異なるため、歯科医師と相談しながら最適な治療を選択することが大切です。
インビザラインとは?
マウスピース矯正の歴史は1997年にアメリカで「インビザライン」が開発されたことに始まります。透明なアライナーを使った矯正治療は、ワイヤーを使わない方法として注目され、2000年代に世界中で普及しました。技術は進化を続け、現在では複雑な歯並びの問題にも対応できるようになっています。3D技術やAIを活用したカスタマイズ治療が可能になり、成人や子供など幅広い層に人気があります。
インビザラインの特徴
「インビザライン(invisalign)」とは、歯科矯正先進国アメリカで誕生した装置の一つです。インビザライン(invisalign)は装着しても目立たず、また取り外しのできる快適な装置のため、世界中で多くの人に選ばれ始めています。
日常生活で人と接する時に、歯並びが気になって仕方がない方は、一度は歯列矯正治療を考えたことがあるでしょう。しかし、ワイヤーやブラケットを歯に固定させる矯正は、見た目の印象が大きく変わるため、ワイヤー矯正に抵抗がある方は多いです。
「インビザライン」は、自分で着脱できるマウスピース型の画期的な装置のことをいいます。 マウスピースは厚さ0.5mmと薄く、透明に近いので、装着時も目立たず、至近距離でも矯正中であることに気づかれません。
オーダーメイド方式で設計されるため、ストレスフリーで快適なつけ心地が特徴です。
従来の方法では抵抗がある方でも、「インビザライン」ならば気軽に始めることができます。
ワイヤー矯正とマウスピース矯正は何が違う?
歯列矯正治療している歯ワイヤー矯正は、歯列矯正の先駆けとも言われ、一般的によく知られている矯正方法です。近年注目されているマウスピース矯正との違いは大きくわけて下記の3つになります。
- ワイヤー矯正は取り外しができないがマウスピースは取り外しができる
- ワイヤー矯正は金属を使用するため審美的な面で目立つというデメリットがあるが、 マウスピースは無色透明で金属を使用していない
- ワイヤー矯正は痛みが強く生じる場合はあるのに対し、マウスピースでは痛みが少ない、もしくは少ないケースが多い
この違いだけ見てしまうと「絶対マウスピースの方が良い!」と感じてしまうかもしれませんが、マウスピースは取り外しができる分、自己管理能力が必要になというデメリットも存在します。
○適応可能な症例
人それぞれ歯列に関する悩みは異なり、歯の状態や噛み合わせも違います。ですから適応条件に自分が合致しているか歯科医師に判断してもらい、適切な治療法を実施します。
今流行のインビザライン(マウスピース)は手軽な反面、ある程度軽度な状態であれば適応可能ですが、歯を抜いたりなど、複雑な治療が必要な場合にはワイヤー矯正が理想になります。もちろんインビザライン(マウスピース)でも歯を抜いての矯正が可能な場合もありますし、インビザライン(マウスピース)とワイヤーの両方を併用させることも可能です。
適応可能な症例という意味では、ワイヤー矯正に軍配が上がりますね。
○通院頻度について
矯正をしていると定期的な通院が必要ですが、ワイヤー矯正の場合は通常6から8週に1回は通院し、ワイヤーの調整が必要です。それに対してインビザライン矯正は、ケースバイケースですが2ヶ月半から3ヶ月程度に1回という頻度なので、忙しい方にとっても通いやすく、続けやすいと思います。
以上のように、インビザライン(マウスピース矯正)とワイヤー矯正を比較してみました。矯正治療の際の判断基準としてください。
○目立ちにくさ
治療をしている最中の目立ちにくさは圧倒的にインビザライン(マウスピース)が優秀です。
ワイヤー矯正であれば口を開ければ基本的には他人に見られます。最近は歯の裏側にワイヤーを通した矯正法もあるので一概には言えませんが、目立ちにくさを追求するならインビザライン(マウスピース)か裏側矯正が理想でしょう。
すきっ歯の原因として以下があります。
- 遺伝:歯の大きさと顎の大きさの不一致によってすき間ができることがあります。
- 乳歯から永久歯への移行:永久歯が生え変わる途中で一時的にすき間ができる場合もあります。
- 舌癖:舌が歯に押し付けられる癖があると、歯が外側に押し出されてすき間ができることがあります。
- 歯の喪失:虫歯や外傷で歯を失った場合、その部分の歯並びが変わり、隣接する歯との間にすき間が生じることがあります。
- 歯周病:歯を支える骨が減少することで歯が動き、すき間が生じることもあります。
すきっ歯の影響
- 見た目の問題:前歯にすき間がある場合、笑顔や話すときに気になることがあります。
- 咀嚼への影響:食べ物が歯の間に挟まりやすく、食事が不快になることがあります。
- 発音の問題:歯のすき間が発音に影響を与えることもあり、特定の音が出しにくくなる場合があります。
すきっ歯の歯列矯正治療 当院の治療における費用を解説
東京都世田谷の三件茶屋にある当院の治療費は一般的な治療費よりも抑えて設定しておりますが、仕上がりにこだわった治療を提供しております。
インビザラインは定額制となっています。
https://www.sangenjaya-ortho.com/price/
矯正治療ですきっ歯を改善した治療ケースを紹介
東京都世田谷区の20代女性、噛み合わせとして出っ歯とコンプレックスの前歯のすきっぱの改善がしたくご来院いただきました。
治療方法としてリラックスしていると口が開いているとのこと、口が閉じづらい、また前歯も大きく下げたいとのことで、中間の歯の抜歯をおこなった治療となりました。
矯正装置は、マウスピース型矯正装置のインビザライン(マウスピース)と裏側矯正と表側矯正のコンビネーションであるハーフリンガルで悩んだ結果、取り外しができるマウスピースを自分で管理して十分な時間使用できるか心配とのことでハーフリンガルとなりました。
歯を動かした治療期間は3年3ヶ月と平均以上の期間がかかりましたが、メリットとして最終的に上下しっかり噛み合わせが良くなり、前歯のすきっ歯と出っ歯の改善もできました。
口唇閉鎖不全の改善もできました。
治療中のリスク、デメリットとしては、虫歯、歯周病、歯槽膿漏、歯髄壊死、歯肉退縮の可能性がありますが、今回の治療では生じませんでした。
治療後の保定としてマウスピースをリテーナーとして使用しています。
治療の流れ
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初診相談と診断
初診では、患者さんの口腔内の状態を詳しく調べ、必要な精密検査を行います。出っ歯やすきっぱの原因を特定し、治療計画を立てます。
今回は歯列の前後的なバランスが上が上になったこと、また下顎の正中が大きくずれていたため、3本抜歯となりました。 -
矯正装置の装着
抜歯後、マルチブラケット装置を使用したハーフリンガル矯正装置を装着します。上顎は裏側矯正なので、矯正装置が歯の内側に設置されるため目立ちません。抜歯のスペースに仮歯も設定したので抜歯のスペースも目立ちません
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定期的な調整
6から8ヶ月おきの定期的な通院で歯並びの調整を行いながら、歯を正しい位置に移動させます。
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治療期間とメンテナンス
治療期間は年齢や歯の動きによる個人差はありますが、抜歯した場合一般的に2.5年程度かかります。
治療後は保定装置を使用して、歯並びを維持するメンテナンスが重要です。
すきっ歯の矯正相談のご予約・お問い合わせ
すきっぱなどの歯列矯正治療を検討されている方なら、ぜひ当院にご相談ください。
初めての方でも安心して後悔しない治療を受けていただけるよう、丁寧な説明と親身な対応を心がけています。
お問い合わせやご予約は、当院のホームページ(三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科)からお気軽にどうぞ。
当院では、子供から成人(大人)までの患者様のライフスタイルや歯並びの状態から、希望する治療結果に合わせた最適な治療方法をご提案いたしますので、ぜひご相談ください。多くの芸能人、YouTuberなどの目立たない歯列矯正を希望される方々も当院に来院いただいております。利用できる歯列矯正装置も目立たないマウスピース、ハーフリンガル、裏側矯正、部分矯正)も可能です。症例も開咬、八重歯、出っ歯、受け口、すきっ歯など様々な症例も対応します。
歯並びのことで質問やお悩みや不安などがある場合には、是非当院まで気軽に無料カウンセリングのご予約ください
院内情報
料金:https://www.sangenjaya-ortho.com/price/
当院は三軒茶屋駅から徒歩2分に位置しアクセスも良好です。
土曜日、日曜 も診療し、お仕事帰りの方でも通える時間の夜20:30まで診療しています。
診療日は月 水 木 金 土 日
休診 休診日 は火と祝日です
虫歯の治療や歯周病、審美 歯科、セラミック ホワイトニングは一般歯科クリニック
、親知らずの抜歯やインプラントは口腔外科での受診をおすすめしています。
住所: 東京 都世田谷区三軒茶屋1-32-14 園田ビル地下1階
医院の電話予約: 03-6805-5765
予約はこちら(ホーム ページ web)
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歯科医師(ドクター)、衛生士、受付、院長含めスタッフや院内の雰囲 気がわかります。
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