加速矯正(スピード矯正)
2019年01月20日
こんにちは、東京都世田谷区の三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科 院長の内澤です。
矯正治療を検討した場合、また始めようと考えた場合に、最初に行うことに矯正相談があります。
矯正相談では、相談内容として歯を抜く必要があるかどうか、また治療期間がどれくらいかを聞かれることも多くあります。
一般的に歯を抜く必要があるかどうかの判断基準として、八重歯などのでこぼこ量が多い場合や、上下顎前歯の前後的なバランスが大きくずれている場合などでは歯を抜いた治療方法が選択肢の一つになる場合もあります。矯正治療ではどのような歯並びになりたいかという希望を含め、治療前の歯並び、かみ合わせに合わせた一人一人に合った治療方法を立案し治療を行います。
矯正治療での歯の動き、治療期間
一般的に歯を抜いたワイヤー矯正治療だと、月に一回の来院で約2年から2年半程度の治療期間がかかります。
また、この約2年から2年半程度の治療期間での歯の動きとしては
- でこぼこの改善
- 歯を抜いたことでできたスペースの閉鎖
- かみ合わせの最終調整
の流れとなります。
治療期間はそれぞれ、でこぼこの改善に6か月から1年程度 歯を抜いたことでできたスペースの閉鎖に約1年 かみ合わせの最終調整に数か月となります。
一般的な通院間隔は、1か月に1度の来院ですが、当院では治療に使用する材料にこだわったことで1から2か月に1度の通院となります(月一回の一般的な方法だと年12回の来院、1から2か月に1回の来院だと年に8回から9回の来院になります。)
つまり全体の治療期間は一緒でも来院間隔を延長することが可能となります。
加速矯正(スピード矯正)
では次に、この治療期間を短縮できないかと考えます。
治療期間=お口の中に矯正装置が入っている期間となります。
つまり、装置自体の違和感や装置が入っていることにより歯磨きの難易度が上がりることで、虫歯や歯槽膿漏のリスクも上がります。そのため矯正装置はなるべく早く外せるように努力が必要となります。
そこで近年では加速矯正(スピード矯正)として、治療期間を短縮するために
コルチコトミー、オーソパルス(Orthopulse)、アクセルデント(AcceleDent)
などを使用しているクリニックも増加してきております。
それぞれの特徴として
コルチコトミーとは
コルチコトミーは歯を支えている骨(歯槽骨)の表層(皮質骨)に刻みを入れ(外科的侵襲)歯が動きやすい環境を人工的につくりあげ歯の動きを速めます。
アクセルデント(AcceleDent)とは
一日20分の歯に微細振動を加えることで歯の動きが速まることを期待します。
インビザライン(マウスピース型矯正)の場合5日交換での治療が可能になることがあります。
オーソパルス(Orthopulse)とは
歯周組織に近赤外線1日10分を照射することで光バイオモジュレーション作用が生じさせます。光バイオモジュレーション作用によって口腔内の新陳代謝が促進され、歯の移動が加速させ、治療期間を従来の治療方法と比較して30%から50%程短縮されるとさています。
インビザライン(マウスピース型矯正)ではスピード矯正としてオーソパルスを使用することで歯の動きを活性化され、通常1から2週間で交換するマウスピースを3日から5日で交換することが可能となり治療期間の短縮を図ることも可能となるとされる。
このオーソパルス(Orthopulse)に関しては、インビザライン(マウスピース型矯正)のみではなくワイヤー矯正(裏側矯正。表側矯正)でも使用することができ、治療期間の短縮を図ることができます。
まとめ
治療期間の短縮方法として、当院ではオーソパルスを使用し、治療期間の短縮を目指しております。
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目立たない部分矯正
2018年10月30日
まとめ
*部分矯正はすべての方が適応になるわけではありませんが、金額が抑えられ、かつ治療期間も短縮されるメリットの多い治療方法となります。
*目立たない方法(裏側矯正、マウスピース型矯正装置(インビザライン))での部分矯正治療も可能です。
*かみ合わせの状況で使用する矯正装置の選択が必要となります。
こんにちは東京都世田谷区の三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科 院長の内澤です。
でこぼこやスペース(すきっ歯)の歯並びを改善するためには、矯正装置の装着が必要となります。矯正治療と考えると、治療期間が短く、かつ目立たない治療は魅力的ではないでしょうか。
目立たない矯正治療としては、裏側矯正やマウスピース型矯正装置(インビザライン)があります。また治療期間を短縮するためには、加速矯正としてのオーソパルス(OrthoPulse)などの使用により歯の動きを加速(近赤外線を歯周組織にあてることで新陳代謝を促進させ歯の動きを加速する)する方法、または治療の範囲を制限する方法もあります。
つまり、部分矯正によって治療する方法もあります。


部分矯正とは
部分矯正とは治療の範囲を限定した(動かす歯を数本に限局した)治療となります。
例えば、前歯のみに矯正装置を装着して、前歯のスペース(すきっ歯)やでこぼこの改善を行います。そのため部分矯正は金額も抑えられ、かつ治療期間も短縮されるため、メリットの多い治療方法となります。
しかし、部分矯正はすべての方が適応になるわけではありません。
部分矯正では、かみ合わせよりは、前歯の歯並びをメインとした見た目を重視した矯正治療となります。つまり、前歯のでこぼこやスペース(すきっ歯)の改善などの歯並びの改善がメインとなります。


目立たない部分矯正
今回は、部分矯正でかつ目立たない方法を紹介します。
部分矯正でかつ目立たない方法として裏側矯正治療やマウスピース型矯正装置(インビザライン)を使用した矯正治療があります。この2つの治療方法の違いは、患者様自身で装置の取り外しが可能かどうかなどがあります。
マウスピース型矯正装置(インビザライン)は食事中や歯磨き時に装置を外すことができるため、食事制限もなく通常通りに食事を摂ることができます。
またそれぞれの装置で特徴、メリット、デメリットがあるため歯並びの状況によって装置の使い分けが必要となります。
矯正装置の使い分け基準として
部分矯正の場合、矯正装置の使い分けの判断は矯正装置が装着できるかできないかが重要になります。
つまり前間のかみ合わせが深いかどうかによって判断します。
基本的に前歯は上あごの歯が下あごの歯に覆いかぶさるのですが、覆いかぶさる量が多くなると裏側矯正の場合、装置を装着する場所(面積)がなくなるために、裏側矯正の装置が装着できなくなります
この場合、裏側矯正治療やマウスピース型矯正装置(インビザライン)を使用した部分矯正を検討します。
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矯正用アンカースクリュー(インプラント)、効果、メリット、痛い?
2018年10月19日
まとめ
*矯正用アンカースクリューは、薬事承認された矯正装置
*矯正用アンカースクリューを使用するメリットは、歯を三次元的、効果的に動かすことができる。

こんにちは、三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科(東京都世田谷区)院長 内澤です。
矯正用アンカースクリューとは
矯正用アンカースクリューは、矯正治療において歯を動かす際の補助装置として2012年に厚生労働省にて薬事承認された矯正装置です。
形としては、いろいろなバリエーションがあるのですが、大体、直径1から2ミリ、長さが6から10ミリ程度の小さなネジになります。
この矯正用アンカースクリューを使用することで、従来の矯正治療では難しかった歯の動きが簡易になり、治療期間の短縮や、使用する装置が簡略されることで装置の違和感も軽減されました。
また、矯正用アンカースクリューは、直接骨に固定して使用する装置のため、患者様自身では取り外しができない装置です。また、直接骨に固定するため、問題なく植立している状態だと、触っても、引っ張っても動いたりしません。 もちろん、矯正治療が終了すると取り外します。
違和感や痛みは?
矯正用アンカースクリューの植立後は痛みや違和感は生じます(痛みに関しては個人差があるため、違和感程度の方もいます)。約1週間程度で装置に慣れてきます。また痛みに関しても1週間もあれば改善します。
さらには、痛みに関しては個人差があるため、必要に応じて、矯正用アンカースクリューの植立後に、抗生物質や鎮痛剤をお渡しすることもあります。
メリットとして?
基本的に、歯は作用と反作用で動きます。例えば、スペースの閉鎖を行うと、前歯と奥歯が引っ張りあい、前歯と奥歯の両方が動きます。ここで矯正用アンカースクリューを植立して、矯正用アンカースクリューと奥歯を接続すると、前歯だけを引っ張ることができます。
このため、使用するメリットとしては、矯正治療にて前歯を大きく下げることができるようになりました。
また、従来使用していた装置に比べ、装置を小さくすることができ、装着した違和感が軽減されます。
デメリットとして?
直接骨に固定して使用する装置のため、骨の暑さや、密度によっては、装置をセット後にアンカースクリューが脱落する可能性があります。
脱落した場合には、再度植立する場合もありますし、他の方法で治療を行う場合もあります。これに関しては、担当歯科医師と患者様とで、どうするかを改めて一緒に検討することが必要となってきます。
以上アンカースクリューでした。
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口唇の突出と横顔、出っ歯の改善
2018年10月16日
まとめ
*出っ歯になると、前歯が突出または傾斜するため、横顔の口元が突出する
*出っ歯(前歯の出っ張り)を改善すると横顔の口元が後退する。
*出っ歯の改善は抜歯、上顎の歯の全体的な後退、歯の大きさの縮小などで行います。




こんにちは、東京都世田谷区の三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科 院長の内澤です。
出っ歯というと3種類に分類されます。
一つ目として
前歯の前後的な位置に差がある状態
2つ目として
前歯の傾斜が強い場合
のふたつがあります。
3つめとして
前歯の前後的な位置に差があり、前歯の傾斜が強い場合
このような出っ歯の場合、程度には差がありますが横顔の口元が前方に飛び出た状態となります。
基本的に、唇は歯の上にのっているため、歯が前突すると、横顔の口元も突出しますし、歯が後退すると、横顔の口元も後退します
では、横顔の口元が前方に飛び出た状態をどのように改善するでしょうか
単純に前歯を後退させてあげればいいのですが
前歯を後退させるためには。歯を後退させるためのスペースが必要になります。
スペース確保のために矯正治療では、歯を抜歯したり、上顎の歯を全体的に後退させたり、歯の大きさを小さくしたりします。
歯を小さくするといっても、治療後に歯が小さくなった量が一見わからない範囲で行います。
そのため、スペース確保のために標準的な範囲で歯を小さくする治療をおこなったことで、虫歯のリスクが高くなったとか、歯がしみやすくなったというような臨床報告は今までにほとんど上がっておりません。
実際の治療結果
ここで、前歯を後退させ横顔の口元が後退した治療をご紹介いたします。
ページのトップに載っている写真は、
出っ歯を改善したく矯正治療を開始しました。
治療期間や約2年間、上顎の歯を2本抜いた治療を行いました。
矯正装置としては、一般的な表向きの(唇側)マルチブラケット装置を装着して治療を行いました。
治療前後で、歯の傾斜、そして前後的な差、いわゆる出っ歯が改善しました。
また、前歯が後退したことで、横顔の口元の突出間の改善いたしました。
まとめ
*出っ歯になると、前歯が突出または傾斜するため、横顔の口元が突出する
*出っ歯(前歯の出っ張り)を改善すると横顔の口元が後退する。
*出っ歯の改善は抜歯、上顎の歯の全体的な後退、歯の大きさの縮小などで行います
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歯科矯正の際の食事について
2018年10月13日
こんにちは、三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科 衛生士の乙訓です。
歯科矯正をしたい!という希望はあっても、不安なことがあって治療への一歩を踏み出せない方は多いと思います。
特に、初めて矯正治療を始めるにあたり、わからないことや心配なことがたくさんでてくるのではないでしょうか。
今回は、そのなかのひとつであろう<矯正治療と食べ物>についてお話させていただきます。
まず、当院では食事制限などは設けておりません。
みなさまの普段通りの食生活を楽しんでいただきたいと考えております。
しかし、食べ物の硬さや形状によって装置が外れてしまうこともあります。
そういった場合は、ご連絡をいただければ着け直しをさせていただきますので、ご安心ください。
矯正治療を始めると、装置によって違和感や痛みが生じてきます。
もちろん個人差はありますが、お口の中は髪の毛が一本入っただけでも気になってしまうほど繊細です。
そのため装置が入ったことにより、喋りにくさや食べにくさを感じる方が大半です。
そうしますと、お口も開けにくい状態になっておりますので、比較的柔らかいものや舌でつぶせる硬さのもの、噛まずに召し上がれるものがおすすめです。
火傷には十分ご注意くださいね。
以下に例を挙げてみます。
・リゾットやおかゆ
・肉料理はひき肉を使ったもの(ハンバーグやつみれなど)
・太めのうどん
・ポタージュ
・ゼリーやヨーグルト

痛いからと言って飲み物だけでお食事を済ませてしまうと、栄養が偏り体調を崩してしまいます。
どうしても痛みが強いときなどは、栄養ドリンクゼリーを摂取してみてください。
逆に、注意したほうが良い食べ物には以下のようなものが挙げられます。
・繊維質の野菜
・細い麺類
・ステーキなどの肉料理
・ナッツ類
・ガムやキャラメルなどの粘着性のあるもの


繊維質のものや細い麺類はどうしてもワイヤーに絡まってきてしまいます。
また、ステーキなどは噛み千切る必要があるので慣れないうちは召し上がりにくいです。
そんな時には、一口大にカットするなど少しの工夫でグッと召し上がりやすくなりますよ。
例えば、パンもトーストするかしないかで固さが変化し、食べやすさも変わってきます。
時間が経つにつれて、一人一人に合った食べ物や食べ方のコツがわかってきます。
徐々に慣れながら、楽しく食事を摂っていきましょう。
マウスピース型矯正装置を使った治療は取り外しが可能なため、ワイヤーを用いた治療よりは食事がしやすいという方が多いです。
しかし、どの方法を取っても歯を動かしていく過程で痛みや違和感はつきものです。
そして共通して大切なのが、しっかりと歯を磨くことです。
歯ブラシの当てにくさなどもありますが、装置の隙間に入った食べ物や汚れは虫歯や歯周病の原因になってしまいます。
せっかく矯正治療を行うのに、虫歯や歯周病になってしまったら悲しいですよね。
歯ブラシや歯間ブラシを使って健康なお口を目指しましょう。
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裏側矯正の料金、メリット、特徴
2018年10月11日
まとめ
・裏側矯正は、ほとんど周りに気が付かれないで(目立たないで)きれいな歯並びを得ることができる矯正治療です。
・裏側矯正は表側矯正と比較してメリットの多い治療方法です
・当院の裏側矯正の治療費は、相場よりも安い(安価)ですが、仕上がりはほかの医院に引けをとりません
こんにちは、東京都世田谷区の歯列矯正歯科専門クリニック、三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科院長の内澤です。
矯正治療には、多種多様な治療器具、治療方法があります。
また、矯正治療では患者様それぞれに合わせたオーダーメード治療となります。
治療器具を分類すると、目立たない目立つ装置、取り外しのできる装置できない装置
ワイヤー矯正、マウスピース型矯正装置等があります。
ワイヤー矯正は、装置が付く場所で裏側矯正、表向き矯正に分かれます。
マルチブラケット装置が舌側に装着するものを裏側矯正、唇側に装着されると表向き矯正といいます。
裏側矯正の特徴としては
目立たない
装置が舌側に装着されるため、ほとんど周りに気が付かれないで(目立たないで)きれいな歯並びを得ることができます。
虫歯のリスクが低くなる。
表側の矯正装置と比較すると、舌側は、唾液の循環があったり、舌が動いているために、自然な清掃性(自浄作用)が向上することで虫歯のリスクが低くなります。
食事が快適
ワイヤー矯正のデメリットとして、食事をすると食物が矯正装置に引っ掛か狩るということがあります。しかし裏側矯正だと舌側に装置があるため、引っ掛かっていても気が付かれることはありません
矯正治療費
一般的に、治療費は表側矯正、マウスピース型矯正装置、裏側矯正の順に高額になってきます。裏側矯正の東京都では120-140万程度といわれています
当院の裏側矯正の治療費は、
一律で、85万円から始まり、1から2か月に1回の通院ごとに処置料として8000円をいただいております。治療期間が延長すると、治療費があがるため、治療費がいくらまでかかるかわからないと不安になってしまいます。そこで治療費に110万円の上限を設定しております。
例えば、2年で治療が終了したときの概算としては
80万円+8千円2年間×9回となります。
一般的には、矯正治療は一か月に1回の通院になりますが当院では、同じ治療期間でも、使用する材料にこだわっているため来院回数を減らすことができ、1から2か月に1回の通院となり治療費の軽減に役立っております。
当院の裏側矯正の治療費は、相場よりも安い(安価)ですが、矯正治療の仕上がりはほかの医院に引けをとりません
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部分矯正とマウスピース型矯正装置(インビザライン)
2018年10月9日
まとめ
・動かす歯の本数、治療の範囲で、部分矯正や全体矯正に分類できます。
・矯正治療にはインビザライン(マウスピース型矯正装置)、唇側矯正、裏側矯正などを使用します。
・部分矯正は金銭面、治療期間でメリットの大きい治療となります。
・部分矯正のマウスピース型矯正装置(インビザライン)が費用対効果も良くメリットが大きいです。詳しくは、一度ご来院いただきご説明させてください。
こんにちは、三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科院長の内澤です。
矯正界では、目立たない矯正治療、部分矯正、加速矯正などの需要が増えてきており、この治療は成人矯正で行われます。
成人矯正としていつから治療ができるかというと、成長とともに、子供の歯から大人の歯へと歯の生え変わりが進みます。すべての歯が大人の歯に生え変わると、矯正治療では一般的に成人矯正といわれる、歯並びやかみ合わせの改善を行う治療が適応になります。
成人矯正で使用する装置には、インビザライン(マウスピース型矯正装置)、唇側矯正、裏側矯正などを使用します。治療の範囲で部分矯正、全体矯正にも分類できます。
それぞれの装置の特徴として
インビザライン(マウスピース型矯正装置);取り外しのできる透明なマウスピースを使用した矯正装置。透明な材料を使用するため、まわりからほとんど気づかれない状況で矯正治療を行うことができる
ワイヤー矯正;アーチ状のワイヤーとワイヤーと歯を連結する歯に接着するブラケットで構成されています。ブラケットの装着する位置で唇側矯正(表側矯正)や裏側矯正(舌側矯正)と言われます。
唇側矯正(表側矯正)は一般的な矯正装置で、表側にブラケットを装着します。表側にあるため、矯正装置が目立ちます。
裏側矯正(舌側矯正)は舌側に装置が装着されるため、矯正装置を装着しているかどうかはほとんど周りから気が付かれません。


動かす歯の本数、治療の範囲で部分矯正、全体矯正に分類できます。
部分矯正とは、一般的にかみ合わせの治療は行わずに、歯並びの改善を行います。
部分矯正で治療ができるかどうかは、かみ合わせの状況が大きくかかわるため、すべての患者様が部分矯正の適応にはなりません。
部分矯正は適応になると、治療期間の短縮や、治療費を抑えることができるため、メリットが大きい治療となります。
特に部分矯正のマウスピース型矯正装置(インビザライン)が費用対効果も良くメリットが大きい治療となります。
詳しくは、一度ご来院いただけると説明させていただきます
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八重歯と矯正
2018年10月7日
本文のまとめ
・八重歯は、大人の歯の生え変わりの順番と、萌出スペース不足が原因となる
・八重歯は矯正治療にて改善することができる。
・抜歯が必要かは、八重歯の程度によって判断をします。

こんにちは、東京都世田谷区の三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯歯科 院長の内澤です。
歯並び、かみ合わせの分類をすると色んな種類に分類することができ、その中に八重歯、すきっぱ、出っ歯などがあります。
このような歯並び、かみ合わせは、歯が生え変わるためのスペースの不足や、歯の前後的位置が原因となります。
八重歯は歯が生え変わるためのスペース不足が原因となりますし、出っ歯は歯の前後的位置が原因になります。
八重歯とは
一時期、付け八重歯というのも流行りましたが…はたして、八重歯とはなんでしょうか。
八重歯をWikipediaにて検索すると
『八重歯(やえば)とは、歯牙が叢生(そうせい)した状態、乱杭歯(らんくいば)のこと。特に上顎犬歯の低位唇側転位を指す通俗的表現。「押歯」「添歯」「鬼歯」ともいう。』とのこと。
つまり、八重歯とは歯並びのでこぼこの一つで、犬歯といわれる前から数えて三番目に生えている歯が、歯茎の上のほうに生えていると、八重歯といわれます。
そもそも、なぜ八重歯が生じるかというと、
大人の歯(永久歯)の歯の生え変わりの順番と、子供の歯(乳歯)と永久歯の歯の大きさの差、つまり歯が生え変わるためのスペース不足が八重歯と大きくかかわります。
基本的に永久歯への歯の生え変わりは、前歯から奥歯と順番に永久歯へと萌え変わるのではなく、最初に前歯と一番奥から1つ手前の奥歯が生え変わり、そのあとに犬歯のひとつ後ろの歯(第一小臼歯)が生えてきて、そのあとに犬歯が萌え変わります。
つまり、第一小臼歯が、犬歯より先に萌え変わるときに、犬歯の萌え変わるスペースを使用しながら歯が生えていると、犬歯は萌えるときに萌えるスペースが減少するために、アーチから逸脱して並び、八重歯となります。
西洋では、ドラキュラを連想させるとのことで、改善を行います。
つまり、矯正治療によって八重歯は改善します。
八重歯の程度によっては抜歯が必要になることもありますが、
最終的にはどのような歯並びになりたいかで、治療方法が異なります。
まとめ
八重歯は歯が生えるためのスペース不足や、歯の生えた前後的位置が原因となる
八重歯は矯正治療にて改善することができる。
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インビザライン(マウスピース型矯正装置)と矯正
2018年10月5日
この文章のまとめ
・インビザライン(マウスピース型矯正装置)はメリットの多い矯正装置である
虫歯や歯槽膿漏のリスクや、痛みの軽減な
・装置も透明なため、ほとんど目立たない状態で矯正治療を行うことができます。
・歯並びの状況によっては、ワイヤー矯正よりも短期間で終了することもあります。
当院では、そんなメリットの多い)を使用した矯正治療が可能となっております。
ご予約はこちら http://www.sangenjaya-ortho.com/contact/#link01

こんにちは、三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科の院長の内澤です。
数か月前の話ですが…
5月31から6月3日にかけてシンガポールで開催されたインビザラインAPACサミットに参加してきました。
インビザラインAPACは2年に一度各国で開催され、2年前はマカオ、今年はシンガポールで開催されました。
会場はシンガポールでの観光地の一つになっているマリーナベイ・サンズ(Marina Bay Sands)で開催され、日本人も含めアジアのインビザドクターが約1600人集集結し、最新の治療方法についての講演がおこなわれました。
今回のトピックとしては10代の治療に特化した『インビザラインティーン』やアンカースクリューを併用したインビザラインについてが多かったと思われます。
インビザラインとは、マウスピース型矯正装置の一つです。
マウスピース型矯正装置を使用した矯正治療は近年人気も高まり、また矯正歯科界では近年のトレンドとなっております。
また、インビザラインはアメリカのアライン社にて供給されており、現在100カ国以上の国々に約520万人を超える患者様がインビザラインの治療を受けております。
インビザラインの特徴としては、患者様自身が患者様のタイミングで装置の取り外しができる矯正装置です。
そのため、食事や歯磨きがワイヤー矯正に比べ簡便となります。
またインビザラインはi-Tero(口腔内スキャナー)で取り込んだ歯並びのデジタル情報を使用して、治療前から治療後の理想的な歯並びへの歯の動きをシミュレーションします。
シミュレーションによって作成されたステップごとのマウスピースを一定期間おきに交換して使用します。このため、ステップごとの歯の動きを一本ずつ上限を設けながら設定していることで、歯に加わる力がコントロールされ、ワイヤー矯正よりは、痛みの軽減されているといわれています。
まとめ
矯正装置の一つである、インビザライン(マウスピース型矯正装置)は虫歯や歯槽膿漏のリスクや、痛みの軽減などメリットの多い矯正装置となります。
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矯正装置と洗浄方法
2018年10月4日
こんにちは、東京都世田谷区の三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科院長の内澤です。
矯正装置には、裏側矯正やマウスピース型矯正装置、拡大装置などいろんな種類の装置を使用して治療を行います。
装置の種類が違えば、使用方法も特徴も違います。
特徴としては、目立たない装置、夜のみに使用する装置などがあり、そのほかに患者様自身で取り外しのできる装置と、取り外しのできない装置があります。
小児矯正は取り外しのできる装置が多いです。
取り外しができる装置は取り外しができるのでメンテナンスがしやすいのも特徴です。
取り外しのできる装置の清掃方法は基本的にブラシで磨いていただく必要があります。
取り外しのできる装置の材料の多くがプラスチックやワイヤーを使用することが多く、プラスチックを使用した矯正装置の場合、プラスチックの特徴として吸水作用があります。
この吸水作用とまたプラスチックの表面の粗造のため、どうしても汚れが付着します。
その結果、装置からにおいが生じてしまうため、クリーニングのメンテナンスが必要となります。
ここで、気を付けなければならないことは、歯磨き粉では装置を磨いてはいけません
その理由として、歯磨き粉には研磨剤が入っており、その研磨剤によって装置が傷がつき、傷が付いたことでさらに汚れが付きやすくなります。
清掃方法としては、中性洗剤を使用することをお勧めします。
またほかの方法として、リテーナー洗浄剤や入れ歯洗浄剤もお勧めします。
リテーナー洗浄剤や入れ歯洗浄剤の使用方法は水の中に装置を浸し、そこに洗浄剤を入れます。洗浄剤の発砲が終了するまで、または洗浄材の色がなくなるまでなど、商品によって使用方法は違いますので取扱説明書をお読みください
洗浄剤の使用による効果として、消臭や洗浄効果があります。
まとめ
矯正装置には、裏側矯正やマウスピース型矯正装置、拡大装置などいろんな種類の装置があります。取り外しのできる矯正装置はメンテナンスが容易ですが、注意事項があります。
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