お口 ポカンと開いてませんか?口呼吸は危険です。
2024年11月14日
「ポカン 口」とは、口がポカンと開いた状態を指します。これは、リラックスしているときや無意識の状態で口が自然に閉じず、軽く開いた状態になっていることを言います。近年、大人のポカン口は健康や美容面でも注目されています。
ポカン 口の原因
ポカン 口の主な原因は、口の周りの筋肉が弱くなっていることや、口呼吸の習慣です。また、歯並びの問題や姿勢の悪さ、顎の位置なども関係していることがあります。子供から大人まで発生しやすく、生活習慣や環境によっても影響を受けることが多いです。
ポカン 口の影響
ポカン 口の状態が続くと、以下のような影響が考えられます:
- 口呼吸が習慣化し、口や喉が乾燥しやすくなる。
- 歯並びや顔の形に影響を与え、特に子供では顎の発育に影響を及ぼすことがある。
- 口周りの筋肉が弱くなることで、顔のたるみや口元のシワができやすくなる。
- 虫歯や歯周病など、口腔内の健康が損なわれるリスクが増す。
改善方法
ポカン 口を改善するためには、以下の方法が効果的です:
- 鼻呼吸を意識する:鼻での呼吸が基本となるように意識します。
- 口周りの筋肉を鍛える:口を閉じる筋肉や表情筋を鍛えるエクササイズが効果的です。
- 姿勢改善:首や顎の位置を意識し、正しい姿勢を保つことで自然に口が閉じやすくなります。
- 矯正治療:歯並びが原因の場合、矯正治療が有効な場合もあります。
ポカン 口を改善することで、見た目の印象や健康状態も向上する可能性があります。
矯正治療でポカン 口を改善できる場合があります。
状況としては、歯が相対的に前あることで、唇が閉じづらい場合(口唇閉鎖不全)に大人でもポカン 口となる場合があります。
この場合は、抜歯を伴う矯正治療を行い、前歯を大きく下げることでポカン 口が改善することがあります。
実際の症例を見てみましょう。
ポカン 口 口ゴボ 上下顎前突の治療を解説
東京の世田谷区にある矯正専門クリニックの当院で治療した患者様を紹介し、口ゴボの改善が歯列矯正でどう変化するか?ご紹介します。
患者様は20代女性で埼玉県在住のかたで、出っ歯の改善がしたく、また口唇の突出、上下顎前突の改善、口ゴボの改善もしたく当院にご来院いただき歯列矯正の相談をさせていただきました。
歯列矯正治療としては出っ歯や口ゴボの改善したいとのことだったので今回は抜歯を提案し同意いただきました。
使用する歯列矯正装置は、目立たない歯列矯正装置で、性格的にマウスピースを自己管理は難しいとのこと、またコストも抑えたいとのことで、ハーフリンガル矯正を選択されました。
口ゴボ治用の動的治療期間は約2年半、動的治療後はマウスピースにて保定を行なっております。
治療結果として、前歯が大きき後退し、唇も大きく後退し、口ゴボと口唇閉鎖不全も改善しました。
口ゴボ治療のリスク・副作用としては、歯肉退縮、歯髄壊死、歯肉炎、歯槽膿漏、歯周病、虫歯、歯根吸収などありますが、今回の口ゴボ治療では大きな問題や副作用もなくスムーズに治療が進行しました。
ワイヤー矯正の種類は全部で3つ
○表側矯正
歯列矯正と聞いて多くの人が思い浮かべるのが表側矯正です。上顎の歯と下顎の歯の表面にブラケットと呼ばれる器具とワイヤーを装着して矯正する方法で、いろいろな歯並びに適応できるというのが大きなメリットです。裏側矯正と比較すると言葉の発音にも影響が出にくく、目で見える状態で矯正装置をつけた歯をブラッシングできるのも利点です。デメリットとしては、多くの人が気にする「矯正装置が目立ちやすい」という問題があげられますが、種類によっては目立たないようにすることもできます。目視で歯磨きできるという反面、食べ物が装置に引っ掛かってしまった場合に目立ってしまったり、口元が突き出して見えるというリスクもあります。日本では、もっとも歯科医院で展開されている一般的な方法と言えるでしょう。
○裏側矯正
その名の通り、上顎の歯と下顎の歯の裏側にブラケットを装着してワイヤーを通し、矯正する方法です。歯の裏面に装着するため、矯正装置が目立たないという大きなメリットがあります。しかし、裏側矯正の適応症例はまだ少なく、全部の歯列矯正に採用できるとは限りません。歯の裏に矯正装置を装着するので、表側矯正と比べると発音に影響が出やすくなるほか、ブラッシングを目視ですることが難しいため、磨き残しが多くなるデメリットもあります。
さらに、表側矯正よりも高度な技術が求められる矯正方法のため、費用も高額になるケースが多く、治療期間も長くなる傾向があります。裏側矯正を希望をしている人は、行こうと考えている歯科医院の公式サイトやSNSなどで症例や実績などをあらかじめ確認するのがおすすめです。
○ハーフリンガル矯正
ハーフリンガル矯正は、簡単にいうと表側矯正と裏側矯正を組み合わせた矯正方法です。上顎の歯は裏に、見えにくい下顎の歯は表に矯正装置を装着して、歯を動かしていきます。表側矯正の目立ちやすいという欠点をカバーし、裏面矯正よりも費用を抑えることができて治療時間も短縮されます。下顎の歯は表面に装着されているため、矯正装置が発音に影響する心配もありません。
■抜歯が必要となる理由
どうして、歯並びをきれいにするために抜歯が必要になるのでしょうか。
その理由は、歯の大きさ(幅)と、顎の骨の奥行きのバランスにあります。
一般的に、日本人の歯は、欧米人と比べると大きいと言われています。
しかも、頭の骨は前後に短い傾向もあります。
そのため、歯のすべてをきれいに収めようとすると、顎の骨の奥行きが足りなくなります。
日本人の3人に1人ほどと、欧米人よりも高い割合で乱杭歯が見られるのはこれが理由と言われています。
歯をきれいに収めようとしても、収めるスペースが足りないので、やむを得ず、歯を抜いてスペースを確保するわけです。
■矯正治療で抜歯が必要となるケース
矯正治療で抜歯が必要となるのは
①歯の幅の長さの合計と、歯が並ぶスペースの長さのバランスが取れていないとき
②上顎と下顎の前歯の重なり具合を適度なものにしたいとき
③上顎と下顎の奥歯の噛み合わせを適切なものにしたいとき
④上顎の歯と下顎の歯のサイズがアンバランスなとき
以上の4つのケースとなります。
①は理解していただきやすいと思いますが、②③は意外ではないでしょうか。
例えば、③は⑤にも関係しています。
■抜歯するかどうかの判定方法
では、矯正治療に際して、抜歯が必要かどうかを、どのようにして私たち矯正歯科医師を判定しているのでしょうか。
大きく分けると、歯並びの石膏模型を作って判定する方法と、レントゲン写真と歯並びの石膏模型を使って判定する方法のふた通りになります。
なお、これらの方法を使って判定を試みようとしても、抜歯するかどうかについて判定するのが難しいボーダーライン上になってしまうことも珍しくありません。
そのようなときは、判定結果にしたがって一律に決定するのではなく、患者さん自身の矯正治療への協力の具合や年齢、お顔の審美的な評価、お顔や顎の骨の形のバランスなどを考えて判断します。
そのため、矯正歯科医の診断や治療方法の違いから、抜歯するか抜歯しないかの割合も異なってきます。
よそでは抜歯しなくてはいけないと言われたのに、違うところの歯科医院では反対のことを言われた、なんてこともあるようですが、抜歯するかどうかを決めるのは、今もってとても難しく、私たち矯正歯科医は常に厳しい決断を迫られているのです。
まとめ
ポカン 口の予防と改善には、舌の機能を正常に保つことが大切です。舌は、食べる、発音する、唾液を分泌するなど、体内のさまざまな働きを担っています。特にお子様の成長期には、舌の機能が正常であることが、上顎や下顎の発達や気道の確保に必要です。
舌が前方へ出てしまう癖や、いつも口が開いた状態(ポカン 口)が続き、口呼吸が習慣化すると、細菌やウイルスが体内に入りやすくなり、風邪やインフルエンザ、アレルギー性鼻炎といった感染症のリスクが高まります。
MFT(筋機能療法)を通じて、舌や口周りの筋肉を鍛え、歯並びや噛み合わせを整えることが重要です。
お子さんのために、歯科医や歯医者で定期的にチェックを行い、早期に対応することが推奨されます。
当clinicのサイトでは、ポカン 口や上顎前突などに関する治療についても詳しく紹介しております。
ポカン 口 大人の改善のための矯正歯科治療のご予約・お問い合わせ
ポカン 口 の矯正治療を検討されている際は、ぜひ当院にご相談ください。初めての方でも安心して矯正治療を受けていただけるよう、丁寧な説明と親身な対応を心がけています。お問い合わせやご予約は、当院のホームページ(三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科)からお気軽にどうぞ。
トラブル、失敗を避け後悔しない美しい笑顔と健康な歯を手に入れるために、私たちと一緒に一歩を踏み出しましょう。お待ちしております。
歯列矯正治療の選択肢にはそれぞれの特徴があり、患者様のニーズに応じた最適な方法を選ぶことが重要です。インビザラインやワイヤー矯正の違い、デメリットとメリットを理解することで、より納得のいく治療を受けることができます。当院では、患者様のライフスタイルや歯並びの状態から、希望する治療結果に合わせた最適な治療方法をご提案いたしますので、ぜひご相談ください。多くの芸能人、YouTuberなどの目立たない矯正を希望される方々も当院に来院いただいております。利用できる矯正装置も目立たないマウスピース型矯正装置、ワイヤー矯正装置、部分 矯正、も可能です。症例も八重歯、出っ歯、受け口、すきっ歯など様々な症例も対応します。治療後は保定装置で綺麗な歯並びを最小限の変化で維持します。
矯正治療 歯並びのことで質問やお悩みや不安などがある場合には、是非当院まで気軽に矯正無料カウンセリングのご予約ください
当院では裏側矯正(リンガル)でも高い質の医療を常に提供しております。
当院は三軒茶屋駅から徒歩2分に位置しアクセスも良好です。土曜日、日曜日も診療し、お仕事帰りの方でも通える時間の夜20:30まで診療しています。
矯正治療の診療日は
月 水 木 金 土 日 の上
休診 休診日 は
火と祝日
虫歯やセラミックなどの被せ物は
一般歯科での診療をお勧めしてます。
親知らずの抜歯は口腔外科をお勧めしております。
住所、アクセスについて
三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科
住所: 東京都世田谷区三軒茶屋1-32-14 園田ビル地下1階
医院の電話 番号: 03-6805-5765
Googleマップ:https://maps.app.goo.gl/7UG4wC7fUZMeXGPS9
アクセスは:https://www.youtube.com/watch?v=6NxHyrl-kOI
歯科矯正専門の当院の医院いついて
予約はこちら(ホーム ページ web) https://www.sangenjaya-ortho.com/contact/#link01
歯科医師、衛生士、受付、院長含めスタッフや院内の雰囲気がわかります。
インスタグラム https://www.instagram.com/sangenjayadental/
lineでも予約が可能です。