三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科を運営する医療法人D.D.Orthoが監修しています。
育て中のお母さんにも優しいクリニック作りを目指して
2017年11月20日
こんにちは、歯科医師の内澤理恵です。
自分が現在子育て真っ盛りなせいか、駅や商業施設の小さい子供連れ向けの設備やサービスが目に留まります。
多くの施設でバリアフリー化に伴い子連れに優しい世の中になって来ているなかで、歯科クリニックにおいては何が求められるのかとよく考えます。
私個人として、子供を連れて外出した際に困るのが子供のオムツ替えです。その他にも、子供ができる前はほとんど意識になかったのですが、歩道の段差やエレベーターの有無、通路の広さなど…。荷物が多かったりベビーカーや抱っこ紐で小回りがきかなかったり、子供からも目が離せなかったりと、お出かけするのも一苦労だったりします。
特に歯科クリニックは院内が狭くてベビーカーが入れなかったり、治療中お母さんは仰向けで動けなかったり、一緒に診療室に来たお子さんが隣の患者さんのところまで行ってしまったり…子育て中のお母さんにはなかなか敷居の高いところになってしまっている気がします。
そこで、当クリニックは小さなお子さんがいるお母さんたちも受診しやすい環境を作るべく、クリニック内の環境を工夫しています。
当クリニックは地下1階ですが、エレベーターがありますので、ベビーカーや小さなお子さん連れでも来院しやすくなっています。
入り口は自動ドアですので、出入りの際に押さえておく必要がありません。
トイレには生後24カ月のお子さんまで使えるオムツ替え台の設置、またベビーカーでも入れるよう、手洗いスペースを広く設計してあります。(ベビーカーのタイプやメーカーによっては一緒に入れない場合があります。)
診療室は全て個室ですので、小さなお子さんも一緒に入ってお待ちいただけます。
通路やドアはベビーカーでも通れるように設計しています。
診療室の椅子は柔らかく身体を包み込むようなデザインですので、長時間座っていても疲れにくい設計です。
矯正治療は一般的に治療期間が2~3年かかります。その間に女性は特に妊娠、出産などでライフスタイルが変わる可能性があります。ライフスタイルのために治療を中断したり、矯正治療そのものを諦めてしまうのはもったいないこと。当クリニックでは子育て中のお母さんにも優しいクリニック作りを目指しています。
内澤理恵でした。