三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科を運営する医療法人D.D.Orthoが監修しています。
見た目が気になる若い女性におすすめ!目立たない矯正治療について解説
2023年8月11日
こんにちは。世田谷区にある三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科です。
矯正治療したいけど目立つのは嫌…このように考えている方もいらっしゃると思います。確かに矯正治療は装置が目立ってしまう場合もあります。しかし、インビザラインのように、方法によっては目立たない矯正治療が可能です。矯正治療を検討中の方は、カウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか。
今回は、目立たない矯正治療について紹介します。
目次
■矯正をしたけど目立つのは嫌という女性も多い
■目立たない矯正治療にはどんなものがあるの?
■目立たない矯正治療のメリット
■目立つ矯正治療にはどんなものがあるの?
■インビザラインなら若い女性にもおすすめ
■まとめ
■矯正をしたけど目立つのは嫌という女性も多い
出っ歯や受け口、乱ぐい歯など歯並びの乱れを正すためには、歯科医院で矯正治療を受ける必要があります。ただ、矯正装置が目立つため、治療をためらっている方も少なくないでしょう。
確かに矯正装置が目立ってしまう治療方法も存在します。例えばワイヤーを利用する表側矯正は、歯の表面に装置を取り付けるため、笑った時や会話した時に装置が見えてしまうことがあります。審美的には決してよいものではないので、気になってしまう方は多いと思います。
しかし、装置が目立つ矯正治療の方法は表側矯正くらいです。歯列矯正においては、他にもさまざまな治療方法がありますが、そのほとんどは装置が目立ちません。例えば透明なマウスピースを使うことで、目立たずに治療できる方法もあります。また、装置の色が目立たない表側矯正もあるため、矯正治療=目立つ、と考えてはいけません。
■目立たない矯正治療にはどんなものがあるの?

裏側矯正
矯正治療の方法は、大きくワイヤー矯正とマウスピース矯正に大別できます。このうち、ワイヤー矯正は表側矯正と裏側矯正に分けられますが、裏側矯正は目立たない治療方法として知られています。また、マウスピース矯正も基本的に目立ちませんので、目立つのが嫌な方は検討してみましょう。
裏側矯正は、歯の裏側に装置を取り付ける矯正治療の方法です。ブラケットという装置にワイヤーを組み合わせ、歯並びを矯正していきます。表側矯正とは違い、装置を歯の裏側に装着するため、装置が目立つ心配はありません。
一般的にはワイヤー矯正は、歯の表面に装置を取り付ける表側矯正が広まっています。古くからあるため、ほとんどの歯科医院で治療を受けることが可能です。しかし、表側矯正は装置が目立ってしまうので、目立たない矯正治療を望むなら裏側矯正を候補に入れましょう。
ただ、裏側矯正は費用が高く、100万円を超える症例も珍しくありません。少しでも費用を抑えたい場合、マウスピース矯正がよいかと思います。
マウスピース矯正は、歯並びに合わせたマウスピースを使い、少しずつ歯列を矯正する治療方法です。マウスピースは定期的に交換し、時間をかけて歯並びを移動させます。なお、マウスピース矯正もさまざまな種類がありますが、ポピュラーなものはインビザラインです。インビザラインは治療の精度が高く、裏側矯正と比較して治療費を抑えられます。
また、マウスピース矯正は装置を取り外せるため、飲食中や歯磨き時に装置を気にする必要がありません。しかし、裏側矯正と比較して治療期間が長くなる傾向があります。症例によって異なりますが、治療完了までに2~3年ほどかかると考えておきましょう。ただ、治療期間の長さを差し引いても、マウスピース矯正の費用の安さや装置を取り外せる柔軟性は代えがたいものがあります。
■目立たない矯正治療のメリット

笑顔の女性
裏側矯正やマウスピース矯正など、目立たない矯正治療のメリットは、周囲の目を気にせずに済む点です。表側矯正など装置が目立つ治療方法の場合、笑ったり会話をしたりすると相手に装置が見えてしまうことがあります。相手が気にしないとしても、自分自身は気になってしまうこともあるでしょう。特に接客業・サービス業のように、人と会話する機会が多い職場で働く方は、審美面が仕事に影響する可能性もあります。
一方、目立たない矯正治療は、会話時に装置が目立つ心配がありません。裏側矯正は歯の裏側に装置があるため、気付かれるケースはほぼ皆無といえます。また、マウスピースも基本的に無色透明なので、装着した状態でもほとんど目立ちません。
また、飲食への影響が少ないこともメリットといえます。表側矯正の場合、歯と装置の間に食べかすが詰まり、目立ってしまうおそれがあります。しかし、裏側矯正は歯の裏側に装置があるため、食べかすが詰まる可能性は低いです。もし詰まったとしても、裏側なので目立たずに済みます。マウスピース矯正にいたっては、飲食中に装置を取り外せるので、そもそも食べかすが詰まる心配がありません。
表側矯正と比較して、虫歯のリスクが低いのもメリットです。歯の裏側は常に唾液が循環しているので、歯の表面ほど汚れが溜まりません。また、マウスピース矯正は装置を取り外せます。もし食べかすや汚れが付着しても、歯磨きすればしっかり除去できます。
■目立つ矯正治療にはどんなものがあるの?
裏側矯正やマウスピース矯正は目立たない一方、少なからず目立ってしまうのが表側矯正です。表側矯正は、歯の表面にブラケットとワイヤーを装着するため、笑った時などに装置が見えてしまう場合があります。特に金属のブラケットとワイヤーを使う場合、遠目にも目立ってしまうので注意が必要です。
また、ハーフリンガル矯正も目立ってしまう可能性があります。ハーフリンガル矯正は、上の歯は裏側矯正を行う一方、下の歯は表側矯正とする治療方法です。通常の表側矯正と比較して目立ちにくいものの、下の歯はブラケットとワイヤーが見えるため、場合によっては目立ってしまいます。表側・裏側矯正のメリットを持つ反面、デメリットも備えている治療方法です。
先に触れたように、矯正装置が目立つ治療方法は仕事に影響する可能性もあります。人と触れ合う機会が多い方は、マウスピース矯正や裏側矯正のほうが向いているでしょう。
■インビザラインなら若い女性にもおすすめ
もし矯正治療の審美面が気になるなら、インビザラインを検討してみてはいかがでしょうか。インビザラインは透明なマウスピースを利用するため、若い女性におすすめの治療方法です。ほとんど目立ちませんので、他の治療方法と比較して審美性が優れています。
インビザラインの治療期間は症例によりますが、~3年程度の時間がかかります。また、マウスピースは1日20時間以上の装着が必要ですので、自己管理が求められる点に注意しましょう。
一方で治療費は安く、表側矯正とほぼ同じです。症例によっては、裏側矯正の半額程度で済む場合があります。経済的な負担を減らしたい方には、裏側矯正よりもインビザラインがおすすめです。対応している症例も幅広く、さまざまな不正咬合を治療できます。一般的なワイヤー矯正とは異なり、歯を抜く症例も少なめです。
マウスピースは自由に取り外せますので、飲食中に装着する必要がありません。食べかすが挟まる心配がないので、治療をしていない時と同じように飲食を楽しめます。ただし、飲食後は早めに歯磨きを行い、マウスピースを装着しましょう。
■まとめ
歯並びが悪いと、十分に咀嚼できなかったり、滑舌が悪くなったりと、日常生活にさまざまな影響を及ぼします。人によっては顔の輪郭が変わるなど、審美面にも影響が出てしまうこともあります。ただ、装置が目立つからと、矯正治療を躊躇している方も多いと思います。
しかし、現在は裏側矯正やマウスピース矯正など、目立たない矯正治療が主流です。中でもインビザラインは治療費が安く、装置が目立たないため若い女性に向いています。もし装置の見た目を気にしている方は、インビザラインを検討してみてはいかがでしょうか。