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インビザラインで大事な衛生管理。怠ってしまうとどうなる?

2023年8月18日

こんにちは。世田谷区にある三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科です。

 

マウスピースを利用して歯並びを矯正するインビザラインは、日頃のマウスピースの衛生管理が大切です。マウスピースのケアを怠った場合、口腔内の環境が悪化したり、虫歯や歯周病になったりするおそれがあります。ワイヤー矯正よりも衛生管理が重要ですので、マウスピースの洗浄を習慣化しておきましょう。

 

今回は、インビザラインの衛生管理について、わかりやすく説明します。

 

目次

■インビザラインは衛生管理が必須
■インビザラインで衛生管理が必要な理由
■衛生管理を怠るとどうなるの?
■インビザラインのケア方法について
■衛生管理など、インビザラインのルールは歯科医院で徹底確認
■問題があればすぐに歯科医院に連絡
■まとめ

 

■インビザラインは衛生管理が必須


矯正治療を始めた後、特別なケアや装置の管理は不要と考えている方も多いと思います。確かにワイヤー矯正の場合、歯磨きさえ注意すれば特段のケアは必要ありません。装置のケアは不要で、歯科医師の指示に従って治療を受ければ問題ないでしょう。

 

しかし、インビザラインはマウスピースの衛生管理が必要不可欠です。マウスピースは数週間に1回の頻度で交換しますが、毎日装着しますので、何度も使用するうちに汚れが蓄積していきます。日々のケアを怠ると、治療に悪影響が生じるおそれもあります。インビザラインで歯並びを矯正する方は、マウスピースの衛生管理を忘れないようにしましょう。

■インビザラインで衛生管理が必要な理由


インビザラインで衛生管理が求められる理由は、口腔内の環境をきれいに保つためです。インビザライン治療で用いるマウスピースは、数週間ほど同じものを利用します。そのため、使い続けているうちに汚れがたまってしまい、雑菌が繁殖するおそれがあるのです。たとえマウスピースの見た目はきれいだとしても、実際は雑菌が大量に付着している可能性もあります。

 

また、マウスピースの悪臭を予防するためにも、日々の衛生管理が欠かせません。マウスピースで雑菌が繁殖すると、次第に独特の悪臭を放つようになります。その結果、自分自身の口臭が悪化してしまうおそれもあります。

いずれにせよ、インビザライン治療を利用する場合、マウスピースのケアは必須と考えておきましょう。

■衛生管理を怠るとどうなるの?


もしインビザラインで衛生管理を怠った場合、先に触れたように口臭が強くなってしまうことがあります。マウスピースは1日20時間以上、同じものを数週間にわたって使い続けます。そのため、使い続けるうちに汚れが溜まり、マウスピースが黄ばんでいきます。汚れを除去せずに放置すると雑菌が繁殖しますので、結果として口臭が強くなるのです。

 

マウスピース本体にカビが繁殖してしまうリスクもあります。カビはアレルギーを引き起こすことも多く、健康にさまざまな悪影響を及ぼします。もしカビが生えてしまった場合、取り除くのは決して簡単ではありません。使用を止め、新たに作り直してもらう必要があります。

マウスピースを装着している間は、通常時と比べて唾液の分泌量も減少します。口臭が強くなるのはもちろん、虫歯や歯周病のリスクが高まる点に注意しましょう。さらに衛生管理を怠った場合、マウスピースに付着した雑菌が虫歯・歯周病の原因になる可能性があります。もし虫歯・歯周病になった時は矯正治療を中断し、虫歯などの治療をしなければいけません。

 

インビザラインのケアを怠ると、口臭を悪化させ、虫歯・歯周病を引き起こすことがあります。そうならないように、正しい方法を覚えてケアを徹底しましょう。

■インビザラインのケア方法について


インビザラインのマウスピース

インビザラインのマウスピース

インビザラインのケアは決して難しくありません。普段のケアであれば、マウスピース本体をしっかり水洗いするだけでも十分です。

水洗いは1日1~2回を目安に、マウスピースを流水に当てながら、指の腹で優しく汚れを洗い落としましょう。マウスピースは樹脂製なので、お湯を使うと変形してしまうおそれがあります。水洗いのタイミングは任意ですが、歯磨きに合わせて行うと習慣化させやすいです。

 

もし指で擦っても汚れが落ちない時は、歯ブラシを使って汚れを落としましょう。歯ブラシを使う際は毛先が柔らかめのものを利用し、マウスピースを優しく擦ってください。毛先が硬めの歯ブラシを使うと、マウスピースに細かい傷が付いてしまう可能性があります。

汚れが落ちにくいからといって歯磨き粉を使ってはいけません。研磨剤の有無に関わらず、マウスピースを傷付けてしまうので、利用は控えましょう。何も使わず、柔らかめの歯ブラシでそのまま擦ることが大切です。

 

ただ、水洗いや歯ブラシのみでは、マウスピースの汚れをしっかり落とせません。週に1~2回程度は、マウスピース専用の洗浄剤を利用して洗いましょう。洗浄剤は隅々まで浸透しますので、マウスピースの細かい部分までしっかり洗浄できます。

また、消臭・殺菌効果もあるため、口臭や虫歯・歯周病対策にも効果的です。一般的な洗浄剤は浸け置きタイプで、歯科医院や薬局、ドラッグストアなどで購入できます。

 

マウスピースを洗った後は、水分を拭き取って十分に乾燥させましょう。しっかり乾燥させないと雑菌が繁殖し、マウスピースが悪臭を放つおそれがあります。

 

マウスピースを乾燥させたら、出しっぱなしにしてはいけません。専用のケースに入れ、汚れやホコリが付かないようにしましょう。なお、使い終わったマウスピースと現在使っているマウスピースは、分けて保管することをおすすめします。

■衛生管理など、インビザラインのルールは歯科医院で徹底確認


インビザライン治療を受ける場合、衛生管理などのルールを徹底することが重要です。ただ、分かりにくい部分も多いと思いますので、不明点やルールは歯科医院で確認しましょう。

 

自己判断で衛生管理してしまう方も中にはいますが、基本的にNGと考えておくべきです。自己判断でマウスピースを管理・ケアすると、雑菌が繁殖したり、本体に傷が付いたりするおそれがあります。虫歯や歯周病のリスクも高まりますので、いかなる理由でも自己判断は避けましょう。

歯科医院で相談すれば、インビザラインの正しい衛生管理の方法や、マウスピースのケア方法についてアドバイスを受けられます。マウスピースの洗浄方法も詳しく聞けるほか、保管に関する注意点も聞くことが可能です。もし分からないことがあっても、丁寧に教えてもらえるでしょう。

インビザラインは治療期間が長く、症例によっては3年程度の時間が求められます。長期的な衛生管理が必要ですので、虫歯や歯周病のリスクを軽減するためにも、歯科医師の指示・アドバイスに従って対応しましょう。

■問題があればすぐに歯科医院に連絡


もしインビザラインの衛生管理やケアで問題が生じた時は、速やかに歯科医院へ連絡することをおすすめします。問題を放置した場合、インビザラインの治療計画に狂いが生じる可能性もあります。

 

例えば、洗浄中にマウスピースが破れてしまったら、新しく作り直さなくてはいけません。破れたマウスピースを使い続けると、歯並びが予期せぬ方向に動いてしまうおそれがあります。また、忙しくてマウスピースをケアできなかった場合、汚れたり黄ばんだりすることもあるでしょう。しかし、汚れたマウスピースを使い続けると、虫歯・歯周病になってしまうかもしれません。

このような問題が発生した時は、できるだけ早く歯科医院に連絡し、適切に対応してもらう必要があります。

■まとめ


インビザラインは痛みや違和感が少なく、目立たずに歯並びを矯正できるとから人気の治療方法です。しかし、マウスピースの衛生管理が求められるほか、適切な方法でケアする必要があります。毎日しっかりと水洗いし、週に1~2回は洗浄剤を使って洗うようにしましょう。

 

もし衛生管理の方法で分からないことがある場合、歯科医院に相談をおすすめします。自分で判断するのではなく、正しいケアの方法や衛生管理のルールを教えてもらいましょう。万が一問題が発生した際は、すぐに連絡することも大切です。
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