三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科を運営する医療法人D.D.Orthoが監修しています。
歯列矯正装置をつけるまでにやることリスト~歯科医院選びについても解説~
2023年5月19日
こんにちは。世田谷区にある三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科です。
今回は、一般的な歯列矯正における、歯列矯正開始までの流れ、歯列矯正装置をつけるまでにやることリストをお伝えします。
失敗しない歯科医院選びについてもご紹介するので、矯正治療をご検討の方は、是非、実践してみてください。
■自宅で可能な「やることのリスト」
○自分の歯列の状況を把握
「歯科矯正を考えている」ということは、何かしらの歯に関する悩みがあるはずです。例えば、出っ歯や受け口をはじめとした問題を抱えているかもしれませんね。
自分が現在どういった歯列なのか、どんな状況なのか…について把握しておきたいです。
もちろん、歯科医師の判断ではなくあくまでも自分での判断に過ぎないため確実性の高い把握は難しいです。しかし矯正への第一歩ということで、インターネットを活用しながら調べてみるのもおすすめです
○おすすめの矯正歯科医院を探し、初診カウンセリング予約
自分がどのような状態・症例なのかを把握できれば、その分野に強みを持った矯正歯科医院探しが可能になります。
矯正治療が可能な歯科医院も日本全国にたくさんありますが、取り扱っている治療法もそれぞれ違えば、技術力や経験も異なるため、自分にとってのおすすめの矯正歯科医院探しがかなり重要になるでしょう。
ただ、インターネットだけでより良い歯科医院を探し出すことは大変です。
歯科医院探しの際には、無料でカウンセリングをしてくれるかも確認しましょう。大きな決断が必要な治療ですから、無料カウンセリングで不安を取り除いておくべきです。
初診カウンセリングの予約は電話だけでなく、最近では公式サイトのフォームから申し込みができるところも多いです。自分の都合の良い日時を指定して、予約を完了させましょう。
■歯科医院で「やることのリスト」初期
○初診カウンセリングを受ける
初診カウンセリング…「一体どんなことをするのかな?」と不安に思っている方も多いでしょう。
難しく考える必要はなく、契約するかしないかは考える必要がなく、気軽に参加してください。
初診カウンセリングの内容も歯科医院次第ですから、公式サイトで確認をしたり、場合によっては電話で質問するのも良いでしょう。
三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科では、専用のカウンセリングルームを用意しており、プライバシーにも配慮しています。患者様が本当に知りたいことを知ることができます。
初診カウンセリングで溜まりに溜まった不安を話してみたり、治療についていろいろな質問をしてみましょう。
歯科矯正を受ける場合も受けない場合も、初診カウンセリングは非常に重要な意味を持っています。
○歯の状態や矯正の適応性の確認
現時点での歯の状態や矯正治療への適応性のチェックなども行います。他の人と同じような症例だと思っていても、実際にはかなり違っていたという例もあります。そのため歯の状態確認や適応性チェックは欠かすことができないでしょう。
希望する治療法があったとしても、適応性についての問題があれば不可能です。
○虫歯や歯周病などの検査・治療
基本的には、歯列矯正よりも虫歯や歯周病の治療を優先して行います。虫歯や歯周病はれっきとした病気ですから、当然矯正治療よりも先に実施します。そして治療が終了次第、歯列矯正を開始します。
はじめのチェックの際には虫歯や歯周病トラブルがなくても、普段の生活の中で発症する病気なので、歯列矯正の途中で発症するケースもみられます。実際に矯正治療が始まってから通院するたびに、これらに罹患していないかのチックが行われるはずです。スムーズに矯正を進めるためにも、虫歯や歯周病対策をしっかりと行ってください。
○歯列矯正に必要な検査の実施
歯列矯正の治療方法は様々あります。ワイヤーを使ったものから、インビザラインに代表されるマウスピースによる矯正など多彩です。
どの歯列矯正治療をするかにもよりますが、それぞれ検査は必要です。レントゲンの撮影や本格的な機器を活用した検査もあります。
例えば、インビザラインであれば、iteroと呼ばれる口腔内スキャナーを使って口の中をスキャニングし、適切なアライナー作りにつなげます。
■歯科医院での「やることリスト」続き
○治療プランの作成
検査の結果をもとに、具体的な治療プランを作成していきます。それに基づき矯正を進めていくのですが、この治療プランの部分も治療方法によってかなり違ってきます。
マウスピース矯正のインビザラインの場合は、iTeroによる検査やスキャンを行い、約3週間後にクリンチェックの確認をします。他の矯正治療よりも具体的かつ本格的なシミュレーション動画を見ながら歯の動きを確認でき、結果的に患者様自身もプランの確認が容易になります。
○必要に応じて歯を抜く
理想とする歯並びにするために、特定の歯が邪魔をしているケースもあります。そういった際には歯を抜くことも検討されます。
歯を抜く場合とそうでない場合では、最適な治療法が異なります。
○最終的な歯列矯正装置に関するルールの説明
歯列矯正装置をつける前に、矯正治療に関するルールの説明などが再度行われるでしょう。
インビザラインの場合は、マウスピースを使った矯正なので「1日20時間以上装着する」などといったルール確認も必須です。それ以外には、アライナーの洗浄方法や管理について、装着や取り外し方法など、多岐に渡った説明が進められます。
そういった流れを経て、最終的に歯列矯正装置の装着に移ります。
インビザラインを例に挙げましたが、他の治療方法の場合は流れやルールが異なります。ですから担当の歯科医師に確認するようにしてください。
■患者様次第でやることは異なる
患者様の噛み合わせを改善するために実施する歯列矯正ですが、矯正装置をつけるまでには上記をはじめとした様々な工程を踏みます。
「歯を抜くのか、現状どのような歯列なのか、希望の治療方法があるか」も見極めなくてはなりません。そして生活習慣や性格も影響します。
特に重要度の高い「やること」と言えば、歯科医院選びでしょう。矯正の成功のためには、歯科医師のスキルも重視する必要があります。ネット上だけで見分けることはとても難しいため、実際に歯科医院に足を運び初診カウンセリングを受けましょう。即決即断する必要はなく、自分のペースでゆっくりと答えを出していきましょう。
■まとめ
歯列矯正装置を装着するまでには、想像を超える数のやるべきことが存在しています。治療法によって多少は異なるのですが、代表的なやるべきことを挙げてみました。リスト形式にして一覧化すれば、心の事前準備もしやすいと思います。
自分自身でできる「やること」に加え、歯科医院において歯科医師が行う「やること」があります。
インビザラインであればiteroという最新式のスキャニングシステムを使い、歯科に詳しくない患者様も単純明快に分かる映像を使用し、説明が行われます。三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科は、これまでに数多くのインビザライン治療を施しており、さらにiteroの導入も行っています。
当院の公式サイトをご覧いただければ、患者様がやることを確認いただけると思います。初診カウンセリングを受けていただくと、より詳しく説明させていただくため、事前に「今後やること」の把握をしやすくなります。