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歯並びが全身に及ぼす影響~矯正治療は口・全身の健康維持につながる~

2023年1月6日

こんにちは。世田谷区にある三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科です。

 

長い治療期間と、高額な治療費まで払って矯正治療を行って歯並びを治す必要って
あるのかな?とお思いの方もいるかと思います。

 

そこで今回は、歯並びが全身に及ぼす影響についてご紹介します。
矯正治療を検討中の方や今矯正中という方は、ぜひ参考にしてください。

目次

■歯並びの悪さが口周辺に与える影響
■しっかり咀嚼すると・・・
■咀嚼機能が衰えると・・・
■肩こりの原因
■腰痛の原因
■頭痛の原因
■矯正前にチェックすべき3つのポイント
■まとめ

■歯並びの悪さが口周辺に与える影響


歯並びの悪さを放置すると体にはどんな影響があるのでしょうか?

○むし歯になりやすい

歯並びが悪いと、歯を磨くことが難しくなります。
そのため普段の歯磨きで汚れを落とすことが難しくなり、その結果むし歯になる危険が高くなってしまいます。

 

○歯周病になりやすい

歯磨きがしづらいため、歯周病のリスクが高まります。

歯周病とは、細菌の感染によって引き起こされる炎症性疾患で、歯の周りの歯ぐき(歯肉)や、歯を支える骨などが溶けてしまう病気です。
歯の歯肉の境目(歯肉溝)の清掃が行き届かないでいると、そこに多くの細菌が停滞し歯肉の辺縁が炎症を起こして赤くなったり、腫れたりします。

さらに進行すると膿が出たり歯が動揺してきて、最後には歯を抜かなければならなくなってしまうケースもあります。

 

○ドライマウスや口臭の原因

歯並びが悪いと、噛み合わせも悪くなります。そのため鼻呼吸よりも口呼吸をする方が多くなりやすい傾向があります。口呼吸が多くお口の中が乾いてしまうと細菌が繁殖しやすくなり、口臭の原因にも繋がってきます。

 

○感染症になりやすい

口の中が乾くと、唾液の持っている自浄作用が失われ、通常よりも感染症になりやすくなってしまいます。

 

○顎関節症を引き起こす

歯並びが悪いと、正しい噛み合わせからズレてしまい、その分顎に負担がかかってしまいます。すると、顎関節症を引き起こす可能性が高くなります。顎関節症は、特に女性の方に多く見られます。

顎関節がカクカクしたり食事で顎を動かす際にゴリゴリ、ジャリジャリといった雑音がしたりする症状を顎関節症といいます。この他にも、痛みを感じる、口が開きづらいなどの症状がよく挙げられます。

 

○咀嚼機能の低下

歯並びが悪いとよく噛むことができなくなるので、食べ物をよく咀嚼せずに飲み込んでしまいます。そうすると胃腸などの消化器官に負担を与えてしまうことになります。

また、噛まずに食べるというのは知能の面における発達にも影響を与えることもあるでしょう。

 

■しっかり咀嚼すると・・・


  • 顎や舌の運動が活発になる
  • 口の感覚が刺激されて、運動機能も良くなり、噛んだり話す機能にも役立つ
  • 唾液が分泌され、消化吸収に役立つ

 

しっかりした咀嚼は身体に良いことがたくさん

しっかりした咀嚼は身体に良いことがたくさん

 

■咀嚼機能が衰えると・・・


○顔が歪みやすい

噛み合わせが悪いと、噛み癖が出てきてしまいます。片側だけでいつも食べてしまったり、特定の歯を多く使ってしまう等です。
そうすると、徐々に顔のバランスが左右で変わってきてしまいます。

 

○頭痛や肩こり、腰痛やめまいを引き起こす

歯並びが悪いと噛み合わせに「ズレ」が起こってしまいます。なぜなら歯は上下左右に対象となる歯が生えており、しっかり噛み合う形状をしているためです。

歯並びが乱れていると本来噛み合う場所で噛めておらず、強く当たる部分や、当たらない部分が生じてしまうので、一部の歯に大きな負担がかかってしまい、さまざまな弊害に繋がってしまいます。

 

○その他の影響

  • 栄養を適切に取れない
  • 唾液の分泌量が減る
  • 全身の運動機能の低下が発生しやすい
  • 硬い食べ物を食べづらく、軟らかい食べ物に偏る
  • 咀嚼による脳への刺激が減り、脳血液量が低下する

 

■肩こりの原因


歯並びの悪さからくる噛み合わせのズレが肩こりの原因なのではないかといわれています。
あまり強い力で噛みしめる機会がなくても、毎日の食事で自然に顎や口周辺の筋肉には負荷がかかります。
噛み合わせのバランスが悪いと、かかる負荷が大きくなり血行が悪くなってしまい、だんだんと肩周辺の血流も滞るようになってしまうため、肩こりに影響していると考えられています。

 

歯並びの悪さは肩こりの原因といわれている

歯並びの悪さは肩こりの原因といわれている

 

■腰痛の原因


歯並びの悪さが影響して起こる「体の歪み」が腰痛の原因となる可能性があります。
噛み合わせが悪いと長年「噛みやすいところで噛む」クセが付いてしまいます。
噛みグセがあると過度の負荷がかかる部分の筋肉だけが発達し、表情筋のバランスが崩れ、かおの歪みや直立時の左右差などにつながることがあります。このバランスの不和が腰への負担をおおきくしているのです。

 

■頭痛の原因


先ほどご紹介したように、噛み合わせがあっていないことの影響は頭につながる血管や筋肉などにも負荷をかけることになります。それらが頭痛の原因となっていることも考えられます。

以上が、歯並びの悪さが体に与える影響です。

ですが、歯並びが影響するのは体の問題だけではなく、心にも影響を与えることが分かっています。

デコボコの歯並びだったり、噛み合わせが反対だったりすると、気になって口を押さえてしゃべったり笑ったりする方がいらっしゃいますが、歯並びが悪いということはそれだけで様々なストレスに繋がってしまいます。
他人からの視線が気になったり、口元そのものがコンプレックスになってしまうこともあり、悪化してしまうと、歯並びが気になって他人と食事が出来なくなってしまったり、しゃべれなくなってしまうような場合もあり得ます。

 

■矯正前にチェックすべき3つのポイント


ここからは矯正前に必ず行いたいセルフチェックポイントについてご紹介します。

○歯並びで気になるポイントを明確にする

治療を受ける際、ご自分の歯並びで一番気になるところを把握することが大切です。ご自分の歯並びを鏡などを使ってチェックしてみましょう。
歯並びだけでなく、歯や顎に違和感がないかも併せて確認してください。

 

○歯列矯正で一番治したい箇所をチェックする

矯正治療を行なう上で一番治したい箇所を明確にすることも大切です。どの部分の歯並びが気になるかをカウンセリング時に伝えることで、理想とする歯並びを手に入れることができるでしょう。気になる部分があればいつでもお気軽にお声がけくださいね。

 

○顎関節の痛みがあるかどうか

歯科矯正は歯並びの矯正だけでなく、顎関節の痛みに関する相談も可能です。症状に合わせた治療方法を選ぶ必要があります。

噛み合わせに違和感がある場合や口を開け閉めするときに痛みがある場合は、矯正治療をする前にきちんとクリニックに伝えるようにしましょう。

 

■まとめ


今回は「歯並びが全身に及ぼす影響」についてご紹介しました。

矯正治療は歯並びだけを改善するものと思われがちですが、実際には、口元の状態にも影響していたり、全身の健康維持にも役立っています。
そして、なによりも皆さまのこころを明るくするものです。

 

当院では、マウスピース矯正のインビザラインや見えない裏側矯正、アンカースクリューを用いた矯正など、患者様のご要望に応じてさまざまな矯正治療をご用意しています。
矯正をお考えの方や歯並びについてお悩みの方がいらっしゃいましたらぜひお気軽にご相談くださいませ。HPからでも受け付けております。

 

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