三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科を運営する医療法人D.D.Orthoが監修しています。
保定装置
2021年8月13日
歯並びが綺麗になったら矯正は終わりだと思っていませんか?
綺麗になったら始まるのが保定装置です。
こんにちは。
今日は歯並びが綺麗になってからの保定装置のお話です。
■治療後も移動する
綺麗に歯が並んでいても戻ろうと動いていきます。
隣り合う歯、嚙み合う歯や歯周組織だけではありません。
舌や頬、唇などのお口の周囲組織の影響も受けて、歯は移動し続けます。
昔はこんなところに隙間あったかな?
こんな歯並びじゃなかったと思うけどな。
そんな疑問はこのためです。
そう考えると、矯正治療で整えられた歯並びがそのままの状態で保たれるわけではないとわかりますでしょうか?
■保定装置
保定とは、矯正治療を終えて綺麗な状態になった歯並びが元の歯並びに戻らないようにする処置です。
綺麗な歯並びを維持するために、保定装置をお口に装着します。
保定装置の働きによって、新しい歯の位置、噛み合わせにお口を慣れさせています。
治療後の保定装置(リテーナー)の装着に関しては、患者様の努力にかかってくる部分なので、頑張って忘れずにつけてくださいね。

保定で歯並びが戻らないようにする
■保定に必要な時期
一般的には、矯正治療に要した時間と同じくらいの時間、保定を続けなければならないと言われています。
しかし、中には2年近くも保定を行っていたのに、後戻りを起こしたケースなど人によってさまざまです。
矯正治療が終了し、徐々に歯並びが崩れてしまう原因の多くは
治療後の「リテーナー(保定装置)」を装着していなかったことが原因です。
つまり リテーナーはなるべく長期間の使用を勧めております。
■再治療
矯正の再治療となってしまうと期間、費用が心配になりますよね。
このような方のため、当院では短期間で行う
「後戻りした歯の再矯正」プランをご提供しています。
裏側からの見えにくい矯正にも対応します。
後戻りしてしまったが、次は後悔したくない方。
矯正治療を始めて行うが、失敗したくない方。
ぜひ、噛み合わせをしっかり意識した医院で治療を受けることを強くお勧めします。
後戻り矯正は、以前のように何年もかかるものではありません。
お口全体に矯正装置を使うものでもありません。
皆さんが想像されているよりも簡易的に対応できますので、まずはご相談ください。
当院での相談は、患者様の疑問や不安、希望に対して、何度でも患者様が納得するまでお答えすることを心かけております。
疑問や不安、希望をお持ちのままで、解決できていない方、矯正治療が初めての方でもわかりやすく、丁寧にご説明いたします。