歯のでこぼこ
2021年8月2日
■歯のでこぼこや八重歯、悩んでいませんか?
こんにちは!世田谷区の三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科です。
日本人は欧米人に比べ、顎が小さいので歯並びが悪くなる傾向があります。
こうしたことから「歯のでこぼこ」は日本人にとってポピュラーな不正咬合と言えるでしょう。
八重歯は「可愛らしい」という印象を持っている人が多く、八重歯をチャームポイントしているアイドルやタレントさんも多いですよね。
実際八重歯に憧れて「付け八重歯」を付けている人もいるようです。
ただこういった感覚は世界的に見るとかなり少数派のようです。
アメリカでは「吸血鬼」、中国では「虎の歯」のイメージがあり海外ではあまり良いイメージがないみたいです。
■専門用語は?
歯のでこぼこは歯科の専門用語だと「叢生(そうせい)」または「乱杭歯(らんぐいば)」と言い、八重歯も叢生に分類されどちらも歯が重なり合ってデコボコした状態のことを指します。
■見た目以外のデメリットってありますか?
①叢生だと歯と歯が重なり合っている部分の歯磨きがうまくできないために磨き残しの原因になります。
そうなると虫歯になりやすく、さらには歯周病にもなりやすくなってしまいます。
②咀嚼が正常にできなくなってしまう。
噛み合わせに問題が出ると、咀嚼に影響が出てしまい結果的に内臓に負担をかけてしまうことになります。
長期的に内臓に負担がかかると病気を引き起こしてしまう原因にもなりかねません。
③歯科での治療が行いにくく、小さい虫歯も見落としかねないです。
歯と歯が重なり合っている部分は肉眼ではどうしても見えにくく、小さい虫歯だとレントゲンにも写らないため虫歯を見落としがちになってしまいます。
また歯が重なり合った部位の治療は器具が入りずらかったり、それが理由で大きく削ることになってしまった、なんてこともあり得ます。
■原因について
原因は遺伝的な理由以外に「歯の大きさ」と「顎の小ささ」に大きく関わってきます。
小さい顎の範囲に、大きな歯が生えてくればでこぼこした歯並びになってしまう、ということです。
特に生えたての永久歯は当然ですが乳歯より大きいため、でこぼことした歯並びになりがちです。通常であれば成長と共に顎も発達し、歯並びが整っていきます。
■気になる段階で歯医者さんに相談!歯科矯正で治しましょう!
歯並びの悪い子供を幼少期のうちに矯正治療してあげるのは親の責でもあります。
それだけ人生におけるデメリットがあるということを理解し、少しでもお子様の歯並びが気になる場合は、早いうちに相談だけでもいらしてください。
矯正を初めた方がいいタイミングや、矯正しなくても成長と共に改善されるなど、アドバイスさせていただきます。