矯正が終わったら始まる保定処置

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矯正が終わったら始まる保定処置

2021年6月15日

こんにちは

 

矯正治療で歯並びをきれいにした後は「保定処置」をします。
保定処置とは、きれいな歯並びが元の歯並びに戻らないようにする処置のことです。

目次

■治療を終えた後も動き続ける歯
■保定は不確実
■保定に必要な期間

■治療を終えた後も動き続ける歯


ヒトに限らず、生物は生まれてから死ぬまでの間、常にその臓器、器官、細胞が変化し続けています。
成人になるまではプラス成長、成人になって以降はマイナス成長という違いはありますが。
臓器や器官の変化は、それぞれ異なり、特定の変化を起こしていきます。
実は、歯や歯並び、歯を支えている歯周組織も同じです。
隣り合う歯や噛み合う歯や歯周組織の変化だけではありません。
舌や頬、唇などのお口の周囲組織の影響も受けて、ヒトが生命を全うするまで歯の移動を繰り返していきます。
「昔はこんな歯並びじゃなかったと思うんだけどなぁ」、「こんなところに隙間なんかあったっけ?」となるのは、このためです。
こう考えると、矯正治療で整えられた歯並びが、修正そのままの状態で保たれるわけではないことがわかってもらえるのではないでしょうか。

 

■保定は不確実


保定とは、矯正治療を終えて、きれいな状態になった歯並びが元の歯並びに戻らないようにする処置です。
そこで、きれいな歯並びを確実に維持するために、保定装置をいうものをお口に装着します。
保定装置の働きによって、新しい歯の位置、噛み合わせにお口を慣れさせていきます。
残念ながら、困ったことに歯を含めたお口のすべての組織が、保定をしたからといって新しいきれいな歯並びに完全に馴染むとは限りません。
保定は、意外と不確実なものです。

 

■保定に必要な期間


一般的には、矯正治療に要した時間と同じくらいの時間、保定を続けなければならないと言われています。
しかし、中には2年近くも保定を行っていたのに、後戻りを起こしたケースもあれば、2ヶ月と経たない間に歯並びが安定化したケースもあるようです。
どうやら保定の効果が不確実なのと同じくらい、保定の期間も不確実なようです。

 

矯正治療と同程度の期間、保定を行う

矯正治療と同程度の期間、保定を行う

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