三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科を運営する医療法人D.D.Orthoが監修しています。
矯正治療中に気をつけておきたい食べ物
2021年6月18日
こんにちは
マルチブラケット法による矯正治療中に気をつけておきたい食べ物についてお話します。
ここで、マルチブラケット法とは、矯正治療の1種であり、歯の表面にブラケットを取り付け、そこにワイヤーを通す方法です。
■矯正装置にくっつきやすい食べ物
まずは、矯正装置にくっつきやすい食べ物です。
お餅やガムがブラケットなどにくっつきやすいのは想像しやすいでしょう。
お餅が歯と歯の間に挟まったことがあるという方も多いのではありませんか?
実は矯正装置にくっつきやすいのはお餅やガムだけではありません。
アメやグミも意外とくっつきやすい傾向があります。
■矯正装置に挟まりやすい食べ物
矯正装置に挟まりやすい食べ物は、お餅やガム、グミなどはもちろんですが、お肉やお魚も意外と挟まりやすいものです。
お寿司も挟まることが多いので気をつけてください。
■弾性ワイヤーに絡まりやすい食べ物
長い弾性ワイヤーに絡まりやすい食べ物は、細長い食べ物です。
ラーメンやうどん、おそば、そうめんが代表的ですが、春雨やパスタも忘れてはいけません。
また、レタスやキャベツなどの葉物、つまり繊維質が豊富な野菜類も意外と絡まります。
■食べにくい食べ物
ピーナッツ、くるみなどのナッツ類やスルメなどは、噛むのが難しく、なかなか食べにくい傾向があります。
スルメが噛みにくいのは想像しやすいところですが、その他キュウリやニンジンなどの根菜類も噛みにくくなります。
おせんべいが食べにくくなる人もいます。
■虫歯の原因になりかねない食べ物
矯正装置が入ると、歯磨きがしにくくなる上に、歯の表面にプラークがつきやすくなりますから、虫歯のリスクが高まります。
チョコレートやクッキーなどの糖分を豊富に含むお菓子類は、矯正治療をしていなくても虫歯のリスクを高めます。
矯正装置が入っているとさらにリスクが高まることは、想像に難くないことでしょう。

糖分を豊富に含むお菓子類は注意