三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科を運営する医療法人D.D.Orthoが監修しています。
マウスピース型矯正装置(インビザライン)と矯正
2018年7月15日
こんにちは、東京都世田谷区の三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科 院長の内澤です。
矯正治療では色んな種類の矯正装置を使用して治療を行います。
そのなかで目立たない矯正装置には裏側矯正やマウスピース型矯正装置があります。
マウスピース型矯正装置には使用上の注意があります。
使用時間は20時間以上
基本的にマウスピース型矯正装置(インビザライン)の使用時間は20時間以上となります。
しかし、一般的な固定式で取り外しのできない矯正装置は24時間取り外しができない状態となります。
つまりマウスピース型矯正装置(インビザライン)は食事と歯磨きの時間は取り外すことができます。
そのため、矯正治療前と変わらない状態で食事をとることができます。
また、装置を取り外すことができることで、歯を磨きやすくなりますし
また装置は効率的に手に取って直接洗浄することができるため衛生的です。
チューイを使用する
マウスピース型矯正装置(インビザライン)のシステムはパラパラ漫画のように治療前の歯並びから理想とする歯並びまでの動きをデジタルでシミュレーションを行い、それぞれのステップごとにマウスピースを作成します。作成されたマウスピースを決まった期間で交換を行います。
マウスピースをはめることで、歯がマウスピースの形の位置関係に一致する動きをするため歯は動きます。
つまり、新しいマウスピースをはめると、マウスピースの歯並びと実際の歯並びにギャップがあるため。最初のほうはマウスピースをはめても浮き上がってきます。
浮き上がったまま装置を使用すると、歯に適切な力がかからないためシミュレーション通りの歯の動きはしません
そこで、マウスピースの適合性を上げるため、チューイを使用します。
装置の清掃方法
矯正装置はほぼお口の中に入った状態で使用するため、洗浄しないと衛生的ではありません。
洗浄方法は多種多様で、歯ブラシのみで磨く方法、中性洗剤を併用する方法、洗浄剤(リテーナー洗浄剤や入れ歯洗浄時)を使用する方法などがあります。
しかしやってはいけない方法があり、それは歯磨き粉を使用した洗浄です。
理由として、歯磨き粉には研磨剤が入っており、研磨剤によって装置に傷が付いてしまい、より装置が汚れやすくなります。
まとめ
マウスピース型矯正装置には、注意事項はいろいろとありますが、それ以上に患者様自身で装置の
取り外しができたり、また目立ちづらかったりとメリットの多い矯正装置となります。