口腔内スキャナー(iTero)と矯正治療
2018年7月7日
こんにちは、東京都世田谷区の三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科の院長 内澤です。
矯正治療ではもちろんのこと、歯並びやかみ合わせの状況を把握することは歯科診療では必須となります。
そこで、直接お口の中を見るだけでは細かいところまで把握するのは難しいので、歯科では歯型の模型を作成し、治療計画の立案を行います。
歯型模型の作成方法
歯型模型の作成方法の一つとして粘土のような材料を使用した型取りを行い、型取りによって得られた型に石膏を盛ることで歯型の模型を作成しますが、この従来の方法では、型取りに使用する材料が、ある程度の流動性を有すること、また型取り時に多量の材料がお口の中に入るため、患者様によっては嘔吐反射など不快感を感じる方もいらっしゃいました
そこで三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科では口腔内スキャナーを導入したことで、嘔吐反射などの不快感の軽減に一役をになっております
つまり、口腔内スキャナーでは口腔内の歯並びの情報をカメラで撮影し、お口の中の歯並びや、かみ合わせの情報をデジタル情報として取得後に、得られた情報を元に三次元構築された歯型を作成することができます。
また、三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科の口腔内スキャナーでは、得られた三次元構築された歯型を使用して、矯正治療後の歯並びを予測した仮想の歯並びを作成することができるため、大まかな治療後の歯並びを見ることができます。
また、三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科では、デジタル化にも力を注いでおり口腔内スキャナーから得られた三次元デジタル化情報を使用して、マウスピース型矯正装置の作成や、舌側矯正の作成を行っております。
口腔内スキャナーを使用したデジタル化のメリットとしては従来型の型取りと比較して矯正装置を作成するまでのステップが減少するため、それだけ矯正装置の精度が上がるといわれております。
まとめ
口腔内スキャナーを使用したデジタル化のメリットとして、矯正装置の精度の向上、印象採得時の嘔吐反射の軽減等とメリットの多い方法です。