部分矯正のメリットと裏側矯正,マウスピース型矯正装置
2018年2月21日
こんにちは、三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科(東京都世田谷区) 院長の内澤です。
矯正治療には、治療する範囲で部分矯正と全顎矯正に分かれます。
部分矯正と全顎矯正の違い
全顎矯正とは
すべての歯に矯正装置を装着することで、すべての歯を動かす治療です。
そのため、治療のゴールとしては、すべての歯がちゃんと並んで、ちゃんと咬んで、笑った時にきれいに並んだ歯並びを目標に治療を行います。
部分矯正とは
全顎矯正と違い、部分的な治療を行うのが部分矯正です。
部分矯正のメリットは?
部分矯正のメリットとして、
1.低コストでの治療が可能
治療期間や矯正装置が装着される歯の本数が全顎矯正と違うため、部分矯正では低コストで治療が可能となり、当院では35万円+税からの治療が可能です。
分割での支払いにすると、月3,500円からでも可能です。
2.目立たない矯正装置も使用可能。
一般的には部分矯正だと、表向きの矯正装置のみを考えるかもしれませんが、
取り外しができて、透明なマウスピースを使用するマウスピース型矯正装置や、目立たない歯の裏側に矯正装置を装着する裏側矯正(舌側矯正)でも治療が可能です。
そのため使用する装置によっては、人に気が付かれることがほとんどなく矯正治療を行うことが出来ます。
3.短期間での治療が可能
数本の歯を部分的に動かすため、部分矯正の場合、数か月で矯正終了することもあります。そのため、結婚式までに前歯のでこぼこを短期間で改善したい方などからはご好評をいただいております。
https://www.sangenjaya-ortho.com/blogs/archives/category/ブライダル矯正
部分矯正の適応
部分矯正では治療の適応が制限されます。
かみ合わせは、おおきく3つに分類することが出来ます。
そしてこの3つが複雑に組み合わさっているのが不正咬合といいます。
1.でこぼこorすきっぱ
でこぼこ、またはすきっ歯かは、土台の骨と歯の大きさの割合で決まります。
骨の大きさより歯の大きさが大きいと、歯並びはでこぼこになります。
骨の大きさより歯の大きさが小さいと、歯並びはすきっ歯になります。
2.出っ歯orうけ口
出っ歯もしくはうけ口かは、相対的な歯の前後的位置関係で決まります
相対的に上顎の歯が下顎の歯よりも前方にあると出っ歯となります。
相対的に下顎の歯が上顎の歯よりも前方にあるとうけ口となります。
3.かみ合わせが深いか、または前歯に空間があいている。
前歯の垂直的な位置関係が関係しています。
上下の前歯の重なりが大きいと過蓋咬合、やかみ合わせが深い
上下の前歯の重なりが小さい、むしろ重なっていない状態を開咬またはオープンバイトといいます。
部分矯正では、上記のかみ合わせの組み合わせによって、部分矯正で出来る症例と、困難な症例に分かれます。そのためお口の中の状況によっては、全顎矯正での治療を提案させて頂くこともあります。
お口のなかは一人一人違うので
まずは、いまのお口の状況がどのような状況なのかを把握しない限り部分矯正で治療できるかどうか何とも言えません。
当院では相談、検査診断は無料行っております。そのため、お気軽にご相談ください。
まとめ
部分矯正はお口の状況がどのような状況なのかを把握しない限り部分矯正で治療できるか判断できません。部分矯正はメリットも多い治療なので、部分矯正で出来るるかどうかを一度お気軽にご相談ください