三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科を運営する医療法人D.D.Orthoが監修しています。
歯科矯正中のトラブル 治療中に起こりうること 原因 対処方法とは?
2022年5月20日
トラブルについて一般論を述べると、多くの場合、トラブルは予期せぬ出来事や計画にない障害によって生じます。これは個人間の誤解、組織内の不一致、技術的なエラーなど、さまざまな原因によって引き起こされる可能性があります。
トラブルの主な原因
トラブルは主に以下のような原因によって引き起こされることが多いです:
- コミュニケーション不足:多くのトラブルは、人々が期待や意見を正確に共有できていない場合に生じます。言葉の違い、誤解、または情報が不足していることが原因です。
- 認識や理解の違い:人々は同じ事象について異なる見方や解釈を持つことがあるため、認識の違いから誤解が生じ、それがトラブルを引き起こすことがあります。
- 環境的な要因:天候や交通状況、またはシステム障害など、外的な環境要因も予期しないトラブルをもたらします。
- 計画や準備の不足:計画が不十分だと、問題が発生した際に対処が難しくなり、トラブルが拡大するリスクがあります。
トラブル発生後の対処法
トラブルが発生した場合、次のようなアプローチが一般的に有効とされています:
- 冷静な対応:感情的にならずに、事実に基づいた冷静な判断を行うことが重要です。
- 原因の特定:トラブルの根本原因を明確にすることで、再発防止策や適切な対策を講じることが可能になります。
- 関係者とのコミュニケーション:関係者と情報を共有し、理解を深めることがトラブル解決の鍵です。
- 迅速な対応と柔軟性:対応が遅れるとトラブルが悪化する可能性があるため、迅速かつ柔軟な対応が求められます。
- 再発防止策の検討:トラブルを一度解決しても、同様の問題が再度発生しないように、適切な改善策を検討することが大切です。
ですが・・・
歯科矯正では以下となります。
歯列矯正治療を考えているけれど、治療中に虫歯になったり装置が外れたりしたらどうしよう…と不安を持っている方も多いのではないでしょうか。
歯列矯正治療中は、歯に力がかかることによって痛みが出たり、歯が矯正で動くことにより、隠れていた虫歯が見つかる可能性もございます。
今回は、歯列矯正治療中にトラブルが起きたときの対応や、トラブルが起こりにくい歯列矯正治療などをご紹介します。
目次
■矯正治療中は虫歯ができやすい?
■矯正治療中に伴う痛みについて
■矯正治療中に痛みが出たときの対処法
■矯正装置が外れてしまったら?
■矯正装置が外れてしまったときの対処法
■痛みや虫歯が起こりにくい矯正治療
■まとめ
■矯正治療中は虫歯ができやすい?
歯列矯正治療中に虫歯ができやすいのは、歯列矯正装置がついていることによって歯磨きしにくいことが大きな原因です。
特に、ワイヤー矯正は原則として治療が終わるまで矯正装置を外すことがありません。そのため、矯正装置をつけたまま歯磨きを行うのですが、ワイヤーが通っていることやブラケット周りの汚れが取り除きにくいことから、歯に汚れが残りやすくなってしまいます。
一方で、インビザラインのようなマウスピース型の矯正装置の場合は、装置の取り外しができるので、日々の歯ブラシもいつも通り行うことができますし、万が一、歯列矯正中に虫歯が見つかっても比較的スムーズに治療を行うことができるでしょう。
ですが、虫歯治療により噛み合わせが変化している可能性があるので、新しくマウスピースを設計しなおすことが必要です。
どのような歯列矯正治療を選択する場合でも、治療期間中は虫歯や歯周病にならないように、自宅でのケアをしっかり行うことが重要です。
■矯正治療中に伴う痛みについて
矯正治療中は、痛みが伴う場合があります。
もちろん痛みの感じ方は個人差があり、気にならないという方も多いでしょう。
特に、ワイヤー矯正は口腔内にある矯正装置が頬粘膜や舌、口唇などに当たって、痛みを感じる場合があります。
これは、矯正装置を調節して軟組織に当たらないようにする工夫が大切です。
■矯正治療中に痛みが出たときの対処法
ワイヤーが飛び出て痛みがある場合には、飛び出たワイヤーを切断し、粘膜にあたらないようにする必要があります。少しでも気になる際には遠慮なくご連絡ください。
また、ワイヤーをカバーするための矯正用ワックスを併用するとより安心でしょう。
歯列矯正治療中の痛みには、歯に力がかかることで出る痛みの可能性も考えられます。
もし歯列矯正治療中に痛みが出てきてしまった場合には、痛み止めを使用することも一つの方法です。痛み止めは、市販のものをご購入いただいても大丈夫ですし、歯科医院から処方してもらうことも可能です。不安がありましたら担当の先生にご相談ください。
当院では「クリッピーシステム」という結さつ線を使わない歯列矯正方法も導入しております。
これは、痛みの原因の一つでもあるワイヤーとブラケットの間で生じる「摩擦」をなくすための方法です。
結さつ線を使用しないことで痛みの軽減につながることはもちろん、治療期間の短縮、発音のしにくさの軽減が可能になります。

クリッピーシステムは痛みの軽減などが可能
■矯正装置が外れてしまったら?
ワイヤー矯正では一般的に「ブラケット」という装置を歯の表面や裏側につけ、そこにワイヤーを通して少しずつ力を加えながら歯を並べていきます。
ブラケットは専用の接着剤で歯にしっかりとくっついておりますが、長い歯列矯正治療の間では、何らかのトラブルによってそのブラケットやワイヤーが外れてしまうことがあります。
装置が外れたままになっていると、飛び出たワイヤーで口腔内の粘膜を傷つけてしまったり、歯が予定通りに動かない恐れもあります。
もし、歯列矯正期間中に装置が外れたり、破損してしまったりした場合には、早めにご連絡いただき、ご相談ください。
■矯正装置が外れてしまったときの対処法
一番は、すぐにお口の中を見てもらうことですが、なかなかすぐには歯科医院に行けないという場合もあるかと思います。
すぐに歯医者に行けないときはどうしたらいいのか。
その対処法をいくつかご紹介いたします。
○ブラケットが外れてしまった場合
ブラケットは米粒くらいのとても小さなものです。
ブラケットが外れたときには誤って飲み込んでしまわないように注意してください。外れたブラケットが手元に残っている場合には、次にお口の中を見てもらうときまで大切に保管しましょう。
○ワイヤーが外れてしまった場合
ワイヤーが外れてしまった場合には、ブラケットに差しこめるか確認して元の状態に戻せそうであれば、応急処置として差し込みましょう。これは誤ってワイヤーの先端で口腔内の粘膜を傷つけてしまうのを防ぐためです。ワイヤーの先端が頬の粘膜や、歯茎などに当たっていないか、傷がついていないかも十分に確認してください。
もし、ブラケットに差しこめそうになければ、ワイヤーを切断したり、折り曲げるなどして粘膜に当たらないようにしましょう。
いずれも、一時的な対応になりますので早めにお口の中を見てもらうことが大切です。
■痛みや虫歯が起こりにくい矯正治療
インビザラインのような取り外しができるマウスピース型の歯列矯正治療は、痛みや虫歯が起こりにくいというメリットがあります。
インビザラインは取り外せるので、毎日の歯磨きも普段通りに行うことができます。
また、インビザラインは丸洗いできるため衛生的に使えるといったメリットがあるのです。
自分でお手入れするのはなかなか大変ですが、こまめに歯を磨く習慣がつくため、以前より虫歯や歯周病のリスクが低下するでしょう。
矯正治療を計画する際には、治療方法や装着の時期、治療費など、さまざまなポイントを理解しておくことが重要です。特に、治療を開始する前には、診断や検査を行い、自分にとって適切な治療方針を立てることが必要です。治療中も定期的に通院して歯の動きや効果をチェックし、リテーナーを使って噛み合わせを安定させることが、治療後の見た目や結果を維持するために不可欠です。
また、歯の移動によって顎関節症のリスクが生じることもあるため、専門的な医療知識を持つ医師とコミュニケーションを取りながら進めることが安心です。治療には高額な費用がかかるケースもありますが、自分に合った方法を見つけるために、事前に十分な準備をしておくと良いでしょう。
歯列矯正を始める際、さまざまな種類や流れ、そしてかかる期間について知っておくことは重要です。まず、歯列や噛み合わせを整える理由として、きちんとした歯の位置は、顔や口元のバランスを整え、口内の健康を維持するためにも役立ちます。不適切な矯正をすると歯根が吸収されるなど、骨や歯に悪影響が及ぶ可能性があるため、歯の動かし方について医師からのカウンセリングを得ることもおすすめです。
矯正の過程で、歯を動かすためには時間がかかり、時にはストレスを感じることもあるかもしれませんが、長く継続していくことで効果を得ることができます。実際、放置していた不正咬合は病気の原因となる可能性が高く、治療を途中で終了してしまうと、歯が再び動いて戻ることも起こり得ます。歯科医の経験に基づいた指導とともに、きちんと予防と治療を継続することで、良い結果を得ることができるでしょう。
■まとめ
矯正治療中にトラブルが起きないように、日ごろのケアや歯科医院での定期検診を受ける必要があります。
今、症状や違和感がない場合でも、歯科医院で口腔内の状態をしっかり見てもらいましょう。
インビザラインのようなマウスピース矯正は、歯磨きをするときに歯列矯正装置を取り外せるので、歯列矯正中でも口腔内を清潔に保つことが可能です。ほかにも、目立たない、従来のワイヤー矯正と比較して短い治療期間で始められる、といったメリットがあります。
また、歯列矯正治療中に虫歯が発覚した場合でも、インビザラインなら治療期間を伸ばすことなく虫歯治療が可能な場合もあります。治療の状態によっては、今ある虫歯治療と並行してインビザラインを始められることもあるでしょう。
当院では、マウスピース矯正のインビザラインや見えない裏側矯正、アンカースクリューを用いた歯列矯正など、患者様のご要望に応じてさまざまな歯列矯正治療をご用意しています。できるだけ痛みを抑えた歯列矯正治療もありますので、気になる方は、ぜひお気軽にご相談ください。
矯正治療の相談のご予約・お問い合わせ
歯列矯正治療を検討されている方 なら、ぜひ当院にご相談ください。初めての方でも安心して後悔しない治療を受けていただけるよう、丁寧な説明と親身な対応を心がけています。お問い合わせやご予約は、当院のホームページ(三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科)からお 気 軽にどうぞ。
歯列矯正治療を通じて、トラブル、失敗を避け美しい笑顔と健康な歯を手に入れるために、私たちと一緒に一歩を踏み出しましょう。お待ちしております。
歯列矯正治療の選択肢にはそれぞれの特徴があり、患者様のニーズに応じた最適な方法を選ぶことが重要です。目立ちにくく取り外しのできるインビザラインやワイヤー矯正の違い、デメリットとメリットを理解することで、より納得のいく治療を受けることができます。当院では、子供から成人(大人)までの患者様のライフスタイルや歯並びの状態から、希望する治療結果に合わせた最適な治療方法をご提案いたしますので、ぜひご相談ください。多くの芸能人、YouTuberなどの目立たない治療を希望される方々も当院に来院いただいております。
利用できる歯列矯正装置も目立たないマウスピース(インビザライン)、ハーフリンガル、裏側矯正、部分矯正、小児矯正も可能です。
症例も開咬、八重歯、出っ歯、受け口、すきっ歯など様々な症例も対応します。治療後は保定装置(リテイナー)で綺麗な歯並びを最小限の変化で維持します。 歯科矯正治療により口腔内の環境が変化します。歯列矯正治療中は日常生活での歯ブラシの習慣が重要になってきます。
歯並びのことで質問やお悩みや不安などがある場合には、是非当院まで気軽に無料カウンセリングのご予約ください
当院は三軒茶屋駅から徒歩2分に位置しアクセスも良好です。土曜日、日曜 も診療し、お仕事帰りの方でも通える時間の夜20:30まで診療しています。
診療日は月 水 木 金 土 日 の上
休診 休診日 は火と祝日です。
虫歯の保険診療やセラミックなどの被せ物やインプラント、ホワイトニングは、一般歯科の歯医者の診療をお勧めしてます。親知らずの抜歯は口腔外科での受診をお勧めしております。
三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科(クリニック)
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