三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科を運営する医療法人D.D.Orthoが監修しています。
歯列矯正を始めるのはいつ?きっかけは?昨今の歯列矯正事情
2021年4月27日
こんにちは、三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科です。
本日は、昨今の歯列矯正事情をお話させていただきます。
歯の矯正をしたいと考えていても、成人後の現在でもなかなか治療に踏み切れない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
歯列矯正を始める時期やきっかけについて詳しくお話します。
■歯列矯正経験者の約3割が大人
厚生労働省の調査によると、20歳以上の成人の歯列矯正は約30%、3人に1人が歯並びに問題を抱え、大人になっても歯列矯正を行う機会を逃し、長く悩まれている傾向にあるようです。(厚生労働省 平成26年患者調査)
■矯正を始めるきっかけ
○見た目が気になってきた
例えば、家族や友人知人に歯並びについて指摘された、口が常に開いてしまう、人前で話す仕事が増えて口元を気にせず話がしたい、などありますよね。
また、大人になると就職や結婚式など大きなライフイベントを控え、矯正をしたいと考え始める方もいらっしゃるかと思います。
○歯の機能や身体に不具合が出てきた
食べ物がよく噛めない、歯磨きが十分にできずむし歯になってしまう、発音がしにくい、頭痛や肩こりがある、など歯並びの影響によって起こる不具合の改善で治療を検討しはじめるようです。
■治療をためらうのは
成人までに矯正を行わなかった方の多くは、歯並びに悩みがあっても、矯正を開始するタイミングが分からない傾向にあります。
治療中の見た目も、未成年時に比べると治療の決断を難しくしている要因になります。
成人を過ぎてから治療を始めた人の割合に絞り、治療を始めたタイミングを見てみると、20代~50代が8割、50代~70代が2割と、どの年齢層でも幅広く治療を受けている傾向にあります。
昔は歯列矯正は特別なもの、子どものうちから行うもの、という風潮にありましたが、今ではそのハードルが下がり、矯正治療は特別なものではなくなってきました。
始めたいと思った時が治療開始のタイミングといえるのではないでしょうか。
■普段どおりの生活で矯正ができたら…
普段の生活を変えることなく治療ができる点が大人の歯列矯正には欠かせないかと思います。
成人後であっても、治療器具の見た目を気にすることなく治療が可能な“インビザライン”は、透明なマウスピースを使用し、食事の際には取り外せますので、治療中ということが目立ちにくいのが特徴です。
コンピューター上で治療計画を綿密にシミュレートすることで、幅広い症例にも対応ができますので、歯並びについてお悩みの方は当院へお気軽にご相談ください。