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三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科を運営する医療法人D.D.Orthoが監修しています。

歯科矯正で横顔のラインの変化は生じるのか?歯を抜く必要あるのか?

2024年12月22日

ゴールデンプロポーション(黄金比)とは、美しさや調和の基準とされる数学的な比率のことを指します。

この比率はおおよそ 1:1.618 で表され、古代から建築や芸術、デザインの分野で利用されてきました。ゴールデンプロポーションは、自然界や人間の身体にも多く見られ、特に「美しさ」を評価する際に重要な要素とされています。

 

では横顔のゴールデンプロポーションとは、顔の美しさを数値的に評価する際の基準の一つで、特に横顔のバランスが黄金比に近いとされる理想的なプロポーションを指します。

具体的には、以下のポイントが重要とされています

 


1. 三分割の比率

  • 顔を縦に三等分して、均等なバランスかどうかを確認します。
    • 額の髪の生え際から眉間
    • 眉間から鼻の下(鼻翼基部)
    • 鼻の下から顎の先端

2. 横顔の角度

  • 横顔の美しさは、いくつかの角度でも評価されます。
    • 額から鼻への角度(額鼻角):
      • 理想:115~130度
    • 鼻先から唇、顎への角度(鼻唇角):
      • 理想:90~105度

3. フェイスラインのバランス

  • 顎先の形状やフェイスラインの滑らかさも重要。
  • 特に頬や顎のラインがシャープで自然なカーブを描くことが理想とされます。

一般的に、横顔のプロファイルは、鼻の高さや唇、下顎の前後的位置によって評価されます。評価基準の一つとして「E-line」があり、鼻と顎を結んだライン上に唇がどのように位置しているかを確認します。

たとえ鼻の高さや唇の位置が平均的であっても、下顎が後方にある場合、相対的に唇が前に出て見えることがあります。このような状態は、程度によりますが「口ゴボ」と呼ばれることもあります。

自身の見た目に対して「口ゴボ」が気になり、改善を希望される方も多いと思われます。

 

口ゴボの主な原因が唇の突出である場合、唇を後退させる治療が必要になります。歯列矯正治療においては、前歯を後方に移動させることで唇の後退を期待することが可能です。一般的に、歯の後方移動量の約1/2~1/3程度が唇の後退に反映されると言われています。

そのため、口ゴボの改善を目指す場合には、抜歯を伴う全体的な歯列矯正治療をご提案することがあります。

また、口ゴボの原因が鼻の高さや唇の位置が平均的で、下顎が後退していることに起因する場合、外科的手術を伴う治療が選択肢に入ることもあります。この場合、下顎を前方に移動(アドバンス)させる歯列矯正治療を行います。この治療法は状況によっては保険適用となる場合もあります。

しかしながら

基本的に「E-line」だから横顔のバランスがいいではなく、「E-line」でなくても鼻、唇そして顎の前後的なバランスをみてトータル的にバランスが取れている状況が綺麗な横顔と判断されると思われます。

 

歯並びと顔のバランスを考えた治療の重要性


歯並びを整える治療は、単に見た目を綺麗にするだけでなく、顔全体のバランスや機能にも影響を与える重要な施術です。当院では、患者様一人ひとりの骨格や噛み合わせの状況をしっかりと診断し、最適な治療方法をご提案しています。

顔と歯並びの関係 顔の印象は、鼻やあご、口元の形によって大きく変わります。以下のようなケースでは、歯列矯正が見た目や機能を改善する効果をもたらす可能性があります:

  • あごがしゃくれている、または引っ込んでいる
  • 横顔や正面から見た際のバランスが悪い
  • ガタガタな歯並びが原因で噛み合わせが悪い

これらの症状に対しては、外科手術を伴う場合もありますが、歯科医やドクターが丁寧に治療の必要性を判断します。

治療の流れ 歯列矯正治療を受ける際、以下のステップで治療が進みます:

  1. 初診カウンセリング
    自分の歯並びや噛み合わせの状況を把握し、治療の必要性をチェックします。
  2. レントゲンや画像診断
    骨格や歯の位置のバランスを考慮し、理想の治療計画を立てます。
  3. 歯列矯正装置の適用
    歯を少しずつ動かして見た目や機能を整えます。
  4. 調整と確認
    治療の途中で必要に応じてアンカースクリューを使用し、最終的な整えを行います。

自由診療と保険診療の違い 歯列矯正治療は多くの場合、自由診療に分類されます。そのため、費用の基準やデメリットについて事前にしっかりと確認することが大切です。保険が適用されるケースもありますが、噛み合わせが骨格に影響する治療が中心となります。

歯列矯正で期待できる効果 治療後は以下のような改善が期待できます:

  • 見た目が綺麗になり、自分に自信が持てるようになる
  • 噛み合わせが整い、食事がしやすくなる
  • 顔全体のバランスが改善され、印象が良くなる

お問い合わせ 歯列矯正に関する不安や疑問をお持ちの方は、当院のカウンセリングをご利用ください。適切な治療方法を選び、理想の歯並びと顔のバランスを目指しましょう。

 

 口ゴボとは?特徴と原因について


 

『口ゴボ(くちごぼ)』とは、上下顎前突とも呼ばれ、口元が前に突き出ている状態を指します。専門的な言葉では「上下顎前突」と表現されるこの状態は、歯茎が盛り上がったり、上顎や下顎の歯が前に出ていることで唇や口元全体が目立つ特徴があります。

 

口元の位置はどのように決まってくるのでしょうか?
基本的に前歯の位置が重要となっています。
前歯の位置が下がると、一般的に唇も後退し、前歯の移動量の約1/2~1/3程度の変化が口唇に生じるとされています。
なので、大幅な前歯の後退を期待する場合、抜歯を小臼歯の前から数えて4番目もしくは5番目の抜歯を検討します。
実際の症例を見てみましょう。
下の動画は歯を4本抜いて前歯が下がった為、口唇も位置が変わる変化も生じています。
症例1

 

当院は、東京都世田谷区にある歯列矯正治療専門のクリニックです。本日は、当院で治療を受けられた患者様の症例をもとに、歯列矯正による口ゴボ改善の実例をご紹介いたします。

今回の患者様は、埼玉県にお住まいの20代女性です。主なご相談内容は、出っ歯の改善でしたが、口唇の突出感や上下顎前突、口ゴボの改善も希望されており、当院へ足を運んでいただきました。

治療計画としては、出っ歯と口ゴボの改善を目指し、抜歯を含む歯列矯正治療をご提案。患者様に治療内容をご理解・ご納得いただいた上で、治療をスタートしました。

使用した装置は目立ちにくいハーフリンガル矯正です。患者様はマウスピース矯正では自己管理が難しいと感じられたこと、さらに費用面でのご要望があったため、この装置を選択されました。

動的治療にかかった期間は約2年半で、治療終了後はマウスピースを用いた保定を行っています。

治療の結果、前歯が大きく後退し、それに伴って唇も自然に後退しました。その結果、口ゴボが改善され、唇を閉じづらい状態も解消されました。

なお、口ゴボ治療に関連するリスクや副作用としては、歯肉退縮や歯髄壊死、歯肉炎、歯槽膿漏、歯周病、虫歯、歯根吸収などが挙げられます。ただし、今回の治療においては特に目立った問題や副作用もなく、順調に進行しました。

 

 


 

症例2

 

東京都世田谷区在住の20代女性、前歯にでこぼこと、前歯が前方に傾斜しているのを改善したいとのことで当院の歯列矯正相談をさせていただきました。

現状として、上下顎前突、上下顎前歯唇側傾斜と診断し、前歯は下げたいとのことで4本抜歯での治療となりました。

裏側矯正、ハーフリンガルと悩んだ結果、治療費は安い方がいいとのことで、表側矯正となりました。

治療期間は22ヶ月でした。

治療の結果、前歯が大きく後退し、それに伴って唇も自然に後退しました。その結果、口ゴボが改善され、唇を閉じづらい状態も解消されました。

動的治療終了後は、整った歯並びと咬合を維持するために、透明で目立ちにくいマウスピース型の保定装置を使用しています。また、取り外しができないワイヤーを歯の裏側に装着し、歯列の安定を図っています。

動的治療終了後の6ヶ月から12ヶ月間は、食事や歯磨きの時間を除いて保定装置を使用していただきます。その後、動的治療から1年半経過時点で就寝時のみの使用に切り替え、徐々に使用時間を減らしていく予定です。治療開始から2年経過後は、患者様の希望を確認しながら定期的な通院を続けていきます。

【リスクと副作用】
歯根吸収、歯肉退縮、後戻り、虫歯、痛み、歯肉炎、歯槽膿漏、歯周病などが挙げられます。

 

 

 

 

口ゴボを矯正歯科治療で治す方法について

抜歯をすれば前歯が下がって口ゴボの改善がするか?


では、抜歯をすれば前歯が下がって口ゴボの改善がするかというとそういうわけでもありません。

例えば下の症例のように、でこぼこが多く、抜歯したスペースを使用して八重歯などの改善を行なった症例では

前歯が大きく後退しないため、口唇が変わることが小さいです。

 

東京都世田谷区在住の20代男性が、八重歯を改善したいとのご希望で当院の歯列矯正相談にお越しいただきました。

歯列矯正装置はワイヤー矯正をご希望され、学生ということで治療費を抑えられる表側矯正を選択されました。

歯列のデコボコが目立ち八重歯になっていたため、上下左右1本ずつ計4本の抜歯を行いました。

治療期間は約22ヶ月で咬合および歯並びの改善が見られたため、動的治療を終了しました。

動的治療終了後は、整った歯並びと咬合を維持するために、透明で目立ちにくいマウスピース型の保定装置を使用しています。また、取り外しができないワイヤーを歯の裏側に装着し、歯列の安定を図っています。

動的治療終了後の6ヶ月から12ヶ月間は、食事や歯磨きの時間を除いて保定装置を使用していただきます。その後、動的治療から1年半経過時点で就寝時のみの使用に切り替え、徐々に使用時間を減らしていく予定です。治療開始から2年経過後は、患者様の希望を確認しながら定期的な通院を続けていきます。

【リスクと副作用】
歯根吸収、歯肉退縮、後戻り、虫歯、痛み、歯肉炎、歯槽膿漏、歯周病などが挙げられます。

 

 

矯正治療症例集

 

歯列矯正での抜歯選択について


歯科矯正治療では、4番目や5番目の歯を抜歯する場合があります。どちらを抜くか、または他の歯を選ぶかは、歯並びや咬合の状態、歯の健康状況などを総合的に判断して決定します。

一般的には、上顎と下顎ともに4番目(第1小臼歯)を抜歯するケースが多いです。本記事では、具体的な症例を交えながら解説していきます。

 

抜歯の必要性と基準

患者様の口腔内の状態を総合的に診断した上で、非抜歯で治療が可能な場合はその方向で対応します。一方で、抜歯が必要な場合は4番目や5番目、または他の歯を選択し、理由を丁寧にご説明した上で適切な治療を行います。

ここでは、当院の判断基準についてご紹介します。

非抜歯の基準

  • 歯を抜かなくても審美的・機能的に正しい咬合が実現できる場合
  • 歯を抜かなくても美しい横顔を維持できる場合

抜歯の基準

  • 抜歯なしでは審美的・機能的な改善が難しい場合
  • 抜歯なしでは美しい横顔が得られない場合

これらの基準に基づき、シンプルで明確な判断を行っています。


4番目を抜歯する理由

では、なぜ歯列矯正治療では4番目や5番目の歯が抜歯されることが多いのでしょうか?

歯には咬合における役割分担があります。前歯は食べ物を噛み切る役割を、奥歯は噛み切った食べ物をすり潰す役割を担っています。その中間に位置する小臼歯(前から4番目、5番目)は、前歯と奥歯の中間的な働きをします。そのため、4番目や5番目のどちらか一本を抜いても咬合に大きな影響が出にくいことから、矯正治療ではこれらが選ばれることが多いのです。

 

 

抜歯での歯列矯正歯科で選択する歯について解説

 

歯列矯正の費用について


東京都世田谷の三件茶屋にある当院の費用は一般的な費用よりも抑えて設定しておりますが、仕上がりにこだわった治療を提供しております。

インビザラインは治療費は定額制となっています。 費用についてご覧ください。

https://www.sangenjaya-ortho.com/price/(費用について)

費用についてご不明な点等がありましたらご連絡ください。

 

当院での裏側矯正費用の値段は「上限」を提示しています。
治療前に裏側矯正費用の「下限費用」と「上限費用」の値段を提示します。
予定通り進めば矯正の治療費用を安くできます、治療期間が延びてしまっても、上限以上の値段の治療費用はかかりません

 

処置料の値段の合計費用には上限があるため、ハーフリンガル矯正の上限費用以上の治療費用はかかりません。

 

三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科 矯正治療費

 

 

 

横顔をきれいにしたい方へ

 

 

矯正相談のご予約・お問い合わせについて


後悔しない 出っ歯(上顎前突)や口ゴボ、上下顎前突の歯列矯正治療をご検討中の方は、ぜひ当院へご相談ください。初めての方にも安心して治療を受けていただけるよう、わかりやすい説明と親身な対応を心がけています。お問い合わせやご予約は、当院のホームページ(三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科)よりお気軽にどうぞ。

当院では、口腔内スキャナー「iTero」を活用して精密な口腔内情報を取得し、3Dプリントされた歯列模型を使用して裏側矯正装置を作成しています。

歯列矯正治療を通じて、トラブルや失敗を避けながら、美しい笑顔と健康的な歯を手に入れましょう。スタッフ一同、皆様の一歩を全力でサポートいたします。


歯列矯正治療の選択肢と当院の対応

歯列矯正治療にはさまざまな選択肢があり、患者様それぞれのニーズに応じた最適な方法を選ぶことが重要です。当院では、以下の治療法を含む多様な選択肢をご用意しています:

  • 目立ちにくい矯正: インビザラインやハーフリンガル矯正、裏側矯正
  • ワイヤー矯正: 表側矯正、部分矯正
  • 小児矯正: 子ども向けの矯正治療

患者様のライフスタイルや歯並びの状態に応じて、希望される治療結果に合った最適なプランをご提案します。多くの芸能人やYouTuberの方も目立ちにくい歯列矯正を希望し、当院をご利用いただいております。

症例としては、開咬、八重歯、出っ歯、受け口、すきっ歯など、さまざまな歯列の問題に対応可能です。治療後は保定装置(リテイナー)を使用して、美しい歯並びを維持します。

歯列矯正治療を進める中で、口腔内環境の変化により歯磨き習慣が特に重要になります。当院ではその点も含め、丁寧にサポートいたします。


ご予約・診療時間のご案内

当院は三軒茶屋駅から徒歩2分の好立地にあり、土曜・日曜も診療を行っています。夜20:30まで診療しているため、お仕事帰りにも通いやすい環境です。

  • 診療日: 月、水、木、金、土、日
  • 休診日: 火曜日・祝日

その他の治療(虫歯、セラミック被せ物、インプラント)は一般歯科、親知らずの抜歯は口腔外科での診療をおすすめしています。


当院の詳細とアクセス

  • 医院名: 三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科
  • 住所: 東京都世田谷区三軒茶屋1-32-14 園田ビル地下1階
  • 電話予約: 03-6805-5765
  • 予約フォーム: こちら

アクセス方法や詳しい情報は以下をご覧ください:


当院のSNS

当院の雰囲気やスタッフの様子はSNSでご覧いただけます。

  • Instagram: @sangenjayadental
  • LINE予約: LINEからもお気軽にご予約いただけます。

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初診「個別」相談へのご案内

当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。

電話でのお問い合わせ

03-6805-5765

住所

〒154-0024
東京都世田谷区三軒茶屋1-32-14

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