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この記事の監修者

三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科を運営する医療法人D.D.Orthoが監修しています。

歯列矯正時の痛みは成長の証?恐れず乗り切るために

2022年3月11日

こんにちは、世田谷区の三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科です。

 

当院は患者様の歯並びや咬み合わせなど、お口まわりのいろいろなお悩みを解決するために、無料で個別相談を受け付けています。
以前、ブログで歯の矯正のしくみについてお伝えしました。今回は、矯正の際の痛みにフォーカスしてお話ししたいと思います。

目次

■矯正治療中に痛むのはどんな時か
■矯正治療中に痛む理由
■「歯並びと咬み合わせの専門家」である当院にご相談ください

■矯正治療中に痛むのはどんな時か


矯正治療の際に感じる痛みというのは、歯が動く時と、歯を動かすための矯正装置から生まれているのです。
大きくは次の3つの場面で痛みを感じやすくなります。

○装置をつけた時、交換した時

矯正治療は、少しずつ歯を押すことで骨の代謝が生まれ、その結果歯を動かすしくみです。歯を移動させる目的の矯正装置をつけたことにより発生する痛みは、歯を移動させようとする力がかかったゆえの痛みです。
ワイヤー矯正では、歯の表面に接着した装置にワイヤーを入れた結果、力が加わり歯が移動し始めます。マウスピース矯正は、マウスピースと患者様の実際の歯並びとの間に小さなズレが起きるように設計されていて、歯に力がかかることで歯が動き始めるしくみです。

矯正の期間中、絶え間なく歯を動かす圧をかけている間ずっと痛いというわけではなく、はじめは痛みを感じる方も、矯正に慣れると痛みが治まる場合が多いようです。痛いのは誰でも嫌ですし、不快な気持ちになることと思いますが、矯正がきちんと機能している表れでもあるのです。

 

○ものを噛む、上下の歯がぶつかった際の痛み

矯正装置によって歯を動かす圧力がかかっている状態の歯はとても敏感になっています。ですから、ものを噛んだり、何かが原因で上下の歯がぶつかるだけで、その衝撃によって痛みを覚えることがあるのです。とくに矯正をはじめたばかりの頃は、矯正装置に慣れず不快に感じることもあり、痛みを感じやすくなることもあるようです。
これはワイヤー、マウスピースによる矯正、どちらであっても発生する痛みです。痛みは個人差がかなりあり、比較的強く噛んだとしても痛みがない患者様もいます。

 

○口内炎ができたり、唇や口の中が傷ついたりすることによる痛み

ワイヤーでの矯正を行なっている方の中には、ワイヤーの装置が当たり傷を負ったり、口内炎ができてしまったりすることがあります。口の内側の粘膜はとてもやわらかく、ほんのわずかに装置が当たっただけでも傷ついてしまうのです。
ワイヤー矯正には歯の表側に付ける表側(唇側)矯正と、歯の裏側に付ける裏側(舌側)矯正があります。裏側矯正は矯正が目立たなくてよいというメリットがありますが、舌が当たりやすいため、唇や口腔内、頬の粘膜だけでなく舌も傷つける恐れがあります。もちろん、すべてのワイヤー矯正装置が痛むというわけではありませんし、治療現場ではさまざまな工夫がなされています。矯正装置が当たらないよう、カバーのようなものを付ける方法もあります。

 

○インビザラインでの痛み

当院がおすすめしておりますインビザラインをはじめとするマウスピースによる治療は、歯を全体的に覆うので、唇や口腔内を傷つけることはほとんどなく、この種類の痛みに悩まされる方はごくわずかです。

インビザラインは、およそ10日ごとに患者さんご自身でマウスピース(アライナー)を交換する矯正治療方法です。あらかじめ細かいシミュレーションのもとにたくさんの種類のアライナーを用意します。ワイヤー矯正より少ない幅で歯を段階的に少しずつ動かしていくことができるため、歯を動かそうとする圧力を強く感じにくいという大きなメリットがあります。ワイヤー矯正のように装置が歯茎や粘膜を傷つけるリスクが少ない点も、痛みの軽減に役立っています。
しかし、歯全体を覆うようなマウスピースタイプのインビザラインでは、歯が圧迫されている感じを受けやすく、そのことが不快感や痛みの原因になることがあります。

 

インビザラインは痛みが少ない

インビザラインは痛みが少ない

 

■矯正治療中に痛む理由


では、矯正治療によって歯を移動させる時、どうして痛みが出るのでしょうか。

私たちが痛みを感じる原因は、刺激が神経を通り脳に到達し、痛みの中枢へと伝えられ、「痛い」という信号を発することから生まれます。矯正治療の場合ですと、もともとあった場所からほんの少し歯が押され、歯に新たな圧力が加わることで骨の代謝を呼び起こす、言い換えると歯を支える骨に炎症反応が起きるためなのです。炎症は悪い存在ではありません。痛みを抑えるための役割を与えられているわけです。
痛みの感じ方は人によって違い、強さや持続する日数なども異なります。患者様の体調や精神状態などによっても違います。とくに、矯正装置をつけた時に生じる痛みにはばらつきがあり、中には痛みや不快感をほとんど感じられない患者様もいらっしゃいます。

このように、治療を受けている皆さまがすべての痛みを体験するとは限りませんが、痛いかもしれないと思われるだけでもたいへん不快なことと思います。決して短いとはいえない矯正治療の期間を乗り切るためにも、痛みが続く時はぜひ矯正歯科医院にご相談ください。

なお、その時にはできるだけ具体的に「どこが」「どのくらい」痛むかをお伝えいただくことで、歯科医院としても痛みの原因に早くたどりつけるようになります。とくに、歯が動き始めた時に痛みがあった時には、患者さまから“このような痛みがあった”というように、次の診療に行った時に矯正歯科医や歯科衛生士にお伝えいただけることで、対処のヒントにつながります。
なお、痛みがひどい場合やなかなかおさまらない場合は、次回の通院予約が先であってもお早めに歯科医院にご連絡ください。なんらかの対処ができることがあります。

痛みの感じ方や程度がさまざまであるように痛みの表現も実にさまざまです。
例えば、歯が動き始めた時の痛みを表現すると、通常、“がまんできる痛さ”、“食べ物が噛めない痛さ”が挙げられます。痛みに対して敏感な人は、“顔をしかめる痛さ”、“夜眠れない痛さ”などと表現されることもあります。

患者様の痛みは、本人しかわからないものです。痛みに耐えられなくなったあまり、治療自体をやめたくなってしまってはなんのために治療を始めたのかわかりません。ご自宅でできる方法を繰り返しても痛みが引かない場合は、ぜひ歯科医院にご相談ください。

 

■「歯並びと咬み合わせの専門家」である当院にご相談ください


当院では「ライトフォース理論」に基づき「痛みを抑えた」治療を実践しています。
https://www.sangenjaya-ortho.com/painless/
また、裏側矯正でも結さつ線を利用しないクリッピーシステムを用いることで痛みの軽減を図っています。
https://www.sangenjaya-ortho.com/invisible/

矯正中の痛みとは、まさに自分が変わっていこうとする証でもあります。
痛みをただ怖がるのでなく前向きに「手ごたえ」としてとらえていただくことで、長い矯正期間を乗り越える力に変えていただければとスタッフ一同、心から願っております。
すこやかで明るい人生を楽しむ上でも、今一度ご自身の歯がどれだけ大事かを見つめ、矯正治療という選択肢と向き合ってみてはいかがでしょうか?歯並びで気になることがございましたら、当院では無料相談を行なっております。まずはご相談ください。

 

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当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。

電話でのお問い合わせ

03-6805-5765

住所

〒154-0024
東京都世田谷区三軒茶屋1-32-14

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