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歯科器材の当院での滅菌について/世田谷区、三軒茶屋

2017年12月1日

 

こんにちは、三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科(東京都世田谷区)の歯科衛生士三輪です。

 

以前新聞にてハンドピースと呼ばれる金属の柄(下写真)を患者様事に交換を行っていない歯科医院が多くあると話題になったことをご存知の方もいらっしゃるかと思います。
この部分は口に触れた手袋にて握る部分です。柄だとしてもたくさんの細菌がついており様々な感染症のリスクとなります。
皆さんは滅菌や消毒、洗浄という言葉を聞いたことはありますか?

滅菌の定義:芽胞、ウイルスを含むすべての微生物を死滅させ完全に除去し、無菌状態にすること
消毒の定義:人体に有害な微生物の感染力を物理的、化学的手段を用いて静菌的な状態にすること
洗浄の定義:流水と洗浄剤を用いて目に見える汚れを洗い流すこと

 

 

これらからもわかる通り滅菌は無菌状態にあり安全と言え、消毒や洗浄では菌が付着したままですし、お口の中に入れてほしくないですよね。

 

それでは菌を完全に死滅させるためにはどうしたらいいのかというと、熱や薬品を用いた方法にて行います。
当院では使用した器具を薬液に浸し物理的な汚れ(タンパク質等)を除去します。バー類は超音波の機械を使用し洗浄を行っています。その後「オートクレーブ」といい熱を使用して滅菌を行っています。
この機械の特徴は121度以上の高圧蒸気を使用し機材の内部も滅菌されます

 

 

当院での患者様の来院から治療、滅菌までの流れ
患者様が来院前に使用機材の準備を行います。
この時点で袋は開けません

お席に座ってもらいこの時に開封を行います。
当院では機材の接続部分にもディスポーザブル(使い捨て)の袋をかぶせております。

この接続部分は外すことが出来ないため滅菌が出来ません。
そのため患者様事に袋を替えこの部分も清潔に保つために袋を使用しております。

治療終了後機材の洗浄を行い、専用のタンパク質分解洗剤にて漬け置きを行います。

薬剤をよく洗い流し乾燥させます。

滅菌パック(滅菌を行うための包装紙)にいれ滅菌を行います。
滅菌が正確に行われたのかをマークを見て確認を行います。。

滅菌パックは使用後分別を行い処分しています。

 

 

当院では患者様に安心していただける診療を行うために全ての機材に対しこのような滅菌を行ってお ります。

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