子供の矯正、いつ?どこで?
2017年11月30日
こんにちは、三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科の歯科医師、内澤理恵です。
日に日に寒くなりますね。毎朝お仕事に向かわれる社会人さん、学校に行く学生さん、お子さんの送り迎えをするお母さん方…皆さま寒い中お疲れさまです。
私は出勤時間の寒さに耐えられず、ついにダウンを出しました。
さて、今日は自宅にて書いています。
内容としては、母親目線での、子供の矯正治療について。専門的な矯正治療についての説明は認定医である院長に任せるとして、今回は子供を育てる親としてよくぶつかる悩みのお話をします。
検診で指摘されて!?
検診などで「矯正の必要があります。」とお子さんの歯並びを指摘されたことのある方、意外と多いと思います。小さければ1歳6ヶ月検診で伝えられ、歯科医院を受診すべきか、矯正治療を受けるべきか、などと悩む方もいらっしゃるかもしれません。
先に、検診はスクリーニング検査であるとお話します。つまり、「悪い状態」の人から「今後悪くなる可能性がある」人まで幅広く受診の必要ありと伝えられるのです。とはいえ、普通のお母さんには自分のお子さんが上で述べた幅広い中のどこらへんなのか、わからないですよね…。
そこで、提案です。
まずは、歯科医院を受診してみてはいかがでしょうか??
検診で指摘されたこと、治療をする場合やしない場合について、そもそも矯正とはなにか…など、疑問や不安を解決するのです。
子どもは成長します。アゴの骨や歯並びも年と共に成長し、歯も生え換わります。本当に矯正をする必要があるかや、その子その子にあったタイミングで適切な治療を受けるため、そして何より親として後で後悔しないため、まずはお子さんのアゴや歯並びの状態を知って不安を取り除くのが一番だと私は思っています。
矯正のエキスパートとは
そして更に言うと、できれば矯正の認定医など、専門の資格をもった歯科医師が担当してくれるクリニックがオススメです。
実は歯科医師の中には、特定の得意分野がある人がいます。彼らは認定医、専門医など、その分野に秀でていることを示す資格を持っているのです。患者さまのニーズや歯並びの状態に合わせ、より多くの選択肢を提供できるのは、やはり専門の資格を持つ矯正科医ならではですよね。
私事になってしまいますが、ウチの娘が今1歳7カ月ですが、これが将来歯並びが悪くなりそうな口をしているんです!
やはり餅は餅屋、と言うことで、院長にしょっちゅう相談しています。院長いわく「大きくなったらどんな種類で治すか(マルチブラケットかマウスピースか)本人と相談だね」だそうです(笑)
マルチブラケット、マウスピースについては、院長が別の記事で説明しているので、そちらを…。
あなたのお子さんに合った矯正科医とは
繰り返しになりますが、お子さんそれぞれで矯正を始めるべきタイミングが違います。年齢や生活習慣によって、通院できるかどうかも変わります。
矯正治療は長い期間続ける必要があります。途中で受験勉強が忙しい時期やお友達と遊びたい時期など、通院しにくい事情が生じる可能性もあります。また、治療の内容によってはお家の方につけたりはずしたりのお手伝いをお願いする場合もあります。
お子さんや周りの環境に柔軟に対応してくれる医院や矯正科医が見つかるといいですね。